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2019/06/11 12:45
板とブーツを繋ぐためのビンディング
適正な拘束と解放を行いスキーヤー安全を守る大切な部分です
が、しかし
名前や見た目が似ているものも多く選び方が分かりづらいものでもあります。
そこで、簡単にですがビンディングの選び方について書かせていただきます。
(※一般的なアルペンビンディングについてのご案内となりますのでツアービンディングの場合内容が異なることがあります)
ビンディングを選ぶために必要な要素は大きく分けて2つあります。
【ブレーキサイズ】と【解放強度】です。
ビンディングを取り付け出来るかと適正な解放を行うかがここで決まってきます。
逆に言えばここがはっきりしていればモデルにより設計の違いはあれど、
概ねデザインや重量など自信の気になる部分で選んでOK!!といった感じになります。
上記の2点はどのビンディングにも表記がありますのでそれぞれ説明させて頂きます。
【ブレーキサイズについて】
ビンディングには解放したときに板が流れないようにするため
かならずブレーキが付いています。
ブレーキサイズというのはこのブレーキの幅の事で
板のセンター幅と合わない場合、取付を行えなかったり、滑走の邪魔になってしまう場合があります。
適正なブレーキサイズは概ね以下の通りです
・板のセンター幅≦ブレーキサイズ≦板のセンター幅+10~20mm程度(ビンディングにより異なります)
楽天ショップ内では板のセンター幅ごとに適正なブレーキサイズのビンディングを
お選びいただくことができます
【解放強度について】
ビンディングに負荷がかかった際にどの程度の負荷でビンディングを解放するかを設定するものです。
商品ページではこのように表記されています。
そしてこの解放強度の最大値により拘束力や性能がある程度違いがあり、ざっくりと分けると以下のようになります。
※適正解放値の決め方についてはこちらの記事を参照ください※
最大値が ~11 → 適正解放値が11以下なら問題なく使用可能(基本的にほとんど使用可能)
最大値が 12~14 → コブを激しく滑走したりある程度大きなパークを滑るなど比較的強い負荷がかかる場合におすすめ
最大値が 15~ → アスリートなどよりハードな環境での使用など
概ね11以下で使用上問題はなく、オールラウンドに使用することが出来ます。
12以上の場合は構造的にもより強固なものになりますが、その分若干ですが重量も重たくなりますので
どちらかといえば上級者向けとなります。
という形で以上の2点が分かったら先にも書いた通り、
「購入予定の板のセンター幅に合う」
と、
「自分に必要な解放強度が適正」
という条件をクリアすれば
好きなデザインや重量などの好みで選んでOK!!となります。
少々長くなりましたが、ビンディング選びの参考にしていただければ幸いです。
最終更新:2019/06/11 12:45