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2012/09/26 17:37
先日木目についてお知らせいたしましたが天然木を選ぶ時にもう一つ課題があります。
それは木は生きているということ・・
壮大なテーマですね!木はカットされてから成長は止まりますが、その呼吸を止めることはありません
桐などで代表されるように適度な湿度を調整する木材も存在します。
気温・湿度・気圧などで膨張したり縮んだりして木はその環境に適した行動をするのです。
その自然作用は時としては家具を傷めてしまうのです。
代表されるのが割れやヒビですね。木の成長力はアスファルトをもこじ開けます
それと一緒で呼吸をするときにすごい力が働くのです。接着材で固定しただけの接合では簡単に破壊してしまします。
コレを止めるには現代では塗装で木材を閉じ込めているのですが、作りがあまりよくない家具に関しては
キシミや異音と共に現れる症状となるのです。もし軋み異音が発生した場合は修復は難しいです。。
化粧板・合板などではそのまま直すことは難しいです。何か緩衝材となるものが必要となるでしょう。
最終更新:2013/03/04 19:42