有馬の泉源は神代の昔からの伝統を持つ、日本最古の由緒ある名泉。西暦600年頃から歴代天皇の行幸によって名を知らしめ、度重なる震災や大火にも復興を果たしてきましたが、中でも豊臣秀吉の援助は有馬繁栄の礎となりました。珍しい鉄錆色の「金泉」は含鉄ナトリウム−塩化物強塩泉。「銀泉」は炭酸泉とラジウム泉の混合泉で、この炭酸水を使った銘菓「炭酸煎餅」は、有馬みやげの定番です。
1.古い街道の面影を残すまさに有馬らしい町並み。細いつづら折の道に、格子窓や風情たっぷりの商店や民家が軒を連ね、懐かしい景色が続く。
2.有馬の氏神「湯泉神社」。神代の時代、三羽のガラスが赤い湯で傷を癒しているのを見て有馬の泉源を発見したという大己貴命と少彦命名の二神と、熊野久須美命が御祭神。子宝神社としても信仰を集めている。
3.天満宮の境内にある金泉の泉源「天神泉源」。
4.炭酸煎餅の原料にもなっている天然の炭酸水が湧き出る「炭酸泉源」。
5.ホテル「花小宿」のすぐ裏にある「御所泉源」。