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2014/12/24 11:46
マットレスの主力材料の一つのウレタン。
スプリングが身体を支える基本となるベースで、
気持ちいいと感じさせる寝心地を決めるのが詰め物
その中でほぼすべてのマットレスに使われているのがウレタンです。
種類はスラブやモールドなど色々ありますが、ほとんどのメーカーがウレタンの一言で済ましています。
マットレスのほとんどがスラブウレタンです。
イソシアネートとポリオールの分量を変えることで
ソフトからハードまで幅広くそのクッション性を変える事ができます
どの配合のウレタンを使うかがそのメーカーの特徴になります。
またウレタンは食パンのように膨らんで固まります。なので中心と外側では硬さが異なります。
ブランド品の多くは中心に近いところを使ったウレタンを使用しています。
ではこのパンの耳みたいなところはどうするかと言うと、、ほとんどは破棄されます。
しかし再利用して、細かい部分を集めて接着剤で圧着して一枚のウレタンにするチップウレタンというものもあります。
格安マットレスのにはチップウレタンが使われることがあります。
高密度のチップウレタンであればいいのですが、ほとんどのチップが粗いもの
チップを使った廃棄マットのほとんどはボロボロになっており個人的にはマットレスには不向きとも思いますが、、、
コストを抑えるためなのか格安マットレスや格安ダイニングチェアに使われていることが多いです。
カタログにはウレタンとしか書いていないので見分けるにはつまんだときの触り心地と
硬さや重さ、値段を見れば分かりますが、一般の人にはほとんど見分けるには不可能かと思います。
各メーカーの使用するウレタンに個性があるので色々試してみるのもいかがですか?
最終更新:2014/12/24 12:02