LEONKA(レオンカ)のウィッグについてのよく頂くご質問の回答です。ご参考ください。
ウィッグの基礎知識. basic knowledge of the wig
- ウイッグにはどんな種類がありますか。
- レオンカには大きく分けて「ウイッグ」「ハイパック」「ファッションピース」のグループがあります。ウイッグ」はすっぽりかぶるフルウイッグ、「ハイパック」は部分的にボリュームアップできる部分ウイッグ、「ファッションピース」は付け毛などの総称です。あとハイパックにはキャップ型の「キャップピース」もあります。
- どうやってウイッグを選べばいいのですか。
- 「ウイッグ」はスタイルと価格が選択ポイントになりますが、「ハイパック」は装着位置やカバーする大きさ、スタイルイメージなど様々な要素がありますので、美容室ともご相談の上お気軽に色々試着してぴったりなものを見つけてください。このホームページでも商品をご紹介していますのでぜひご覧ください。
- ウイッグの髪質は何ですか。
- 「化繊」は質感がごく自然で軽く、スタイリングやお手入れも簡単なため、レオンカウイッグの基本素材になっています。これに人髪を加えた「人毛ミックス」と「人髪100%」タイプなどがあります。その他スタイルの保持性が良い形態安定タイプやドライヤーなどが使える耐熱タイプもあります。
- ウイッグのサイズ調節はできますか。
- ウイッグ(フルウイッグ)には一部の商品を除き、後ろの裾部分にサイズ調節具が付いています。フックタイプ、バックルタイプ、マジックテープタイプと商品によってタイプは異なりますが、これを締めたりゆるめたりすることでサイズの微調整が可能です。また、サイドライン調節用の「ステイ」がウイッグの両サイドに付いています。
- どんなカラーがあるのですか。
- 自然色系、栗色系、明るめのミックス色系、白髪系などさまざまな バリエーションがあります。詳しくはカラーについてをご参照ください。
- 毛染めやパーマは可能ですか。
- ウイッグの髪は、原材料の段階で着色やスタイル付けをしているため毛染めをしたりパーマをかけたりすることはできません。
「人髪100%」商品のみ、暗色の毛染めやパーマが可能です。専門的な知識が必要ですので美容室でご相談ください。
ハイパック(部分ウィッグ)の着け方について. how to wear the hipac (part wig)
- どうすればうまくセットできますか。
- 自髪とハイパックの髪が混ざるように軽くブラッシングしてから、手グシで毛束感やボリュームを出すように整えます。押さえつけたスタイリングは避け、ふんわり空気を入れるように仕上げるほうが自然に見えます。(ブラッシングはハイパックがズレないように片手で軽く押さえながら行ってください。)
- 前髪を自然になじませるコツは。
- 装着前に前髪を下ろしておき、前髪の生え際から1〜3cm後ろにハイパックをのせてストッパーで留めます。次にハイパックの前髪を下ろし、ブラシでご自分の前髪とよくなじませてからお好みの方向へブラッシングすると自然な感じに仕上がります。カールスタイルのハイパックの場合は、前の自髪をホットカーラ等でセットしておくとなじみが良くなりきれいに仕上がります。
- しばらくすると浮いてくるのですが。
- ストッパーのクシ部分が髪の根元まで差し込まれていない場合や、はさむ髪の量が少ないと、ハイパックをしっかり固定できません。自髪を根元部分で多めにはさみこんでからストッパーを留めてください。浮いてしまう部分をヘアピンなどで固定するのも効果的です。
- スタイルが乱れないようキープするには。
- セットのくずれを防ぐには、専用の「スタイリングミスト」を。市販のハードスプレーやセットジェルなどは、ウイッグの髪に付くと取れにくく、髪の傷みや劣化の原因になります。 ※ミストご使用の場合は、できるだけその日のうちにシャンプーをしてください。
- 自髪との色合わせは問題ありませんか。
- 一般的な髪色であれば、レオンカ基本色(自然色系・明栗色系)の中に近い色があると思いますのでご試着でぜひお試しください。自髪を引き出せる穴あきタイプのハイパックであれば、少し明るめの色でも、混ぜ合わせると案外なじんでおしゃれに仕上がります。
※ハイパック(化繊)には染料が付着せず、染めることはできません。 - 髪がかなり薄いのですがうまく着けられますか。
- ハイパックは、ストッパーを留める位置の毛量が少なすぎる場合は安定しませんので、要所をヘアピン等で留めてください。また、装着の簡単なキャップ型ハイパックの「キャップピース」や「ウイッグ(全かつら)」をお試しになることもおすすめします。
ストッパーについて. about stopper
- ストッパーの仕組みがよくわからない。
- 下図の開閉の仕組みをご理解いただき実際にお試しください。
- しっかり留まっているか不安になる。
- しっかり留めるには、ストッパーのクシ部分を、髪の根元をすくうように差し込みパチッと音がするまで上から押さえて固定します。はさむ髪の量が少なかったり、留める位置が浅かったりすると、しっかりと留まらない場合があります。どうしても不安な時は、ヘアピンなどで固定する箇所を増やすのも効果的です。
- ストッパーを増やしたい。位置を変えたい。
- ストッパーは別売りもございますので、お気軽にご相談下さい。
ベース布地がたるまないようにしながら、黒糸で縫い付けてください。
ウィッグのつやについて. about the luster of the wig
- ツヤがありすぎて気になる。
- ウイッグはタイプにより、毛質の保護とスタイル保持のためにコンディショニングオイル加工を施しています。使っていくうちに徐々にツヤが取れてなじんできますが、ツヤがありすぎて気になる場合は、一度シャンプーをされることをおすすめします。
- ツヤがなくなってきた感じがする。
- ツヤがなくなってくる最大の原因は乾燥です。「ウイッグオイル」をお手入れ時に使って髪に潤いを与えてください。オイルの保湿効果で静電気を防ぎ、自然なツヤを与えます。またシャンプーの時には専用コンディショナー(リンス)を使い、すすがずに自然乾燥させると、うるおい成分が髪をコーティングし自然なツヤが出やすくなります。
お手入れについて. about care
- シャンプーはどの程度すればいいですか。
- 季節やご使用頻度によりますが、毎日のご着用であれば週1回程度が目安になります。ただし、スタイリングミストなどでセットした場合はその日のうちにミストを洗い流してください。
- シャンプーなどはウイッグ専用品を使うのですか。
- 「化繊」が主体のウイッグには、ウイッグ専用品をお使いください。「人髪100%」のウイッグは、市販のダメージヘア用のシャンプーやコンディショナーをお使い下さい。
ウィッグケア用品一覧へ - シャンプーするとカールが取れたりしませんか。
- 当ホームページや「お取扱いのしおり」等をご参照の上、正しい手順でお手入れを行っていただければ、すぐにカールが取れたりすることはありません。「化繊」が主体の商品では、以下は特に厳禁ですのでご注意ください。
※お湯の使用
※濡れた状態でのブラッシング
※ドライヤーの使用 - ドライヤーは使用できますか。
- 耐熱タイプと人髪100%以外の「化繊」商品は使用できません。
ドライヤーの使用はウイッグの傷みやちぢれの原因になりますので、特にご注意ください。
※耐熱タイプのご確認は、商品一覧のページで毛質表記をご覧ください。
※耐熱タイプでも、ドライヤーは必ず10cm以上離し、長時間のご使用はお避けください。
その他のご質問. other questions
- 市販のヘアスプレーなどは使えますか。
- 市販のハードスプレーやワックス・ジェルなどは、ウイッグの髪に付くと取れにくく、白くこびりついてしまう場合がありますのでご使用はできません。ウイッグ専用のスタイリングミストをご使用ください。
※人髪100%商品のみ市販のヘアスプレーをご使用になれます。 - 長持ちさせるコツはありますか。
- ウイッグは高温や摩擦・静電気に弱いデリケートな商品です。
(1)シャンプーにお湯を使わない
(2)ブラッシングは目の粗いカネブラシでやさしく
(3)静電気の発生を防ぐためウイッグオイルで保湿を
等のお手入れのポイントを守ってお使いいただくことが大切です。
また、2つのウイッグを交互に着用するローテーション使用も長持ちさせるコツです。 - ウイッグの買い替えはどれぐらいで。
- ご使用頻度やお手入れにもよりますので一概には言えませんが、お客様がお買い替えになる周期のおよその目安は2〜3年前後が多いようです。より長く良い状態でお使いいただくためにも、正しいお手入れやメンテナンスが大切です。
- 夏場は汗の臭いが気になります。
- 汗をかく季節は早めのシャンプーを心がけてください。急なお出かけなどには、消臭用の「デオドラントスプレー」もご利用ください。
- 夏向きのウイッグはありますか。
- ハイパック(部分ウイッグ)では通気性の良い穴あきタイプ、軽やかなミニシリーズなどがおすすめです。その他、とっておきの商品としてコラーゲンファイバーを使ったシリーズ(SF-T805〜807)もぜひお試しを。熱ごもりや蒸れをおさえる「放熱」「整湿」の機能がありますので、暑い季節にはぴったりな商品です。
- 静電気を防止するには。
- 静電気はウイッグの大敵。乾燥によって起こる静電気は、ウイッグの髪を保湿することでかなり防ぐことができます。
保湿には、「ウイッグオイル」やシャンプー後の「コンディショナー(リンス)」などのご使用が効果的です。 - ウイッグのカットはできますか。
- 可能ですが専門的な技術が必要です。レオンカウイッグが美容室専売であるメリットのひとつは、プロのカット調整にあります。ご自分でのカット等は絶対に避け、まずは美容室にご相談ください。
- 着けたままでのお風呂や就寝は。
- ウイッグの毛質は高温や摩擦に弱く、お風呂の湯熱やサウナ、濡れた状態でのブラッシングは商品を傷める原因になります。また、枕との摩擦も傷みの原因になりますので、就寝時にはお外しください。
- 風の強い日などズレたり外れたりしませんか。
- ハイパックには、商品形状に合わせて2〜5個のストッパーが付いていますので、しっかり固定されていれば安心です。不安な場合は、要所をヘアピンで留めてください。ウイッグの場合は、帽子やバンダナのご着用も効果的です。
- ウイッグの髪のちぢれが気になる。
- ちぢれの主な原因は摩擦による静電気です。特にロング商品は首や洋服との接触でどうしても髪がちぢれやすくなります。大切なポイントは保湿。ウイッグオイル等での日々のお手入れを心がけてください。
- ウイッグの抜け毛が気になるんですが。
- 長いご使用の間での少しずつの抜け毛は避けられませんが、そうでない場合は、無理に力を入れたブラッシングが影響している場合があります。その要因となるのが、ちぢれやもつれ毛。これを防ぐには「ウイッグオイル」などによる保湿が効果的です。また、シャンプー時の濡れた状態でのブラッシングは抜け毛につながりますので厳禁です。