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2012/03/12 13:08
最近お問い合せが増えているので窓用フィルムの貼り方について概要を記載します。
当社指定の「窓用飛散防止フィルム」「遮熱断熱省エネフィルム」の貼り方の概要を記載しました。
この方法ですべての方が上手に貼り付けられる訳ではありません。
また、上手に貼り付けられれることを保証するものでもありません。
購入者の判断で作業を進めてください。
ここで紹介した「窓用飛散防止フィルム」「遮熱断熱省エネフィルム」は透明ガラス(表面がツルツルなガラス)にしか貼り付けられません。
表面が凸凹したガラス(型ガラスなど)は別のフィルムになります。
※型ガラス用フィルムは別の貼り方になります。
※他社製フィルムについては販売元にお尋ねください。
(メーカーにより水などを使用しないタイプもあります)
1. 窓ガラスの大きさを測り、フィルムをカットします。
貼り付けたい窓のガラスの大きさを計測します。 大きさに合わてフィルムをカットします。カット(切断)はカッターなどを使って行います。
ケガのないように作業を行ってください。通常のカッターでも作業できますが、丸刃カッター(下記参照)などがあるとより作業性が向上します。
2. 水溶液を作ります
水道水(蒸留水があればさらに良い)約200ccに対して中性洗剤 (食器洗い洗剤など)を1~2滴程度入れます。
中性洗剤を多量入れると泡立ちや剥離の原因になりますのでご注意ください。(中性洗剤ではなくプロが使用する専用の溶液もあります。)
3. ガラス面をきれいにします
1.で作成した水溶液を貼り付けるガラス面に吹き付け、ヨゴレを完全に取り除きます。
ガラス面の清掃は、仕上がりの美しさだけでなく貼り付き強度などにも影響がありますのでしっかりと行ってください。
固く付着しているヨゴレがある場合には、ガラス面を傷つけないよう注意してカッターナイフなどで削り落とします。(怪我等にも注意)
窓枠の汚れなどもペーパータオルなどで取り除きます。
4. 保護フィルム(薄いセロファン状のフィルム)を剥がしながら水溶液をフィルム糊面全体にたっぷりと吹き付けます。
保護フィルムは、セロハンテープをフィルム面と保護フィルム面につけて引っ張ると、比較的容易に分離することができます。
保護フィルムは捨ててください。
※水溶液をたっぷりすぎるくらい吹き付けることをお勧めします。
※指先にも水溶液を十分につけて作業を行ってください。指先が乾いていると糊面に指紋などが付着します。
5.ガラス面に水溶液を十分に吹きつけます。(床や家具類などが濡れないように工夫してください。)
※水溶液をたっぷりすぎるくらい吹き付けることをお勧めします。
6.フィルムの位置を合わせながら貼り付けを行います。
クレセント(カギ受け)の部分は横から滑り込ませるように貼り付けます。
※上下左右を窓ガラスに合わせながら張り付け(位置合わせ)作業を行います。(この段階では軽く手で抑える程度で仮止めします。)
7.フィルムの表面にも水溶液を吹き付けます。
※ 貼り付け位置を決定したら、フィルム表面にも水溶液をタップリと吹き付けます。
貼り付け作業によるフィルムの傷防止や水抜き作業(後述)などが行い易くなるためです。
8.フィルムを本格的に貼り付けます。
フィルムを軽く押さえながら、ヘラを使ってガラス面とフィルムの間にある水と空気を押し出して圧着します。 必ずヘラを中央から上下左右の端に向かって少しずつ動かしてください。
圧着は多少力を入れて数回繰り返してください。圧着によって粘着度が高まる特殊接着剤を使用しています。
指などを痛めないように気をつけて手作業してください。
9.クレセント部分も貼り付けます。
クレセント(カギ受け)部分の圧着がやりにくい場合は、ものさしなど薄いものを利用して圧着してください。
ここの部分は丁寧に作業を行ってください。
手を抜くとハガレなどの原因になる恐れがあります。
10. 仕上げ
ヘラにペーパータオルを巻いて(1~3重程度)もう一度フィルムとガラスの間の水を押し出して完全に圧着します。
水残りが無いことを入念に確認して下さい。
水残りがある場合は、もう一度フィルムとガラスの間の水を押し出してください。
弊社ホームページ(株式会社シロッコ:神奈川県横浜市)には、上記の他に多少のイラストも掲載しています。
参考にしてください。
上記の「貼り方」は飛散防止フィルムなどの「貼り方」の概要です。参考程度にお考えください。
繰り返しになりますが、
当社指定の「窓用飛散防止フィルム」「遮熱断熱省エネフィルム」の貼り方の概要を記載しました。
この方法ですべての方が上手に貼り付けられる訳ではありません。
また、上手に貼り付けられれることを保証するものでもありません。
購入者の判断で作業を進めてください。
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最終更新:2012/03/12 13:08