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2019/08/30 18:47

近年スノーボードで人気のジャンル「グラトリ」

フラットバーンを使ってトリックを決めながらライディングをするこのスタイル。
最近ではグラトリ専用ボードと呼ばれるものも一部のメーカーから発売されたりもしています。

そこで気になる、グラトリボードにはいったいどんなスペックが使われているの?
というお話です。

グラトリと一言で言ってもその中には
板の片側に大きく重心を寄せて滑る「プレス」と呼ばれる動きや
ぐるぐる回る「スピン」と呼ばれる動きなど、
全く異なった動きがいくつか組み合わさって構成され、様々なアクションを可能にしています。
gtblog1.jpg

中でも「プレス」と「スピン」はグラトリの基本とも呼べる要素になっており、
それぞれに求められるボードの特性に違いがあります。

「プレスに必要な要素は?」

プレスは板の片側に大きく体重をかけ、もう片側が浮いている状態を作る動きです。
そのため、この「板を押さえた形」をより作りやすく、ノーマルな「キャンバーボード」よりも
ベースが逆向きに反っていて板をロッキングチェアのように簡単に傾けれる「ロッカーボード」が
有利になってきます。しかし、ロッカーボードではエッジグリップがややルーズになり、
不安定になっているためより安定性の高い「ダブルキャンバー」形状が実用的にオススメな形状です。
そしてもう一つグラトリ系のボードに求められる要素として「ツインチップ」形状であることが挙げられます。
ツインチップはボードの前後が対象になっている形状で、自分が板の中心に乗るため、荷重の調節がしやすく
プレスをしたときにバランスが良くなる効果があります。
gtblog2.jpg
ボードにより多少のフレックスの違いなどはありますが、
プレス系のボードを探す場合には大きくはこの2点を重視して選ぶのが良いかと思います。
プレス系におすすめのボードはこちらから
https://item.rakuten.co.jp/auc-off-one/c/0000001911/

「スピンしやすいボードは?」

「スピン」をする際ボードに求められる要素は「スイングウェイトが軽い」こと、
スピン動作を行うためにジャンプをする際に「高い反発力」を持つことが挙げられます。
スイングウェイトというのは板を振り回した時に感じる重量のことで、回転した時にかかる遠心力とも言えます。
板の長さが短いほど、板の先端の重量が軽いほどスイングウェイトが軽いボードになります。ツインチップ形状であることもまたスイングウェイトの軽さにつながります。
gtblog3.jpg
最近では滑り心地はそのままに、スイングウェイトを軽くするために先端がカットされていたり、ボード先端に空洞を利用した構造で先端の重量を軽くしているものがあり、スピン系のグラトリには向いている形状と言えます。
gtblog4.jpg
高い反発力は単純なフレックスとは違いカーボンファイバーなどが配置されることにより、しなった後の戻りが早くポップした時により大きなパワーを生んでくれる構造を持ったボードです。
gtblog5.jpg

スピン系におすすめのボードはこちらから
https://item.rakuten.co.jp/auc-off-one/c/0000001913/


グラトリレベルが上がるとプレスとスピンを巧みに組み合わせた複合的な動きになっていきますが、
あくまで基本はこういった部分になってくると思います。

得意な動きに合わせたボードをチョイスすればより高いレベルへ、
苦手な動きのボードを使用すれば苦手だった動きを克服するきっかけになってくれるかもしれません。

自分の目指すスタイルや得意・不得意な動きに合わせてボードをチョイスしてみてはいかがでしょうか。


それではまた次回!!

最終更新:2019/08/30 18:47

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