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今日もは貼りかえる  〜小山がゆく No.2〜

第3話 採寸!

次は、採寸です。
 
今回のキッチンの扉は、右の写真のように、端の部分が盛り上がっている(フチがある)タイプですので、粘着シートを扉の横や裏まで回りこまさずに、フチの部分でカットします。
キッチンの扉の写真
 
 
必要な粘着シートのサイズ(裁断するサイズ)は、必要なサイズ(扉の実寸)+余裕1cmずつ(各端)です。
余裕をもたせる理由は、どのような製品(今回は扉)にも、必ず誤差があります。ですので、ピッタリ測ったつもりでも、いざ貼ってみると、実際には足りなかったりする場合が多いためです。
 
ちなみに、フチ無しタイプの扉の場合は、扉の横、または裏面まで、粘着シートを回りこませますので(回り込ませたほうが剥がれにくい)、その分の長さも足します。
粘着シートのサイズの図説
 
 
ただし今回は、扉の上側は、1cmの余裕をとっておりません(右図参照)。
これは、今回の扉が“フチありタイプ”ですので、扉の上側のみ、突きつけで貼る(粘着シートを扉の上でカットせず、フチに突きつけて貼る)ためです。
この方法が使えるかどうかは、貼る対象物の形、大きさ、位置などにもよりますので、DIY(お客様による施工)の場合には、余裕を持たせて、貼る対象物の上でカットしたほうが良いと思います。
 
上記と同様に、他の扉も採寸します。
粘着シートのサイズの図説
 
 
次は、割り付けです。
 
割り付けとは、粘着シートをどのように使うか? 合計何メートル必要か? を計算することです。
 
なるべくロス(余り)が出ないよう、うまく割り付けして、粘着シートの長さを節約するのも、プロの仕事です!
 
今回は既に粘着シートを用意(購入)していたので、割り付け作業を後で行いましたが、本来は、
  1. 採寸
  2. メモ用紙などの上で、割り付け
  3. 必要な粘着シートの合計の長さを計算
  4. 粘着シートの購入
  5. 粘着シートの裏に割り付け図を書き写す!
という流れになります!
粘着シートのサイズ解説図
 
 
粘着シートが柄物の場合は、粘着シート上に、柄がどのように入っているのか考慮しながら、割り付けを行います。
 
今回は木目柄の粘着シートを使用します。一般的に木目柄は、右上図のように、粘着シートに対し、ロール方向に木目を流しております。
今回は扉に対し、縦に木目を流したいため、右図のような割り付けを行います。
 
まずは、紙(メモ用紙やノートなど)や、パソコンのお絵描きソフト上で、右図のような、割り付け図を作成してください。
OKとなった時点で、粘着シートの裏面に線を引きましょう!
ちょっと面倒ですが、この割り付け作業も、結構、楽しいですヨ♪
割り付け図
 
 

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