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2014/10/18 18:10
コブ斜面はスキーヤーにとってとてもテクニカルで楽しい斜面ですよね
楽しい半面、滑り方によっては板や体に相当の衝撃や負荷がかかるのもご存じでしょうか??
中にはコブの中で思わぬ転倒をしたら板が折れてしまったなんて方もいるかと思います。
通常の斜面のように転倒しても力が図のように進行方向に向かって逃げていれば板が折れることはありません。
しかし、コブの中では場合によって板に非常に負荷のかかりやすい状況があります
例1.次のコブにむかって強くノーズを当てていく滑り方。
このまま前に倒れる(つんのめる)ようにポジションが動くとノーズとビンディングのヒールピースに強い負荷がかかり、ノーズの折れ及びヒールピースのねじ抜け等が起こる場合があります。
例2.コブのリップに当て込んでいく滑り方
板を当て込んだ際に慣性によりノーズとテールが下方向に何倍もの強い負荷を受けます。スキーは構造上逆にたわむのに対して非常に強いですが、下方向への負荷には弱いという特徴があり、板が折れやすい方向に力を受けるためノーズが下方向に折れてしまうリスクが高まります。
このように板に必要以上の負荷がかかると板の折れやビンディングのビス抜けにつながってしまいます。
こういった場合、メーカー保証が適用しないケースが多いので
スキー・スノーボード保険への加入は、お奨めです。。。
大切な板を長くご使用いただくためには
"板に負荷のかからない滑り方"=「力を進行方向へ逃がしていく滑り」を意識することが重要です。
また、アグレッシブな滑りをしたい人ほどアスリート向けモデルの板を選ぶことをおススメしますよ。
最終更新:2017/03/12 13:55