レシピ&お菓子フォト

ふんわり、しっとりしたマドレーヌの基本のレシピです。
余計な材料を一切入れていないので、バターと粉の風味をしっかり味わえます。
紅茶の茶葉やココアパウダーを入れたり、バターを発酵バターに変えたりと、アレンジも楽しんでください。

1.　無塩バターは湯せんにかけるかレンジにかけて溶かして、冷たくならないように保温しておく。
★★★無塩バターが冷たいと、後で生地と混ぜた時に沈みやすく、ムラが出来やすくなります。

2.　ボウルに卵を割り、泡立て器で溶きほぐす。

3.　細目グラニュー糖を加えて混ぜる。
★生地に砂糖が溶けやすいよう、細目グラニュー糖を使っています。上白糖やきび砂糖でも代用できます。

4.　牛乳を加えて混ぜる。

5.　薄力粉、ベーキングパウダーをふるって加える。
★混ぜたとき粉が残らないようにしっかりふるいます。

6.　粉っぽさがなくなるまで泡立て器で混ぜる。
★クリーム状になるまでよく混ぜます。

7.　保温しておいたバターを加える。

8.　底からしっかり泡立て器で混ぜる。

9.　ラップをして、冷蔵庫で一時間（できれば一晩）休ませる。
★★★生地を休ませることで生地が締まり、全体が馴染んでしっとりとします。

10.　ハケで型にバターを塗る。
★★バターを塗っておくことで、型離れがよくなります。

11.　絞り袋に一晩休ませた生地を入れる。
★スプーンなどで生地をすくって型に入れても良いですが、絞り袋の方が簡単です。

12.　型に生地を入れる。
★型の2/3の高さまで入れます。
残った生地は次に使うまでまた冷蔵庫に入れておきます。

13.　180度のオーブンで14〜16分焼く。
★★生地が冷たいうちに焼くと、マドレーヌ特有の、真ん中のぽっこりした部分が出やすくなります。

14.　熱いうちにひっくり返して型から外す。
★必ずオーブンミトン等を使用し、火傷に注意してください。

15.　網の上で冷ます。

【型の扱いについて】

生地を全部の型に入れず、何も入っていない状態で焼く部分があると、そこが空焼きになり劣化してしまうので、全ての型に生地を入れて焼くようにしてください。
そのため、分量と型（1回に8個）でキリの良い24個分の分量で記載しております。

【焼成するときのポイント】

オーブンは必ず予熱しておきます。
扉を開けると庫内温度が20度〜30度下がることを考え、焼成温度より20度〜30度高めに予熱し、実際焼く時に指定の温度まで下げて焼きます。
また、型を置く天板も一緒に予熱しておくことで、急に庫内の温度が下がるのを防ぐことができます。
オーブンの機種や個体差により、予熱温度と実際の庫内温度に違いがあったり、上段下段で温度差があったりします。
できれば庫内温度計を使って正確な温度やオーブンの癖を知ることをお勧めします。

【保存のポイント】

焼いたその日は、周りはサクッと中はしっとりとした食感を楽しむことができます。
翌日以降はよりしっとりとした美味しさです。
保存は乾燥しないように密封し、高温や直射日光を避けてください。