シャトリューズ様からのメッセージ
実は、私たち家族は8年ほどアメリカで暮らし、その後の1年間半、夫は日本、 子供たちと私はまだアメリカで暮らしています。ですので、日本でしか手に入らないものは、夫がアメリカに仕事で来るときに持ってきてくれるのです。子供と私も、それを楽しみにしています。14歳の娘は、この6月でMiddle Schoolを卒業しました。
収入は一つ、でも住んでいる場所が二つとなれば出費も多くなってしまいます。じっとそういう状態を見ていた娘は、4月ごろから、「ママ、卒業式のドレスはいらないわ」と、言い始めました。ほかの子供たちは、ドレスを買いに走り回っているというのに。高いドレスを買ってもらったことを、自分のWebサイトで自慢している子もいたのです。
娘は、私のクローゼットからドレスを出してきて、貸してほしいと言ったのです。 幸い、娘と私のサイズはほとんど一緒なので、ドレスを着ても可愛く見えました。でも、親として、こういう一生に一度のときのドレスすら買ってやれないというのは、切ないものがありました。でも娘は、何度夫や私が説得しても、ドレスを買って欲しいとは、最後まで言いませんでした。
なんとか、娘を素敵に着飾らせることはできないだろうかと考えていたとき、以前から素敵な髪飾りを売っているLittle Moonさまのことが、ふと頭に浮かんだのです。「素敵だなぁ」と、手の届かない宝物を眺めるように、何度も何度もLittle Moonさまのサイトは見ていました。でも、今回、娘の髪を飾るのは、ここのバレッタしかない! と、思ったのです。
娘にたくさんのバレッタの中から気に入ったものがないか、一緒に画面を見ながら探していきました。とても楽しい時間でした。娘はとてもシンプルなものが好きなので、フラワーラインブーケが一番気に入りました。ドレスが柔らかなラベンダーだったので、清楚な雰囲気のクリスタルを選びました。
夫が出張のついでにバレッタを飛行機に乗って届けてくれてから、何回も鏡の前でどういう髪型にするか実際にやってみました。ねじり上げたり、ねじり下げたり、ふくらましてみたり、お団子にしてみたり。でも、今の娘には、前髪とサイドの髪をすこし後れ毛で残してすっきりとまとめるほうが似合っていることに気がつき、当日はそのように私がバレッタを止めつけてやりました。
ほかのアクセサリーは、私の趣味がビーズのアクセサリー作りなので、「桜」をモチーフに作ってやりました。「自分はやはり日本人なのだから、桜をどこかに使いたい」という娘からのリクエストがあったからです。 卒業式当日、晴れ上がった空に赤く沈んでいく夕日を浴びて、娘のバレッタはキラキラと輝いておりました。
あと、大学まで4年。もう4年たったら、自分の手元にいないかもしれないというちょっとセツナイ気持ちと、新しい旅立ちへの喜びの気持ちが、輝くバレッタと娘を見ながら私の胸で交差していました。 卒業式の後のダンスパーティーでは、ボーイフレンドに、バレッタをとても褒められたと言っていました。その他の人たちにも、ドレスも褒められたけれど、必ずバレッタがとてもいいと言われたと言っておりました。
普段は甘い服装をしない娘。あのバレッタはどうするのかと思っていたら、宝箱にしまっています。「他のアクセサリーはママに貸せても、あれだけはダメ!」と、娘ははにかんだように笑って言いました。そう、あのバレッタだけは、いつまでも娘の思い出といっしょに、娘だけのバレッタであって欲しいと、私も思うのです。 素敵な髪飾りを、ありがとうございます。私たち親子にとって、かけがえのない思い出をいただけました。
添付した画像は、証書をいただいている時、後ろから撮影したものです。本当に私の目で見たキラキラ感が写っていないのが心残りですが。 Little Moonさまのお品は、どれもスワロフスキーの色使いが深く、大人っぽいので長い間使えるアクセサリーだと思っています。商品の紹介も、サイズだけでなく重さや、つけた画像も入っていることが、買う側からするととても有難いと思っています。そして、それだけの愛情を、スタッフのみなさんが商品にかけておられるということも伝わってきます。
長くなってしまいました。これからも、素敵な髪飾りを私たちに提供していってくださいね。その髪飾りから、きっと、いろんな人生の物語が紡ぎだされると思っています。 では、また。