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2017/02/20 16:15
ブナ、ナラ、チーク、ウォーナット、マホガニー、家具の業界ではよく聞く木材の一つで
現在世界的に希少価値の高い木材と言われている木材も含まれています。
針葉樹材(ソフトウッド)と広葉樹材(ハードウッド)
ただ家具業界だけでなく、建築や楽器など幅広く使われているのも
この木材がほとんどです。
一方、過剰気味ではないが主材にはならないパインやラバーウッドなどは
家具でも使われるのは一部で、ほとんどがブナ、ナラ、チーク、ウォーナット、マホガニーが使われるので
価格が上がってしまうのが現状です。なぜ人気があるのかと言えば、
やっぱり強度があり、木肌が綺麗なので多く使われるのが一番です。
特に強度が求められる建築では多く使われているので、相対的に家具などでも価格が上がってしまいます。
そこで登場したのがケボニー化技術。簡単に言えば、柔らかい木材が硬くなるという夢のような技術です。
日本ではまだまだ下地が出来ていないですが、近い将来必ずこの技術が普通になると思います。
そうなれば、今までは強度的に難しかった様々な種類の木材の無垢のテーブルなどが出てくるようになるでしょう。
日本では、外国に比べて、北は北海道、南は沖縄と、亜熱帯~亜寒帯まで
たくさんの種類の木が自然にあるので、この技術が一般化されれば
国産の家具がたくさん出てくるかもしれませんね。
最終更新:2020/02/15 15:27