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2019/10/24 14:11
『スノーボードの板』と言っても様々な違いがあります。
見た目、にも特徴を持たせた技術があります。
その中の一つをご紹介します!!
この様に、突起などがある板を見かけたことはないでしょうか。
実はこの突起、意味があるんです!
一言でいえば、『反発力が上がり、滑りのキレを高める』
そんな特徴があります。
具体的にどう変わるの?
反発力とは、板をしならせて板が戻ろうとする力。
この力が高まると、
・板のしなりを使う『オーリー』などで、普段より高く飛べます!
(高さの必要なスピン系のグラトリがやりやすくなります。)
・カービングターンで、ズレにくくなります。
(ズレが少ないと、綺麗な曲線が描けます。)
こんな感じで、より高いレベルのスノーボードが可能になります。
この突起をわかりやすく使っているブランドがあります。
【ROME SDS】
(ローム エスディーエス)
というスノーボードブランドです。
このロームは独自のテクノロジーを持っています。
・ホッドロッド
釣り竿のような細いロッド。
カーボン、グラスファイバー、バンブーの3種類がある。
・ターボロッド
小さな筒状の管の中にカーボンのロッドを挿入したもの。
ホットロッドよりレスポンスが強くダイナミック。
素材、配置を変えることで様々なライディングスタイルに適した力を与えます。
さらに、
・ハイビームテクノロジー
ユニークな形状がボードのコアを削って形作られ、
パターンや厚さの違いでキレや衝撃吸収のレベルが変わってきます。
素材とテクノロジーがうまく混ざり合い、
異なるライディングスタイルにあったボードにすることができるのです。
これらの技術を生み出せたのも
『スノーボードの環境で生きているスタッフで構成したスノーボードカンパニーであること。
そしてスノーボードを今よりもずっと楽しいものにすること』
クレイジーで最高なスノーボーディングをスタッフ自らも楽しむことを求める。
そんな理想を持ち続けた結果なのでしょう。
見た目、からわかる違いを持たせたロームのスノーボード。
これからの進化が楽しみですね!
最終更新:2019/11/01 19:55