中までチョコたっぷり♪
生チョコカヌレ

Recipe No.608 レシピ作成:2023.1月
バリっと香ばしく焼きあがる本格的な銅のカヌレ型で、ガナッシュをとろっと絞り入れた生チョコ風味のカヌレを作りました。

銅製カヌレ型 トールサイズ


材料

(銅カヌレ型(トール) 10個分)

【カヌレ生地】
・牛乳       450g
・チョコレート   50g 
・無塩バター     10g
・薄力粉            90g
・ココアパウダー   20g
・グラニュー糖     215g
・卵(L玉)        1個
・卵黄             2個分
・ラム酒            32g

【ガナッシュ】
・生クリーム    60g
・チョコレート   50g
・ラム酒      小さじ1

■難易度:★
■所要時間:100分



銅製カヌレ型 大サイズ


材料

(銅カヌレ型(大) 10個分)

【カヌレ生地】
・牛乳       420g
・チョコレート   45g
・無塩バター    10g
・薄力粉      80g
・ココアパウダー  20g
・グラニュー糖   200g
・卵        1個
・卵黄       2個分
・ラム酒      30g

【ガナッシュ】
・生クリーム    55g
・チョコレート   45g
・ラム酒      小さじ1弱

■難易度:★
■所要時間:100分

Cooking

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1

■初めて使う型は、刷毛で内側にまんべんなく油脂(ショートニングまたは製菓用のスプレー油)を薄く塗り、天板に伏せて置き、200℃のオーブンで20分程空焼きする。

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2

■焼成の前日に生地を作る。鍋に牛乳を入れて火にかける。沸騰直前まであたためたら、カットしたバターとチョコレートを加えて火を止め、余熱で溶かし混ぜる。

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3

■ボールに薄力粉とココアを合わせてふるい入れる。グラニュー糖を加え、泡だて器でよく混ぜ合わせる。

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4

■卵と卵黄を溶き、中央をくぼませた[5]に流し入れる。泡だて器で中心から混ぜ、粉気がなくなれば混ぜ止める。(必要以上に練らないように気を付ける)

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5

■[2]の牛乳を2回に分けて加え混ぜたら、ラム酒を加え混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫で12時間以上生地を寝かせる。

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6

■マヨネーズ状にやわらかく練ったバター(分量外)を刷毛でていねいに塗る。使用するまで冷蔵庫に入れて冷やしておく。
※蜜蝋を使用する場合は下記参照

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7

■寝かせた生地は焼成の1時間前に冷蔵庫から出して室温に戻し、漉し器で漉す。

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8

■オーブンは、庫内にオーブンメーターを置いて「庫内温度」が210~220℃になるまで予熱する。
 この間に生地を型に8分目程度まで注ぎ入れ、天板に並べておく。(慣れるまでは生地は少な目に入れると失敗しにくい)

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9

■予熱が完了したら、生地を並べた天板をすばやく庫内に入れ、オーブンの庫内温度が200~210℃に保たれるように注意しながら60分を目安に焼く。

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10

■焼成が終了したら火傷に注意して型から生地を外して確認し、黒い焼き色が全体についていればケーキクーラーで冷ます。
 焼き色の薄いものがあればオーブンに戻して10分程度追加で焼成する。

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11

■カヌレを冷ましている間にガナッシュを作る。耐熱ボールに生クリームを入れ、レンジで沸騰する直前まで加熱してチョコを加え、チョコが溶けるまでしばらく置く。

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12

■チョコレートが溶け始めたら中心から少しずつ混ぜ、全体にムラ無く混ざればラム酒を加えて混ぜる。これをシュークリーム口金をつけた絞り袋に入れる。

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13

■粗熱が取れたら、表面上部のくぼみに箸などを刺し、底を貫通しないよう注意して生地の中央あたりに空間ができるよう、ぐるぐると動かす。

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14

■端を刺した穴の部分にシュークリーム口金を深く差し込み、ガナッシュを注入しながら口金を引き抜く。(ガナッシュが押し戻されて溢れやすいので量に注意)

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15

■表面に好みで金箔(分量外)を飾る。ガナッシュが固まれば完成。



蜜蝋を使用する場合

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1

■150℃に予熱したオーブンに型を入れ、約10分あたためる。
 この時、型のひとつに蜜蝋を入れておき、溶かす。型は庫内で保温しておき必要な分ずつ取り出して作業する。

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2

■軍手をはめた手で蜜蝋の入った型を傾け、内側にまんべんなく蜜蝋が付くように型を回す。
 蜜蝋が熱いうちにすばやく別の型に蜜蝋を注ぎ、空にした型は伏せて網の上に置いて余分な蜜蝋を切る。

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3

■[2]と同様に全ての型の内側に蜜蝋を塗り、固まるまで数分置く。
 (作業中に蜜蝋が冷えてきたら再度オーブンあたためて溶かす)

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4

■型の縁や底の突起部分には蜜蝋が厚く付着しやすいので、楊枝などで取り除くとよい。
 内側にごく薄く蜜蝋の膜がはっていれば完了。



レシピ担当栗原より

おいしく作るポイントをアドバイス

浅井商店レシピ担当:栗原佳子

家族や友人を笑顔にしてくれるお菓子作りが大好きです。大手料理レシピサイトにも レシピを投稿しており応援してくださるフォロワーさんも多く、励みになっています。

浅井商店では、型や道具の特徴を活かした、簡単でわかりやすいレシピ作りを心掛けております。 浅井商店のレシピが、皆様の楽しく美味しいお菓子作りの参考になればとても嬉しいです!

【型のポイント】

銅ならではの熱伝導率の良さで、艶やかな美しい濃い色にカリっと焼きあがる、本格派の方のためのオリジナルカヌレ型です。
別の素材のカヌレ型とでその焼き上がりを比較すると、きっとその食感の差に驚かれることと思います。
焼成温度には注意が必要ですが、もし他の素材での焼き上がりに満足されていない場合は銅の型をぜひ試していただきたいです。
各種サイズはお好みですが、迷われた場合には、カヌレは焼成中に多少生地が浮くことがあるので、トールタイプを選んでおくとより安心かと思います。

【レシピのポイント・ラッピング】

チョコレート入りの濃厚な味わいのカヌレ生地に、焼きあがった後でさらにガナッシュを絞り入れて仕上げた、生チョコ風味のカヌレです。
外側のカリっとした食感と、もちっとした中身ととろけるチョコレートの食感の対比が楽しんでいただけます。
バレンタインの手作りプレゼントにも♪ 
個包装には、個包装袋XF7400にぴったり入れることができます。

【成功アドバイス】

ガナッシュを注入するためにあける穴は、最終的にガナッシュでふさがれて見えなくなるので、思い切って大胆にぐるぐるっと箸の先を動かして中に空間を作って下さい。
ガナッシュは一度にたくさん絞り入れると溢れてしまうので、ゆっくり様子をみながら注入して下さい。
絞り入れたガナッシュは、固まる前のとろっとした状態で召し上がってもいいですし、翌日にしっとり固まって生地に馴染んだ状態で召し上がるのもおすすめです。

他、銅の型で焼くカヌレのコツは、レシピNo.552の「基本のカヌレ」の成功アドバイスを参考にして下さい。


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このレシピで使用した材料、道具



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