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2013/02/19 19:04
家具全体の安全性と同時に設置方法もとても大切です
今ある家具や新しく置く家具をより安全に設置するために下記の項目をチェックしてみましょう
■家具は家の構造体にしっかり固定されている
チェーンなどで固定する場合は梁など柱にしっかり固定しなければ効果を発揮しないです
よくある突っ張り棒ですが、残念ながらあれはほとんど意味がありません。。
なるべくなら固定した方がいいのですが賃貸などでは穴を空ける事ができないので
今ではクロスにも固定できるガムロックなどが普及しています
■ボードにたくさんのものが収納してある
モノをあまり収納しない軽いボードよりたくさんモノを収納して全体重量が重いボードの方が転倒しにくい傾向があります
■重いものをボードに収納するときには、低い位置に収納する
ボードの重心位置が低くなり安定感が増し転倒しにくくなります
■床材滑りやすい素材
カーペットや畳は滑りにくい構造なのでフローリングに設置する場合は構造下地に固定するなどの工夫が必要
■ボードの中身は飛び出さないように工夫する
収納物がぶつかってケガをしたりモノが散乱して逃げ道が塞がることもあります
■ガラス戸は要注意
割れたら裸足では通れません。飛散防止フィルムを貼るなどの対策が必要です。
避難用のスリッパや靴を用意することも大切です
■テレビ・電子レンジ・パソコンなどの大型家電製品を固定する
意外と忘れがちだが家具よりもコチラの方が軽いので飛び出すこと危険が多い
■お部屋の開き戸などの出入り口や廊下に家具を設置しない
倒れたら避難できません。シュミレーションをして設置場所を考えましょう
■就寝スペースには高さのある家具を設置しない。
倒れてくる危険性が高まります。固定してあっても何かの拍子に固定が外れることもあります
危険性は少しでも下げたほうがベストです
■地震の揺れが収まるまでの間身の安全を守る場所を決める
避難訓練で行う机の下に隠れる方法は古典的ながら有効な手段
絶対に大丈夫なものはありませんが複合的な対策が必ず安全性を高めてくれます。
家具の設置一つとっても色々考えて設置する必要があります
最終更新:2013/05/24 18:04