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2013/11/21 11:58
ベッドを販売するようになって30年以上
古マットレスを年間何十本回収してくるのか・・・
今は職人さんにマットレスを解体してもらっているのですが
そこで面白いことを聞いたので非常に勉強になりました。
結論。やっぱりメーカー品は違う!!
高級マットレスから最安マットレスまで色々解体してきましたがまずスプリングが違う。
日頃カタログや工場見学でスプリングを見ることはありますが使用済みのスプリングは
あまり見る機会がありません。実際に10年使ったスプリングを見たところ
まず
メーカー品はスプリングがあまり曲がっていない。
ノーブランドはもうグニャグニャ。。
詰物を見てみよう。
メーカー品は10年の重みを感じられるがまだまだ形を残している
ノーブランドは持っただけでバラバラ。。
細かいところを見てみよう。。
解体するのにピンなどを外していくのですが
メーカー品は正直解体がめんどくさい。ピンや金具で
しっかり固定されていて細かいところまで手間が掛かっている
ノーブランドは一瞬で解体終了!イメージとしてはスプリングに乗っているだけ
やはり販売値段を抑えるにはスプリングのコストを下げて詰物のコストを下げて
作業工程を短縮して大量に作ることが安物マットレスになってくるのだなと思いました。
使う環境にもよりますがメーカー品でも10年が交換の目安なんだと考えられます。
10年でも使えなくは無いですが15年使ったものを見てみると
やはりメーカー品でも、もうグニャグニャになっていました。
形あるものは必ず崩れる。メーカー品でも高いものと安いものでも使える年数はあまり変わらないですね
車でも一緒だけど高級車と安価な車を比べると、どちらも目的地まで着くことはできますが
それまでの快適さや満足感は大きな差が出てきます。
マットレスも一緒です。10年という長い年月を一緒に過ごすのです。
3~4万円の差なんて10年という年月を考えたら安いものですよ。
最終更新:2013/11/21 11:58