いい旅は、帰ってからも楽しめる。

瀬戸内のほぼ中央、広島県の東南部に位置する尾道市。海を望む階段や坂道、路地越しに見える尾道水道、点在する寺院など、歴史を凝縮した景観が魅力です。緑豊かな山側と、自然の良港に恵まれたこの町は、志賀直哉や林芙美子などの文豪達にも愛されてきました。また、大林監督作品の映画などで有名ですが、映画の舞台としてもよく登場する町です。尾道から四国へ続く「しまなみ海道」ができてからは、島を渡るサイクリスト達の拠点にもなっています。こんな魅力あふれる尾道にはたくさんの旅人が訪れます。そして、旅の醍醐味といえばお土産。旅先で出会って持ち帰ったものは、見るたびに旅の事や出会った人々の事を思い出させてくれます。旅のおすそ分けとして、家族やお友達へ選ぶお土産も楽しいものですよね。
after-endはこの町を拠点に、尾道の魅力をお届けしたいと思っています。そして、この町にある、たくさんの魅力的な人やお店をROUND ONOMICHIを通してご紹介していきます。いつか尾道に来る人のためのガイドとして、今尾道に来ている人が楽しく尾道を旅できる羅針盤となりますように。

暑い夏を涼しく過ごす、尾道生まれのヒンヤリスイーツ

梅雨が明けて、暑い夏真っ盛り。海に面している尾道は、海に反射する太陽の光がキラキラ輝くとてもきれいで眩しい季節です。今回は、そんな夏に食べたくなるヒンヤリスイーツ特集。社員から評判のafter-endメイドのフルーツシロップドリンクもあわせてご紹介します。
尾道にきたら絶対に食べたいスイーツ、ここにあります。

尾道のフルーツを使った自家製シロップづくり

レモンが有名な広島県はレモン生産量日本一だそう。特に、ここ尾道から続くしまなみ海道にある瀬戸田のレモンは有名です。この季節、尾道の町の商店街や農家さんの直営店には無農薬のフレッシュなレモンがたくさん並びます。そんなレモンを買ってきて作り置きしておくのが自家製シロップ。作り方は簡単で、レモンを輪切りにして、レモン同量の氷砂糖を、レモン砂糖レモン砂糖～の順番で重ねていくだけ。氷砂糖が溶けた頃には美味しいレモンシロップが出来上がっています。
以前つけておいた黒糖梅シロップと、すもものシロップも並べると、色とりどりのカラフルなドリンクバーのはじまり！

季節のフルーツと組み合わせて、見た目にもきれいなシロップドリンク

完成した自家製シロップは、そのままだと濃いので、大人は炭酸割り、子供は水割りでいただきます。ビールに少し混ぜて、ほんのり甘いフルーツビールとして飲むのもおススメ！甘いのが好きな方はシロップ多めで、苦手な方は少量にしてほんのりフルーツの風味だけにしたりと、自分の好きな味を決めていきます。季節のフルーツやミントをそえると見た目にもきれいな嬉しいドリンクが完成。そんな時はガラス製のグラスやタンブラーが使えます。シンプルなフォルムとリーズナブルな価格で人気のCommonのグラスはどれも安定した使いやすさ。小さなお子様にはタンブラーが持ちやすい大きさで◎。ガブのみしたい大人はウォーターグラスを。脚付きのワイングラスはちょっと優雅な気分になれますね。

この自家製シロップ、カキ氷のシロップとしてもおススメなんです。使っているのはフルーツと氷砂糖のみなので、カキ氷大好きな小さいお子様のおやつにも安心安全です。トッピングにフルーツを飾り付けてごちそうカキ氷の出来上がり。
（左）HANASAKAのシンプルな白い九谷焼にチェリーのピンクが映えます。（右）西隆行の雫デザートカップはトロリとした釉薬の質感が素敵な器。氷が溶けたような雫にも見えてきます。

昔から変わらない美味しさ、からさわのアイスモナカ

夏のスイーツといえばアイスクリーム。尾道に来られた方には必ずおススメしているのがからさわさんのアイスモナカです。卵黄たっぷりのたまごアイスは、コクがあり口どけも滑らかで、アイスというよりジェラートのような感覚。これをパリッとした皮につつんでいただく幸せ、尾道にからさわさんがいてくれてよかった～と思う瞬間です。
からさわさんのレトロでカワイイ実店舗で食べれるので、尾道に来られた際はぜひ行かれてみてくださいね。

アイスモナカやフルーツ盛りに使っている器はマットな白が置くものを引き立てるHANASAKAのプレート。Cutipolのスプーンはアイスクリームもすくいやすい大き目サイズです。

ヤマネコ印のこだわり絶品、尾道プリン

こちらも尾道で知らない人はいない、というか全国的にも有名になっている、おやつとやまねこさんのプリン。尾道産の卵や広島の砂谷牛乳など、素材にこだわって丁寧に作られています。ヤマネコ印のレトロな瓶のいれものもカワイイんです。まろやかで濃厚なプリンはそのままたべてもとってもおいしいのですが、プリンに付属のレモンシロップをかけて食べるとさわやかな甘さに。一つのプリンで二度楽しめるプリンなのです。今回は定番のプリンの他に、抹茶やコーヒー味も使って西隆行の器に3色盛り。ちなみに、上の写真に写っているのは、季節限定の桃のソースがかかったプリン。いつもの定番プリンが、夏ならではの味で楽しめました。

暑い夏を涼しく、楽しく乗り切ろう

尾道ヒンヤリスイーツ特集、いかがでしたでしょうか。暑くて外に出たくないときはおうちに集まって、美味しいものをお気に入りの器に盛りつけて食べるのもいいですよね。せっかくの夏休みだから、旅行でも！という際には、瀬戸内に面している尾道からしまなみ海道を渡る夏旅もおススメのルートです。after-endの実店舗も9月には完成予定ですので、まずはネットでいろいろチェックして、ぜひ遊びに来てくださいね。