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スピードの各シリーズ説明一覧
LZR racer ELITE
(レーザーレーサーエリート)
2010年1月より発売されたspeedoトップモデル
速すぎる水着と世界を騒がせたLZR racerをFINA認定タイプに改良
LZR racer PRO
(レーザーレーサープロ)
2010年1月より発売されたspeedoトップ層向けモデル
LZR racer
(レーザーレーサー※初代)
2009年廃番。オリンピックで世界を騒がせた当時世界最高クラスの水着
布帛の生地により身体を締め付け、パネル効果で水を滑るような感覚を得る高速水着
LZR racer HYBRID
(レーザーレーサーハイブリッド)
2009年廃番。LZR racerを改良し、廉価にしたモデル。
FS-PRO
(エフエス プロ)
堅い布帛生地で身体を締め付ける事によってタイムを向上
FASTSKIN XTシリーズ
(ファストスキンXT)
flyingfishとして知られる競泳水着が名称変更されたもの
空洞のある糸、プレスによるなめらかな表面が特徴で、伸縮性に優れた生地シリーズ
FASTSKIN XT HYBRID
(ファストスキンXTハイブリッド)
布帛の生地とflyingfishを切り替えることによって布帛の締め付けに着用感を加えたシリーズ。
FLEX Σ
(フレックスΣ)
従来の競泳水着の生地に比べて厚手な生地を使用。ボディーラインをカバーするデザイン
DREAM TEAM
(ドリームチーム)
スピード社ブランドのトレーニング水着から関連ウエアまでを幅広く扱うシリーズ総称
SWYM
(スワイム)
SWIMとGYMの造語。水泳を含めて活動的な運動をする方に


LZR racer ELITE
(レーザーレーサーエリート)
種別 競泳水着シリーズ
タイプ 身体の締め付け、姿勢安定
大会使用 使用可能
メモ書き 2010年発売開始のスピード社トップモデル。
2010年のFINA新規定に沿うために生まれ変わったLZR racerの後継モデル。世界を騒がせた初代モデルからパネルなどが排除され軽量化され、インナー部の二重構造においてそのパネルの代わりとなる機能代替えされています。
また、類まれな高度な技術である超音波レーザーによる圧着をしており無縫製というところは前代モデルから踏襲しています。



LZR racer PRO
(レーザーレーサープロ)
種別 競泳水着シリーズ
タイプ 身体の締め付け、骨盤安定による姿勢矯正
大会使用 使用可能
メモ書き レーザーレーサーエリートに次ぐトップ層向けのモデルがこのレーザーレーサープロ



LZR racer
(レーザーレーサー 初代)
種別 競泳水着シリーズ
タイプ 身体の締め付け
大会使用 使用不可(廃番)
メモ書き 北京オリンピックにおいて最も世界を驚かせ、そしてその実力を見せつけた水着
身体を強く締め付ける事によって、水中での身体の揺れを抑えて泳ぐという大きな基本コンセプトともいえる水着。このコンセプトは当時、撥水加工が主流だった時代では一線を画すものでした。しかしLZR racerの前のモデルとなるFS-PROから培ってきた技術とデータをもとに、新たな技術をいくつもつぎ込むことで生まれたこのレーザーレーサーは世界を驚かせるのに十分すぎる実力を持った水着でした。

その名前の由来の一つともいえる超音波レーザーによって水着圧着をすることで、水着でありながら無縫製という驚異の状況。また、身体のブレを起こしやすい場所に薄型で軽量、またパワフルなパネル素材「レーザーパネル」を配置することで、水すべりの良さ、身体を更に強力にサポートしています。

それ以降に登場した水着を総称して「レーザーレーサー後」という呼び方をされる時期があり、それほどまでに水着における印象を世界に付け、高速水着という名称が生まれたきっかけの水着もこの水着でした。
水着の概念を大きく変えたこの水着は2010年の新たな規定改定によって姿を消すことになりました。
2010年FINA規定に伴い、LZR racer ELITE として生まれ変わりました。



LZR racer HYBRID
(レーザーレーサーハイブリッド)
種別 競泳水着シリーズ
タイプ 身体の締め付け
大会使用 使用不可
メモ書き

非常に高価だったレーザーレーサーの廉価バージョンとして登場した水着。レーザーレーサーよりも2〜3割も安い価格ながらも徹底した作りこみとデータ集積により、レーザーレーサーに肉薄するほどの実力を持った水着。
レーザーレーサーと同時期に廃番




FS-PRO
(エフエス プロ)
種別 競泳水着シリーズ
タイプ 身体の締め付け
大会使用 使用可能(FINA認定マーク付き)
※FINA認定マークなしは一部使用制限があります。
メモ書き 身体を強く締め付けることでタイムの向上を計るというタイプで、レーザーレーサー登場の先駆けであり、speedoの競泳水着を着る層で、もっとも多く愛用されているシリーズ。
レーザーレーサーと同じ生地でもある布帛生地「LZR Pulse(レーザーパルス)」を使っており、触り心地は生地というよりは紙にも似たものがあります。
生地の伸縮性は限りなく少なく、より身体にフィットしたサイズ選びが必要です。公式発表ではないものの、記録を求める方にはワンサイズ下のサイズを着用することが推奨されており、そのワンサイズ下の着用によってパフォーマンスを最大限に引き上げます。
伸縮性が低いことから大き目のサイズを選ぶことによって水着の中に水の浸入が多くなり、タイムがむしろ遅くなるということがおこりえるため、できる限り身体にフィットした(小さい)サイズが記録には良いとされています。

とはいえ、サイズ通りに着用しても着脱は非常に困難で、着用に10分以上の時間がかかります。
また、非常に破れに弱い水着でもあるので、着用には多少過剰と思われるぐらいの神経を使っての着用をお勧めいたします。
着用時に爪が原因で破れやすいことから専用のフィッティンググローブ(SA99A80)が発売されており、北島選手がレーザーレーサーを着用するときに使っていたグローブがこれであったことから、奇跡のグローブとも言われたのは余談です。



FASTSKIN XT ※旧flyingfish
(ファストスキン XT)
種別 競泳水着
タイプ なめらかな表面加工による水中抵抗低減
大会使用 使用可能(FINAタグ付きのみ)
FINAタグなしについては一部大会において使用制限があります
メモ書き 2010年シーズン1まではflyingfishという名称で、幅広い層に支持されていた水着。今まで日本での発売だったものが、今後世界展開になるにあたり、スピード社商標のFASTSKINという名前を付け、FASTSKIN XTという名前に名称変更。
プレス加工によって表面が滑らかであることから、わずかながらテカリのある表面感、生地は伸縮しやすいが戻る力にも優れており、肌に吸着するような着心地が特徴
糸の真ん中に空洞があるという非常に特殊な糸を使用しており、非常に軽量な水着です。
(FASTSKIN XT-2については表面に凹凸グラフィックプリントを施してあります)



FASTSKIN XT HYBRID
(ファストスキン XT ハイブリッド)
種別 競泳水着
タイプ 締め付けタイプ
大会使用 使用可能
前代モデルのflyingfish HYBRIDは使用不可
メモ書き まずはFASTSKIN XTの説明が必要だったために、FASTSKIN XTよりも下の表記となりましたが、上記のFASTSKIN XTよりも、よりレーシング向けの上位モデル
レーザーレーサーと同じ素材のLZR Pulseと、上記FASTSKIN XT(元フライングフィッシュ)の生地をサイドに切り替えることによって、今まで非常に着辛いことで有名だった布帛素材(レーザーパルス)の水着に着やすさを加えたシリーズ。




flex Σ
(フレックス シグマ)
種別 競泳水着
タイプ 水着
大会使用 使用可能
メモ書き 2005年以前、もっとも愛用されたシリーズaquabladeΣ(アクアブレードシグマ)を使用した素材を使用。
以前のような撥水加工プリントは無くなってしまいましたが、マスターズスイマー向けに改良されたコンセプトがいくつか。
競泳水着としては厚手で、透けの少ない素材、そしてボディラインカバーをするようなデザイン。
幅広い層に支持されるように生まれ変わったアクアブレードの後継モデルです。



DREAM TEAM
(ドリームチーム)
種別 トレーニング水着
タイプ 耐塩素水着とアパレル
大会使用 不可
メモ書き トレーニング水着として人気の高いENDURANCE SとENDURANCE Jの生地を使った耐塩素水着を中心に、練習やプールサイドなどにおいてチームで使用できるようなコンセプトのアイテム。
特にエンデュランスシリーズの水着は人気が高く、耐塩素性に優れていることから、ハードな練習のお伴としてとても人気な水着です。




SWYM
(スワイム)
種別 フィットネス水着
タイプ フィットネスクラブ全般用のアイテム(水着含む)
大会使用 不可
メモ書き SWIMとGYMを掛け合わせた造語SWYM
そのコンセプトにもあるように、フィットネスジムでよりアクティブな活動をするべく選ばれた水陸両用水着、トレーニング用ウエアなどというように豊富なアイテム展開がされています。
ブラックにクリアグリーンという特徴的な色使いが多く、活動的に運動をされる方にお勧めのシリーズです。