2004
Vol_4
Jean-Marc Laforest  
 ジャン=マルク・ラフォレ

今年は6月10日頃開花し、結実も順調に進みました。
風の日が多く、乾燥しているので、今のところ病気の心配はありません。
米粒サイズの小さなぶどうの実は、夏の日差しをたっぷり浴びて、日に日に大きくなっています。
一般的に「開花から約90〜100日で収穫」と言われていますので、今年は9月の中旬頃が収穫になりそうですね。
この時期の作業は、若枝が強風で折れないように「枝縛り」をします。 

←2004.07.01撮影

近年は枝を縛る道具も、手軽なプラスティック製品がありますが、当然使い終わって外した時に土に戻りません。ラフォレおじさんは、その人工的な道具を好まず、手間がかかりますが使用後に土に戻る「Osier=柳の細い枝」(写真)を、現在でも使い続けています。
この「枝縛り」は、毎年家族総出で行います。夏休みに入ったトーマ、ピエールとマチューの三つ子も、もう慣れたものです。
"Heureux de travailler avec mes enfants"

「この時期は、子供たちと畑仕事ができるから嬉しいんだ。」

J.M.Laforest

【今後の作業計画】

◆伸び続ける枝を胸の高さで切る「夏季剪定」

◆鍬で株の周りの雑草刈りや、時にはボルドー液を散布して、ぶどうが病気にならないための丹念な作業。

7月23日分レポートへ