こころとからだの健康タイム・対談編16-3

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 このコーナーでは、エヌ・ピュア社長・鳴海周平が各界を代表する人生の達人との対談を通して、「こころとからだの健幸」に役立つ様々な情報をご紹介しています。毎日の健幸にお役立ていただけましたら幸いです。

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Vol.16 ゲスト:由美かおるさん・根本伸一さん【3】

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根本 足の裏から呼吸をする、というイメージは、最初なかなかたいへんかもしれません。イメージとしては、樹木(人間)が根(足の裏)から、水分や養分(呼吸)を吸い上げる感じでしょうかね。そして背骨を通して、頭のてっぺんまで吸い上げる。丹田(下腹部)にその息を下ろして、後はゆっくりと吐きながら全身の活性化をイメージし、また足の裏へと下ろしていく、こんな感じでしょうか?

由美 はい、そんなイメージで行なっていただけると良いですね。実際に、西野塾の稽古場にいらしていただくとよくわかっていただけます。
東京と大阪に稽古場があります。遠方の方でも、時間を作ってたくさんの方が稽古に来られます。西野先生や私が書いた本や、ビデオ、DVDなども参考になります。
九州の方から、ビデオと本を参考に呼吸法を行ったら、0.4と0.7だった視力が、両方1.5に回復したというお便りも届いています。

鳴海 西野先生は医学の勉強もさることながら、易や四柱推命なども随分と本格的に勉強をされていたようですね。
そして「呼吸は運命までも変えることが出来る」とおっしゃっています。

由美 宿命というのは、誰の子供として、どの時代に、どの国に生まれた、というようなことです。こうした宿命は変えられません。でも運命は変えられるんです。
例えば、地震や火山の噴火などは、定期的でも不定期でも自然の力による影響を確実に受けています。私達人間も、生まれや環境による様々な影響を受けています。生きるパワーである生命エネルギーの強さが、その人の運命に大きな影響を与えると思われます。
この生命エネルギーを生み出す呼吸を変えることによって、好転させる道が開けます。それは呼吸法を実践している人たちの、若返りの事実を見ても明らかだと思います。

鳴海 由美さんを見ていると「瑞々しい」という言葉がまさにピッタリですね。
若さと美しさ、そして健康のコツを是非、呼吸法を通して、皆さんにも体験していただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

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(季刊ぶんぶん通信Vol.16 2005年冬号)

由美かおるさん・根本伸一さん プロフィール

由美かおる

由美かおるさんの著書

16-9.jpg1962年 西野バレエ団入団。
1966年 「11PM」にプリマとして出演し、新鮮さとキュートな魅力でたちまちマスコミの話題となる。同年映画「夜のバラを消せ」に石原裕次郎の相手役として出演。その後、松竹映画、東宝映画で数々の作品のヒロインを演じる。
1984年 厚生大臣の私的諮問機関「国民健康会議」委員
1995年 厚生省「医療審議会」委員 ゴールデンアロー賞の新人賞、グラフ賞4回。
2001年 ベストスリミングビューティー賞。第13回日本ジュエリーベストドレッサー賞など数多くの受賞がある。
合気道四段。全国の企業、公共団体で、西野流呼吸法の講演活動をおこなっている。
テレビ「水戸黄門」レギュラー出演中。京都市特別観光大使。
〈著書〉「由美かおるの西野流呼吸法」、「由美かおる若さのビューティ・スパーク」他多数

根本伸一

1963年 早稲田大学卒業とともに、経済雑誌社・実業之日本社入社
1990年 実業の日本編集長
1999年 独立して、編集プロダクション・NAP設立
2001年 NPO法人「メダカのがっこう」設立、耕さない生きものいっぱいの田んぼを広げる環境運動を展開。現同法人副理事長
※西野流呼吸法歴15年