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メンテナンス その9 ペダルの交換

今回は、ペダルの交換方法についてご紹介します。
今は、自転車にもともと付いていたフラットペダルを使っているけれど、
ビンディングペダルに替えたい!好きな色のペダルに替えたい!
など色々な理由があるかと思います。
今回は言葉での説明は少なめに、写真を多めにご紹介させていただきます。

さて、ペダルの交換作業の際、 必要な工具はこちら
ペダルレンチ!
今回はこの【LIFU リフ】 YC-161という商品で作業をします。
他には、グリス、潤滑材、タオル、滑り止め付き軍手があればなお良いです。
(ペダルによっては、六角レンチでしか作業ができないものもありますが、今回はこのタイプでの説明です。)
では、実際に作業にかかりましょーー↓

■今回はまず、左側のペダルから外していきます。

下の写真で言うと奥のペダルになります。

 


少し、年月が経っていてサビがついている場合は、
左右ともペダルの軸のこの部分に潤滑油をさしておくと 作業がしやすいです。


■左ペダルのはずしかた

まず、ペダルレンチをペダルの軸部分にはめてください。かっちりと奥まで、はめましょう。
左側のペダルは逆ネジのため、普通のネジとは違い、この方向で回すとゆるみます。


クランクと工具をこの位置にセッティングして作業をすると上手く力がはいりません。


だいたい、この位置にセッティングしましょう。


後は、足でペダルが回らないように固定し、
左手でブレーキをしっかりと握りながら、作業をしてください。

■右ペダルのはずしかた

さて、次は、右側のペダルをはずします。右ペダルは通常のネジと同じですので、
この方向でゆるみます。


こちらも左側と同様、上手く力が入らない位置があります。


だいたいこの位置が力が入りやすいでしょう


※ここは要注意です。↑↑一気に力を入れすぎないように!!


足でペダルが回らないように固定し、右手でブレーキをしっかり握りましょう。

■ペダルを取り付ける

さて、無事ペダルを外せたら、今度は新しいペダルを取付けます。

今回はこのSHIMANO(シマノ)の SPDペダル 「PD-A530」を取付けます。
片面はSPD、片面は踏みやすく滑りにくいフラットペダルというのがこのペダルの特長。
通勤でも、休日のスポーツシーンでもペダル、シューズの交換無しで活躍してくれます。

■左ペダル(L)を取り付ける

まずは左側のペダルから取り付けます。ねじ山にグリスを塗布しまします。

ペダルは右と左とで、ネジの切れ方が違いますので、
左側には「L」の刻印がついた左用(LEFT)を・・・


左ペダルは逆ネジのため、この方向で締まります。
斜めにならないように注意して、手で回せるところまで回しましょう。


最後は工具で力を入れてしっかりと締めます。
外すときと同様に、締めやすい位置があります。
この位置が力が入りやすいです。
※クランクが回りますので、ワークスタンドは外してブレーキを握りながら作業をしましょう。
※あんまり力を入れすぎるとねじ山が潰れますのでご注意を。

■右ペダル(R)を取り付ける

左と同じように、ペダルのネジ山にグリスを塗布し、
手で回せるところまで回して、最後は工具で締めます。


右側は普通のネジと同じですので、この方向に力を入れると締まります。
この時も、手を怪我しないように軍手とタオルを使い、作業をすることをおすすめします。
ブレーキを握りながら作業することもお忘れなく。

これで作業は完了です。
ペダルを交換すると、見た目はもちろん、走行にも違いがでます。
特に、ビンディングペダルにするとペダリングが、かなり楽になりますので大変おすすめです。


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