ROUND ONOMICHI

いい旅は、帰ってからも楽しめる。

瀬戸内のほぼ中央、広島県の東南部に位置する尾道市。海を望む階段や坂道、路地越しに見える尾道水道、点在する寺院など、歴史を凝縮した景観が魅力です。緑豊かな山側と、自然の良港に恵まれたこの町は、志賀直哉や林芙美子などの文豪達にも愛されてきました。また、大林監督作品の映画などで有名ですが、映画の舞台としてもよく登場する町です。尾道から四国へ続く「しまなみ海道」ができてからは、島を渡るサイクリスト達の拠点にもなっています。こんな魅力あふれる尾道にはたくさんの旅人が訪れます。そして、旅の醍醐味といえばお土産。旅先で出会って持ち帰ったものは、見るたびに旅の事や出会った人々の事を思い出させてくれます。旅のおすそ分けとして、家族やお友達へ選ぶお土産も楽しいものですよね。
after-endはこの町を拠点に、尾道の魅力をお届けしたいと思っています。そして、この町にある、たくさんの魅力的な人やお店をROUND ONOMICHIを通してご紹介していきます。いつか尾道に来る人のためのガイドとして、今尾道に来ている人が楽しく尾道を旅できる羅針盤となりますように。

慌ただしいクリスマスを終えたころ、ほっと一息つきたくなっていませんか?
おうちでゆっくり過ごすのもいいな、でもどこかへちょっと出かけてみるのもいいかも、なんて悩むのも楽しいもの。
そしてせっかくだったら、今しか楽しめないものを味わうのもいいかもしれません。
今回は、尾道にある『BAR MUSK』とafter-endの コラボレーション企画「冬とホッとカクテル」と題して、季節を味わうカクテルや、温かいカクテル、そしておうちでも素敵な時間を楽しめるように、簡単に作れるレシピを教えてもらいました。

バーは季節を楽しめる場所。季節のフルーツを使ったカクテルや、気温に合わせておすすめのアルコールを飲めるのがいいところ。
視覚や嗅覚だけではなく、味覚でも季節を楽しませてくれます。
夏にはフローズンドリンク、冬にはホットカクテルがあり、春夏秋冬、季節を感じられる旬の果物を使ったオリジナルカクテルを味わえます。

今日は一段と寒いなぁ、ということでおすすめのホットカクテルをオーダー。
ホットウィスキートゥディを作っていただきました。
基本は「ウイスキーのお湯割り」ですが、そこに甘みを加えたり、果実・スパイス・ハーブなどで香りづけすること。ウイスキーやスピリッツに甘みを加えて水で割るスタイルを「トゥディ」(toddy)と呼び、ウイスキーとお湯を使うと「ホット・ウイスキー・トゥディ」というカクテルになります。
アルコールを飛ばすためのフランベですが、なんとも美しく幻想的です。青い炎がたつ瞬間は、驚きつつも心が踊ります。

耐熱ガラスのヴィジョングラスでいただきます。
まずは香りを堪能。ふわりと鼻孔をくすぐるのは、体を温める優しいスパイスとレモンの香り。これだけでふっと肩の力が抜けていきます。 飲み始めはレモンピールの爽やかな香りが鼻に広がり、飲みすすめると今度はクローブの香りが楽しませてくれます。バニラにも似た甘さを感じさせつつ、刺激的でさわやかなクローブの香りをじっくりと堪能できます。

コモンのワイングラスでいただくのはMIXベリーのフローズンカクテル。ベリーの甘さと酸味のコントラストが絶妙な一品。紅茶のリキュールを使ってコクと香りをより強めてあります。
今回はアルコール入りの物を入れていただきましたが、アルコールが苦手な方にはノンアルコールの物も作ってもらえるので安心です。
コモンのワイングラスは、繊細過ぎず丈夫なのがいいところ。ぽてっとしたフォルムがイチゴの赤いカクテルとあいまってとてもかわいい。

また、今回は特別におうちでも楽しめるホットカクテルのレシピを教えていただけることになりました。
【おうちで簡単!ホットウイスキートゥディ】
・お湯
・ウイスキー
・ハチミツ
・レモンまたはレモンピール ・スパイス(シナモンや八角、クローブ、カルダモンなどお好みで)

①ウイスキーのお湯割りを作る。
②そこにハチミツやレモンかレモンピール、スパイスを入れる。レモンピールの方がより強くレモンの香りを楽しめます。

とても簡単におうちでホットウイスキートゥディが作れます。
ハチミツの量や果物、スパイスの種類は作る人の個性が出るところなので、お好きなものを入れてくださいね。

【サングリアで作るホットワイン】
・ワイン
・ハチミツ
・果物(リンゴやイチゴ、オレンジ、レモンなどお好みで)
・スパイス(シナモンやクローブなど、お好みで)
・瓶(煮沸消毒が必要です)

①ワインを鍋でぐつぐつ煮ます。ここでアルコールが飛ぶので、度数低めがお好みならば長めにぐつぐつしてください。スパイスがお好きな方はここで一緒に煮ると、より香りが濃くなります。
②ハチミツを入れます。甘いのがお好きな人は大さじ3~4杯ほど。甘さがいらないなら入れなくても大丈夫です。
③煮沸消毒した瓶に果物を切って入れます。瓶の半分より多めに入れると果物の味をより楽しめます。
④熱したワインを瓶に注いで蓋をします。粗熱が取れたら冷蔵庫で保管しましょう。果物を抜いておけば冷蔵庫で4日は保存ができます。
スパイスを濃く出したくなければこのタイミングで一緒に瓶に入れると、程よくスパイスの香りを楽しめます。
⑤ホットワインはここからが本番。一度冷ましたワインを温め直し、そこにお好みでドライフルーツを入れます。
⑥最後にクローブをひとつ。ふわりと甘くて爽やかな香りが広がって完成です。

寒さが増してきたこの頃、冷たい風に体を丸めて帰路を急ぐ毎日。仕事や家事もたくさんで、いつの間にか気持ちもかたくなっていたりして。
そんな時でもおうちカクテルで息抜きができる時間を作って、自分を労わってあげられたらいいですね。

INFORMATION

Bar MUSK

BAR MUSK

住所 尾道市土堂2-6-25
(JR尾道駅より東へ徒歩約10分)
電話番号 0848-38-1333
営業時間 [水~金] 18:30~25:30(L.O.25:00)
     [土] 15:00~25:30(L.O.25:00)
     [日]15:00~24:30(L.O.24:00)
定休日 月曜日・火曜日

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