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帽子の被り方
帽子の三大要素はシルエット・素材・サイズです。恰好よく帽子をかぶるには、一言で言えば、「クラウンが顔の形と同じ感じの帽子をかぶる」事が原則です。例えば、丸い顔の人が、その丸さを隠そうと思って、角張ったものをかぶると結果はますます丸さを強調したものになってしまいます。ですから顔の丸い人は自信を持って丸い感じのものをかぶって頂きたいです。顔と帽子の調和を考える時、ブリム(=帽子のつば)のことはあまり気にしなくてもいいです。ブリムは体系・体のボリューム・服装のデザイン、それに帽子をかぶる時の雰囲気に関係してきます。
帽子が、似合うか似合わないかのポイントはクラウンの横幅と顔の幅との関係にあります。顔の大きい人や、丸い人は帽子が似合わないとよく言われますが、決して似合わないわけではありません。クラウンの横幅が、顔の幅より広いものを選べば顔がスマートに感じられ、帽子を利用することで逆に顔をスマートに見せる事ができます。その時の重要なポイントはサイズです。シルエット・素材そしてジャストフィットの帽子をかぶる事が基本となります。今までサイズにおこまりになっていた方はぜひオーダーメイドの帽子をお楽しみください。