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2013/02/05 15:52
ベッドの構造としてスプリングベッドとウレタンベッドが全体の8割を超えているが
その中で特殊素材として意外と名前が知られているのがウォーターベッド
スプリングやウレタンは自重と反作用にカウンターアタック(プレッシャー)が身体に掛かるので
少なからず身体には負担が掛かっています。そこでスプリングに代わって水を使うことで
その名の通り浮かんでいるので理想の寝心地、究極のベッドといわれてきました。
ただウォーターベッドはその理想の裏腹に様々なデメリットが生じます
■ベッド自体が重たい。。
水を約何百リットルと使用するのでベッドフレーム・人間全て合わせると
大きいサイズで約1トン近くなります
■安定性が悪い
水の上に浮かんでいる感じなのでしっかりとした支点がないので
少しの抵抗でうねってしまう。。ゴムボールの上に座っていると転んでしまうように
寝返りが慣れるまで違和感を覚える。一人ならいいが二人は安定が悪い場合もある
■破裂のリスク
現在では漏れは最小限に抑えていますが、形あるもの必ず壊れるもの
万が一何かの拍子に破れた場合、風呂桶をひっくり返したように寝室が・・
■メンテナンスの大変さ
水は腐りはしないがやはりある程度の防腐剤を添加しなければいけません。
忘れたりすると水を交換したりしなければならず、なるべく快適にするための手間が大変です。
■場所によっては家屋の補強が必要
約500kg~1000kgもあるベッドをそのまま置ければいいのですが
荷重が掛かりすぎるので床が抜けては大変です。必要に応じて補強が必要となり費用がかさみます
■値段が高い
普通のスプリングマットレスの何十倍もするものもあり選ばれた人しか購入できない
以上がデメリットですが、やはりメリットも大きいです。
■寝姿勢が理想的
自分の体重にあわせて理想の姿勢を保つため腰痛を防いだり、床ずれも防ぐことが出来る
■快適温度の維持
水温を調整する機能が付いていることが多いので夏は冷たくて気持ちよく、冬は湯たんぽのように暖かい
電気代もエアコンを使うより安いタイプも多いです。
■血流の圧迫が少ない
朝起きると手がしびれていることありませんか?あれは血流が滞ることで痺れが発生しています。
体重が分散することでこれも解消されます。
なかなか一般の人には手が出しにくいウォーターベッドですが
一度体験してしまうと元には戻れない麻薬のようなものです。
機会があれば一度お試しあれ
最終更新:2013/02/05 15:53