〜スコッティキャメロンブランドを一躍有名にした伝説の名器〜
1993年のマスターズで、ベルンハルト・ランガーが優勝した際に使用したパターとして一躍有名になり、現在のスコッティキャメロンという一大ブランドを作ったといっても決して過言ではないモデルです。

このモデルは、日本では丸山茂樹・田中秀道らが使用していたモデルとしても有名で、海外に目をむけると、グレッグ・ノーマンやポール・エイジンガーといったメジャータイトルを獲得したプレイヤーも使用しており、プロゴルファーにも厚い信頼を寄せていたモデルとなっております。

さびやすい構造となっており、状態が良いものに対してはプレミアがつくものがある、往年の名器となっております。

〜歴史を踏襲しつつ新たな一ページを作り上げた名器〜
この「ANSER」シリーズ、モデルとして完成されたのは1966年。
約半世紀にわたってプロアマ問わず愛されている形状となっています。
その不変の形状に、スコッティキャメロン等プロモデルに使用されている303ステンレスを使用し、より打感が柔らかいモデルに進化させたモデルとなっております。

このモデルを使用して、2010年の全英オープン(ルイ・ウェストヘーゼン)と、2012年マスターズ(バッバ・ワトソン)が4大メジャーを勝ち取っているだけでなく、世界通算33勝のリー・ウェストウッドも長年愛用していたモデルとなっております。

〜プロ仕様の素材を市販品向けに開発された名器〜
絶妙な打感でプロに好まれた「303ステンレスヘッド」をキャメロンの市販品として初めて開発されたこのモデル。

あまりにもこのシリーズの完成度の高さに多くのプロが市販品のままでトーナメントに使用したほどで、その中でも日本のプロでは、国内メジャーのJTカップを含め通算7勝を挙げている今野康晴もこのスタジオステンレスシリーズの市販品を使用していました。

素材の柔らかさゆえ綺麗な状態ではなかなか手に入りにくい貴重なモデルとなっています。

〜あのタイガーがパターを変えた。今後の名器になりうるパター〜
気に入ると一つのモデルをめったに変える事のないタイガーウッズが昨年パターをこのモデルに変更した時、衝撃が走りました。

ただ確実に言えることは、このパターに変更してからタイガーウッズは間違いなく復活の道を歩み始めています。

近い将来、タイガーウッズが再びメジャータイトルを獲得した時、名器として語り継がれる可能性が十分考えられるモデルといえます。