普段からこまめにお掃除しておけば、こんな大変なことにはならなかった…。
そんなことはわかってる。
日々の家事に育児に仕事に忙殺され、浴室まで手が回らない。気付けばあちこちカビや水あかがいっぱい。
そんなときでも簡単に、しかも地球に優しいecoクリーニングしてみませんか。
浴室がキレイだと気持ちよく入浴できる。そして明日もがんばれる。そんな元気の源バスルームを目指しましょう〜!
エコクリーニング!
クエン酸で簡単お風呂掃除
〜 浴室のドア編 〜
浴室のドアの下にある通気口。見落としがちですが、お掃除していますか?
汚れが見えるガラスやパッキンなどのカビは気になって掃除をするけれど、あまり気にしていなかったドアの通気口、よく見るとほこりがいっぱい…。
この通気口、見落としがちなお掃除ポイントなんです。
この通気口は"ガラリ"と言って浴室の換気をするためのもの。
浴室の換気扇を回すと通気口から外(脱衣所)の空気を取り込み、湿気を換気扇で外に追い出すという仕組みです。
ガラリは対流を起こす役割のため特殊な形になっていて、それが空気と一緒に取り入れられたホコリを隙間に溜めやすくさせてしまっているのです。
なんでこんなにほこりが溜まるんだろうと思っていたのですが、そういうことだったんですね。
ホコリが溜まって通気が出来ないと、いくら換気扇を回していても効率が悪く、湿気の多い時間が長くなるので、カビが生えやすくなってしまうんです。
それどころか、換気扇をしながらお風呂に入っている場合、浴室の空気はもしかして・・・・あああ、それ以上は考えたくないですね。
だから、逆にガラリがきれいであれば、浴室内の空気はきちんと入れ換わり、カビが生えにくい環境を保てるという事なんです。
通気口であるガラリの掃除は見落としがちですが、見落としてはいけない場所なのです!
ドアの汚れは石鹸カスがほとんど。石けんはアルカリ性なので、酸性のクエン酸でお掃除。
(洗剤別お掃除場所一覧表をもう一回確認する>>check!)
用意するのは
汚れに直接クエン酸スプレ―をかけ、数分置いてから、歯ブラシを隙間に入れて一気に左右にガシガシガシー!
すると取れる取れる。真っ黒いホコリが…。
端の方はブラシが届かないので、キッチンペーパーと割りばしで取りました。
綿棒の方が楽かなと思ったのですが、綿棒だと柄が細すぎて力を入れると曲がってしまって、ほこりを取るのには向いていなかったです。
パッキンや細かいところも、クエン酸スプレーをかけて、歯ブラシでゴシゴシしたらキレイに落ちました。
最後にシャワーで洗い流して「ガラリ」の掃除終了。
シャワーが届かない場所は、洗面器で水をかければ流すことができます。
ドアに付いた汚れは、ほとんどが飛び散ったシャンプーや石鹸カスと水垢。
アルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸が相性が◎
スプレーを吹きかけて、しばし待ったらスポンジで汚れを落とします。
このガラス面は表面がザラザラしているので、たわしでこすりました。
鏡も蛇口の汚れはほとんどが水垢。
よくシャンプーなどが鏡に跳ねたりしちゃいますが、鏡や蛇口にシャンプーなどに泡が付くと、すぐ気が付くのでシャワーで落としますよね。
ですが、濡れた状態はお風呂場では"当たり前"なのでいちいち拭いたりしません。それが自然に乾いたのが水垢の正体。
水分が蒸発して、カルシウムやマグネシウムなどが残ってしまうのです。
水垢はクエン酸ですよね。
なので、ここもクエン酸スプレーをかけて磨いていきます。研磨剤が入っているので歯磨き粉でもキレイになりますよ。
※くもり止め液を塗ってあったり、撥水加工やくもり止め加工をしている鏡にはクエン酸はNGです。
効果がなくなるだけでなく、かえって汚れたようなに曇ってしまいます。ご注意ください。
お風呂のふたの折り目って、黒カビが発生しやすいんですよね。
しかもここの黒カビ、隙間ブラシなどでガシガシやってもなかなか落としきれない、かなりの頑固もの。
その黒カビがなんと"砂消しゴム"で落ちるんです!
昔懐かしい"砂消し"、お家の文房具入れや引き出しの奥底に眠っていませんか?
ない場合は100円均一でも購入できるので、お手軽ですね!
気になってはいたけどずいぶん見ないふりで放置していたバスルーム。いったんキレイになると、維持したくなるのものですよね。
お風呂上がりに壁や鏡の水滴を拭き取るとか、石鹸カスを流すとかちょっとしたことでも、次のお掃除が格段に楽になりますよ。
バスルームは体の汚れをキレイにするところ。せっかくなのでキレイな空気、きれいなバスグッズで、身も心もゆったりリラックスしましょう。
お風呂レシピ
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