■冷蔵庫で保存する場合
お肉を冷蔵保存する場合は、実は限りなくマイナスに近い方が品質を保つ事が可能です。
当店の冷蔵庫(フォアグラ&牛肉)などを保管している冷蔵庫の温度はいつも1℃位に設定させております。しかもフォアグラは更にチクレイを添えて厳重に保存されております。
でも実際ご家庭の冷蔵庫では確実にその温度に設定する事が難しいと思いますので、お客様にとって本当に大事なお肉等は氷水を張って頂いた物にお肉をいれ冷蔵庫で保管して頂ければと思います。
尚、ご家庭の冷蔵庫は頻繁な開け閉めなどにより、庫内の温度変化が非常に高いので是非実践して頂ければと思います。(お子様がいらっしゃるお客様のご家庭では是非おすすめです♪
食肉を冷蔵保存する場合、理想的な温度はマイナス1℃です。しかしながら冷蔵庫の温度をマイナス1度に設定しても、様々な理由で温度の上昇が起こります。冷蔵庫は定期的に霜取りを実行しますが、この間庫内の温度は上昇してしまいます。小さい冷蔵庫ですと10℃ぐらいに上昇してしまうこともあります。(この方法はキャビアの瓶、缶入り、フォアグラ、鶏肉などにも非常に有効です)
■冷凍庫で保存する場合
冷凍の場合は、店長もこれは頻繁に行っております。ちなみに私はバケットがとにかく好きなので、お気に入りのお店に行った際は、数本をまとめて購入してしまうため、冷凍保存は欠かせません。でもどんな冷凍方法をとっているかと申し上げますと、冷凍するバケットを密着するようにラップを巻きます。この段階で限りなく空気が入らないように行います。そしてここからがポイントとなるのですが、ラップをしたバケットを更に新聞紙で包みます。これは冷凍庫内の温度変化そして霜取りでの温度上昇を最小限でクリア出来るのです。新聞紙で包むことにより、バケットと新聞紙の間に出来た空間の温度保たれるからです。
ポイント
ラップは密着するようにしっかり巻いてください。密着なしで冷凍保存してしまいますと直ぐに冷凍焼けを起こしてしまいます。また内部にたまる霜によりお肉のクオリティーを極端に下げてしまいます。もししっかりラップが出来たら絶対に新聞紙で来るんで保存をしてみてくださいませ。断然に差がでます!
|