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2013/11/01 11:15
羽毛布団はご存知の通り鳥のダウン(羽毛)とフェザー(羽根)で構成されています。
今は格安の羽毛が販売されていますがそのパーセンテージをよく見てくださいというのは
前回お伝えしましたが、今回はお手入れです。
1番の大敵は湿気です。これは布団に限らず何でもそうです。
2番は日光です。紫外線は繊維を破壊します
3番は人間の汗・脂です。尿酸は家具全般を傷めます。
これらを解消するには・・そう!洗濯です。
最近の布団はウォッシャブル対応になっているのでご自宅で洗えるので
自宅でしっかり清潔に布団を保つことができます。
・水洗いが基本。洗剤は原毛の油分を取ってしまうので洗剤はあまり使わないほうがいいです。(高級クリーニング店でも基本は水洗いです)
・長時間の洗濯機はNG 生地や羽毛を痛めます
・乾燥機はもっとNG 乾燥はしっかり広げて干すの一番です
(ウォッシャブルタイプでないものは洗えません。)
ウォッシャブルタイプであっても意外と洗うのは難しいのでクリーニングに出すことがベストです。
洗ってからの干し方に注意が必要です。
まず1番の湿気。
しっかり洗っても水分が残っていると羽毛を痛めます。
ここで2番目の紫外線の問題です。なるべく直射日光を避けて干してください。
どうしても直射日光を受ける場合は2時間以内を目安
そのあとは室内干しするなどしっかりと乾燥させます。
室内乾燥機やエアコンを使用しますとふっくらした布団に仕上がります。
朝は湿気が多く、また夕方にかけて湿気が多くなりますので10:00-14:00がベストな時間帯です
あと多いのは綿布団のように日光にたっぷりあてて叩いてしまう。。
これは最悪です。。何がまずいのか・・
まず羽毛が紫外線によってボロボロとなり、叩く事で羽毛が細かくなって細粒化してしまい
それを睡眠中に吸い込むことでアレルギーを発することがあるということです
また羽毛が縮むことで保温力も落ちてあまり暖かくなく羽毛の追加などの費用も掛かることもあります。
叩くことでホコリが舞っているから汚れが取れていると思っていませんか?
あれは叩くことで生地が細かく切れて、傷んでいっているのです。
いいことないですね。。長く使うためにもしっかりとしたメンテナンスをしてくださいね
最終更新:2015/02/20 18:25