王手門酒造の焼酎一覧
蔵元訪問記 ■王手門酒造株式会社
■宮崎県日南市北郷町大藤甲898-8番地
<蔵の正面入口>
<陳列台に飾られた写真>
<醸造所内部>
<紫芋焼酎のもろみ-紫色でした>
<瓶詰作業場>
<敷地内に井戸を祭ったお社がありました>
明治28年日南市飫肥で創業した王手門酒造は、平成17年 醸造所を同じ日南市の北郷町大藤に移転しました。
両脇を固める不動明王の石像に守られた蔵の建物・正面入り口を入ると 商品を陳列した棚の正面にエジプト学者・吉村作治氏と並んで写った社長の大きな写真が飾られていました。
蔵の代表銘柄「不阿羅王(ふぁらお)」ですが、なぜ「不阿羅王」という酒名なのか関心がありましたが疑問が解消したように思いました。
案内の○○氏にうかがったところ、社長が古代エジプト考古学に造詣が深いのだそうです。
それ故に、かなりのこだわりをもって「不阿羅王」をつくっているとのことでした。
まだ新しい蔵の内部は清潔で機能的です。
作業しやすいように奥のほうから仕込み用タンク、蒸留器、貯蔵用タンクなどが整然と配置され、手前には瓶詰め・ラベル貼りの作業場があり 醸造所全体がラインとして機能しています。
ちょうど紫芋焼酎の仕込み中で 仕込み用タンクの中を見せてもらいましたが、本当に紫色をしていました。色素の強さは強烈で かい棒についた色は洗っても抜けないそうです。