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2014/10/15 16:04
スキーで滑走中に足元で何かが引っかかる感じがする。。。
そんな違和感感じたことがありませんか?
考えられる原因をご案内します。
使用用途によって板の太さが非常に多様化されてきた昨今のスキー。
それに伴い気をつけなければいけないのがビンディング選びです。
どこに注意するかというと。。。
こちら
ビンディングに付いているブレーキです。
本来ブレーキは転倒時などにビンディングが解放した際に
スキーが滑るのを止めてくれるものなのですが、
こちらも板に合わせてメーカーや機種によって様々なブレーキ幅が用意されており、
幅の細いスキーにブレーキの幅の広いビンディングを付けた場合
滑走中に悪さをすることがあるんです。
例として
センター幅約70mmの板に100mmのブレーキ幅のビンディングを付けた場合と
センター幅約90mmの板に100mmのブレーキ幅のビンディングを付けた場合
どのような違いがあるのか比べてみましょう。
1.ビンディングとブーツを取りつけた状態
センター幅70mmの板に対してブレーキの幅がかなり広いのがわかります。
2.ターン時
深く角着けした際に細い板の方は飛び出したブレーキが地面に非常に近い位置になり干渉しやすくなります。コブや凸凹のある雪面では特に干渉しやすいでしょう。
3.ターン時(2)
板の特性によっても考えられるのがこのパターン。
非常に狭いスタンスで足を上げたりして滑るクラシカルなスタイルのスキーの場合、ブレーキ同士がぶつかってしまうことがあります。
以上のように広すぎるブレーキは滑りに支障をきたす場合があります。
さて、そしたらどのくらいの幅なら大丈夫なの?
というとこですが。。。
ビンディングのブレーキの仕様でステップイン時に幅が狭くなったりするものもあるので一概には言えませんが
概ねセンターの幅プラス20mm以内
を目安にお選び頂けば問題なくご使用いただけるかと思います。
また、逆パターンもあり、板の幅よりもビンディングのブレーキが狭い場合取付が不能になりますのでお気を付け下さい。
もしご自分で選んだものが不安な場合は購入時にお問い合わせくださいませ。
多様化したことで楽しみも非常に増えたスキー!
板にあったビンディングを選んでストレスなくスキーを楽しみたいですね♪
最終更新:2017/03/12 13:55