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2012/10/30 18:15
無垢材と言うと30%くらいの人が一枚板と想像することがありますが
一枚板が無垢材ではありません。
集成材というと無垢ではないと想像することがありますが
集成材は無垢材です。
一般的に無垢材は一本の木材から引き割られた木材を言ってきましたが
今は集成材も含め無垢材と表現するようになりました。
無垢材が全ていいとは限りません。家具に使うには適材適所に材料を合わせなければいけません。
例えば食器棚を想像してください。全て無垢材で作ることもできますが
かなりの重量になります。またかなりの木材を使用しなければいけないので当然値段は跳ね上ります。
逆に心材などに合板を使っては十分な強度は保てません。裏面など、もしかしたら捨てるまで見ることのない箇所までに
無垢を使う理由もありません。これはケチっているのではなく合理的に作られているのです。
けど無垢材の美しい木目を有効に使いたいですね。なので日常見ることの多い前面に無垢材を使用して
無駄な部分を合板にすることで、重量と価格を抑えているのです。
最終更新:2013/03/04 19:42