吉の字椀 節分の頃
以前にご紹介しました兄・野田行作発案の形の椀に、兄の字の「吉」の字を出来る限り忠実に山本哲さんに写していただきました。本体は以前ご紹介した奥田志郎作です。なつかしいうれしい椀の再来です。
節分に大豆ご飯を入れたり、毎日の食卓に身近で気軽にお使いいただくと、この椀のたのしさが解っていただけるかと思います。ひと塩の小鯛の向付、蓋付椀には玉子どうふ又は胡麻豆腐のような身軽なものに芹などをそえて、節分のお膳にしてみます。季節的に梅の小皿が効いています。
蓋付椀は、二十年程前に作りました帯椀の本体に、拭漆の蓋を合わせてみましたら、仲々面白いものになりました。お蓋の必要な普段の椀として、お気軽にお使いいただけると思います。
工芸店ようび 店主 真木
吉の字椀
愛らしい小ぶりのお椀は、店主の兄 野田行作が作った「吉の字椀」を奥田志郎さんが写したものです。
奥田志郎
22,000円
鼠志野四方向付・大
ねずみ色をベースに自在な白の線刻や釉薬の白のレースが風景を優しくもり立てています。
長森慶
8,800円
帯椀・拭漆蓋
胴に帯模様がある伝統的なお椀です。帯に見えるように木地を削っています。
奥田志郎
16,500円
交趾梅形小皿
伏原博之さんの交趾から梅を模った豆皿です
伏原博之
17,160円
鎌倉彫箸・洗朱塗
硬い翌桧(あすなろ)を使い、良質の漆を幾度も丁寧に重ねて作られています。
石渡清和
5,720円
白磁鯛の箸置
「めでたい!」の鯛が箸置きになりました。
木寺住雄
13,200円
尺三縁潤膳
地は栓です。裏も表も美しい糸目になっています。
山本哲
55,000円