ヒューマングレード ペットフード
トロリーヌ
花畑牧場のペットフードは、全て人間用と同じ食材を使用して造る事、また工場がFSSCを取得している事から、食品と同じ工場でペットフードを製造する許可を道庁・所轄保健所より頂きました。ペットフードの製造は、工場内の人間用の食品を作る場所と同じ場所で造る事は前例が無く、ペットフードは、ペットフード用の製造場所として工場の中で場所を分けて製造しなければなりませんでした。
ペットフードは【食品】ではなく、【雑貨】の扱いになっているため、食品を管轄する保健所の管轄対象外になっています。
今回、北海道庁・所轄保健所の許可がとれた事は、花畑牧場が造るペットフードが完全なヒューマングレードであり、自社工場で【人間と同じ品質基準のものを作る】事を認めて頂いた結果です。ペットフードが“雑貨から、安心安全な食品”になる大きな前進になりました。
道内に生息するエゾ鹿肉は70万頭以上。北海道庁としてエゾ鹿肉を「高品質な食用として加工」する事を推奨するも、ハンターの高齢化と人数不足で年間目標18万頭に対して、年間11万頭の駆除数と必要駆除数を大きく下回っています。また、そのうち食用とされているのは約10%。約90%がそのまま廃棄されているのが現状で、ヒグマを増やし環境汚染となっています。この被害を無くす為にエゾ鹿を駆除して、人間と共存する事を目指す、これが北海道SDGsです。
私たちは、廃棄されるエゾ鹿肉を無くす為に、食用の条件をクリアさせたエゾ鹿を残さず商品化して使い切る事を目指します。
北海道エゾ鹿処理施設、認証制度をクリアした食用のエゾ鹿肉にするには
1. ネックショット(首から上)を撃った鹿である事
2. 撃ってから2時間以内に、認定処理所に持ち込む事
3. 開腹は現場では行わない事
花畑牧場は、エゾ鹿肉処理施設を行う為、【十勝エゾ鹿工房】をオープンいたしました。同時に、花畑牧場の「十勝エゾ鹿工房は」、2023年8月29日に、北海道よりエゾシカ衛生処理マニュアルに基づいた適切な処理を行う食肉処理施設として認証を受けました。
エゾシカ肉処理施設認証制度について
エゾシカ肉処理施設認証制度とは北海道が定める「エゾシカ衛生処理マニュアル」の遵守、HACCPにより衛生管理の実施、トレーサビリティの管理、カットチャートの遵守など厳密かつ高度な衛生管理・処理の中で解体、加工、出荷を励行している業者に与えられる認証制度です。認証ロゴは認証施設のみがつけられるマークです。安心・安全・美味しいエゾシカ肉の証です。