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2013/04/25 13:39
ビンディングを選ぶ基準として解放値の強さがあります。
解放値というのはビンディングの写真のところにある数値のことでビンディングに負荷がかかった時にどのくらいの負荷で解放するかを設定するものです。
設定がずれていると板が外れやすくなったり、激しく転倒した場合に外れなかったりとどちらも身体に危険が及ぶ可能性があります。
大人用のビンディングだと一般的にはMAX解放値10~16程度のものがほとんどです。
MAX解放値が高いものほど内蔵されているバネの材質が変わり強度が上がるため、ホールド性が高く、そして重くなります。
さて、「じゃあどの解放値を使えばいいの?」というところですが
一般的には
1.MAX解放値 ~11 初中級者向け
2.MAX解放値 11~13 全レベル対応
3.MAX解放値 14~ 上級者・エキスパート向け
メーカーによってビンディングのシステムが違うので多少違いはありますが大まかにはこのように分けられます。
整地を滑るだけならこの通りでいいのですが、コブやパーク、パウダーといったより足に負荷がかかる環境を滑る場合はまた違ってくるのが難しいところです。
この辺を考慮していくと
フリーランが多く、コブやパークはちょっと遊ぶ程度なら 2
主にコブやパーク、パウダーで遊ぶ場合は 2or3(男性など体重のある方は少し強め)
コブをガンガン攻めたり、パークではビッグジャンプ、ディープパウダーで遊ぶのが好きな方には 3
あたりがおすすめなのではないかと思います。
また、体重が軽い女性やお子様は軽いビンディングを使用した方が足回りが軽くなるのでおすすめです。
参考までに、解放値の設定は体重・ブーツサイズ・レベルを基準に算出しますが、実際に使う値というのは体重のある方でもせいぜい10ぐらいまでになります。
適正な解放値の算出は取付の際こちらで算出しますので購入の際にソールサイズの他に体重・レベル・主にどのように使用するかをお伝えください。もちろん希望解放値があればそれに設定することも可能です。
なにかわからないことがあればお気軽にお問い合わせください。
最終更新:2013/04/25 14:03