瀬戸内のほぼ中央、広島県の東南部に位置する尾道市。海を望む階段や坂道、路地越しに見える尾道水道、点在する寺院など、歴史を凝縮した景観が魅力です。緑豊かな山側と、自然の良港に恵まれたこの町は、志賀直哉や林芙美子などの文豪達にも愛されてきました。また、大林監督作品の映画などで有名ですが、映画の舞台としてもよく登場する町です。尾道から四国へ続く「しまなみ海道」ができてからは、島を渡るサイクリスト達の拠点にもなっています。こんな魅力あふれる尾道にはたくさんの旅人が訪れます。そして、旅の醍醐味といえばお土産。旅先で出会って持ち帰ったものは、見るたびに旅の事や出会った人々の事を思い出させてくれます。旅のおすそ分けとして、家族やお友達へ選ぶお土産も楽しいものですよね。
after-endはこの町を拠点に、尾道の魅力をお届けしたいと思っています。そして、この町にある、たくさんの魅力的な人やお店をROUND ONOMICHIを通してご紹介していきます。いつか尾道に来る人のためのガイドとして、今尾道に来ている人が楽しく尾道を旅できる羅針盤となりますように。
今回の特集の舞台は、尾道市・向島。本州から、尾道水道を隔てた位置にある島で、文字通り尾道の向かい側に位置します。日本遺産としても知られ、温暖な気候で柑橘類の栽培や漁業が盛んな島です。
美しい自然で知られるしまなみ海道の中でも人気が高いのが向島。尾道からは渡し船で約5分で着く島で、多くのサイクリング客も訪れます。海と果物とレトロな雰囲気から、観光地としても有名です。朝ドラ『てっぱん』や映画『男たちの大和』のロケ地にもなりました。また、瀬戸内海の中でも有名な花の島なので美しい花が見られる所も多いです。
そんな向島にある、一軒の素敵な英語教室『ABC tree』。
幼少期からヨーロッパやアメリカに住んでいた青山先生が、向島に移住されて古民家を改装して開かれた教室です。小さな子どもから大人向けまで、幅広くレッスンをされています。
月に一度、オーガニックな材料を使って、ランチやおやつを作りながら英語で遊ぶワークショップも開催されるなど、楽しくて素敵な教室です。
今回はABC Treeさんの幼児クラスのレッスンで、子ども達に《せんろすごろく》を英語を交えて遊んでもらいました。
《せんろすごろく》は、自分達でオリジナルのコースを作れるすごろくです。線路のようにピースをつなげて、毎回違うコースが作れるのが特徴。ゲームを盛り上げる指示が書いてあるピースが入っているので、組み合わせていろんなコースを作れるのが楽しみです。つなげ方によってはゴールが難しくなったり、何手先も考えてコースを作るので頭の体操にもなるすごろくです。
「散らかってもママがイライラしないおもちゃ」がSukima.のコンセプト。優しい風合いの天然木で作られているので、温かみを感じられます。
第15回ひろしまグッドデザイン賞を受賞しており、そのデザイン性の高さもポイントです。
(まずは自己紹介から。ここからすでに英語です。上手にできるかな?)
先生:Sit down please.(座りましょう)
先生:きょうはここで英語でゲームをしていきます。
先生:じゃあはじめに自己紹介しようか。先輩からね。What's your name?(お名前は?)
まほ:I'm Maho.(まほです。)
先生:How old are you?(何歳ですか?)
まほ:I'm Seven.(7歳です)
先生:Seven! OK. (7歳ね!)
(みんなそれぞれ、名前と年齢を英語で上手に言えました^^)
先生:All right.so we going to play a game.(よーし、じゃあこれからゲームをしましょう。)それじゃあまずは、こまを選ぼうね。Let's take one.(1つ取ってみよう)
りこ:どれにしようかな。
先生:This one? This one?(こっちにする?こっちにする?)
りこ:じゃあこれ!
先生:So let's make a course.This is like a puzzle.(じゃあコースを作ってみよう。これはパスルみたいだね。)
先生:Let's make together.(みんなで一緒に作ろう)
かな:これ、ここに入れよう。
りこ:これ"tree"でできてるね。
先生:なが〜くするか、ぐるぐるまいてるようにするか、いろいろできるね。
ゆい:"snake"みた〜い。
先生:Ah! like a snake.(そう!ヘビみたい!)
(実際のコースを見て説明)
先生:Ok! everybody~! (よーし、みんな)説明します。This is call " dice"(これは『ダイス』と呼びます)
先生:You roll the dice.And you go forward.(ダイスを振って、進みます。)
先生:This is "plus 5". It means you go 1,2,3,4,5. "minus 5" means you have to go back 1,2,3,4,5.(これは”+5”。意味は1,2,3,4,5進むっていうこと。”-5”は1,2,3,4,5戻る。)
先生:And this means "you can do again".you can rolling the dice again.(あとこれは、”もう一度”。もう一回ダイスを振れるよ。)
ゆい:そこに止まるほうがいいね。
先生:Yes.Did you understand?Ok?(そうだね。みんな分かった?いい?)
みんな:OK!
先生:This one means "stop".(これは”止まる”)
かな:お休みっていうこと?
先生:そうそう。"You have to rest."一回休み。
先生:はい、じゃあ誰からやろうか?英語のじゃんけんやろう。
先生”Rock”これ石ですよ。”Scissors”(はさみ)”Paper”(紙)
One,two,three〜。で出しまーす。Are you ready?(いい?)
“Rock.Scissors.Paper.One,two,three〜。"
ゲームスタート!
(さいころを投げます)
先生:How many?(いくつ?)
まほ:Three!(3!)
まほ:One,two,three…"plus 5"!(1,2,3…。”+5”だ!)やった~!
まほ:One,two,three,four,five!(1,2,3,4,5!)
先生:Wow!Good job!(おお!いいねぇ~)
先生:How many?(いくつ?)
あかね:Five!(5!)
あかね:One,two,three,four,five…"minus 3"(1,2,3…。”-3”だぁ~)ええー、やだ!
あかね:One...,two...,three...(1...,2...,3…)
先生:Oh no!Too bad.(ああ~、残念だったね。)
先生:Your turn.(あなたの番だよ)
りこ:Four!(4!)
りこ:One,two,three,four...わ!”stop”だ。なんでまた1回休みなの~。
先生:Oh~!Bad luck.(ああ~、運が悪かったね)
りこ:なんでこんなことになるの?
先生:そういうとき、英語では”Why me!?”(なんで!?)って言うんだよ~。
まほ:もうちょっとでゴールだ!
先生:おー、やったね!がんばれ。
かな:One,two,three,four,five…! やったー!
先生:Goal! The winner!(ゴールだ!一抜けだね!)Yippee!(わーい)
かな:Yippee!(わーい)
その後、ぞくぞくとゴール!Finish!
先生:How was it?(どうだった?)
まほ:It was fun!(楽しかった!)
あかね:It was good.(よかった!)
かな:I’m happy.((一抜けだったから)幸せ~)
りこ:Oh my god!((最下位だったので)なんてこった!)
ゆい:It was good.(よかった~)
先生:はじめはみんな日本語ばかりだったね〜。でも、進めていくうちに自然と英語が出てきていたね〜。ゲームとかしながらだと楽しんで話せていいよね!
みんなでお片付け。コースをくずして袋に入れたら、はいできた!
《せんろすごろく》のいいところは、お片付けも簡単にできるように、おしゃれな帆布バッグがついているところ。
みんなあっという間に、きれいにしてくれました。
シンプルなおもちゃだからこそ、シンプルなルールで楽しめる。
それこそ言葉も最低限にシンプルで・・・でも楽しい!
そんな時間が作れることがこのレッスンを通して感じられました。
子どもに英語を話してもらいたいけど、家では敷居が高いな〜と感じていた店長の宮地は、
考えすぎず、楽しいところから始めれば良いことが分かりました。
みんなたくさん楽しんでくれてありがとう!
Thank you so much!!
《住所》尾道市向島町1943
《電話番号》0848-51-5423
《アドレス》romy@mountainblue.jp
《レッスンクラス》
◯kids class 3歳〜
◯elementary class 一年生〜
◯英検受験クラス
◯Grown Up Class 《絵本を使った大人の初級クラス》(月2回 お茶とお菓子付き。お子さん連れ可)
◯親子クラス 1歳半〜(準備中)
◯ABC Tree Kids Cooking-オーガニックな食材を使ったおやつやランチ作りのワークショップ- (不定期)
Facebook ABC Treeにてレッスンの様子やワークショップの日程など載せています。
詳しくはFacebookからメッセージまたは直接お問い合わせください。