北イタリアを代表するシャツブランドである「ORIAN(オリアン)」。故ジャン・ガエターノ・オリアン氏によって、彼の理想とするシャツを 追求すべく創業されました。シャツ自体の主張や過度な装飾を排することにより、着る人の個性を際立たせるシャツを理想とし、そこにエレガンスがあると考えた。さらに、素肌に密着するアイテムだけに、快適に着られるシャツでなければいけないという創業者の思いは現在も脈々と受け継がれ、慎重に裁断し縫製されている。
1925年から熟練したクラフツマンシップを今に伝える、ナポリ屈指のカミチェリア「Finamoreフィナモレ」。半世紀以上も男性たちに支持されてきたフィナモレは、ナポリのテーラリングの伝統を拠り所としながら、マシンメイドにはない手縫いならではの吸いつくような着心地の良さを実現しています。PITTI UOMOにも出展し、近年は洗いをかけたカジュアルシャツも人気を博し、洗いをかけてなお上品さを失わないその完成度は、他に類を見ません。
1967年創業のイタリアを代表するシャツブランド「GUY ROVER」。オールマシンメイドによる最高級のシャツを提供することをコンセプトとして、非常にコストパフォーマンスに秀でたドレスシャツを発表しています。サルトリアの技術を、現代のシャツにいかに反映できるか試行錯誤を重ねGUY ROVER(ギ・ローバー)のシャツは作られています。グッチやエトロ等のOEMも請け負っているだけあり、非常に高いクォリティを誇るブランドです。今では世界中の数多くのセレクトショップで扱われています。
蝶のアイコンを持つポロシャツで話題のブランド「イレブンティ」。オーナー兼デザイナーはマルコ・バルダッサーリ氏。イタリア、ピエモンテ州に拠点を置き、イタリアの感性を生かした新鮮なカラーリングと洗練されたスタイリングによって“大人が着られる ラグジュアリー・カジュアル”を提案し、国内外問わず人気を博しています。
「Kiton」創始者の甥であるアントニオ・バルバが1964年にナポリで創業したシャツメーカー「BARBA」。当初は小さなシャツメーカーとしてナポリの一部の人々のためだけに生産を行っていましたが、洗練されたスタイルとクオリティ、テキスタイルが好評を博し現在ではイタリアをはじめ世界中のショップで展開されています。伝統的なナポリシャツのハンドメイドのスタイル(袖付け、襟付け、ボタンホール、ボタン付け、カンヌキ、ムーシェ)等、美しさと耐久性を同時に実現した拘り抜いたブランドです。
1957年イタリア・ナポリで創業されたシャツの名門ブランド「ルイジ ボレッリ」。ナポリの伝統を受け継いだ卓越した仕立て技術と良質な素材選 び、個性ある色彩で現在ではシャツをはじめスーツ、ジャケット、ブルゾンそして靴にいたるまで幅広いアイテムを展開しています。ナポリの熟練の職人によるハンドメイド仕立てと高品質な素材を使用し接着芯を使わず、裁断は直線裁ちではなく立体的。8つの手作業部により生み出される最上の着心地でアームホール、衿回り、ヨーク、ボタン、ボタンホール、剣ボロ、前立て、ガセット、つまりは力が加わったり、柔らかさが必要となる部分をハンド縫いにしております。
エッリコ・フォルミコラの歴史は意外にも新しく、2008年にイタリアのナポリに誕生したシャツブランドです。ブランドと同名のエッリコ・フォルミコラはイタリア屈指のシャツブランドであるLuige Borrelliルイジボレリなどに身を置き経験を積んだ人物です。創業から6年あまりでありながら今では一流のシャツブランドとなったエッリコ・フォルミコラは、現在では日本を代表するセレクトショップであるユナイテッドアローズやエディフィスなどと言ったブランドを中心に販売されており、日本でも人気を高めています。
1964年、アルド・ニコレット氏によって北イタリアのパドヴァ近郊で創業したクラシコ・イタリア協会員のファクトリーブランド「Belvest ベルベスト」。エルメス等の一流メゾンのプレタポルテを請け負ってきた名門ブランドで、数あるイタリアのファクトリーの中でも実力の高さは折り紙付きです。ソフトなコンストラクションを保ちながらもエレガントさを表現する技は、「Belvest ベルベスト」の真骨頂です。
アメリカ西部に生息していたカウボーイたちが着ていたシャツをルーツに作られたもので別名カウボーイシャツとも呼ばれる。独特のショルダーデザインや、バックヨークのデザインが特徴で、カフスボタンなどがスナップボタンを使用しているものが多い。
クレリックシャツとは、身頃が柄または色無地の生地で、襟やカフスが白無地になっているシャツのことを言います。上品な中にもカジュアルな雰囲気を併せ持つアイテムとして人気を集めています。また最近ではクールビズの定着により、シャツ1枚でもかっこよく決まるアイテムとして注目されています。
襟の開きが特に大きいホリゾンタルカラー。さらに開きの大きいものはカッタウェイなどとも呼ばれ、ドレススタイルだけでなくノータイでの使用にも最適。Vゾーンが特にエレガントで華やかな印象になりますので、少し大胆にフロントを開けて着用しても男らしくて◎。
レギュラーカラーよりもやや襟先が開いており、流行にとらわれることなくお使いいただける定番デザイン。様々なネクタイの太さにも対応しやすいシャツですので、ジャケットスタイルからカジュアルまで汎用性に優れるデザイン。
襟先にボタンがついており、一般的にはフォーマルでの使用には向かないカジュアル向けのシャツ。アメカジ、アイビールックの定番アイテムとして人気。最近ではクールビズの定着により、ノータイ時にシャツだけでも首元がお洒落にキマるとしてビジネスでの使用も増えています。
カジュアルシャツを代表するボタンダウンシャツで頻繁に用いられる生地。比較的太い糸を使うことから適度に厚みや硬さがあり、シワがつきにくく丈夫なのが特徴です。さらに通気性にも優れているため、スポーツウェアに用いられることもあります。このオックスフォード生地の糸を細くすることで、ピンポイントオックスフォードやロイヤルオックスフォードといった生地が作られ、ジャケットスタイルなどに取り入れるスタイルも増えています。
リネン生地は麻糸を使って織られた生地で、紀元前のエジプトですでに生産をされているとても歴史のある素材。吸水性が高く、とても丈夫な生地として知られ、コットンやシルクよりもザラッとした肌触りでその清涼感から特に夏場に大活躍する生地です。独特のシワ感や節があるのが特徴です。
鹿の子編み素材とは、表面に凹凸が出来るように編み上げた生地で、通気性に優れる素材の為、ポロシャツやスポーツウェアなどに用いられる素材。汗をかいてもムレにくく、サラりとした肌触りが夏素材としてとても人気の生地。生地自体に伸縮性もあり、着心地の良さも人気の秘訣。