足の状態も歩き方も成長によってどんどん変わっていく子どもたち。もちろん足の幅や形もそれに合わせて変わっていきますので、成長に合わせた靴選びが大切です。
1~3歳:足裏全体で着地しやすい、かかとの安定しやすい靴。素材がやわらかく、足の負担にならない靴。
3~7歳:はだし感覚で足指が使いやすく、屈曲性が良い靴。
7~10歳:クッション性がよく、アーチサポートのある靴。
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また、子どもの足の成長は早く、特に3歳くらいまでは非常に早くなっています。
足長は1~2歳半頃までは半年で約1cm、それ以降は半年で約0.5cmのペースで大きくなっていきます。だからといって大き過ぎる靴は禁物です。
靴が足に合っていないと、靴の中で足が動いてしまい、歩き方まで悪くなってしまいます。アシックスでは0.5cm刻みで靴をラインナップ。
のびのび動ける靴環境を実現しています。
生まれてすぐの赤ちゃんの足は、まだ配列ができているだけで、実はやわらかい軟骨状態。
成長にしたがって、立つのに必要な部分からカルシウムが蓄積され、骨へと成長していくのです。これを「骨化」と呼びます。
歩き始める1歳頃の足根骨(※)は4つで、足根骨が全部そろうのは4歳を過ぎた頃。
また、最初はひとつひとつの骨が小さく、離れ離れでできていくので、この頃の子どもの足は非常にもろい状態なのです。
骨化が完全に終了するのは18歳頃になり、実に人生の4分の1から5分の1の長い期間をかけて、人間の足は完成するのです。
このように赤ちゃんの足は軟骨部分が多く柔らかいため、足に合わない靴でも履けてしまいますが、
結果として足の正しい成長を阻害する要因になります。このような意味から赤ちゃんの靴は大人以上に大切で、かかとのしっかりした靴が必要です。
※足根骨とは、足首から下にあるかかとの骨のことです。踵骨・距骨・立方骨・第3楔状骨の4つ。
歩いたり、走ったり、跳んだり…
全身を支え、いろいろな運動に推進力、つまり弾みをつけたり、またその衝撃を緩衝するのに大切なのが、足のアーチ。
これは、弓形になっている足を支える骨のことで、大人になると、全部で3つのアーチで身体を支えているのです。
右絵のように、大切なアーチも生まれたての赤ちゃんにはほとんどありません。厚い脂肪に被われており、
成長にともなって脂肪が取れ、骨が形成され、そしてアーチができてくるのです。
このアーチ形成が始まるのは3歳頃で、足の指をしっかり使って運動することでアーチの発達が促進されます。大人のようなアーチに近づくのは6~7歳。
この時期には特に靴選びを慎重にし、アーチを正しく形成させ健康で活発な子どもに育てましょう。
アシックスでは、アーチ形成時には、このアーチがしっかり発達するように、はだし感覚で動きやすさを重視して商品を開発しています。また、アーチ形成がほぼ完成しているジュニア期には、形成されたアーチをサポートし、母趾への負担を軽減するJunior Arch Comfort Systemを採用。成長に合わせた靴設計で、子どもの足をサポートしています。
足の長さを同じにしてみると、子どもの足は大人の足とこんなに違うのです。
○足幅が広い。
○指の部分が扇形である。
○土踏まずが未完成。
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