ガネーシャオンの部屋マーク 現地の金銭感覚を身に着ける 仕入れ旅日記@チェンマイ編Vol.6
2020.09.26
タイのホテルの朝食

今朝は6時半起床。

香辛料が効いていないシンプルにしょっぱい物と身体が欲しがっている野菜を食べに隣の外国人向けのカフェで朝食です。

全てのもので220バーツ(約770円)ローカル飯の5倍ほど。現地の物価を考えると相当お高いです。 残しても良いからその時食べたい物を頼むのは弱っている時の鉄則。日本では憚られますがタイでは食べ物を残すことに何の躊躇もありません。

基本的に豊かなんです。なんて言ったら良いんだろう?物質的にじゃなくて生きる事に対して豊かとでも言うのかな?楽しんで生きている。生きる事を楽しむノリシロがあるのが東南アジア。

日本人が抱いている「貧しいイメージ」は半世紀も前の話でしょうな。急速にそしてしなやかに今も発展を続けていてバンコクなどは東京以上の国際都市になっています。

「口を開けて寝ていればバナナが空から降ってくる」とタイ人は笑います。比喩ではなく実際に野良バナナを目にする事は簡単です。 遠慮なく無理ぜず全て三分の一以上を残しメインのパンは半分しか食べられず胃薬と下剤を飲んでおんざべっどなうでございます。

胃腸が全く動いていない感じ。大きな病気が隠れてない事を祈るばかり。 ほぼ一日中ぼんやりと窓の外の大きな木を行き交うリスと空を眺めています。雨に振られてばかりの一週間でしたが初めてと言うぐらい今日は良い天気。街を歩きたい欲求が凄い。

タイの窓辺

宿にぶら下がりのタクシーの運転手と話をしたところ「どうもコイツのタイ語は怪しい」と感じとってくれたのでしょう。

部屋に戻ると知り合いの英語を話す運転手の連絡先がドアに貼ってありました。超優しい。

ホテルのドアに張り紙

価格は午後1時から5時までの4時間貸切で700バーツ(約2300円)の言い値。

宿代は一泊350。ローカル飯は一食40から50。

朝メシの220バーツが高いなぁと感じるの伝わります? 肝心なのはいちいち日本円に直さずとも現地の貨幣価値を腹落ちさせる事。じゃないと仕入れなんか出来ません。日本の物価に比べたら全部安いに決まってる(笑)

読んでいてくれている皆さんはボクが書くバーツにゼロをひとつ足して日本円にしたぐらいが現地の通貨価値だと思ってもらうと理解しやすいかも。 実際タイの一番大きな紙幣である1,000バーツ札は日本円に直すと今の為替で3,400円ですが貨幣価値的には一万円札と同等と感じて使っています。

最小通貨はサタンと呼ばれる小さな銅貨。これはほとんど出番がなく機能していない印象。1バーツ硬貨が実質の最小通貨で日本円に直すと約3.4円。

初めての国。知らない街に降り立ったら先ずスーパーマーケット。無ければ近所の商店。そこで物の値段を見てコーラの一本も買えばおおよその物価は予想がつきます。 これバイヤーとして超大事。その度に日本円に換算すると色々しくじるんですよ。面倒だし。日本での売値から逆算するのもありですが現地の物価に照らし合わせるのも大事。その商品の持つ価値が見えてくるのです。

前にも書いた通りここチェンマイは流しのタクシーやトゥクトゥクが皆無に近く今のように体調が思わしくない時は貸切のタクシーが必須。

折角紹介してもらった英語を解するドライバー。会って話してみないと意思の疎通が出来るレベルなのか情報を事細かに引き出せるレベルなのか分かりませんが一度は顔を合わせて話したいと思っていています。

チェンマイは小さな街です。以前に書いたレゲエバーも紹介された運転手も知り合いになっておけば再訪した時に仕事の進み方がぐぐーんと加速する事が予想されます。 現地のことは現地の人に。これも鉄則ですな。ネットに何でも情報が落ちていると思ってる人は視野が狭すぎ世界の広さを知らなすぎ。

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