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レシピ&お菓子フォト
うさぎの紅白饅頭
うさぎの耳の焼き印を押した、少し小さくてかわいい紅白饅頭です。
今回は和菓子でよく使われる膨張剤の「イスパタ」を使用した基本に近い紅白のお饅頭をつくりました。
本格的な杉セイロで蒸した紅白饅頭の仕上げにうさぎの耳の焼き印を押すと、お店で見かける「うさぎのお饅頭」の出来上がりです。
赤い色素で書いたうさぎの目も、つぶらな瞳やまんまるな目を書いたりと色々な表情のうさぎを作るのも楽しいですね。
中餡は包みやすい分量の20gにしましたが、30g程までの餡を包むことができます。
包む作業に慣れてきたらお好みで餡の量を増やしてみたり、生地の着色を変えてみたりと自分好みのお饅頭を作ってみて下さい。
小さめのうさぎの紅白饅頭、ちょっとしたお祝いの席にちょこんとあっても可愛いですね。
10個分
- こし餡(市販):200g
- 【赤生地】
- 上白糖:28g
- 水:10g
- 食用色素(赤):適量
- イスパタ:1g
- イスパタを溶く水:2g
- 薄力粉:35g
- 【白生地】
- 上白糖:28g
- 水:10g
- イスパタ:1g
- イスパタを溶く水:2g
- 薄力粉:35g
- 手粉用薄力粉:適量
- 【仕上げ】
- 食用色素(赤):適量
- 【コツ・ポイント】
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膨張剤のイスパタは白く焼きあがるので、赤い色素の着色は少し濃いめにするのがポイントです。
饅頭の生地は柔らかいので、作業するときはたっぷりと手粉をつけるとくっつかず餡を包みやすいです。
- ・粉の食用色素を使用するときは少量の水(分量外)で溶く。
- ・薄力粉をふるう。セイロにオーブンシートを敷く。霧吹きに水(分量外)を用意する。
こし餡を20g×10個に分け、丸める。
- 【赤生地】
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1. 上白糖をボールに入れ、水の半量を加えゴムベラで混ぜて溶かしたら、残りの水を全て加えてよく溶かす。
2. 赤い食用色素(粉の場合は必ず水で溶いたもの)を加えムラなく混ぜ合わせ(少し濃いと感じるくらいまで着色する)、水で溶いたイスパタを加えてよく混ぜる。
3. ふるった粉を一度に加え混ぜ合わせまとまったら(練らないように注意)、薄力粉をたっぷりと手につけて5等分に分割する。
4. 手粉をつけた手の平の上で生地を丸く薄く広げ、餡をのせ包み少しずつ生地を伸ばしてとじる。
たまご型のように形を整えて、セイロに均等に並べたら霧吹きを全体に吹きかけてフタをする。5. セイロをのせる鍋にお湯を沸騰させて、フタをしたセイロをのせて中火で13〜15分蒸す。蒸し上がったら網の上で粗熱を取る。
- 【白生地】
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1. 〜5.の手順で同様に白い生地を作り(着色は不要です)、残りの餡を包み蒸し上げる。
- 【仕上げ】
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1. 焼印をガスコンロで十分に熱したら(中火で5分程度)、お饅頭の手前側に焼き印を当てる(火傷に注意して下さい)。
*生地に焼き印を当てた時に、前後に焼き印を動かすときれいな耳の焼き印を押すことができます。
*強く押し当てたり、押し当てる時間が長いと焦げたり焼き色が濃くなりすぎます。
*途中で焼き印の色が薄くなったり、焼き印に生地がつきそうになったら再び数分加熱して押してください。
2. 赤い色素(粉の場合は必ず水で溶いたもの)を爪楊枝などにつけてうさぎの目を書いて完成。
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杉セイロは天然素材なので風合いが良く、蒸しているときに杉の香りもほんのりとして、とても使い心地が良かったです。蒸している最中の布巾などでの水滴の処理の必要もなく、ふっくらと蒸し上がりました。重ねて使用できるので、沢山作る時にも便利だと思います。使用後はよく乾燥させて水分をきちんと蒸発させて下さい。
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今回使用したうさぎの耳の焼き印は、自分で作ったお饅頭が焼き印を押すことでお店のような仕上がりになり、本格的な「うさぎのお饅頭」をつくることができる優れものです。耳の長さや太さもちょうど良く、かわいいうさぎを作る事が出来ました。焼き印は最初は少しだけ難しく、強く押したり長く押したりすると焼き色が濃すぎて少し焦げた感じになったりしますが、コツをつかむときれいな焼き印を押す事ができるようになりました。直接火に当てるので、火傷には十分注意して使用してください。