カシメの打ち方

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カシメ打ちをする前に…

必ず試し打ちをしましょう!

ハトメやカシメを綺麗に打つポイントは、 「打つ時に垂直に打ちつける事」です。
簡単そうですが、慣れていないとちょっと難しい!
伸びる生地・薄い生地は、せっかく付けても伸びたりほつれたりして外れやすくなってしまいます。
打ちつける前に、裏面に芯を貼って補強をするなどひと手間かけましょう。

【step1:必要な道具を揃えよう】
1.カシメ
2.打具
3.木槌・金槌(どちらでもOK)
4.目打ちや市販の穴あけパンチ(穴が開けられればOK)
5.ゴム板(ハトメやカシメを沢山打つ時に便利。厚い雑誌などで代用可能)
6.生地(今回は合皮生地の「メタルゴード」を使用)
【step2:中身の確認】
カシメは2つのパーツからなり、写真左の生地の表に出る部分「頭(メス)」
生地の裏に出る部分「足(オス)」があります。

【ここがポイント!】
打具を使うと、表に出るパーツ頭の綺麗な曲線を守りながら打つことができるので、見た目がきれいに仕上がります。
使用しなくても打つことは可能ですが、頭がぺったんこに、そしてボコボコになってしまいます…。
【step3:穴を開けよう!】
目打ちや、市販のパンチなどを使って穴を開けます。
今回は柔らかめの合皮生地を使用したので、目打ちで開けました。
【step4:足を付けよう!】
生地の裏側から表へ向けて足を差し込みます。
表から見た写真。
【step5:頭を付けよう!】
表に出ている足に頭を乗せて、パチンと音がするまでしっかりと押し込みます。
しっかりと押し込まないと、打ちつけた時にずれてしまったり、足が曲がってしまうのでご注意を!
【step6:打ってみよう!】
下にゴム板を敷き、上に打ち具をあてがい垂直に打ちつけます。
ここで仕上がりに差がつきます!
これで完成です!