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レシピ&お菓子フォト


基本のクグロフ

update:2016.04

歴史上、有名なマリー・アントワネットがこよなく愛したと言われているクグロフ。
こちらは諸説あるのですが、今回はフランスのアルザス地方の定番のクグロフをご紹介します。
こちらは干し葡萄やアーモンドを入れたブリオッシュ生地をクグロフ型(斜めにうねりのある蛇の目型)に入れて焼いたものと言われています。
クグロフ型は中心に空洞があるため、大きく焼いても火通りもよく、しっとり焼き上がります。
ポイントは発酵の際にバターが溶け出さないように温度を上げすぎないことです。
いろいろなドライフルーツやチョコレートなどお好みでアレンジ自在のクグロフ、ぜひ挑戦してみてください。

基本のクグロフ
基本のクグロフ
使用する商品
シリコンクグロフ型 14cm

スチールにシリコン加工をしているので、熱伝導が良く型離れが良いクグロフ型

材料
【パン生地】
  • 国産強力粉:110g
  • 砂糖:20g
  • 塩:1g
  • インスタントドライイースト(耐糖性):2g
  • 卵黄:20g
  • 牛乳:55g
  • 発酵バター(食塩不使用):35g
  • レーズン:45g
【トッピング】
  • バター(型に塗る用):適量
  • スライスアーモンド:適量
  • 粉糖:適量
基本のクグロフ
基本のクグロフ
作り方

1. ボウルにバター、レーズン以外の材料を入れて混ぜ、ある程度まとまったら台に出して、捏ねる。
表面がツルンとしたら、バターを加えてしっかりと捏ねる。
(生地を伸ばして、薄い膜が張って、向こうが透けて見える伸びる程度まで) 

2. レーズンを混ぜ込み、きれいに丸めてボウルに入れる。

3. 暖かい場所で2〜2.5倍になるまで1次発酵させる。(目安:30℃ 70〜80分程度)

4. 発酵後、丸め直してベンチタイム20分程度。

5. 軽く丸め直して、中心に指で穴をあける。

6. 型にバターを塗って、スライスアーモンドを散らしておく。
生地の閉じ目を上にして型に入れる。

7. 30℃程度の場所で約30〜40分、型の8割程度になるまで仕上発酵させる。
(バターが溶け出さないように、発酵時の温度は上げすぎない。)

8. 予熱したオーブン(ガスオーブン170℃、電気オーブン200℃)で30~35分程度焼いて、型から取り出す。
(ご家庭のオーブンに合わせて、温度、焼き時間は調整してください。)

9. 粗熱が取れたら、粉糖をふる。

シリコンクグロフ型 14cmの感想

空焼きの必要もなく、薄く油脂を塗っておけば、型離れもとても良く、とても使いやすい型でした。また、クグロフ特有のきれいな模様もしっかりと出て、型から取り出した瞬間、とても嬉しくなりました。こちらの型に入れて焼くと、パンもケーキもワンランクアップ、かわいらしく焼き上がります。クリスマスなどのイベントだけでなく、普段にも使いたいお気に入りの型になりました。

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