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2012/08/24 11:07
羽毛布団の種類もいっぱいありますね。
まず言える事は値段です。某スーパーではシングル5000円とか
考えられない値段で付いています。疑問に思いますよね?
50%のダウンが入っていれば羽毛布団
50%のフェザーが入っていれば羽根布団
となります。
大体の格安の羽毛布団は70%以上のダウンを使用しています
大体0.9kgがシングルの詰物量なのでおおよそ600gぐらいがダウンなのです
薄い羽毛布団にいたっては200gとなっています。
100%のダウンというのはまずないですがいいものになると95%近くなっています。
販売としては羽毛シングルの価格は最低で4万位がギリギリ安心できるレベル
長く使いたいなら10万円位が安心できるレベルです。
それ以下は何らかの条件がないと少し怖い。中身が何か気になる。。
(条件とは例えば生地お任せとか)
まともに作ったとしてもコストは1万を切ることがないので
安すぎるのはどんなものでも銭失いですね!
理想の羽毛布団は・・
・ダウンは90%以上
・できればグース
・ポーランド/ハンガリー/カナダが高品質
・なるべく二枚セットのオールシーズンを選ぶべき
・安いものはダウンや生産国をチェックすべき
■良くある質問 Q&A
【安い布団は具体的にどこが悪いのですか?】
コストを下げるためには原材料や加工を下げるしか方法がありません。
例えば1万円の羽毛布団が送料無料でTVショッピングで売られていますね
その内訳を見てみましょう。
・仕入れ金額 60%
・コマーシャル代 20%
・送料保管料 10%
・利益 10%
大雑把にこのようになるかと思います。
仕入れ価格を見てみましょう
60%ということは6000円です。
仮に工場から直接仕入れたとしましょう。
同じように60%が生産料として
3600円で羽毛布団を作った事になります。
その中で、羽毛に掛けられるコストはどれくらいでしょうか?
羽毛だけでは製品になりませんので生地と羽毛と加工があります。
コストが均等だとしたら羽毛の価値としては1200円です。
安くするにはコストを下げて、大量に生産するしかないのです
どの世界でも同じですね。
【においについて】
どんなに高級の羽毛布団でも、安い羽毛布団でも共通するのはにおいです。
においを完全に除去するのは不可能に近いです
あとは許容範囲の問題で、洗浄をしっかりしていればにおいは少ないです。
洗浄を省くとにおいは強く残ります。
【羽毛が飛び出してくる】
ダウンプルーフ加工がされている羽毛布団は縫い目を密閉しているので
飛び出すことが少ないですが、通気性の関係上、完全には密閉していないので
飛び出すことがあります。このとき大切なのは引き抜かないこと。
逆側から引っ張って中に戻してください。取り除くと穴が広がってより多く飛び出してきます。
【圧縮袋は使ってもいいですか?】
オススメできません。
ただし、各家庭にはそれぞれの事情がありますので使ってはいけないとは言いません。
なるべく折りたたんで購入したときの専用の袋に入れて保管することをオススメします。
最終更新:2015/02/20 18:50