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2013/02/06 11:56
現在は建物の洋式化が進んで、新築の6割以上がベッドを購入するという現状です。
しかしまだ敷布団の需要も多くあります。ベッドフレームに敷布団を敷くタイプも多く販売されています。
敷布団の詰物について種類をご説明しましょう。(ベッドパッドでも同じような種類が使われています)
ふとんは蒲の葉で編んだ円座を指していたことから蒲団と呼ばれ
現在では布で詰物を包んだ事から布団と呼ばれるようになりました。
この漢字の違いから同じ読み方でも種類が違うことが伺えます。
■中綿
昔は藁などの自然素材が主流でしたが今はコットンが主流。
コットンは一本一本が天然のねじれを持ち、かつ中空の繊維なので
吸湿性と保温性があって弾力性・復元力もあり詰め物としては最適な自然素材です
■化繊
一番多いのはポリエステル綿。一番の特徴は耐久性
それ以外にも汚れや匂いがつきにくい特徴を持つ。
また人工的にねじれ等の加工ができるのでコットンとは違った
感触や保温性を作り出すことができる。
化繊100%もあるが羊毛やコットンと混ぜ合わせるタイプも多く普及している
■羊毛
植物系繊維代表のコットン、動物系繊維の代表の羊毛です
コストが高くなるがコットンに比べ保温力が格段に優れており
吸湿・放出・発散に優れていて呼吸する繊維と呼ばれるほど
一層羊毛を敷き詰めるだけで効果を発揮するほど重要な詰物
最終更新:2013/02/06 11:56