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■靴の製法の説明
1.【グッドイヤー・ウェルト製法】
ハンドソーン・ウェルテッドと呼ばれる手縫いの製法を元に、米国のチャールズ・グッドイヤー2世がそれを機械化し確立した方法を言います。
名称は発明者から来ています。 中底に貼り付けられたテープのリブと呼ばれる部分に甲革、裏革と細革と呼ばれる細い帯状の革(ウェルト)を縫い付け(掬い縫い)、その細革とソールと縫合します(出し縫い)。
ソールと甲革が直接縫い付けられていないため(複式縫い)、ソールが磨り減った場合はオールソールと呼ばれる、靴底全体を新たなものに付け替える修理が可能です。
ただし、構造的に堅牢であるため比較的重く、硬い仕上がりになります。工程も複雑なために他の製法による靴に比べ、販売価格が高めに設定されるています。
主にビジネスシューズやワークブーツになど用いられます。歩行性・緩衝性に優れ、また長時間着用を続けるため通気性も優れたものが多いのが特徴です。

長所
縫い目のある製法としては、水が浸入しにくい特性があります。
内蔵されたコルクが緩衝材となるため、長時間の歩行に適しています。
長期間使用していると、上記のコルクが沈み込み、使用者の足の形に変形するため、フィット感があります。
構造上、比較的に堅牢な造りのものが多い事があげられます。
靴底と甲革が厚手の物が多いため、型崩れしにくい特性があります。
長時間の歩行に適していると製法と言われています。

短所
製造コストが高い事があげられます。
比較的に重い物が多いと言われています。

2.【マッケイ製法】
甲革とソールをマッケイミシンで直接縫い付ける製法です。グッドイヤー・ウェルト製法に比べ構造が単純で、やわらかい仕上がりが得られます。また、グッドイヤー・ウェルト製法に対して軽量化が可能で、廉価化が可能です。
主にビジネスシューズなどに用いられます。

長所
グッドイヤーウェルテッド製法より製造コストが安い事があげられます。
比較的に軽く作れる製法です。
構造上、薄く柔らかい革を使用できるため、全体的に柔らかく仕上げることが出来ます。
靴底を薄く作れるため、返りが良い物が多い特性があります。
通気性に優れています。

短所
中物がない分、クッション性に乏しい事があげられます。
靴底に縫い目があるので、水が浸入しやすいと言われています。(なかには、縫い目を接着剤で塞いでそれを防いだものもあるそうです。)
全体的に薄い造りのものが多いため、堅牢性に乏しく、型崩れしやすいものもあるそうです。
長時間の歩行は疲れやすいといわれています。

3.【サイドステッチ製法】
甲革とソールを直接縫い付けるが、カップソールと呼ばれる 縁がせり上がったソールを甲革にはめ込み外周を縫合する製法です。
縫い目が地面に直接触れないので、地表に水分が有っても靴の内側まで水がしみこむことは無いが、縫い目まで濡れる場合は足がぬれてしまう場合もあります。
テニスシューズ等、スポーツシューズ(特定の用途に特化した靴。スパイクシューズなども含む。)にこの製法が多いようです。
足もとをスマートに見せ柔らかい履き心地を与えるという特性があります。

4.【ノルヴィージャン製法(ノルヴェージェ製法)】
雪山や険しい地形を歩行する目的で開発されたこの製法は過酷な登山の命綱としての役割も担っていました。
分厚いソールを縫い付ける為、太い糸の縫い目が表側に出る無骨な温もりを感じさせるクラシックな製法と言えます。
この製法は前述した事からも、耐水性や防寒性に富み、強度にも優れている特性があります。
ワークブーツやマウンテンブーツのような無骨な作りの靴に使用されます。

5.【ステッチダウン製法】
甲革の縁部分を内側に巻き込まず、外側に広げ、中底・ソールに縫い付ける製法を指します。靴の内側に縫い目が存在しないため、しばしば雨靴などにこの製法が採用される事でも知られます。ただし、外見上は外側に広がった甲革が美観を損ねるので、ビジネスシューズやコンフォートシューズにはこの製法は採用されません。カジュアルな靴に多い製法と言えます。
【追記】アッパー(細革)が内側ではなく外側に張り出しているため機密性が高く、質実剛健を尊ぶワークブーツに未だに使われていることがあり、【ダナー】や【クラークス】、【ウエスコ】、【ホワイツ】等のブランドでは主にこの製法が採用されています。

6.【バルガナイズド(ヴァルガナイズド)製法】
1893年にアメリカで開発された製法で、最も古いスニーカーの製法と言われています。
その製法は、アッパー部分を袋状に作り、ソールの側面部と靴底を手作業で接着します。その後、ソールの各パーツとアッパーを接着します。
古典的な製法ではありますが、屈曲性に優れ、ねじれに強く、20〜30年前のデットストックの製品でも経年変化が少ない為に履ける程、劣化が少ない特性があります。

7.【ハンドソーンウェルテッド製法】
現在、高級紳士靴の代名詞的な製法として知られるグッドイヤーウェルテッド製法を含め、すべてのウェルテッド系製法の原型がハンドソーンウェルテッド製法です。
予めインソール底部に溝(ドブ)を掘り起こし、そこからアッパーライニング、ウェルトを直接すくい縫いをします。更にコバ部分でウェルトとアウトソールを出し縫いします。グッドイヤー製法と比べ厚くしっかりとした革の中底を使用し、またグッドイヤー製法のようにリブを使用しないため、壊れにくく、耐久性に優れています。 また機械と違い、手で一針一針縫われているため、履く人のその足の形に応じて適度に締まり、また部位によってはゆるみが出るので足なじみの非常に良い靴となります。
この製法は注文紳士靴においては主流の製法で、堅牢製、履きごこち、また適度な軽さを高次元で満たし、すべての靴の製法の中で最高峰に位置します。また文字通り、コバでウェルトを介在させアッパーとアウトソールを縫い合わせているため、ウェルトの出し縫いのみを解けばアウトソールの交換が可能であり、その際、アッパーにダメージを与えることが少ないため、長期の使用が可能となります。

8.【チャネルマッケイ製法】
チャネリング(ドブ起こし)という革靴の本底を起こす作業のことを言います。
最も高度な技術が求められる作業で、起こす革が深すぎるとドブが起きず、浅いと糸が切れやすいのでかなり繊細な技術がいるようです。
マッケイは甲革と中底と表底を一緒に通し縫いする製法を言います。靴内部の底から甲にかけて、足を包みこむように仕上げるため、まるで靴下感覚でフィットする製法です。底の返りが良く、履き心地も軽いのが特徴です。当然ソール交換も可能です。

9.【ボローニャ(ボロネーゼ)製法】
ボロネーゼ製法ともいう。木型にライニングのみを吊り込み成型した後に、その上からアッパーを吊り込み工程が特徴です。
(これ以降はマッケイと同じ工程になります。)
ボロネーゼ製法はその名の通り、イタリア・ボローニャを発祥とする靴の底付け製法を言います。
甲部分をU字型に縫う靴にモカシンがありますが、モカシンの天地を逆にして、U字型に縫い込まれた面を本底と縫い合わせる(マッケイ)製法とほぼ一緒ですが、前述した通り若干の違いがあります。
これによりアッパーとライニングの密着性が高まり、マッケイ以上の反(かえ)りのよさが得られます。尚且つ、甲革が袋状になっているので、ソックスのように足を包み込んでくれて、快適な履き心地を楽しめます。
高級な紳士靴に多く見受けられます。

10.【(ハンド)モカシン製法】
革を靴の底から上に引っ張り上げ、アッパー部分を更に革で蓋をした製法が一般的な様です。
甲革と底を一体で縫う方法は 「マッケイ」 と同じです。違いは、内側の構造に中底や中ものを含まないことです。
中底や中ものを一切入れずに、甲革でぐるりと足を包み込むような作りになっていることが特徴 です。
モカシンの由来は、 北アメリカのインディアンが自ら手で縫って作り履いていたもので、「一枚の革で足を包み込む」と言う意味があるようです。 つま先部分のステッチがモカ縫いとも呼ばれ目印にもなっています。
モカシン製法の全ての工程を手作業で行う事をハンドモカシン製法とも言うようです。
主にカジュアルのシーンで履ける靴で多く見受けられます。

11.【ブラックラピド製法】
甲の革、中底、中間底がマッケイ縫いされていて、中間底と表底が出し縫いされています。(マッケイに似た製法です。)
中底と中間底の間にコルクなどが詰められています。よって、マッケイ製法に近いですが、中間底+表底が出ており、出し縫いの縫い目が、中間底+表底に見られるので、見た目はグッドイヤー製法に似ていますが、 オールソール交換はできません。
しかし、一般のマッケイよりも丈夫で、雨にも強いことが言えます。

12.【セメント製法】
アッパーとアウトソールを接着で貼り付ける製法です。縫い糸を使わないため靴の量産を可能になり、現在では多くの靴がこの製法で造られています。
どんな材質の靴にも対応できる製法のため、靴のデザイン性の向上には非常に貢献したと言えます。
コストパフォーマンスは良く、接着剤で貼り付けるため耐浸水性にも優れますが、排湿性は低く、足にもなじみにくい欠点があります。







■レザー(牛革)の呼び名について

1.【Carf (カーフ)】
生後6ヶ月くらいまでの子牛から作られる革で繊維組織が緻密で目が細かい、薄くしなやかさが特徴、傷が少ないので牛の中でトップクラスの高級革として高級バッグ等に使用されます。家具・椅子ソファに使用するには薄い為、耐久性の問題でほとんど使われない そうです。

2.【Box Carf (ボックス カーフ)】
生後3〜6ヶ月の仔牛の革にクロームなどを施した革の一種です。
なめし液の中に浸ける時間が約2時間と短いので硬さが残る反面、適度なハリがあって、特殊なコーディングを施してあるのでキズも付きにくいです。
もともとはドイツのタンナー、カールフロイデンベルク社製のカーフを指していましたが、次第に他社でも手掛けるようになり、同様の品質を持つカーフの一般名称としてこの名が用いられるようになりました。
タンニンなめしなどの植物なめしの皮革に比べて、革本来の細かな表情を残し、染色をすると艶やかになります。
キズが少なく均一に整ったキメの細かい肌合いの革が揃い、程よいツヤとハリのある美しい仕上がり感が得られるのが特徴です。
スコッチグレインの革靴やエルメスなどの高級バッグに使用されています。

3.【Bull (ブル)】
去勢されないで生後3年以上経った繁殖用のオスの成牛皮、キメは粗いが厚手で丈夫な為、主に靴底や工業用の革製品に使用されます。
バルセロナチェアのベルトなどは、このタイプの革が多いそうです。

4【Kip (キップ) プレミアムレザー・グレインレザー】
生後6ヶ月〜2年くらいまでの中牛皮を日本では区別してキップと呼んでいます。ヨーロッパでは区別されていません。カーフ素材より厚みがあり強度が高いため色々な用途に使われる。プレミアムレザーは、キップスキンレザーから加工されたものを指します。その中でも自然放牧されたイタリア製のものはグレインレザーと呼ばれ、高級バッグ、財布等に使われる素材です。

5.【Cow (カウ)】
生後2年くらいでお産を済ませたメスの成牛の革、末産のメス牛は「カルビン」と呼ばれ、よりキメが細かく滑らか、ステアほどの厚みはないのが特徴です。

6.【Steer (ステア)スタンダードレザー】
生後3〜6ヶ月の間に去勢され、2年以上たったオス牛の革を指します。成牛皮の代表的なもので最も広く利用されているスタンダードなレザーと言えます。

7.【Baby calf(ベビーカーフ)】
胎児〜生まれて間もない子牛をタンニンでなめしたものを指します。厚みは、0.8〜1ミリと非常に薄く、輝くばかりの光沢のある、繊細な革、小物に使われる事でも知られます。

8.【Unborn calf (ハラコ)】
胎児〜生まれて間もない子牛の毛皮の事で、「腹子」と書きます。何ともリアルですね…。1頭あたりの採取の効率も悪く出回らない為、高価で取り扱いが少ない事でも知られます。

9.【Bridle Leather ブライドルレザー】
ブライドルレザーは、英国で最高のフルグレインカウハイド(成牛の一枚革)で、強く耐久性のある革です。 なめし方は樹皮や種子など自然の草木を使用したフルベジタブルタンニングで、約10週間かけて鞣されます。 その後、天然染料を使用し染色され、革の深部にタロー(獣脂)がしっかりとしみ込むまで、ブライドルグリースの中に浸します。この作業にかなりの手間をかけ、上質なブライドルレザーを完成させます。
ブライドルレザー製品には、ブルームという白い粉状のものが現れるという特徴があります。このブルームは、ブラッシングすることで革の中に戻ります。
古くは英国の馬具などで使用され、耐久性に優れ、使い込む程に色合いの変化を楽しむ事ができます。

10.【ANILINE(アニリン)"加工"仕上げ"Leather】
アニリンとは合成塗料の一種を指し、様々な革に自然な高級感と風合いのある存在感を与えます。
皮革の仕上げにアニリン染料を用いる手法が多く見受けられます。アニリン仕上げとも言うようです。
この手法を用いると、透明感ある(塗料によりできた)膜ができ、革の持つ模様を最大限に活かすことができます。
自然な光沢と染料が染み込んだ色斑(いろむら)は、これらの手作業に因って生まれています。非常に手間と労力がいる仕上げとも言えます。
この革は、水分や油脂分を吸収しやすく、定期的なオイル補給とケアによって革の持ち味を最大限に発揮します。
分かりやすいところで例にあげると、【ホルクスワーゲン】社の車のシートや高級レザーを取り扱う【ホーウイン】社や【ハンティングワールド】社のバック等でも見受けられます。


以上のような分類があります。家具のソファなどで使われる革は、98%以上が、ステアとカウから取られています。なめし工程・仕上げ工程の違いにより価格・風合いが違ってきます。





■皮革製品全般に関するご理解とお願い

当店取扱いのバッグ、靴などに関しては革素材を使用した製品が多くあります。
中には値段が高い高級なブランドもございますし、革本来の素朴な味わいを活かした製品も多く存在し、当店ではどちらかというと後者の、天然皮革ならではのナチュラルな雰囲気を大事にしたブランドを多く取り上げております。

その「天然皮革」に関して、ほとんどのメーカー・ブランドの製品に言える事ですが、素材自体に元々ある天然皮革ならではの痕跡(生前の傷、焼印の跡、管理番号等の書き残し、極端なシワの片寄り)などが含まれることは稀ではございません。またこのような素材を使っている製品やブランド=粗悪という訳では決してありませんし、値段が高いからそのような素材は使わないという事でもありません。

高級ブランドですと、タンナー(革屋)との契約でチェックレベルを厳しくする事もございますし、完全にきれいな素材を求めるメーカーというのもあると思いますが、むしろ環境破壊に繋がるような無駄な皮革の廃棄を極力避け、動物保護の観点からも使えるものは極力廃棄しないように努力し、有効に利用しようという考え方が一般的になってきています。高名なブランドであればあるほど環境問題に関する意識は高く、通常他のタンナーやメーカーでは捨てている部分の革を、敢えて使用することで環境改善を計ろうとするメーカーも少なくありません。

このような理由から当店では、ある程度の軽微な擦れや汚れ、許容範囲と思われる革素材特有の小キズは、常識の範囲で「良品」と判断させて頂いております。(実際にはメーカーから当店に発送される段階でも検品されているので、基本的には良品と判断されていると考えられます。)

※汚れや擦れの「程度」に関しては、感じ方に個人差あると思いますが、あくまでもお客様の立場に立って判断しているつもりです。

※もちろん不具合が目立つものや使用時に支障をきたすような類のものは不良品としてはじいていおります。

実店舗などの対面販売であれば、こういった天然皮革ならではの「個体差」を、その商品を手にして頂いたうえでご説明できますのであまり問題にはならないのですが、インターネットでの通信販売では、必ずしも写真に写っている現物をお送りする訳ではありませんので、商品個々の微妙な特製までを説明するのは難しい場合がございます。

以上を踏まえまして、当店では発送時には必ず検品作業を行っています。もちろん、人間がやることですので「絶対に見落としが無い」と言い切れない部分はありますが、それでも各担当スタッフが丁寧に検品・発送している事を何卒ご理解頂ければ幸いです。また、どうしても気になるというお客様は、ご購入の前に一度お問い合わせ頂ければと思います。そして、このような天然皮革特有の軽微なキズ・汚れなどに関して、革の特性をご理解頂けないお客様、当店の検品をご信用頂けない、というお客様はご購入をお控え頂けますようお願い致します。

※上記をご理解頂きました上で尚、ご購入商品にご納得いかない場合は、大変お手数ですが不良と思われる箇所の画像などをメールでお送り下さい。

当店側で不良と判断すればもちろん良品と交換(またはご返金)させて頂きます。また当店側で良品と判断した場合でも、もちろん交換・返品には応じています。

※但しこの場合の送料はお客様のご負担でお願いしています。以上、何卒宜しくお願い致します。


ROL /(有)フォーセンス.INC スタッフ一同





■アイテムの寸法の測り方
商品の各所実寸は、平置きにした状態で以下の通り測っています。


サイズ選びの際は、お持ちのアイテムを実際に測っていただき、各商品ページ記載の実寸と比べてみて下さい。
サイズのお問い合わせにも出来る限りお答え致しておりますが、人により体型の違い着方の好みなど様々ですので実寸値の比較が最も確実といえます。

◎新品の状態で測っていますので、洗濯により縮む商品もあります。

トップス

■各寸法の測り方
 
・A−肩幅: セットインスリーブ縫い目上部の左右直線寸法(ラグランスリーブの場合は計測いたしません)
・B−着丈: 背面のネック中心から裾までの直線寸法
・C−身幅: 脇下間の左右直線寸法
・D−袖丈: セットインスリーブ縫い目上部から袖先上部までの寸法(ラグランスリーブの場合は脇下を計測)
・E−裄丈: 背面ネック中心から肩を通り袖先までの寸法

*背面ネック中心はリブ又は襟の付け根です
*裾はリブを含みます
*袖先はリブ又はカフスを含みます

ボトムス

■各寸法の測り方
 
・A−ウエスト: ウエスト内側周囲を一周した寸法
・B−全長: パンツ上部から裾までの寸法
・C−股下: 股の下からインシームに沿った裾までの寸法
・D−股上: 股の下からパンツ上部までの寸法
・E−ワタリ: 腿部分の一番太い箇所の寸法
・F−裾幅: 裾の最も細い部分の幅寸法

*インシームとは内股に添った縫い目です。




■サイズ表記の目安

■男性用

※ブランドやデザインによって同じサイズ表示でも異なる場合がございます。目安としてご覧下さい。


ジャケット
日本 XS S M L XL
アメリカ
(ユース)
XXS
(YM)
XS
(YL)
S
(YXL)
M L
30 32 34 36 38 40 42 44 46 48
イギリス 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48
ヨーロッパ 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58
0 1 2 3 4

シャツ
日本 XS S M L
35 36 37 38 39 40 41 42
アメリカ 13 1/2 14 14 1/2 15 15 1/2 16 16 1/2 17
イギリス 13 1/2 14 14 1/2 15 15 1/2 16 16 1/2 17
ヨーロッパ 35 36 37 38 39 40 41 42

パンツ
日本 XS S M L XL
アメリカ XXS XS S M L
27 28 29 30 31 32 33 34 36 37
イギリス 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48
ヨーロッパ - 36 - 38 40 42 - 44 46 -
0 1 2 3 4

日本 24.5 25 25.5 26 26.5 27 27.5 28 28.5
アメリカ 6 1/2 7 7 1/2 8 8 1/2 9 9 1/2 10 10 1/2
イギリス 6 6 1/2 7 7 1/2 8 8 1/2 9 9 1/2 10
ヨーロッパ 39 40 41 42 43 44 45 46 47
男性用 ワイズ(mm)
サイズ(cm/inch) C D E EE EEE EEEE
24.5cm/6.5inch 228 234 240 246 252 258
25cm/7inch 231 237 243 249 255 261
25.5cm/7.5inch 234 240 246 252 258 264
26cm/8inch 237 243 249 255 261 267
26.5cm/8.5inch 240 246 252 258 264 270
27cm/9inch 243 249 255 261 267 273
27.5cm/9.5inch 246 252 258 264 270 276
28cm/10inch 249 255 261 267 273 279
28.5cm/10.5inch 252 258 264 270 276 281
※サイズ(足長):指先の端とかかとの先端との長さ。
ワイズ(足囲):指根元と小指根元の、最もふくらんでいる部分。





ジージャン(Gジャン)の説明

▼ジージャンとは

ジージャンは、ジーパン と同じデニム (ジーン、ジーンズ)素材で作られた ジャンパー のことを指します。
英語では通常 ジーンジャケット (jean jacket) だが、日本では和製英語ジーンジャンパー (jean jumpet) の略称が定着しました。

▼歴史

ジーンズに合わせる労働用上着として、 リーバイ・ストラウス社 が1930年代頃に製造を開始しました。
種類は古い順に分類してファースト、セカンド、サード、フォースという呼称が便宜的に付けらました。
これは、日本の古着輸入業者が整理分類するために付けた呼称で、古着であるためLOTナンバーの紙ラベルが剥がれていたために用いられたものと言われています。
リーバイ・ストラウス社のモデル70505-0217がフォースタイプであるが、サードタイプ557-0217との違いは着丈の長さ(フォースの方が若干長い。
尚、レギュラーとロングと丈が2タイプあり、さらに長いモノもある)と裁断の仕方、デニムの伸縮率に違いがあります。
サードタイプの方が立体裁断で、フォースの方は量産性を追求しているため立体感が乏しいとされています。
一般的にジージャンとして普及しているのはフォースタイプ70505-0217です。

▼各タイプのディティールについて

●ファースト (1st 506)
1936年発売。
ワークウェアとしての機能性が重視されていたモデルであり、腰部に シンチバック(尾錠) が付けられています。
また、前の身頃にアクションプリーツが設けられ、シルエットが若干ルーズな点も特徴になっています。
他のモデルと比べ、襟が低めに作られている事からもワークウェアとして作られた事が伺えます。
フロント胸部のポケットは左側にのみ付けられており、袖には リベット が打たれています。
ファーストモデルに限り以降のモデルとは袖口の生地のあわせが逆になっています。


○セカンド (2nd 507)
1952年発売。
基本的なディテールはファーストと相似していますが、戦後登場したセカンドはファーストに比べ、
ファッション性が高まったモデルと言えます。
主な違いはシンチバックの廃止と前身頃のポケットの増加です。
ポケットは左右両方に装備され、シンチバック廃止後、代替としてアジャスターボタンが配されました。
このアジャスターボタンは後のモデルまで引き継がれる事となります。
途中1955年より、パッチが革製からオイル紙製に変更されました。


●サード (3rd 557)
1962年発売。
ジージャンとしては一番ポピュラーな形であり、多くのメーカーがコピーしてきた事からもこのデザインの人気の程が伺えます。
セカンドのシルエットをさらにファッショナブルなラインとし、ホームベース型のフロントポケットはシャープになり、 V字型の切り替えしが入っている事がデザイン上の特徴となります。
従来のジージャンよりも釦がひとつ多くなっています。
袖のリベットは廃止となり、素材が防縮加工(プリシュランク)になったのもこのモデルからです。
それに伴い1964年頃よりパッチの型番からXX の表記が順次廃止され、着丈が僅かに長い 558 も生産されたのもこのモデル以降となります。


○フォース (4th 70505)
1966年発売。
前述の通りサードタイプの着丈が若干長くなっています。
リーバイ・ストラウス社のフォースタイプではそれまでデニムにはXXデニムを使用してきたが、このモデルからはデニムがXXデニムではなくなりました。
これは正確に言えば、サードモデルの時代に0217番、すなわちプロセス686防縮加工デニムへの切り換えで、XX表示をしなくなったもので、デニム自体は同じコーンミルズ社製のプリシュランクデニムです。
初期のごく一部だがパッチに 557 / 70505-0217 と併記されたダブルネームが存在するようです。
558 の後継版もあり、71205 という型番になりました。
また、初めて異素材(ピケ、サテン)を使用したホワイトジャケットが、フォースモデルになってから発売されています。
1971年以降、タブのロゴがキャピタルEからスモールeに変わったのはジーンズの場合と同様です。
またそれより前に、紙パッチが1968年頃より小型化(それまでの半分:縦約4cm×横約6.5cm)しています。
リーバイ・ストラウス社の製品は、のちにハンドウォーマー(スラッシュポケット)が付いた70506 や、そのボーイズ版70706、長丈版 71506、身幅が大きめのトラッカーズ版 70507、防寒用のブランケットライナーやボア付き、ブラック/ホワイトデニム仕様のものなどが発売し、バリエーションが拡大しました。
また紙パッチは1992年頃から材質・印刷・字体を改良し、アメリカ製に関しては再び大型化しました。
(縦約6.5cm×横約8cm:ジーンズのものと同サイズ)サイズはリーバイス製品の場合、近年一部にS・M・L表示のモデルもあるが、 起源がリーバイス・ブラウスという呼び名であったことから、基本的にチェスト(バスト)のインチ数で表示されています。
またRが付くのがレギュラー、Lが付くと着丈・袖丈(モデルによっては袖丈のみ)が長いものになります。

▼レプリカ/リプロダクト

リーバイ・ストラウス ジャパンでは1980年代後半からヴィンテージジーンズやジージャン(リーバイスジャケット)を復刻生産・販売しています。
ジージャンでは復刻初期の70502 が2種類あり、最初がセカンドの形態だけを倣った70502-0217、次がファーストのレプリカ 70502 XX です。
1990年代中盤以降は一層忠実な復刻が為されるようになり、ファーストからサードまでのタイプが本格的に再現され各々
70506 / 71506 /(506 XX)、70507 / 71507 /(507 XX)、70557 / 71557 /(557 XX)(日本製の場合( )はパッチ表記のみ。XXが付かないものもある)という型番で販売されています。上記アメリカ製のレギュラーモデルと重複する型番もあるが、もとより別物であると言えます。尚一部にはアメリカ製のレプリカも存在し、これをリーバイス本社ではリプロダクトと称しているようです。








デニム製品のお手入れについて
ジーンズ(デニム)の洗い方は、いろいろな方法が言われています。いくつかの注意点を除いては自分の思い通りに洗う事が基本です。
履くたびに洗っても結構ですし、ヒゲやアタリを出したいと言う事も結構です。
洗濯方法や履き方、ライフスタイルを反映するものがデニムと言っても良いのではないでしょうか?
そのような履き方によって世界でたった一本の自分だけのジーンズへと生まれ変わっていくとも言えます。

【洗濯上の注意】
○デニムを洗う際にはかなり色落ちがありますので必ず単独で洗ってください。
●洗濯機で洗う時は必ず裏返して洗ってください
●デニムは生地が厚いので、水に濡れると極端に硬くなってしまいます。
また、洗濯機のスクリュー等で一部分だけがこすれてしまう事もあるので、必ず裏返しをして下さい。
○熱湯など高温を加えることはお薦めできません。インディゴブルー本来の色が変化してしまいます。
●蛍光剤を含む洗剤を使用すると色を変化させてしまう恐れがあります。

○汗をかいていない程度であれば、水洗いだけでも良いですが、洗剤を入れるなら中性洗剤をお薦めします。
●天気の良い日にお洗濯をして、風通しの良い場所で裏返しにして陰干しで逆さ吊がお薦めです。
逆さに干すことで、膝の出ぱった生地が伸びる事があります。ストレッチのジーンズは伸びすぎることがあるので注意して下さい。
○裏返しのまま干すという事日焼け防止もありますが、ポケット部分の乾きを早くするためでもあります。
場所がある時は裾の部分をつまんで、広げて立体的に干すと早く乾きます。
●洗濯乾燥機は縮みの原因ですから、使用しない事をお薦めします。
○アイロン掛けは、セルビッチ(ジーンズのミミ)を伸ばすのはいいかもしれません。

【アドバイス】
▼きれいに色落ちさせたい場合
○とにかく穿きこむことが一番です。

●1日履いたらすぐに洗うという事を繰り返せば、履いている時にアタリが付く前に、全体が均等に色落ちをしてくれます。
つまり、濃淡を付けずに徐々に淡いブルーに仕上げていくと言う事ですね。とことん、このような事を繰り返して色落ちさせると、薄い水色になってきます。
○コマメに洗濯すると全体的に薄い色落ちになります。

▼ヒゲやアタリをくっきり出したい場合は 洗う間隔をあけると良いです。

▼味わい深く色落ちさせたい場合

○穿きこむのが秘訣です。生の状態に水通しをしてから1ヶ月程、毎日穿き込んだ後に、後は1週間程、穿き続ける度に洗濯をします。
●インディゴの濃い部分と白く削れた部分のコントラストが、ヴィンテージライクな風合いを醸し出してきます。
但し、あまり洗わないと匂うので、気を付けて下さいね。

▼良い色を出すために洗わないという事は、雑菌の繁殖や生地を早く痛める原因になります。汚れが落ちにくくなりますのでご注意下さい。





帽子の各部の名称

帽子は 「クラウン」 「ブリム」 から出来ています。
「クラウン」 は上の部分、
「ブリム」
はツバの部分をさします。
各部の名前にはそれぞれ2種類ほどありますが
どちらを使っても良いみたいです。

「クラウン」 にはいくつかのスタイルがあります
○ナカオレ  上部の真中を U に凹ませたもの
○スジイリ  クラウンに丸みがありスジが入ったもの
○パイ型   お菓子のパイから名づけられたもの
○ダイヤ型  凹みが大きく になったもの



「良い帽子は裏を見て買え」 と言われる事があります。
裏にまで神経が行き届いた作りと、
裏の品質の良さが高級品の証と言えそうです。







■帽子のお手入れと保管について

帽子は、夏には強い日差しから、冬には冷たい風から頭を保護してくれます。 そしてファッションアイテムとしても既に定着しております。
帽子を快適にかぶって頂く為に簡単なお手入れと保管方法をご紹介します。

1.【お手入れ】   2.【毎日のお手入れ】   3【シーズンオフのお手入れ】   4.【シーズンオフのお手入れ】
5.【洗えない帽子のお手入れ】   6.【保管方法】  7.【夏素材の帽子の手入れ方法】
8.【パナマ帽のお手入れ・保管】
  9【冬素材の帽子の手入れ方法】

1.【お手入れ】
お手入れ無しでかぶり続けていると、どうしても汗や皮脂などでシミになってしまいます。
かぶられた後のケアをお勧めします。

2.【毎日のお手入れ】
1.外出先から戻られたら、帽子のホコリをブラシなどでサッとはらいましょう。
2.ぬるま湯で濡らしたタオルをきつく絞り、内側おでこに当たる部分(スベリ)部分を丁寧に拭いてください。
(汗シミなどを出来にくくします)
3.その後、乾いたタオルで水気を拭き取り、全体の形を整え風通しの良いところで陰干ししましょう。

3.【シーズンオフのお手入れ】
・まずは洗えるかを帽子の内側についている取り扱い絵表示を見て確認しましょう。 

4.【シーズンオフのお手入れ】
1.汚れの気になる所や、内側のスベリ部分は、部分洗い用の洗剤をスプレー又は直接スポンジに塗ってたたいておきます。
2.洗い桶などに衣料用中性洗剤(無蛍光の液体洗剤が適しています)を溶かします。
3.型崩れを防ぐためにはザルを使用します。ザルに帽子をかぶせたまま、洗剤液に浸しスポンジで全体をたたくように洗います。
4.すすぎはシャワーをかけるなどして振り洗いします。
数回、水を替えて繰り返し洗剤が取れたら、最後に糊剤を使用すると仕上がりがパリッとします。
5.脱水は乾いたタオルなどで水気を拭き取り、ザルにかぶせたまま風通しの良いところで陰干しします。
  ※家庭での洗濯が不安な方は、クリーニング専門店にお任せすることをおすすめします。

5.【洗えない帽子のお手入れ】
1.全体のホコリを丁寧に取ります。
2.ぬるま湯で濡らしたタオルをきつく絞り、気になるシミ部分等を丁寧に拭きます。
(水分が多いと縮みの原因になりますのでご注意下さい)
3.裏側も丁寧に拭き、その後もう一度乾いたタオルで水分をよく拭き取りましょう。
4.全体の形を整えて、風通しの良い所で陰干しにしましょう。
5.臭いが気になる場合は、裏から繊維の臭い消し剤を吹き付けて乾燥させましょう。
   ※最近、アクセサリーが付いた帽子や、素材が多様化していることで洗えない帽子が増えています。
洗えない帽子はこまめなお手入れが効果的です。

6.【保管方法】
・型崩れしないようにタオルや柔らかい紙を詰めて、帽子箱に入れて保管します。
箱がない時は通気性の良い布などに包みましょう。
・出来るだけ湿気のない風通しのよい場所に保管しましょう。
(ウールの帽子は防虫剤を忘れずに入れましょう)
※高温・多湿の状態で保管しますとカビの原因になります。注意しましょう。 。

7.【夏素材の帽子の手入れ方法】
・ブレード(ひもで編んだ帽子)夏物帽子(パナマや麻などの帽子)のお手入れ
編み目の間やリボンのホコリをよくはらい、汗などの汚れは早めに、ぬるま湯を絞った布でふき取り、乾いた布でふいてから乾かします。
また、手あかなどの軽い汚れは、消しゴム等でこするとよいでしょう。
・帽体等のお手入れ方法
材質・形によって様々ですが、一般的にはブラッシング、または軽くたたいてホコリをはらう手入れが適しているようです。
また、ウールや絹などはベンジンでふき取ります。
(輪ジミが出来る場合がありますので十分に気を付けて下さい)

8.【パナマ帽のお手入れ・保管】
夏の大敵は汗です。
そのまま放っておくとシミになり、気がついた時には手遅れということもあります。また、パナマは天然のものですから、色も徐々にあめ色に変化しますし、劣化も少しずつ進みます。何十年も持つものではありませんが、お手入れをこまめにするのとしないのでは「持ち」は確実に違ってきます。

お手入れ
・帽子をかぶって外出した日は、帰ったらまずスベリ(帽子の内側の、額にあたる部分のリボン)をきつく絞ったタオルで拭いて汗をしっかり拭き取ります。シミがある場合はきつく絞ったタオルでシミの部分を丁寧に拭き、その後もう一度乾いたタオルで水分をよく拭き取って下さい。その後、表のリボンのシワを伸ばし、全体の形を整えて風通しの良い日陰で乾燥させて下さい。

保管方法
・常時かぶる時はフック掛けでもいいのですが、オフシーズンには形がくずれないようきちんと収納してください。
・お手入れをし、乾燥させた後、ボール紙などで輪を作り、帽子に被せ、逆さま(クラウンが下につかないようにトップを浮かせた状態)にして形がくずれないような箱に入れ、湿気のない場所で保管して下さい。

9.【冬素材の帽子の手入れ方法】
・フェルトやウール等の帽子
ほこりがつきやすいので、日頃からよくブラシをかけます。ブラシは“の”の字と反対方向に毛並みを整えるようにします。軽い汚れはブラッシングで簡単に落とすことができます。また、ひどい場合は消しゴムで軽くこすっていただくか、専門クリーニング店にご相談下さい。
・革の帽子
ブラシでほこりをとり、表革の汚れは消しゴムかぬるま湯の石鹸液を使って落とし、乾いてからは革用クリーナーで光沢を出します。スエード素材は生の消しゴムでこすり、金属のブラシで起毛させます。乾燥させた後に、革部分の艶が悪くなった場合は革用クリームなどでお手入れして下さい。







■レメゲトンについて
▼「formula(フォウミュラ)」 のデザインのモチーフになっている【レメゲトン(Lemegeton)】について簡単に記しています。
グラフィックデザインのモチーフの意味を知る事でデザイナーの意図を伺え、一層コレクションへの愛着も湧くかもしれませんね


【レメゲトン(Lemegeton)とは】

『レメゲトン』 (Lemegeton) とは悪魔や精霊などの性質や、それらを使役する方法を記した魔術書グリモワールの一つを指すそうです。
古代イスラエル王国の王ソロモンの作とされています。17世紀の魔術文章で「ソロモンの小さな鍵」とも呼ばれています。
この中、第1部「ゴエティア」に72人の悪魔が記してあり、これがソロモンの霊72人です。
悪魔学者、ヴァイヤーはこれを参考に「魔界王国」を著し、フランスのコラン・ド・プランシーは「魔界王国」を参考に「地獄の辞典」を著しました。
この「地獄の辞典」には、M.L.ブルトンによる挿絵がついていますが、これが現在一般的な悪魔の姿とされているそうです。
ソロモン王は、紀元前10世紀ごろまで、神の名において72の悪魔(霊)を壷に封じて湖に沈めたという伝承があります。
その後、バビロニア人によってこの壷が壊されたため魔術師はソロモンの名において悪魔を召喚したり退去させたりできるようになったと言われています。

【1.BAEL(バエル、バアル、バール)とは】 →foumulaコレクション「41028 BAEL 01」「1,BAEL」
このBAELは、 ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、1という数字はソロモン72柱の魔神の1柱で、66の軍団を率いる王と言われ、序列1番という事からこのスタイル名が由来しています。
嵐と慈雨の神として崇められたといわれます。
3つの頭(猫・ヒキガエル・人間)を持つ巨大な蜘蛛クモの姿をしているそうです。
人間に全ての奸計関係を与え、全ての欲求を満たせる、人間の不可視化を表していると言われています。

【2.AGARES(アガレス)とは】 →foumulaコレクション「2,AGARES」
このAGARESは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、31の軍団を率いる序列2番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄 の大公爵と言われ、クロコダイルに乗った青褪めた老人が手にオオタカをとまらせた姿で現れると言われています。
逃亡者を戻ってこさせる能力や、地震を起こす能力をもつとされ、あらゆる言語を教えることができると言われています。現世的なものおよび超自然的なもの両方の尊厳を破壊する力も備えているそうです。かつてはナイル川流域の農耕神にして時の神であり、その起源は七星の土星を司る神だったとする説もあります。

【10.BUEL(ブエル)とは】 →foumulaコレクション「10,BUEL」
このBUELは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、50の軍団を率いる序列10番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄 の大総裁と言われ、太陽 が 人馬宮 にある時に現れ、 自然哲学 、 道徳哲学 、 論理学 や全ての薬草の薬効を教え、全ての弱った人、特に男性を癒し、よい使い魔を与えるそうです。
『ゴエティア』では ( 人馬宮 のシンボル)の姿で現れるとされるが、 『 地獄の辞典 』においてブエルの姿を「星か車輪のような五本の脚を持ち、自ら転がりつつ前進する」と紹介してます。

【15.ELIGOS(エリゴス)とは】→foumulaコレクション「15,ELIGOS」
このELIGOSは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、60の軍団を率いる序列15番という事からこのスタイル名が由来しています。

エリゴール Eligor )または アビゴル Abigor )とも呼ばれます。地獄の侯爵と言われ、 召喚者の前に、 槍 を携え、旗を掲げ、蛇または杖を持った端整な騎士 の姿で現れ、未来を予見する力を持ち、隠された物事や戦争について語るとされています。
また、王や偉大な人物の寵愛をもたらすとも言われています。

【24.NABERIUS(ナベルス)とは】→foumulaコレクション「24,NABERIUS」
このNABERIUSは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 19の軍団を指揮する序列24番という事からこのスタイル名が由来しています。

ナベルス Naberus )、 ケルベロス Cerberus )とも呼ばれます。 勇猛なる侯爵と言われ、召喚されると、黒いカラス の姿で現れ、しわがれた声で話すという。あらゆる人文科学、自然科学を教え、修辞学 に長けているとわれます。また、失われた威厳や名誉を回復する力を持つともいいます。 尚且つ王や偉大な人物の寵愛をもたらすとも言われています。

【26.BUNE(ブネ)とは】→foumulaコレクション「26,BUNE」
このNABERIUSは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 30の悪霊軍団を指揮する序列26番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄の侯爵と呼ばれ、 召喚者の前に、人間、犬、グリフォンの頭を持つドラゴンの姿で現れる。死者の位置を動かす事ができ、求められれば雄弁の才を与える。安定、成功、勝利と回復を司る。
死者の行く国の門番と言われる。

【39.MALPHAS(マルファス)とは】→foumulaコレクション「39,MALPHAS」
このMALPHASは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 40の悪霊軍団を指揮する序列39番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄の総統と呼ばれ、召喚されると巨大な黒い鳥或いはカラスの姿で現れる。読唇術に長け、 召喚者が望めば、文学と詩作を教授する 。理性による能力と推論、不安定を司る。
MALPHASは、フランス語のMAL PASSEが由来とされ、「BAD PASSAGE」悪い道あるいは、悪い経過の意味とされる。

【40.RAUM(ラウム)とは】→foumulaコレクション「40,RAUM」
このRAUMは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 30の軍団を指揮する序列40番という事からこのスタイル名が由来しています。

Ralmまたはライム(Raim)(Raym)と呼ばれます。 勇猛なる侯爵と言われ、喚者の前にカラスの姿で現れるが、望めば人間の姿にもなると言われます。
王侯の屋敷から財宝を盗み出し望みの場所へ移動させたり、都市を破壊したり、人の尊厳を大いに貶めることができると言い伝えられています。
また過去・現在・未来の情報を教えたり、敵と和解させたりもできるとされています。

【43.SABNOCK(サブノック)とは】→foumulaコレクション「43,SABNOCK」
このSABNOCKは、 ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 50の悪霊軍団を指揮する序列43番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄の侯爵と呼ばれ、 獅子の頭部を持ち、 青白い馬に乗った戦士として現れる。 召喚した者に命じられると高い塔や都市を築き、そこに戦争の為の武器を運び込む という。 衝動、機敏、制約を司る。

SABNOCKは かつて戦争神として崇められた存在が、魔神としてキリスト教文化圏にとりこまれた存在とされる。
【48.HAAGENTI(ハゲンティ)とは】→foumulaコレクション「48,HAGENTI」
このHAAGENTIは、 ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 33の悪霊軍団を指揮する序列48番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄の総統と呼ばれ、 召喚者の前にグリフォンの翼をもった牛の姿で現れる。命じると茶褐色の男との姿を取り、召喚者に錬金術の知識を与える。
このHAAGENTIは、古代の雄牛崇拝の神とされ、人の頭は知性、胴体は豊穣を意味する。翼は権力と聖性を明確に表している。

【57.オセー(Ose)またはヴォーソー(Voso)とは】 →foumulaコレクション「57,OSE」
このOSEはヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、、ソロモン72柱の魔神の1柱で、30の軍団を率いる序列57番という事からこのスタイル名が由来しています。
地獄の大総長と言われています。
武闘派と思われがちなオセーだが、長けている能力は圧倒的な武力だけではなく、神学、教養学といった知的分野にまで及んでいる知的さも併せ持っています。 人間を変身させる力や狂気をもたらす力も持つともいわれます。
その能力の一端として召喚者が望めば、任意の対象へ思いのままの印象を送ることが出来ると言われており、 その姿は権威溢れる豹とされているが、召喚者が望めば精悍な顔立ちの人間の姿となると言い伝えられています。

【58.AMY(アミー)とは】→foumulaコレクション「58,AMY」
このAMYは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 、36の軍団を率いる序列58番という事からこのスタイル名が由来しています。

アウナス Avnas ) とも呼ばれます。 地獄の大総裁と言われ、 最初燃え上がる 炎 の形で現れるが、しばらくすると手に長槍と生首を持った魅力的な人間の男性の姿をしているそうです。
人間の魂の生命力と引き替えに占星術や教養学に驚異的に習熟させてくれる。他に優れた 使い魔 を与えてくれたり、精霊によって隠されている財宝をもたらしてくれるとされます。

【59.ORIAX(オリアス)とは】→foumulaコレクション「59,ORIAX」
このORIAXは、ヴォーソー(Voso)という悪魔学における悪魔を意味し、ソロモン72柱 の魔神の1柱で、 30軍団を指揮する序列59番という事からこのスタイル名が由来しています。

オリアクス Oriax ) とも呼ばれます。 地獄の伯爵と言われ、 強壮な馬に跨り、右手に二匹の大蛇を携えた蛇の尾を持つライオンの姿で現れるそうです。人を変身させることも出来、地位を与え、友人や敵からの好意をもたらす力も持つと言われています。





■POKIT (ポキット)について
▼「ROL」では定番のバッグブランドとしてセレクトしている【POKIT (ポキット)】
のブランドの詳しい説明をしておりますのでご一読下さい。




【Brand History(ブランドの歴史)と3Dデザインの由来】
pokit(ポキット)は1999年、バイオード・オデュオーレとクレア・オデュオーレの2人によってロンドンで設立されました。
ブランド名の由来はフランス語の「ポシェット」を英語読みに変え、インパクトを付けるため綴りを短くしたものです。
元々はアパレルや靴も作っていたこともあり、作り出すバックのコレクションはファッション性が高い事で認知されました。
彼らはアメリカの建築家、バックミンスター・フラーによって考案されたドーム状建築物「ジオデシック・ドーム」に影響されて鞄のデザインを考えました。
「ジオデシック・ドーム」とは正20面体で球面を近似しそこに正三角形に組み合わせた構造材を多数並べることによってくみ上げたドームのことです。
この3Dデザインは見た目の良さと人間の体の曲線的ラインにフィットする使い心地の良さ、また見た目以上の大容量という優れた効果をもたらしました。
また素材にはブライドルレザーやラバーボンディングキャンバス地を使用し、どちらも耐久性に優れています。
クラシックなディティールと独創的なデザインを兼ね備えた新世代のバックブランドです。

【Old&New Design(温故知新的デザイン)のコントラスト】
クラシックなディティールと独創的なデザインを兼ね備えた新世代のバックブランドです。
斬新な3Dデザインは見た目の良さ、人間の体にフィットする使い心地の良さ、見た目以上の大容量という効果を実現させています。其々のモデルには要所によって、ブライドルレザーが施してあります。
ファクトリーは王室御用達のサドルメーカーで生産している工場で行っており、独創的な立体的なデザインとのコントラストはまさに「OLD&NEW」と言える新しい発想と古き良き伝統の組み合わせにより芸術的に表現しています。

【Fabric(素材)】

【Bridle Leather(ブライドルレザー)】 詳しい説明にリンクします
【Carf Leather(カーフレザー)】 詳しい説明にリンクします
【Grain Leather(グレインレザー)】 詳しい説明にリンクします
【ANILINE(アニリン)"加工"仕上げ"Leather】 詳しい説明にリンクします
【Rubber Bonding Canvas (ラバーボンディングクキャンバス)】 詳しい説明にリンクします

【Factory(生産背景)】
pokit (ポキット)は近年、生産背景を2つに分けて、より素材における特色を出しております。
レザー製品(部分的でなく前面にレザーを使用した製品)は、「Made in England」になっております。
これは伝統的なブライドルレザーやアニリン(加工)のレザー等は、やはりイギリス本国のモノが良いというデザイナーの妥協の無い拘りが垣間見えます。
ラバーボンディングキャンバスを使用した製品は、「Made in EU」になっております。
表記はEUと言う事になっておりますが、ポーランドの工場を使用しているようです。
近年、特に欧州のアウトドアのブランドがポーランド工場を持っている例が増えて来ました。
それは、ハイテク素材やダウン等の良質な原材料が豊富にあり、技術の急激な向上が挙げられます。
※【pokit (ポキット)】のコレクションへ



■KATO' BRAND (カトーブランド)のデニム製品について
▼「ROL」では定番のデニムブランドとしてセレクトしている【KATO' (カトー)】 の
デニムについての簡単な注意点を記述しておりますのでご一読下さい。




●【KATO'】のデニム製品は紙タグが縫い付けておりますので、紙タグの点線から切り取って着用下さい。

○【KATO'】のデニム製品は要所に始末糸(わざと長めに残した糸)が施されています。
これはこの商品のデザインで、ほつれてはきませんのでそのまま着用下さい。
(気になる方は切って着用しても結構です。)

●【KATO'】のデニムパンツはモデルによってウエスト、股下の長さ等にバラつきがございます。
これは【KATO'】のデニムの特徴でもあり、其々のモデルによって拘った作りをしている為と言えます。
その為必ず弊社のサイズの目安でご自分のサイズをご確認下さいます様、宜しくお願い致します。


※【KATO' (カトー)】のコレクションへ



■ CHIMAYO(チマヨ)とは?
▼チマヨについて簡単な説明をしております。
参考までにご覧下さい。


■Place(場所)
チマヨプエブロは アメリカ合衆国のサンタフェ(Santa Fe) の北東約38km、世界遺産で有名なタオスから南へ64kmの所にあります。
静かなこの街は、信仰と織物の街です。
織物の作家が多く住み制作活動を続けています。
この街にはサントワリオ・デ・チマヨと呼ばれる「奇跡の砂」で有名な小さな教会があります。毎年復活祭にはこの小さな教会に数万人とも言われる人が集まり、祈を捧げます。


■History(歴史)
Chimayo(チマヨ)のデザインは スペインから渡ってきた模様に、この土地古来からある伝統的な柄を融合させてチマヨ柄 と呼ばれる独特な模様を造りました。
チマヨ柄のチマヨの織物はこの地域を代表する工芸品です。
古くは Ortega(オルテガ) と言うファミリーが織物の技術を持ってこの地にやってきました。オルテガは現在8代目だそうです。オルテガからテュフィロ・ファミリーが分かれ、織物を伝えています。
チマヨの村には、オルテガの工房と、テュフィロの家系の Centinela(センチネラ) の工房があります。オルテガの方が有名ですが、 Centinelaの方が芸術的には評価が高く、ニューヨークのモダンアート・ミュージアムに作品が展示されています。
Centinelaではラルフ・ローレンからも注文を受けて商品を作るなど活躍しています。

■Pattan(柄使い)
毛が長いチュロという羊の毛を使って織られるネイティブ・アメリカンの伝統的な織物の色や柄が、植民地時代のスペインの影響を受けて、独特の色とパターン(柄)が生み出されました。
それらは Rio Grande(リオグランデ) , Saltillo(サティロ), Vallero(バレロ) , Chimayo(チマヨ ) などと呼ばれる独特のパターンで、世界的に有名です。


※【ink (インク)】の リメイクチマヨベストコレクションへ




  dothebagの特徴
「ROL」では定番のバッグブランドとしてセレクトしている【dothebag (ドゥザバッグ)】 のブランドの詳しい説明をしておりますのでご一読下さい。



【カブリオテックス素材とは】
「カブリオテックス」
はドイツの老舗メーカー・カルマン社が独自の技術で開発した、オープンカーの屋根に使用される幌素材です。
アクリルとポリエステルの混合素材を綾織りにした外皮にコットンを二重編みした裏地、その間にラバーの層と、異なる素材の特徴を補完させながら複合的に組み合わせ、ヨーロッパの厳しい暑さや寒さ・雨風から搭乗者と機器を守る、オープンカー・ルーフとしての過酷な使用に耐えうる強度と撥水能力を実現しています。 その実力を買われ採用されたオープンカーはフォルクスワーゲンカブリオレ、メルセデスベンツCLK、アウディTTロードスターなど、名だたる名車の枚挙に暇がありません。
とかくタフネスのみを強調してしまいがちなこのカブリオテックスですが、特筆すべきはその質感。生地自体がきめ細かくしなやかで、触り心地の良さとしっとりとした上品な風合いは、「自動車の屋根素材」といわれてもにわかに信じることができないほど。カジュアルは勿論、フォーマルスーツにもよく似合い、ビジネスシーンを彩ります。重い荷物を入れても型崩れせず端正なシェイプをしっかりと保持する芯の強さを併せ持ち、長年使用しても退色や毛羽立ちもなく、むしろ使い込むごとに程よく体に馴染んできます。人とモノとの歴史に重きを置くヨーロッパらしく、まさに人生の節目節目を共に迎えられるような一品を目指して考え抜かれた製品なのです。


【カブリオテックスが誇る最高水準の耐久性】
屋外で何年も雨風にさらされ、夏の直射日光を受け、時には極寒のアウトバーンを時速200kmで走行し、一日に何回も折り畳まれる事を想定したドイツ車の幌地(ほろじ)には最高水準の耐久性が求められます。そうした要求をクリアするため、『カブリオテックス』はアクリルとポリエステルの混合素材を綾織りにした外皮、コットンを二重編みした裏地、そしてその間にはラバー層と、異なる素材を複合的に組み合わせています。この3層構造の強靭な素材はどんな雨も通さず、汚れに強く、退色性や耐熱性にも優れています。さらに、毛羽立たず、型崩れもしにくいため、長年使用しても購入時の美しさを保ち続けることができます。


【テナックスピンとは】
『dothebag』 の開閉部分には、ドイツ製の 「テナックスピン」 という金具が用いられています。聞き慣れない名前なら、その開閉の仕方も一風変わっています。留め金の頭部分を指でつまんで引っ張ると、ある一定の力がかかったところで外れ、閉じるときは「バチン」という小気味良い音と共にしっかりとロックします。この独特の感覚が面白くて、つい用もないのに触ってしまう…といったお声も耳にします。
何かに引っ掛けてしまって不意に口が開いてしまうというアクシデントもなく、両手を使わずとも指先の僅かな動きで簡単に開くことができ、凹凸型ボタンやファスナーにありがちな、傘や荷物で手が塞がってる際の煩わしさは感じる暇もありません。このテナックスピンも、 もともとはオープンカーの幌を留めておくための専用の金具 。機能・デザインともカブリオテックスと相性ぴったりなのも頷けますね。

●「dothebag」のコレクションへ




■【ガンジーセーター】の特徴について

↑上記をクリックすると【GUERNSEY WOOLLENS(ガンジーウーレンズ)】の商品ページにリンクします。

【GUERNSEY SWEATER(ガンジーセーター)を専門に作るブランド】
ガンジーセーターを専門に作っているニットメーカーは大きく分けて二社あります。
共にイギリスとフランスの間にある ガンジー諸島というイギリス領で創業したニットメーカーです。
【ROL】 では【GUERNSEY WOOLLENS(ガンジーウーレンズ)】をセレクトしています。
こちらのメーカーは1976年に創業したメーカーです。

もう一社が 【Le Tricoteur(ル・トリコチュール、ルトリコチュール、レトリコチュア)】というメーカーでこちらは、1964年創業のニットメーカーでどちらも品質や作り方は変わりません。

【GUERNSEY SWEATER(ガンジーセーター)とは】
ガンジーセーターの編み地は伝統的なパターンを元にされており、それぞれの家庭ごとに幾世代にも受け継がれている温もりがある風合いが特徴です。
元々は漁師のための服で、フィッシャーマン セーター (フィッシャーマンズセーター )の一種です 。
そのモチーフは漁師たちの日常生活を反映しており、袖のリブステッチ(ゴム編み)はロープや船のはしごを、かぎ針で編んだ肩の接合ラインはロープ、袖ぐりのガーターステッチ(編み)は浜辺の波を表現しています。
動くときに邪魔にならないよう袖下に付けられたマチは、腕を下ろしている際にはマチが折り畳まれることで、ジャケットの下にも着ることが出来るなど、機能性にも優れた作りになっています。
伝統と実用性を両立させたニットと言えるガンジーセーターが多くの国々で今なお愛される理由も、天然繊維の持つ能力・機能性を伝統的な製法で余すことなく味わえるという点にあると言えます。

【GUERNSEY SWEATER(ガンジーセーター)の生地の特性】
ガンジーセーター(ニット)の特徴は、激しい海でのどんな場面においても絶対的な保温力を考えて作られました。
ウールの1本1本にあるスケイル(うろこ状のギザギザ)が絡み合って、間の空気を保つ事によって高い保温効果が得られます。さらにこのウールにはセーター自体の30%に水分を含んでも、湿気を感じさせない性質があります。その保温性が強い風や波しぶきから身を守る労働者には欠かせない条件だったと言われており、自分で洗濯ができるという特性もあります。
このことからも耐久性と機能性に優れたニットとして知られています。




■【TATRAS(タトラス)】のブランドの説明

画像をクリックするとELEY KISHIMOTO(イーリー キシモト)×TATRAS(タトラス)
のページにリンクします

【TATRAS(タトラス】
2006-2007 Autumn&Winter CollectionよりTATRAS SRL.としてItalia,Milanoに拠点を置き、
イタリア、ポーランド、そして日本のコーポレートブランドでスタートしたヨーロッパ発のクロ
ージングレーベルがTATRASです。
フリーランスとして活動するメンバー、そしてプロとして活動する人物と共にイタリアにデザ
インチームをおきながらワールドワイドに商品を企画しています。TATRASのダウンには世
界的にも伝統、歴史のある上質な素材として知られる、 高いフィルパワーを誇るポーランド
のホワイトグースダウン (最高純度のダウン95%、フェザー5%)を使用しており、本格派の
ダウンブランドとしても知られます。
ヨーロッパならではのこだわりの極上素材を贅沢に使うとともに、都会でもスタイリッ
シュに着られるミニマルかつ洗練されたデザインを巧みに取り入れた「機能的で上質
なアウターブランド」として現在では、世界的にも認知されつつあるブランドです。
ブランドのアイコンである3つ星には「機能的」「洗練」「オリジナリティ」というブランド
哲学が込められています。本格的アウトドアユースのアメリカ的とも、ファッショントレン
ドを追求するイタリア的とも異なる独自の「個性」を持つ、新しいウエアブランドとして今
後の展開が楽しみなブランドです。



●James Mortimer (ジェ―ムス モルティマ)の特徴
 
・製法  
「CRAFT=手工芸品」としての製品作りは、“本巻きによる裾の処理”“ストライプ生地の柄合わせ”“シーム1cm辺り7針のステッチ”などで見ることが可能です。
ディテールにもクラシカルな部分を見て取ることが出来ますが、代表的なものに「コンパーチブル・カフス」が挙げられます。コンパーチブル=変換出来るの意を持ち、袖口の両方にボタンホールを付け、ボタンもしくはカフリンクスで留める形状です。
ダブルカフスを簡略化からする為に考案されたと言われていますが、手持ちの少ない庶民が「ハレの日」用にカフリンクスを付ける為に考案したとも言われるディテールは、当時のイギリス社会が垣間見えるディテールとして、大変興味深いものと言えます。
・ディティール  

地縫い(前後の脇部分を合わせる縫製)やアームホール部分にかけては、シャツ専用のチェーンステッチミシンによる2本針での縫製です。国内のドレスシャツでは見かけない仕様ですが、イギリスのシャツメーカーでは広く採用されているものです。
高級ドレスシャツに見られる“シングルニードル(1本針)による本巻き伏せ縫い”が最良とされている中、チェーンステッチによる縫製は、生地の合わせ部分の厚みも生まれ、決してエレガントとは言えません。しかしながら、『堅牢さ』という点においては他を寄せ付けない圧倒的なものがあります。 言い換えれば、日常的な着用や洗濯における過度の負荷への耐久性を考えた、「等身大のシャツ」と言えます。
このような職人気質を感じさせる武骨なディテールにこそ、James Mortimerの真の魅力が込められていると言えます。

 
・伝統とトレンドとの見事なバランス  
シャツ製造における技術力の高さは、イギリスを代表する名立たるブランドの製品を請け負っている事からも明らかです。
「TURMBLE&ASSER」・「HILDITCH&KEY」・「THOMAS PINK」・「Paul Smith」・「Margaret Howell」と言った、錚々たるブランドの製品を手掛けた実績は伊達ではありません。伝統と格式を備えた超老舗から、トレンドを牽引するブランドに至るまで支持されるのは、品質と技術力の高さを評価されてのものです。
 
・ガゼットのルーツ  

前後の身頃をつなぐ補強の役割としての『ガゼット』ですが、もともと共布だった仕様を、別の生地や色を変え始めたのは「THOMAS PINK」からだと言われています。文字通りピンク色にしたガゼットが、グリーン色となって引き継がれている。両社の密接な関係を物語る共通点と言えるでしょう。

 
・ファブリック  

Thomas Mason社
1796年イギリスにて創業の、老舗ファブリックメーカーがThomas Mason(トーマス メイソン)社。シャツ地においては英国王室御用達の実績から、最高級の綿織物の世界的トップブランドとしても知られる名門です。現在はイタリアのAlbini社傘下となり、長年の知識や経験と最新の技術との融合を進めています。
このファブリックを使用する事が多く見受けられます。



■Cool Max (クールマックスとは
 

【最大の特徴】
1.クールマックス・ファブリックが体から汗を吸い上げる
2.クールマックス・ファブリックが汗を吸い上げ、素早く蒸散する
3.空気が中に入り、体を涼しくドライな状態に保つ
 
【機能性と特性】
「クールマックス」の最大の特徴は吸水速乾性能。
独自の毛管作用により、カラダから汗を吸い上げて外へ排出、また空気を外部から取り込んで冷却し乾燥させる効果を持つ。
異形断面を持つポリエステル繊維や独自ファブリックを用いることで、優れたパフォーマンスと快適性を実現する。

1986年以来、クールマックス〓ファブリックはトップアスリートがそれぞれの分野でさらに長時間の激しい運動ができるよう、様々なメリットを提供してきました。現在では、涼しく、柔らかく、高機能なファブリックを好むファッションに敏感な人からも、あらゆるライフスタイルに対応できるファブリックとして支持を得ています。






【ROL】でセレクトしている【SHURON】の特徴とディティール説明

-ROL'S SHURON'S EYE WEAR-


【ROL】でセレクトしている全ての【SHURON】のアイウエアは、UVカットのレンズが最初から入っているモデルとなっております。
それに加えてハードケース、クリーニングクロス、SHURON取り扱い注意書きのカードが付属しています。
通常の【SHURON】製品に関してはデモレンズ(レンズに文字が入っているレンズ)が多々見受けられますが、【ROL】でセレクトしている【SHURON】製品に関しては前述した通り、UVカットのレンズが入っている為、レンズを交換する手間が掛らず、ご購入後直ぐに使用して頂けますので、初めて購入されるお客様でも安心して楽しむ事ができます。
 

【ROL】でセレクトしている【SHURON】のレンズの種類

↑【ウェリントン型】
 

↑【ブロウ型】
【ROL】でセレクトしている【SHURON】のテンプル(ツル))の種類


↑後方につれて細くなっている形状

 

↑後方にボリュームのある形状
 








■各種用語の説明ついて
▼ファッション業界では分かり辛い用語がございますので、
そのような用語の説明をここでは簡単に記しています。


【あ〜お】

【Irish Linen(アイリッシュ リネン) とは】
リネンファブリックの最高峰と言われるアイリッシュリネンは、原料自体はフランスやベルギー産のフラックス(亜麻)を輸入し紡績したものです。
フラックスが本来持ち得る、やや生成りがかった色合いに加え、ソフトな肌触りと光沢感、弾むような反発力があるコシの強さが与える独特の質感こそ、最大の魅力です。
アイルランドを原産とする亜麻から取った繊維でつくられた織物です。水や摩擦に強く夏物衣料に多く使われます。

【麻の種類】
麻はリネンやラミー マニラ麻(ロープなどの使われます)などの総称です。
ですが、家庭用品品質表示法では リネンとラミーのみが麻になります。
ラミーとは(ramie) 苧麻(ちょま)とも言い、日本で一般的に見かける麻の繊維や布はこれです。ざらざらしていてコシがあります。
リネンとは(linen) 亜麻(あま)とも言い、ラミーより少しコットン(綿)に近く柔らかいです。ヨーロッパでは以前はよくシーツ(シーツをリネンと呼ぶのは このなごり)や下着等に使われていたそうです。

【アーミークロス (ARMY CLOTH)とは】
主にアメリカ軍隊の制服用織物を指し、単に軍服用の生地を指す場合や、英国ヨークシャー産で近東諸国に輸出されたグレーの下級の紡毛織物のことを指す場合もあります。

【アコーディオンポケット】
アコーディオンポケットとは、楽器のアコーディオンの蛇腹(じゃばら)のような「ひだ」をあしらったポケットのことを指します。
たくさんの物を入れることができるようなデザインであるため、機能的なパンツなどに多くみられます。

【AGGREVE(アグリーヴ)】
滑らかな表面の質感と軽量で、ハリのある上品な素材感が特徴。
ミクロ単位の蜂の巣状の穴を備え、水滴を防ぎ水蒸気は通し蒸れにくいという防水性と浸透性に優れた機能素材。
軽量かつ耐久性にも優れシワにもなり難い点も見逃せません。
     
【アクションプリーツ(Action Pleats)】
アクション ・ プリーツ とは、 ジャケット などの袖の付け根や 背中 の真ん中の部分に取られている プリーツ( 折りひだ ) のことです。
その部分に プリーツ を取ることで、動きを楽にするという効果があります。
     
【「Aran knit(sweater)」アランニット(セーター)】
アイルランド・アラン諸島を発祥としている独特のアラン編みのニットを指します。
元々はフィッシャーマンズセーターのひとつで、元々アイルランドのアラン諸島の漁師の妻達が、豊漁と無事を 願って編んだセーターが始まりです。
強い風が吹き荒れる過酷な海で使えるように、未洗いのウールを分厚く暖かく編んでいます。ハニカム(正六角形または正六角柱を隙間なく並べた模様)、ダイアモンド、ケーブルなど様々な柄の種類があり、それぞれに成功・健康・財産・安全祈願などの意味がこめられています。
各家庭で伝統の柄があったようです。

【アラン編みの種類】
1.ケーブル 
アランニットの最も基本的な柄とされ、綱編みともいいます。
漁師の使うロープを表し、漁の安全と大漁の願いが込められています。

2.ダイヤモンド
成功や富、財産を意味します。

3.ハニコム (蜂の巣)
ミツバチのように働き、報酬を得られる事を意味し、蜂の群れを見たら幸運とされていたそうです。

4.トレリス (格子)
石垣で囲まれたアラン島の狭い畑地を表しています。

5.バスケット (かご)
漁師が使うかごを表し、大漁の願いが込められています。

6.スプーン (さじ)
食料を欠かすことなく、充分な栄養を摂り健康でいられることを願っています。

7.ツリー・オブ・ライフ (生命の木)
枝が幹から芽を出す様子は、長寿と子孫繁栄への願いが込められています。


【ISO9002とは】
1994年に発行されたISO9000シリーズでは企業毎の業務内容によって該当する規格を3つに分類しています。
そのうち、設計を除外した製造、据付け及び付帯サービスの業務のみを認証範囲としたものをISO9002として規格化しております。
例えば、VOLVIC(ヴォルヴィック)等の飲料水等も含まれます。
 
【eVent】とは
近年、アウトドアブームの中、数多くのアウトドアギアブランドがウエアの新素材の開発に力を注いでおります。
その中でもG ORE-TEXに替わる新素材として注目を集めているのが防水透湿素材、eVENT です。
eVENTはある程度の 圧力をかければ空気が抜ける最大の特徴 があります。
この通気性ともいえる高い透湿能力がeVENT最大の特徴と言えます。
GORE-TEXと同じフッ素樹脂幕(PTFE)による防水透湿膜ですが、ほんの少しの構造の違いがこの驚異的な透湿能力を実現しています。
例えば、雨の中、実際にeVENTジャケットを着用すると、ジャケットを通して湯気が立ち上がるのが傍からわかるほど蒸気が抜けていくのは驚愕です。
もちろんこれで蒸れ感が完全に解消される訳ではありませんが、現時点で最も蒸れ感の少ない防水透湿素材の一つであることは間違いが無いと言えますね。

【incase(インケース)とは】
アメリカ発のIncase(インケース)は、バッグをはじめ、iPad,iPhoneカバーなど、利便性とデザイン性を追求したギアを作り出しているブランドです。
APPLE(アップル)社が唯一認めるハードケースブランドとしても世界中で認知さ れています。

【インディゴ(藍)染めとは】
本来は天然インディゴで染める事を指すが、現在では、1880年にA・ボン・バイヤー(独)が発明した、合成インディゴ(石油を原料とし、天然インディゴと全く同じ成分構造の合成染料)で染める事を言います。
特に「天然インディゴ」は繊維への染着力が他の染料に比べ悪い為、幾度も染を繰り返す必要があります。しかしながら、独特の色落ち感を出る為、着込む程に経年変化を楽しめる最大の特徴があります。
 
【woolen,woollen yarn,紡毛糸(ぼうもうし)】
羊毛原料のうち、比較的、毛足の短い短繊維、ノイル、屑(くず)毛、反(はん)毛(不用となった毛糸・毛織物を 再生するために、ときほぐし、繊維の状態にしたもの)、再生毛、綿花などをおもな原料として紡績した毛糸指します。
毛紡績するには、精紡の方法により紡毛と梳毛(そもう)とに分けられるが、紡毛糸は梳毛糸に比べて繊維の並行度が悪く、その配列が自由であり、毛羽が多く粗硬にみえるが、柔軟で暖かいのが特徴であり、紡毛織物の原料糸に供給されています。

【worsted 梳毛(そもう)】
イギリス、ノーフォーク県にある地名からとり、ここで始められた毛織物が発祥とされています。
現在では、男子服に用いられる主にコート等のアウターに用いられる梳毛(そもう)織物を指します。
梳毛は羊毛繊維をくしけずって短いものを取り除き、長い繊維を平行にそろえた物で、また、その長い繊維を指します。
風合いは緻密(ちみつ)に織られたもので、仕上げは毛羽(けば)をとり、柄(がら)をはっきりさせるのが特徴です。

【windowpane(ウィンドーペーン , ウィンドペン , ウィンドウペン)】
ウィンドーペーンとは、窓枠のような四角形で構成された単純な格子柄のことをいう。
細い枠をたくさん使った窓をイメージさせたことから由来しています。

【ウエストポイント(ウエポン)】
ウエストポイントは、強撚糸を高密度に織り上げる事により、一般的なコットンツイル生地よりもハリやコシが生まれ、尚且つ打ち込みがしっかりしているため、高級感のある独特の光沢が特徴です。
強度にも優れている為、デニムの様にラフに扱っても破れ難い生地の性質もこの生地の特徴の一つです。

【WALDES(ウォルデス)とは】
WALDESは一見アメリカのジッパーメーカーに思えますが、朝日ファスナーという日本のジッパーメーカーが生んだジッパーブランドになります。
waldesは1940年代のアメリカTALON社に実際に存在しており、後に日本で商標権を取得した朝日ファスナーが、1940年当時の製法と規格を再現して作っています。


【EXCELLA(エクセラ】ファスナー/ジッパー
EXCELLA(エクセラ)は、YKK社の中でも高品質なファスナーとして知られています。
ファスナー一つ一つの全面に入念な磨きをかけた滑らかなファスナーです。
美しく輝く本金メッキなど、豊富なエレメントカラーのバリエーションで衣類・バッグを引き立てる、品位・風格が特徴です。

【エスパドリーユ (espadrille) とは】
ジュートなどを底に使ったキャンバス製の靴やそれ以外の素材を使ったサンダル等が多く見受けられます。
地中海沿岸の漁師のものが女性のリゾート-シューズに取り入れられた事が発祥とされています。

【A line(Aライン)】
フランスのクリスチャン・ディオールが1955年に発表したコレクションのラインナップのひとつである。肩のあたりが小さく、肩から裾に向かって広くなっていくスタイルで、そのシルエットがアルファベットの大文字のAを彷彿させるのが特徴です。
この事からAラインは、洋服を着たときの外側のラインを表す言葉として用いられるようになりました。

【A-1とは】
【A-1】は、US ARMY (アメリカ陸軍)の夏季用ジャケットであるA-2の前身にあたるレザーのジャケットです。フライトジャケットとして知られる【A-1】と【A-2】は、初期の頃はアメリカに空軍が無かった為、陸軍用として作られたのが始まりの様です。
【A-2】との主な違いは、襟がリブニットでボタンフロントである事が挙げられます。

【M-65(エムロクジュウゴ)フィールドジャケット】
M1965フィールドジャケット(以下M65)は、その名の通り1965年にアメリカ軍が採用したもの。優れた機能性とデザインで、フィールドジャケットの傑作と言われ、現在でも世界の軍隊はもちろん、民間人のファッションアイテムとして愛されてます。そういえば今年で40周年ですね。
それまでの軍用防寒着といえば、色々工夫はしてあるものの、ゴツくて重く動きにくい重衣料。しかし60年代になると、ナイロンやマジックテープ等の新素材が登場します。M65は、古いコートのノウハウを生かしつつ、新素材を取り入れて新たに開発されたのです。

M65は、機能性はもちろん、デザインも高い評価をされてます。M65をベースに、ファッションアイテムとしてデザインされた高価なコートがたくさんあるほどです。
絶妙なフィット感によって生み出される体のシルエットが秀逸な為、様々なメゾンブランド等でもデザインソースになっています。
M65を一般の人たちに知らしめたのは、マーティンスコセッシ監督の映画「 タクシードライバー」です。主演のロバートデニーロが演じる、プッツンきた男が着ていた事で有名です

『ELDEVEN』(エルでベン) natural down&feathersの特性と説明】
150年以上の伝統ある経験と、最先端技術によって製造されているその製法は厳密な指定のもと特許を取得した技術によってダウン製品の市場をリードし続ける確かな製品です。
高級なフォワグラをえるためにピレネー地方の厳しい環境で長期間飼育されているグース1羽からわずかしか取れないとても希少価値の高い最良の羽毛を使っています。
上質の素材を、徹底した管理で手間を惜しまず加工する事によって出来上がった快適な天然製品。各過程(分別、クリーニング、乾燥)の後に、抗菌性の洗剤で洗われ、なお殺菌を保障するために100℃以上の熱で乾かされるため高品質かつ清潔で安心して使う事ができる製品作りがされています。
その製品の特徴は快適に使用出来る適応温度は広く、軽く弾力性のある中材は環境に合わせダウンとフェザーが呼吸し、高い保湿力と保温性を発揮してくれます。
700-800フィルパワーとも言われる世界でもその品質を認められた最高水準のダウンと言えます。

【ENCAP (エンキャップ)とは】
クッション性・衝撃吸収性・分散性に優れたE.V.A.素材をポリウレタン素材に封入した構造です。ハイレベルの安定性とクッション性を実現しています。

【お台場仕上げ】
スーツの見返しの裏地を内ポケット周辺に延長し縫うことを言いいます。
お台場のように地理的に突出している様
多くの表生地を使うため、技と手間が必要とされ、テーラードの真骨頂とも言えます。
通常名刺とか入れたりするところですが、本来はあまり入れないほうが良さそうです。

そこの仕上げがお台場のように地理的に突出している様をさします

このお台場仕上げのメリットは2つ

(1)まずは見た目がかっこいい!

(2)表生地を使用するため、しっかりした仕立が可能
スーツの寄れやしわを防いでくれ、スーツを長持ちさせます


【オックスフォード (Oxford)とは】
ボタンダウンシャツの代表的な素材で、通気性に優れた特性があります。
タテ・ヨコ共に綿の糸を2本ずつ引き揃えた平織りの薄地織物のことで、日本名は斜子(ななこ)織りと呼ばれます。柔らかく美しい光沢とふっくらした風合いがあります。シワも付きにくく、しかも丈夫なので、スポーツウェアーにも用いられる事もあります。

【ピンポイントオックスフォード,ピンオックス (Pin point Oxford)】
オックスフォードより細番手のものを使用したものをピンポイントオックスフォードと言います。オックスフォードの一種です。
きめの細かいブロードのようなシックな雰囲気が特徴です。

【ロイヤルオックスフォード (Royal Oxford)】

さらに細い(100番手程度)のものをロイヤルオックスフォードといい、かなりドレッシーな雰囲気が特徴です。


【Oxford shoes (オックスフォードシューズ)とは】
甲をひもで結ぶ型の靴を指します。17世紀に、英国のオックスフォードの学生が使用したところからこの名が由来したと言われます。
靴のスタイルのひとつで、3〜6対のアイレット付きのヒモでしめる短靴の総称です。「オックスフォードタイプ」、「オックスフォード型」のように使われる事もあります。

【OATMEAL(オートミール)柄とは】
織柄の名称、または織物の事を指し、オートミールとは、【カラスムギの実を粥状にしたもの】で、 粒状のオートミールに似た柄であることから、この名称が付いた様です 。
日本名は「猫足」柄とも言います。

【オープンエンドランダムボーダー天竺とは】
太番手のオープンエンド糸(空気紡績糸,空紡糸)を使用し、しっかりと編み立てた天竺素材です。
空紡糸は空気の力で紡いでいく為、繊維の中に空気を多く含み、サラッとしたドライな質感が特徴です。
吸湿性の高い素材の為、夏場のアウターや秋口のインナーにも最適な生地感です。
空紡糸は機能性にも優れており、保湿性に富んでいます。尚且つ、吸汗性・速乾性高いのが特徴です。

【オリーブドラブ (Olive Drab) とは】
調色が単純であるため、第二次世界大戦からベトナム戦争時期まで、アメリカ軍の戦闘服および車両の標準塗装色として使用されていた事でも知られます。(現在は3色ないし4色の迷彩塗装が基本となっている)また陸上自衛隊では現在も標準色として「OD色(オーデーしょく)」の名で使用され、車両はOD単色またはダークグリーンとの2色迷彩、航空機は茶色と黒との3色迷彩の組み合わせで塗装されています。(ただし、一部例外あり)

【か〜こ】
 
【貝象嵌(かいぞうがん)/螺鈿(らでん)とは】
●貝象嵌(かいぞうがん)は貝殻の内側にある美しい真珠層を絵や模様に象り、素材にはめ込んだものを指します。
○螺鈿(らでん)は、主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法の一つです。
貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、
およびこの手法を用いて製作された工芸品のことを指す場合もあります。
螺は貝、鈿はちりばめることを意味します。

【隠しリベット】
別名コンシールリベットと言います。外部からは見えないがバックポケットの縁を補強するために付けられたリベットを指します。
ヴィンテージ(VINTAGE)ジーンズを代表するディテールと言え、リーバイス501は1934年に採用していました。1967年には完全にバーダック「カンヌキ」に変更されました。

【額縁仕上げ】
袖の裏側の縫製仕様で、角の部分を額縁のようにちょうど真ん中45度で折り畳んで処理する方法です。
こうすると、袖裏に余分な生地が残らないのですっきりしますし、袖口を本開きにしたときなど、袖裏が見えても、きれいに額縁にたたまれていますので安心です。
また、額縁仕上げは袖口だけでなく、背裾の裏側などの縫製仕様にも使われます。
本切羽
の仕上げの種類です。

【カシミア(cashmere)】
カシミアヤギ(山羊)から取れた毛、または、それから織った毛織物です。
毛が細く密度が高いが軽く、暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良いとされ、その高価さもあいまって「繊維の宝石」とも呼ばれています。
しなやかな光沢がある生地の表情と柔らかい肌触リが特徴です。

【カシミア製品のお手入れ】
1.汚れたらその部分だけを薄めた洗剤をつけたタオルで拭いて汚れを落とす。
2.その後洗剤を取り去るつもりできれいな水をつけたタオルを固く絞って何度かふきます。
3.最後に毛の向きそって毛先を整えてそのまま一日室内で干します。
※自信がなかったり、汚れがひどいときはクリーニングに出して下さい。
シーズンの終わりにしまう時
絞った濡れタオルでふいてその後、上の3.を行った後タンスなどにしまいます。
汚れが目立たない色でしたらできるだけクリーニングに出さない方が風合いが維持できます。

【ガゼット,ガゼットクロッチ】
ガゼットは、補強する布を総称していう事もありますが、主にシャツの前身頃と後身頃の合わせた裾の部分を補強する布を指し、ムーシェやピースとも呼ばれます。
取り付け場所は裏側部分で、表には裾の形状のみ、隠れ余った場所が表に出ます。
ガゼットクロッチは同じく略称でガゼットとも呼びますが、こちらはスポーツパンツ、クライミングパンツなどに見られる、運動量を補うために股部分にあしらわれたマチの事を指します。

【カッタウエイ(cutaway)】
モーニングコート(ジャケット)の前裾(すそ)のように大きく腰のあたりから斜めにカットされたデザインを指します。
また、モーニング(ジャケット)コートのアメリカでの俗称としても呼ばれます。


【葛城(かつらぎ)】
太番手の綿糸を使った厚手の綾織物。
経糸を密に織るため急角度の斜文が出来る。
デニムと並び厚手の綾織りの代表格。作業着やパンツなどに使用されている。

【鹿の子編み(かのこあみ)(pique)】
;ニットの編み地の一つで、鹿の子供の背中にみられる白いまだらのように見える編地です。
表目と裏目をタテ・ヨコ交互に組み合わせて編むことにより、表面に隆起や透かし目を作り、編み目柄をあらわしたものです。
その独特の表面組織から、肌への接面積が少なく、さらりとした風合と、優れた通気性を特徴としています。
ポロシャツでは、定番として親しまれる編地です。

カブリオテックスとは】
「カブリオテックス」はドイツの老舗メーカー・カルマン社が独自の技術で開発した、オープンカーの屋根に使用される幌素材です
アクリルとポリエステルの混合素材を綾織りにした外皮にコットンを二重編みした裏地、その間にラバーの層と、異なる素材の特徴を補完させながら複合的に組み合わせ、ヨーロッパの厳しい暑さや寒さ・雨風から搭乗者と機器を守る、オープンカー・ルーフとしての過酷な使用に耐えうる強度と撥水能力を実現しています。 その実力を買われ採用されたオープンカーはフォルクスワーゲンカブリオレ、メルセデスベンツCLK、アウディTTロードスターなど、名だたる名車の枚挙に暇がありません。
とかくタフネスのみを強調してしまいがちなこのカブリオテックスですが、特筆すべきはその質感。生地自体がきめ細かくしなやかで、触り心地の良さとしっとりとした上品な風合いは、「自動車の屋根素材」といわれてもにわかに信じることができないほど。カジュアルは勿論、フォーマルスーツにもよく似合い、ビジネスシーンを彩ります。重い荷物を入れても型崩れせず端正なシェイプをしっかりと保持する芯の強さを併せ持ち、長年使用しても退色や毛羽立ちもなく、むしろ使い込むごとに程よく体に馴染んできます。人とモノとの歴史に重きを置くヨーロッパらしく、まさに人生の節目節目を共に迎えられるような一品を目指して考え抜かれた製品なのです。 『dothebag』のページへ

【カルゼ】
密な斜文織りにした紡毛織物を指します。短いケバで覆われ、光沢があります。綿・合成繊維でも織られています。
綾よりも大きな柄の綾織物を指す事が多い様です。
イギリスのカージー(Kersey)が派生してカルゼと言われています。カルゼは、 本来紡毛糸を用いた毛織物の一種で,主にコート地に使用されています。
一般にはこれを模した地厚な綿織物の一種を指します。綾(あや)織が多く,無地,霜降,縞(しま)などがあるのが特徴です。
似た様な生地の風合いで【ツイル】もあります。

【カンガル―ポケット】
カンガルーの腹袋のように、胸から腹部の中央に付けられたポケットのことです。
エプロンや、ヨット・パーカー、オーバーオール、子供服など様々な衣類に使われて います。

【カンヌキ(閂)】
リベットに代わりジーンズのバックポケットなどの補強に用いられる強化ステッチの事を指します。
ベルトや革製品などにも使われる技法です。

ガンフラップ(ストームフラップ)】
右胸(肩)に縫い付けられた当て布はストームフラップ(ガンフラップ)と呼ばれ、元々は、襟を全てボタン留めした際に雨だれの侵入を防ぐためのモノです。

【ギザ(GIZA)とは】
GIZA(ギザ)とは、エジプト綿の種子名称で、超長綿といわれる一本の繊維が極めて長い希少種です。
繊維が長いと糸を細く丈夫に作ることができるため、軽くしなやかな生地になります。

【切りポケットとは】
切りポケットとは、表地に切り込みを入れて、内側に袋を付けたポケットのことを総称して言います。

【Gabardine,Gaberdine(ギャバジン、ギャバ)】
綿、梳毛、麻、ポリエステルなどで織られた密で丈夫でしっかりした綾織物で、裏側より表側のほうが綾目がはっきりと浮き出て見えるのが特徴です。
ギャバジンは、主に防水処理された綿の服地(テキスタイル)を指し、機能的な素材としても知られています。
基本的には、チノと同じ綾織物で、経糸(たていと)が緯糸(よこいと)の2倍くらい密に織られています。これは、防水性を考えた時、水玉が下に落ち易いように考えられています。
ファッションのトレンドとしては、イギリスの「バーバリー」社がギャバジンで作ったトレンチ・コートが爆発的にヒットして、ギャバジンという素材自体が広く知られる様になったと言われています。
主にレインコート等にも使用される事からもかなり機能性が高い素材と言えます。

【キャメル (Camel)】
ラクダの毛のことを指します。
絹に似た光沢があり、軽くて手触りがよく、「クリンプ」(捲縮・けん しゅく(繊維や糸の縮れた状態))がほとんどなく、高級素材として知られています。
保湿性、弾力性に優れています。欠点としては染色性が悪いことであり、ほとんどがナチュラルカラーで使用されています。

【キャンプモカシン (Camp Moccashin)】
キャンプモカシンとは、その名の通り、キャンプ、つまり山や川へ行くときのためのモカシンシューズの事を指します。
そのため、アウトドアでも対応できる、滑りにくいソールが付けられているのが特徴です。

【Gurkha shorts(グルカ・ショーツ)とは】
1857年のインドの反英大反乱の際、旧英領インド軍の傭兵となったグルカ兵(ネパール人兵士)が用いた半ズボンが原型です。イングリッシュ・グルカ・ショーツというのが正式名称です。丈は膝上ぐらいで、全体によったりとして股上が深く、幅広のウエストバンドの付いたウエスト部に特徴があります。
素材は主に綿で、色はカーキやオリーブなどです。別にブリティッシュ・アーミー・ショーツ、コロニアル・アーミー・ショーツ、ボビー・ショーツ、コロニアル・ショーツとも呼ばれ、これを長ズボン型としたものをグルカ・パンツと呼びます。

【グリカン】
一般的に、手で行われる閂(カンヌキ)の事を指すと思われます。機械閂(カンヌキ)と違い、裏側に出る糸量を調整出来る特徴があり、現在ではあまり見受けられないカンヌキの手法です。

【接結とは】
二重織り組織で、表地と裏地の2枚の織物や編み物が離れないように糸で留めてあ仕様を指します。
ザックリとした素材と薄い裏地を接結して1枚の生地にしたりできるため、リバーシブルで着ることも可能になります。
表が水玉柄で裏がボーダーなど多彩に素材感も出せるのが特徴です。

【ゲージ (Gauge)】
「ゲージ」は編み機の針の密度、1インチ間の編み針の本数の事を指し、ニット製品の編み目が粗いか密かを表しています。
「ゲージ」はニットには使いますが生地には基本的に使いません。
ローゲージ は粗く編まれているので ざっくりとした印象 =手編み、素朴なイメージです。
ハイゲージ は一見編み物なのかわからない目の細かいものなのですっきりとしており 洗練された印象 になります。

ローゲージは数字の小さい方なので編み目が粗く、数字の大きいハイゲージは細かく密になります。
使う糸の太さにも関係しており、バルキーニット(しっかり編み込まれたもの)はローゲージニットと呼ぶ場合もあります。

【ローゲージとハイゲージの目安】
1.5〜7ゲージ⇒ローゲージ
8〜11ゲージ⇒ミドルゲージ
12〜20ゲージ以上⇒ハイゲージ


【ケープドバック】
雨が最も当たる背中上部のケープ状のヨークが二重になっていている仕様で、元々は防水の役割を果たす為のモノです。

>【剣ボロ(Sleeve placket)】
腕をまくりやすくするためにある、袖先につけられた切り込み。

>【交織(こうしょく)】
異質の織糸をニ種以上用いて製織することを言います。
一種ずつの糸を経(たて)・緯(よこ)に用いる場合と,1種の糸と2種以上混紡した糸を交織する場合があります。

【ゴージライン(gorge line)】
上襟と下襟が接する縫い目線のことです。その年のトレンド(流行)によって、この角度と高さが変わってきます。
ゴージは本来「喉」の意味で、ゴージラインはスーツが立襟だった頃、喉元を1周する線の名残と言われています

【コーデュラナイロン(CORDURA NYLON)】
アメリカのデュポン社はナイロン等の素材で知られる化学会社で、そのシェアはアメリカ、世界規模でも指折りです。
その会社が開発した耐摩耗性と引き裂き強度の高いナイロン素材です。軍用のバック等で良く見受けられます。

【corporate brand(コーポレートブランド)】
コーポレートブランドとは、製品やサービスのブランドではなく、企業名そのものに対するブランドのことを指します。
企業ブランドと呼ばれることも多い様です。
コーポレートブランドは、その企業が持つイメージや信頼度からなり、企業の重要な競争力の源泉の一つとされます。
コーポレートブランドに対し、製品に対して設定されるブランドを製品ブランド、プロダクトブランドと呼ぶこともあります。

 
【ゴム引き素材とは】
ゴム引きとは、布地などの表面にゴムを塗る事を指し、または塗って防水性を高めた生地の事を一般的に言います。
ゴム引きは、裏地にゴムを特殊製法で張付けた素材(おもに表地はコットン)で作られた生地のことで、防水機能を高めるために多く使われます。布地に樹脂などを上塗りした「コーティングファブリック」の一つです。
ゴム引きの素材自体は、かなり昔からあったものがファッション的視点で注目されるようになり、広く使われるようになりました。元々は、軍手や靴下、レインコート、靴などに用いられたのが始まりで、防水性、柔軟性、グリップ性などが高く、汚れにくく頑丈なため、ヨーロッパ諸国の軍用品としても用いられていた事でも知られます。
現在は、様々なブランドでも使用され、ファッションでは特にコートやレインコートに普及しました。素材は決して安価ではないが、その性能の良さから、高級な素材として世界各国でも認知されています。

【小紋(コモン)柄】
繰り返しの小さな模様を型染めしたもの、または手書きで描かれた柄使いを小紋と言います。
江戸時代までそのルーツは溯りますが、小紋の着物は訪問着や付下げと違い、不規則な模様が描かれているため、反物の状態では上下の区別がつきません。
小さい柄使いを規則的にあしらったものを総称していう事もあります。

【COMMON PROJECTS (コモンプロジェクト/コモンプロジェクツ)】
2004年冬から始められたコラボーレーションプロジェクトを指します。 ブランドはNY発で、スニーカー等はイタリアのファクトリーより展開しています。
インダストリアルデザインとグラフィックデザインを学んだ Prathan は、 Visionaire や V Magazine で アートディレクターとして活躍。NYで多くのラグジュアリーブランドの広告デザインに携わる。 Flavio Girolami はイタリアに自らのクリエイティブエージェンシーを持ち、数多くのイタリアのメーカーの コンサルティングを行う。ユーティリタリアンデザインとラグジュアリープロダクトにインスピレーションを受け、 ミニマリスト的なラグジュラスをベースにしたデザインを手掛ける。
Common Projects のデザインフィロソフィーは、フォーム、機能、そしてマテリアルに重点を置く事、 そしてそれらの3つの要素を最大限に引き出し、融合させ、現実的で尚かつラグジュアリーな製品を作り出す事が特徴になっています。


【コンパーチブル・カフス とは】
コンパーチブル=変換出来るの意を持ち、袖口の両方にボタンホールを付け、ボタンもしくはカフリンクスで留める形状です。
ダブルカフスを簡略化からする為に考案されたと言われていますが、手持ちの少ない庶民が「ハレの日」用にカフリンクスを付ける為に考案したとも言われるディテールは、当時のイギリス社会が垣間見えるディテールとして、大変興味深いものと言えます。


【さ〜そ】

【サージ(Serge)】
梳毛織物の代表的な織物です。
たて、よこ糸の太さ、密度がほぼ同じ正則斜文織りの梳毛織物で、約45度の角度に斜文線が表れ、織物はっきりしています。
一般的に後染め(毛織物は反染め)で紺、黒が多い様です。実用的な服地で、制服、スラックス、スカートなどがあります。

【サガラ刺繍 (相良刺繍)とは】
パイル状に埋められたボリューム感のある刺繍です。
このボリューム感ある刺繍により、 手触りがふんわりしたものとなります。 主にワッペンで使われます。

【刺子 刺し子 (さしこ)】
布地に重ね合わせて、細かく刺し縫いにした衣服、または刺子織(刺子のように外観を似せ、浮織としたもの)でつくった衣服です。
もと布地を部分的にかがったり、繕ったりして補修することから始まったが、やがて破損の激しい肩・胸などの部分を初めから装飾的に補修しておくようになりました。
東北地方の刺しこぎんがそれで、装飾的傾向が強く押し出されたものに遠山袈裟(けさ)などがあります。
刺す密度が高くなると外観上はほとんど縫取綾(あや)と変わらないようになります。
現在では仕事着、剣道着、消防着などに用いられています。

【サテン(satin)とは】
織物組織(又は 織組織)の名前で、朱子織(しゅすおり)や繻子織(しゅすおり)とも言います。
三原織組織の1つで 通常経糸(タテイト)が多く表に出ていて、美しい光沢が出やすいです。(緯糸(ヨコイト)が表に多く出ていて光沢のあるものもあります)
その一方で 平織りなどに比べて比較的摩擦には弱いです。(ポリエステルのサテンは シルク(絹)などのサテンに比べれば はるかに摩擦等には強いです。
同じポリエステル製の平織りや綾織に比べて弱いと言うだけですのでポリエステル・サテンは裏地としても使えます)
コットン(綿)やウール(毛)、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維、キュプラ(ベンベルグ)などの再生繊維など全ての素材(糸の種類)でサテンは存在しえます。
一般的には化繊を使用した光沢がある素材を思い浮かべますが、それ以外のサテン素材も多岐に渡るという事ですね。

">>【SAFILIN(サフィラン)】社
ヨーロッパリネン連盟から生まれ、厳しい審査基準をパスした生産者 からつくられたヨーロッパ・ハイクォリティ・リネンの製品に与えられる称号が『マスターズ オブ リネン』でリネンの中でも最高の称号であるといわれます。
栽培から加工まで、ヨーロッパ『マスターズ オブ リネン』の登録 は、厳しい品質基準管理(リネンの原料であるフラックスの栽培、刈り入れ,紡績〜製品化までの工程)されたものに与えられる称号です。
そのマスターズオブリネンの称号をもつ、サフィラン社は、欧州リネン協会に加盟している紡績工場です。

【サボ(サボサンダル) 「sabot」(仏語)とは】
サボとは、ヨーロッパの農民などが用いた堅い木をくりぬいて作った木靴のことを指します。
近年は、甲部分がソフトな素材を用いたサンダル型のデザインを含めてサボとも言います。ソールが木目調のものであれば、それを指し、クロッグ [clog]とも言います。
本来は、スウェーデンで作られているサンダルを総称するとも言われています。
一般的には足のつま先から甲までを覆って、かかとだけ出したデザインが特徴です。

【C.F.STEAD(シーエフステッド)社】
イギリス北部のウェスト・ヨークシャー州で1895年に創業し、創業者のCharles Frederick Steadの頭文字を取り、C.F.Steadと呼ばれています。
通常のタンナーが原皮を最大限に活かすのに対し、Stead社はきめ細やかな上質スエードを作る為、 高品質で、キメの細かい質感が特徴です。
英国の伝統と最高の靴作りの技術、なめしの技術の高さを併せ持った世界最高峰のスエード素材のタンナーで【チャーチ(Church's)】や【SANDERS(サンダース)】等にも供給しています。

【C-CAP (シーキャップ)とは】
EVA素材を圧縮成型しクッション性能の持続力を大幅に向上させたソールです。
【NEW BALANCE】では、軽量化を実現したライトウェイトタイプもシューズに応じて使用しています。

【シェットランドウール(Shetland wool)とは】
スコットランドの北にある、シェットランド諸島に生息する羊からとれるウールです。厳しい冬の寒さや湿度の高い天候、それに海草を副食に採るなどの飼育環境によって、柔らかい毛質をもつのが特徴です。通常はアンダーコートといわれる内側の毛だけを使います。シェットランド種の羊は生息数がかぎられ、そのうえ1頭あたりから得られる産毛量が少ないため、シェットランド島以外の羊からとったウールでも、太くて荒いウールをシェットランドと称することが多くなりました。最近では、ざっくりしたセーターをシェットランド・セーターと呼ぶようになっています。

【ジャカード(jacquard)とは】
ジャカードはジャガード織り(jacquard cloth)のことで、フランスのJ・Fジャガード氏の考案した紋織り機で織られた紋織物です。
元々はサテン地に織りで花模様などを浮き上がらせた重厚感あふれる生地で広待ったようです。
ジャガードは糸と糸とが交錯して見える柄で、点や線や柄などの混ざった複雑な模様が、全て刺繍(ししゅう)のように織り込まれています。
紋紙やコンピューターを使い作り出された「織り柄」「編み柄」のあるテキスタイルを総称して「ジャガード」と呼んでいます。

ジャガード織機を使うと模様の複雑さ、大きさにかかわらず織柄を織ることができます。

【シャークソール(リップルソール)とは】
サメの歯のような形状のシャークソール このシャークソールは、元来は50年代のアメリカで履かれていたもので、
実用性を重視した靴底でした。サメの歯のような深い刻み目が濡れた路面や岩場などで、優れた防滑性とクッション性
を発揮したものでした。70年代になると、その刺激的なデザインが英国で注目され受け入れられたようです。
当時、このタイプのソールを作っていたのがリップル社であったため、シャークソールはリップルソールとも呼ばれて
います。現在はビブラムソールの厚底登山靴がヒットしている傾向がありますが、そのトレンドに刺激的なニュアンス
を加味して変化をつけるのが、シャークソール採用の理由でしょう。

【ジャングルクロス,コードクロス (cord cloth,jungle cloth)】
コーデュロイやモールスキン等と同じくドビー織機(dobyloom)で織られる高密度織物です。
「ジャングルクロス」とも呼ばれ、古い時代の防風や防寒に適した素材です。
同じドビー機で織っていますが、ピケ等と違い立て畝を形成しているのが緯糸という生地の面白さがあります。
重さがあるにも拘わらず、柔軟性を持った素材で簡単に着用した体にまとわりつかない特性もあります。

【シャンク(shank)】
本来、足の土ふまず部の意味ですが、靴のこの部分に相当する個所も同様の呼び方をします。
また、靴のシャンクに挿入する木・革・鉄・プラスチックなどの細長いバネ「シャンク・ピース」もシャンクと略して呼びます。
中底に埋め込む、このシャンク・ピースは足のアーチを支え体重がかかっても底に歪みを生じさせない役割を果たします。

【シャンブレー素材(Chambray)】
経(タテ)に色糸、緯(ヨコ)に白糸(または経糸と違う色糸)を使用した平織織物で、布面の独特な霜降りの風合いが見られるのが特徴です。
この風合いは糸染め織物でなくては出せないもので、シャンブレー効果とか霜降り効果と呼ばれて事があります。
天然繊維であるコットンの味が充分発揮される織り方と言えますね。

【jersey(ジャージ、ジャージー)とは】
ジャージ(ジャージー)は、本来はメリヤス編物の総称です。
スポーツウエア等に見られる機能性を考慮した素材で、綿素材以外では、ポリエステルや綿やポリウレタンを混紡したもの等多岐に渡ります。
近年、イタリアのコレクション等でフューチャーされているのが、テーラードのジャケットに機能性を加味したジャージー素材を使用したコレクションです。
鹿の子と天竺(フライス)の中間のような綿織り素材のジャージー素材を使用して、通気性も良く軽やかで夏場にも快適な着用感が受けているようです。


【縮絨(しゅくじゅう)ウールとは】
しゅくじゅうとはウール等をフエルト化させる事ですが、その程度は目的によって調節します。
ウールのセーターを洗濯で小さくフエルト化させてしまった事が皆さんも一度はあるのではないでしょうか?
特に短い繊維を使って糸にしている紡毛糸は急激な温度変化や摩擦に敏感に反応してフェルト化します。
その特徴を生かして独特の滑らかな風合いを出した技術を「縮絨」と云います。
代表的な商品にカシミヤがあります。
ちなみに手芸用のカシミヤの糸は糸の段階で縮絨をしているので、 編んだり織ったりした後にいくら縮絨をしようとしても思った風合いは出せません。
要は、ウールでも目が詰まった風合いがある素材感が特徴です。


【 ジュート(jute)黄麻 】
コウマ(黄麻Corchorus capsularis)は中国原産と推定される一年生草本です。
別名をジュート、インド麻、標準和名をツナソ(綱麻)といい、熱帯および亜熱帯に生長します。繊維をとる目的で栽培され、インド・バングラデシュが主な生産地で、繊維製品はしばしば英語名称のジュートと呼称されます。
縄などに使用される事が多く、耐久性にも優れています。



【SHRAPE(シュレープ)】
シュレープ中綿はポリエステル細デシテックスの中空コンジュファイバーで出来た羽毛タイプの高機能中綿です。
極細の中空繊維を使用する事によりデッドエアー(動かない空気)をつくり優れた断熱性を実現した素材です。

ファイバーにシリコンを特殊加工(特許取得済)することで洗濯・ドライクリーニング後も風合を維持します。
 
【ジョッパーズ(Jodhpurs)とは】
ジョッパーズとは乗馬用ズボンの一種で、膝上がゆったりとして、膝下から足首まではスリムなシルエットが特徴です。
騎手のズボンであることから、ジョッキーパンツ、ライディングトラウザースの別名もあります。
乗馬から発生したファッションは多く、乗馬用アンクルブーツであるジョッキーブーツもその一つです。



【シンサレートエックスソフト】
3Mシンサレート高機能中綿素材は、「薄くて、暖かい」というコンセプトの下に、3M社が研究・開発した中綿素材です。
【製品の特長】
・一般的な中綿と比較して、10〜30%軽量で同等の保温性を発揮します。
・今までにないソフトな風合いドレープ(動き易い)性の向上を実現しています。


【芯地( しんじ )】
襟やカフスなどに入っている、硬さや厚み、強度を出すために使用される 布地のこと。

【シンチバック(CINCH BACK)とは】
サドルバックヨークの腰位置=ウエストバンドとバックポケットの間に施されたデニムのベルトで、ジーンズのフィットが完成する以前の機能ディテールを指します。
サスペンダーボタンと共に、ワークウエア時代のジーンズを象徴するパーツで、日本語では“尾錠”とも呼ばれます。
現在では、ウエストのフィット性の有無には関係なく、クラシックなデザインとして採用されることが多く見られ、カジュアルパンツのベルト付きアジャスターを総称してそう呼ぶこともあります。


【シームポケット】
シームポケットとは、切替えや縫い目などを利用した(隠し)ポケットの事を指します。

【SCOVILL(スコービル)社】
アメリカのコネチカット州で1802年に創業したジッパー、ボタンなど、米軍やワークウエアには欠かせないアイテムを長きに渡って制作しているメーカーです。
タフな物作りと、実用性を兼ね揃えた物作りが魅力です。

>【スービマコットン(Supima Cotton)とは】
ピマ種(南米ペルー原産)の米国での品種改良の綿です。
スーペリア(超越した、優れた)ピマが語源とされています。主にカリフォルニア州産綿とされています。
高級コットンの一つで、品種改良して栽培されたものが、繊維の長い「超長繊維綿花」のピマ・コットンです。
コットンは繊維長(せんいちょう)が長いものほど高級とされ、アメリカ産で最高級の品質を誇るのがピマ・コットンで、「スーピマ」は高級ピーマ(Superior Pima)の略語です。
特徴は、絹のような光沢と、細くて長く(繊維長3〜4p)、ソフトでしなやかな風合いをもっています。「スーピマ」は、米国のスーピマ協会の商標で、米国産ピマ・コットンを100%使った製品にのみに付けられています。

【STEPHEN WALTERS(スティーブン ウォルターズ)社】
Stephen Walters & Sons Ltd.,(スティーブン ウォルターズ&サンズ社)は1720年に設立した、英国で9代続く世界屈指のシルク織物メーカーです。
約300年という長い歴史を通し、それぞれの時代のマーケットに合わせ様々なタイプのシルクを織り続け事業を拡張していきました。現在では世界各国のトップブランドへ最高級生地を提供し続けています。
昨今では、生地サプライヤーとしてのビジネスを継続しながら、シルクネクタイをメインに、スカーフ、ニットタイ、ポケットチーフ、蝶タイ、リボンベルトなどの生産も行っています。スティーブンウォルターズ&サンズ社は伝統的なシルク生地メーカーでありつつ、同時に未来へ向け新しいアイデアを生み出していく柔軟な発想を持ったブランドでもあります。

【ステンカラーコートとは】
ステンカラーは、「コンバーティブル・カラー」の一種で、コンバーティブルとは、開衿としても閉じ衿としてもさまになる衿の形の総称を指します。
この衿を採用した代表的なものが、ステンカラー・コートという事になります。尚、正式にはバルマカーン・コート(Balmacaan Coat)と言うようです。
今では一般的となっているステンカラーの名称は、じつは和製英語で、ステンはスタンドがなまったものと考えられています。
正式には、立って落ちた衿を意味する「スタンド・フォール・カラー」や、衿腰線から折り返った衿を意味する「ターン・オーバー・カラー」と呼ばれています。
また、ステンにはスーティアン・コール(フランス語。16世紀後半から17世紀前半にかけて用いられた襟。ラフを支えるための針金の枠を指す)を語源とするという説もあるようです。

他に【chesterfieldcoat「チェスター(フィールド)コート」】 【トレンチコート(Trench coat)】 等があります

【スラブとは】
スラブは、原料から紡績工程を経て糸になります。
糸にする場合、ドラフト(繊維を平行にそろえた後、ローラーで上下を押さえながら細くしていく工程です)の段階で、通常は一定の速度で巻き取り一定の細さの糸になりますが、このドラフト・ローラーの回転を一旦短時間止めればその部分のみ糸が膨らみます。撚りは細いところと太いところでは変わりますが、これが、スラブ糸を作る原理です。
織物にした場合には、 風合いと柔らかさのある凹凸がある生地の表情が一番の特徴 です。

【3レイヤー&2レイヤーとは】
アウトドアウエアに見られる生地構造です。

・3レイヤー=裏地+防水透湿素材(もしくは防水素材)+表地の3層構造
・2レイヤー=防水透湿素材(もしくは防水素材)+表地の2層構造

-特徴-
・3レイヤーは裏地もあるので快適に使えます。
2レイヤーよりはかさばります。保温性や強度は増すが生地が硬めです。
利点としてはコーティングされているので劣化が2レイヤーと比べ起こりにくくなっています。
・2レイヤーはコンパクトさが特長です。
短所は裏地が無いので素肌に直接被るとベトつく感じがあったりします。


【スレキ(スレーキ)とは】
裏地の一種で、「なめらかで光沢のある織物」のことも意味し、素材としては綿100%のものが多く、表面に光沢の出る仕上げが施されていることから「スレキ」(英語の sleek(スリーク)=なめらかな、つやのある)と呼ぶようです。
用途としては、紳士服の裏地、メンズ仕立てのパンツのポケットの袋布や脇布の一部に使われます。厚みが出るのを押さえる、すべりをよくする、などの理由からです。

【接結素材】
接結とは、二重織り組織で、表地と裏地の2枚の織物や編み物が離れないように糸で留めてある素材のことを言います。
ザックリとした素材と薄い裏地を接結して1枚の生地にしたりできるため、リバーシブルで着ることも可能になります。
表が水玉柄で裏がボーダーなど多彩に素材感も出せるのが特徴です。


【SENDRA(センドラ)とは】
約100年もの歴史をもち、1913年スペインのALMANSA(アルマンサ)にて設立されたシューズブランドです。
この地域は砂漠地帯のため中世から馬による移動が多く足を保護し丈夫なブーツが必要とされていました。
そして、生活の糧として必然的にウェスタンブーツは重要視され、SENDRAブーツは長年培った技術と共に発展し、 ヨーロッパ最高のウエスタンブーツブランド として世界でも認知されています。

【た〜と】

【typewriter cloth(タイプライター・クロス)】
タイプライター・クロスとは長繊維で細い高級綿糸を用いた平織物の事を指します。
タイプライターの印字用リボンに用いられたことに由来しています。(タイプライターのインクリボンに用いられる糸を高密度に織り上げた平織り生地)
現在では綿に限らずナイロン織物も使われるようになっており、その密な織目を生かしてダウン・ジャケットなどに用いられています。
極細の経糸を密に織り込むことで、ハリとしなやかさを兼ね備えており、きめ細やかな織り地の為、シャリ感のあるドライな肌触りで、夏場でも涼しい着心地を味わえます。


【dirty bucks(ダーティー・バックス)とは】
うす汚れたホワイト・バックスの意味ですから、その登場はホワイトバックスより後になります。
アイビーリーガーの間で広まったホワイトバックスは、1930年代頃からエリート大学生たちによって、そのまっさらな白靴をわざと汚して履くものが現れ、それがダーティー・バックス登場の発端と言われています。
その後、アウトソールにレンガソールを配した「WALK-OVER(ウォークオーバー)」のオックスフォードシューズにより、広く知られました。


【ターボリン】
もともとはお店の軒先などでのテントで使用していたのでテント生地とも呼ばれていますが、現在では、メディアクロス用に改良された、生地で して、ポリエステル系の生地に軟質塩化ビニールの合成樹脂で作られた薄いフィルムを挟み込むように仕上げたのがターポリンです。
運動会やお祭りでの簡易テントでよく見かける生地もこのターポリンにて制作されている場合が多いです。現在では、遮光ターポリンやメッシュターポリン、電飾用ターポリンと、用途によって様々な種類が開発されています。


【ダーツとは】
人体の立体的な丸みに沿わせるために、布の一部をつまんで縫い消したつまみを指します。
ポケットでは、平面の貼り付けポケット等を立体的にする事で容量を確保する時にも使ったりする仕様です。


【DAINITE SOLE(ダイナイトソール)】
元々は登山や軍用の過酷な状況下でも耐えうる、歩行性、耐久性、耐水性、グリップ力に優れた機能性が高いラバーソールで、英国靴ブランドで主に採用されています。
ダイナソールのグリップ力は地面を吸い付くように掴み、体全体に安心感を生み出します。
また固すぎず、柔らかすぎない弾力性が地面を捉えるときに足を優しく支え、地面から受ける衝撃を吸収する為、長時間履いていても足が疲れ難いという特性があります。
 
【(Tasmania Wool)タスマニアウール】
オーストラリア(Australia)のタスマニア州(Tasmania)で採れるウールの事を指します。
ウールの中では最も良質で高級とされています。
オーストラリアの飼育種は75%がメリノ種で、オーストラリア全体の生産量の内3%が、タスマニアのメリノ種から採れるタスマニア・ウールです。
タスマニアはメリノ種の飼育に最も適した気候、風土から良質のウールが産出されるといわれています。
もともとオーストラリアには羊は生息していなく、1707年にスパニッシュ・メリノが南アフリカから持ち込まれたものが、飼育の始まりとされています。
その希少性からウール市場では世界最高の価格がつけられ、高級ブランドなどの服地として使われています。

【ダブルフェイスとは】
生地の名称では無く、2面性の意味合いです。
衣類には裏と表が在りますから、それをダブルフェイスとは云いませんが、同じ裏表でもムートンダブルフェイスやコットンダブルフェイスなどと表す事もあります。
当然リバーシブルも存在しますし、逆に完璧な異素材である場合もあります。
従って、ダブルフェイスとは曖昧な表現に過ぎません。

【タマブチ(玉縁)】
パイピングの仕上げのことを指します。
別に裁断した共生地の細布でポケット口(縁)を処理したもので、片側だけに玉縁をあしらった「片玉縁」と、切り口の両側に玉縁をあしらった「両玉縁」の2種類があります。

【タンニンなめし】
栗の木などから取れるタンニンを用いて、薬品を使わず時間をかけてゆっくりとなめす方法です。

【chesterfieldcoat「チェスター(フィールド)コート」】
チェスターコート(正式にはチェスターフィールドコート[chesterfieldcoat])とは、英国のチェスターフィールド伯爵が最初に着用したことがこの名の由来しています。
ノッチドラペルで上襟にベルベットを使用し胸に箱ポケットと両脇にフラップ付きポケットをつけ、ウエストをやや絞ったシルエットのドレッシーなコートのことを指します。
元々はフォーマルなコートの代表格でもとは、昼夜兼用の正装用コートとして生まれました。スーツに合わせるコートとしては最もドレッシーで、ビジネスシーンはもちろん、改まった場所でも着用できるコートとして知られています。
他に 【ステンカラーコート】 のデザインや
【トレンチコート(Trench coat)】 コートの種類としてあります。

【Chukka Boots(チャッカブーツ)とDesert boots(デザートブーツ)とは】
【チャッカブーツ】 のチャッカとは、踝(くるぶし)位の深さの高さの靴を指します。
Chukkaという名称はPolo Game の用語に由来するそうです。
2〜3ホールのものが多く、フォーマルからカジュアルまで幅広く用いられています。
同じ位の踝位の深さのブーツで 【デザートブーツ】 という物もあります。
デザートブーツは、砂漠などの砂地で砂が入り込まないように工夫されており、英国陸軍が注文したのが開発のきっかけと言われています。
その結果、イギリスの靴職人が作ったのは、柔らかなクレープソールに前後2枚の革を側面で縫い合わせるというシンプル構造の靴になっています。
どちらも見た目は酷似していますが、作られたルーツの違いと言えそうです。


【チョーク・ストライプ(chalk stripe)とは】
・チョークストライプ は、 洋裁のチャコ(チョーク)で書いたよう線の輪郭がぼんやりした線が特徴です。
その他にも以下の様な似ているストライプがあります。

・ピンストライプ は、 ピンで引っかいたように細い線。生地をよく見てみると点線のようになっている事があります。

・ペンシルストライプ は、 鉛筆で書いたように比較的くっきりした線で、 ピンストライプより太めなイメージです。

ただ最近ではあまり明確な区分けはされてない様なので、かなりアバウトになってきています。


【千鳥格子(ちどりごうし)】
千鳥格子とは、千鳥の群になぞらえた日本的な呼び名の格子柄。欧米では「犬の牙」にたとえられハウンズ・トゥースの別名を持ちます。
千鳥格子は、別名「ハウンズ・トゥース」あるいは「ドッグ・トゥース」と呼ばれ、犬の牙の形に似た鋭さを持つ四角形の連続した格子柄です。

【超長綿とは】
繊維長(せんいちょう)が35mmを超えるものをいい、しなやかで、光沢があって、肌触りのいい布地ができます。また、織物だけでなく高級 ニットウエアにも用いられています。
代表的な生産地は、エジプト(ギザ綿)、ペルー(ピマ綿)、アメリカ(スーピマ綿)、西インド諸島(海島綿)などがあります。

【Tweed(ツイード)】
イングランドの国境を流れるツイード川河畔で、チェビオット(cheviot)羊毛からつくられた毛織物の事を指します。
ツイードとは、元々は手紡ぎの糸を手織りで織った英国スコットランド地方特産の織物を指しますが現在では、ざっくりした素朴な味わいのある目の粗い、厚手の生地の総称として使われることがほとんどです。
織る前に糸をさまざまな色に染め細かい色彩の模様を入れているのが特徴で柄としてはヘリンボーンやチェック系が多く見受けられます。
ジャケットやコート、パンツなどでカントリー調の雰囲気を出したいときに最適な生地で逆に、格式の高い場所は不得意です。
厚手がゆえ、暖かいのもさることながら何と言っても耐久性が高いのが最大の特徴でヨーロッパではこのツイードジャケットを親子三代で受け継いでいく家庭もあるくらい長持ちしますし少々雑に扱ってもへこたれない、耐久性も特徴の一つです。


【ツイル(twill)とは】
織物組織(又は 織組織)の名前で、綾織(あやおり)や斜文織(しゃもんおり)とも言います。
三原織組織の1つで、通常織物の糸密度を上げて 肉厚の丈夫な生地を作るために用います。
斜めに細かい筋が見え、スーツやパンツ(ズボン)用などの生地厚が必要な織物に使用される事が多く見受けられます。
コットン(綿)やウール(毛)、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維、キュプラ(ベンベルグ)などの再生繊維など 全ての素材(糸の種類)でツイルは存在しえます。
畝の強い生地でカルゼもあります


【鼓(つづみ)ボタンとは】
二つのボタンを裏合わせにつないで鼓のような形にしたものを指します。
カフスボタンのように、両方のボタン穴に通して掛け合わせる仕上げです。


【Deer Skin(ディアスキン)鹿革】
日本古代、もっとも愛用されていたのが鹿革といわれています。
鹿革は非常にキメが細かく、軽くて丈夫なうえ通気性が良いため、足袋(たび)や武具、衣料など広い範囲で利用されてきました。
近年ではこれらの衣料品の他にも、レンズや貴金属の脂汚れを拭き取る 「汚れ拭き取りレザー」 としても利用されています。
鹿革は他の革と比較して柔軟性を長い時間、キープすることができる革といわれています。
その一方で銀面(革の表面)が剥離しやすいというデメリットもあります。

【Detachable Collar(デタッチャブルカラー)】
取り換え衿は1850年代にシャツの汚れの目立つ部分だけを取り外して洗濯できるようにとアメリカで考案され、その後ヨーロッパでも主流になった、実は古くからある仕様です。

【Tetoron(テトロン)】
ポリエステル系合成繊維。しわになりにくく、乾きが速い。衣類のほかホース・漁網・釣り糸など広く用いられる

【低通気高密度(WaterProof High Density)ニットとは】
従来のニットの弱点である風を防ぐ機能を持った素材です。
高い防風性により優れた保温性を持つだけでなく、ニット特有の快適なストレッチ性、防シワ性、ノイズレス性も併せ持っています。
また、耐久撥水加工を施す事により、優れた撥水、耐久性があり、水滴のころがりにも優れたニットです。

【テナックスピンとは】
『dothebag』の開閉部分には、ドイツ製の「テナックスピン」という金具が用いられています。聞き慣れない名前なら、その開閉の仕方も一風変わっています。留め金の頭部分を指でつまんで引っ張ると、ある一定の力がかかったところで外れ、閉じるときは「バチン」という小気味良い音と共にしっかりとロックします。この独特の感覚が面白くて、つい用もないのに触ってしまう…といったお声も耳にします。
何かに引っ掛けてしまって不意に口が開いてしまうというアクシデントもなく、両手を使わずとも指先の僅かな動きで簡単に開くことができ、凹凸型ボタンやファスナーにありがちな、傘や荷物で手が塞がってる際の煩わしさは感じる暇もありません。このテナックスピンも、もともとはオープンカーの幌を留めておくための専用の金具。機能・デザインともカブリオテックスと相性ぴったりなのも頷けますね。

【デニール(denier)とは】
繊維の太さを表す単位で、9,000mの繊維の重さが1gのものを1デニールといいます。
アウトドアブランドで主流となっている素材 420デニールナイロン などと言いますが、これは9,000mの繊維の重さが420gあることになります。
デニールの数値が大きくなると繊維は太く、重さが重くなりますので、生地が厚く丈夫で耐摩耗性、耐引き裂き強度に優れているのが特徴です。

【テレコとは】
表目と裏目がおなじ数のプレーンなゴム編みのことを指します。一般的には針抜きゴム編みの応用でダイヤルに編み、シリンダー針を2本に1本を抜いたゴム編みの一種を指すことが多い様です。
伸縮性が抜群で肌触りがよいのが特徴です。

【天竺とは】
天竺とは天竺木綿のことを指し、木綿の生地を総称して言います。
主に、白系の生地で厚地の物が多いですが、シーツやカバーリングに使われたりする生地も含み、
平織りの綿の生地の事も天竺と呼びます。
カットソー等の生地で使用されている物は、天竺生地が多く使用されています。
元々インドからやってきたことにちなんで、天竺と呼ばれているようです。
織りと編みの天竺があります。
○織り天竺とは、綿素材の平織りの生地という事になります。
薄地で自然な風合いが特徴だと思いますので、ブラウスや一重ジャケット等に使用される生地です。
●編み天竺は、平編みのニットと言う事になります。


【Tencel(テンセル)】
イギリスのコートルズ社が開発した新タイプのセルロース系繊維の事を指します。
●特徴.....吸湿性、速乾性に優れポリエステルなみの強度があります。柔らかく、サラッとした肌ざわりで上品な光沢が魅力です。
○製法.....テンセルの材料は木材パルプです。テンセルはレーヨンと違い、セルロース(繊維質)を分解せずに、精製してつくられる『精製セルロース繊維』です。
そのような事から化繊の中でも「指定外繊維」に分類されます。テンセルを作る過程で、環境に悪影響な薬品は一切使用していない点も大きな特徴です。
【ドゥエポットー二】
「ドゥエボットーニ」とはイタリア語で、「ボタンが2つ」という意味で、第一ボタンのところに2個ボタンがあるタイプのシャツのことを指します。
衿が高くなっており、通常は縦に2個並んだ仕様が一般的です。
ドレス寄りのシャツに多く見られる仕様です。


  【度詰めラフィトップ裏毛とは】
【超長綿】 である繊維強度の強い トルファン (中国のトルファン地方で採れる超長綿)とシルキーな光沢の 【ギザ】 と滑らかな 【スーピマ】 の落ち綿のみを混紡したムラ糸リサイクルコットンを使用。
美しいうねり(ムラ)と柔らかく、ふっくらとした包み込むような着心地が特徴です。
通常のモノよりも目を詰めているので型崩れしにくい所も特徴の一つです。

【トップ染め(トップ糸)とは】
トップ染めは糸染めの一つ。撚りを掛ける前に糸を染色することを指します。
Top Dyedとも言います。トップ糸とは、トップ染めの糸のことで、梳毛糸を作る際の中間製品であるトップの状態で染色・紡績しているので毛羽が出にくく見た目が綺麗に出来上がる反面、紡績前の染色ですから、紡績の工程で生まれるくず毛の利用が限定されるだけでなく、必要とする糸の量に過不足があると調整しずらかったりコスト的に無駄が出ることがあります。


【トップヤーン,ヤーン(top yarn)とは】
紡績糸,織り糸,編み糸,より糸等の意味


【ドビー(Dobby)とは】
ドビーとは、紋繊機の一種、ドビー繊機で作られた繊維のことです。最近ではスーツやタイの素材が立体的になってきたこともあり、当然シャツにもそれらに負けない素材感が要求されています。
織り地の組織や織り紋にはいろいろと変化が多く、柄ゆきが雑多なため、フランス綾、蜂巣織り、ピケなど、特定の名前で呼ぶことのできないような織物の総称となっています。
メッシュやガーゼを思わせる肌触りの優しい、清潔感、清涼感ある風合いで、シャツ等によく使用されます。

【ドビーメルトン(Dobby Melton)とは】
織りの模様と柔らかさが特徴のドビー織りをメルトン地の柔軟性のある生地に施す事で、滑らかなフワッとした風合いとメルトンの保温性を生かした着易さが特徴です。

【DOLMEN(ドルメン)】
1922年フランス北西部ブルターニュ地方のガンゴンにて創業され、3世代に渡りMADE IN FRANCEにこだわり続ける希少な老舗ワークウェアブランド。ブランドネームの「DOLMEN」とは、この地に残る巨大な支石墓からきています。作業着、マリンウェア、ハンティングと多岐にわたるアクティブウェアを展開しています。今期より日本での展開がスタートするドルメン。リアルワークウェアとしての存在感と同時に、フランス物らしいクラシック且つスタイリッシュなデザインに期待が膨らむ注目のブランドです。

【ドリズラージャケット(Drizzler Jacket)とマクレガー(McGregor)】

【ドリズラージャケット(Drizzler Jacket)】
アメリカの「McGregor」(マクレガー,マックレガー)社が「ドリズラー・ゴルファー」の商品名で売り出したのが
始まりとさせれています。その後、一般名詞的に使われるようになったと言われています。

【McGregor」(マクレガー,マックレガー)】
英国人デビッド・ドニガーによって1921年に設立されたアメリカのカジュアルブランドです。
元々は、ゴルフウエアをベースとしたスポーツウエアとしてスタートしましたが、1960年代にジェームスディーンの
トレードマークとなった赤いDRIZZLER(ドリズラー)は、マックレガーのシンボルとまで言われるようになりました。
近年では2008年スタートのコレクションライン「McGREGOR Budge Dragon(マックレガー バッジ ドラゴン)」、
2010年には【KATO'BRAND】のTEAMKIT JAPANとの新ライン「McG+K(エムシージープラスケイ)」等
新しい展開をみせています。

【スウィングトップ】
和製英語で、英語では "harrington jacket"(「ハリントン・ジャケット」)と呼びます。
日本ではスウィングトップとドリズラーの違いはあまりなく、両方ともショート丈のゴルフジャンパー型
ブルゾンを意味することが多い様です。

 
【ドルマンスリーブ(Dolman sleeve) 】
一般的には襟ぐりが深くたっぷりしていて手首の詰まった袖が特徴とされています。
マチ(はめ込む布)や袖付け線があるものやないものなど、種類も多岐に渡ります。
ドルマンとは、トルコの民族服の長い外とうの袖がこの形だったことから、この名がついたとされています。

【ドレイネージシステムとは】
フットベット上の無数の穴とアウトソールとを二層にする事で、フットベット上の水分をサイドホールから排水する衛生的で尚且つ快適に履ける機能性を考えた作りを指します。

【トレンチコート(Trench coat)】
トレンチコートの起源は第一次世界大戦のイギリス軍で、寒冷な欧州での戦いに対応する防水型の軍用コートが求められたことから開発されたと言われます。
その原型は既に1900年頃には考案されており、第一次大戦での普及が、一般への広がりの契機となったと言う説もあります。
「トレンチ(塹壕)」の称は、このコートが第一次大戦で多く生じた泥濘地での塹壕戦で耐候性を発揮したことにより、ファッションとして用いられるようになってからも、軍服としての名残があります。
イギリスのバーバリーとアクアスキュータムの2社の製品が元祖と言われています。

【トレンチコートの部分名称】
【ストームフラップ(ガンフラップ)】
右胸(肩)に縫い付けられた当て布はストームフラップ(ガンフラップ)と呼ばれ、元々は、襟を全てボタン留めした際に雨だれの侵入を防ぐためのモノです。
【ケープドバック】
雨が最も当たる背中上部のケープ状のヨークが二重になっていている仕様で、元々は防水の役割を果たす為のモノです。

他に主なコートの種類として
【ステンカラーコート】
【chesterfieldcoat「チェスター(フィールド)コート」】 があります

【ドンキーコート(ドンキージャケット)とは、スパニッシュカラーコート(スパニッシュコート)】
ドンキーコートもスパニッシュカラーコートもいずれもリブ編みのニット襟のアウターで、ドンキーコートはショールカラー(ヘチマ襟)のコート、スパニッシュカラーコートは「スパニッシュカラー」というボタンダウンシャツのような襟のコートを指します。
ただし、これらはヴァン・ジャケット(VAN Jacket)による和製英語の様です。
近年では、スパニッシュカラー仕様のものもドンキーコートと呼んでいるように思います。いずれのコートもたいてい包みボタンを装備しています。
英語で "donkey jacket" というと、昔のイギリスの労働者が着た肩に切り替えのあるウールジャケットを意味します。

【な〜の】

【ニッカーボッカーズ(ニッカボッカ)「Knickerbockers」とは】
【ニッカーボッカーズ】 はズボンの一種で、長さが膝下までですそが括られた半ズボンを指します。
野球、ゴルフなどのスポーツウェアとして広まり、現在日本では土木・建設工事の作業服として多く見られます。
ニッカ(ー)ボッカー(ズ)、ニッカポッカ、ニッカズボン、ニッカー(ズ)とも呼ばれます。
ニッカーボッカーズの起源は、オランダからアメリカへの移民が着用していたブリーチズと呼ばれる半ズボンが始まりとされています。
1809年、ワシントン・アーヴィングがニューヨークに住むオランダ人移民者についての本を著しました。
この時、アーヴィングはオランダ系の名前であるディートリヒ・ニッカーボッカー (Diedrich Knickerbocker) というペンネームを用いました。
この本が人気を博してくると、次第にニューヨークのオランダ人移民とその子孫のことをニッカーボッカーと呼ぶようになり、さらに本の挿絵で彼らが穿いていた短ズボンがニッカーボッカーズという名前で呼ばれるようになったそうです。
現在でも英語でKnickerbockerというとオランダ人移民のことを指します。


【NEW BALANCE (M)1300】
1985年にリリースされ最高級の履き心地と驚愕のプライスで"スニーカーのロールスロイス"と称されたフラッグシップモデルが「(M)1300」です。
オーセンティックなデザインとカラーリングはトレンドなどに左右される事なく普遍的であり絶対的な価値を保ち続け ています。
「機能性」においてもクッショニング性能を確保するテクノロジー「ENCAP(エンキャップ)」を「ミッドソール」に初搭載したフラッグシップモデルとして知られています。
その卓越した性能と洗礼されたルックスは「RALPH LAUREN (ラルフローレン)」氏が雲の上を歩いているようだと、その履き心地を絶賛するほど各界の著名人からも広く愛されたエクスクルーシブな逸品として現在にまで語り継がれています。

【Nubuck(ヌバック)とは】
ヌバックとは牛革の銀面をごく軽くペーパーで摩擦して起毛させベルベット状に仕上げた革の事を指します。
バックスキンに似ており「新しいバックスキン」を意味する名称で、ビロードのような高級感があります。銀磨り(ぎんずり)とも言ます。

【ヌバックを使用した商品の簡単なお手入れについて】
○使用前
防水スプレーを吹き付けておくと良いです。(染みになってしまうこともあるので目立たないところでテストしてから行って下さい。)
●使用後
ブラシで表面を起こすようにホコリ等を丁寧に払う。
その後、逆の方向に毛並みを揃える感じで整える。
毛足を保護する起毛素材用の専用スプレー等を活用する。(これもテストしてから行って下さい。)
これをするだけでかなり汚れを防ぐことができます。

【ネップ (nep)とは】
繊維が絡み合ってできた、糸の節(ふし)を指します。


【ノッチドラペル (Notched Lapel)】
「きざみ衿」という意味で上衿と下衿の間隔が普通120〜150度位、開いているタイプでシングルのスーツの大部分はこのデザインです。
カラー(上衿)とラペル(下衿)の間のノッチ(刻み)がオーソドックスなラペルです。普通襟とも言うそうです 。
その他の襟のデザインピークドラペル

【は〜ほ】

【パールステッチ( pearl stitch )】
刺繍糸として使用される、光沢感のある高級糸をステッチに使用してパールのような輝きがあるのでこの名前で呼ばれるようです。

【ハーフ・カーディガン・ステッチ(片畦)かたあぜ】
ハーフ・カーディガン編もしくはとも片畦いう。
平型.編機の片側の1つをタック位置にして編んだ片面タックのゴム編み変形組織です。
つまりゴム編みの片面にタック編みを応用したもので、分厚な生地を使用場合に利用されます。
編み込みの表情がデザインポイントで裏と表が全然違う表情になります。

編地の特徴:両畦編同様、ウェール方向に畝が走り、厚手の弾力性に富み、伸縮性があまりない伸びにくい特性
編機:平型〓編機、フライス編機
編生地:フライス生地、テレコ生地
用途:靴下、シャツ、セータ、ジャージーなど


【バーズアイ(Birds Eye)】
バーズアイとは 鳥目織とも言われ、小さな鳥の目のような柄の事です。
細かいドット状の柄にも見えます。
本来は 白目の中に瞳にあたる黒い点があるものを指しますが、バーズアイと言われる事が多いです。
婦人服ではあまり用いられず、紳士服等(スーツ)でよく使われます。
バーズアイのスーツを着た場合、距離によって極端に雰囲気が変わります。
また光の反射、それに角度によってもまったく見え方が変わってくる所が面白いですね。

【バイアス(カット)「bias(cut)」とは】
バイアスは「斜め、斜線」を意味しており、斜めに入った様に見える柄使いやカッティングの総称を指します。
斜めにカットを入れ、伸縮性がでるため体にフィットした美しいシルエットがでます。近年ではデザイナーのジョン・ガリアーノがこの手法を使い、エレガントな作品を多く残しています。


【パイプドステム(piped stem )】
パイプドステムとは上から下までストレート型のパンツを指します。
太さが一定になっている為、履いてみると足首の辺りは布があまるので、ややフレアしているようにみえます。


【HIGHGAUGE HEAVY JERSEY(ハイゲージへヴィー天竺)】
1本の針に2本の糸を通し、低速で高密度に編みたてた 天竺 素材です。
キメが細かく、耐久性に優れ、収縮性のある抜群の着用感が特徴です。


【パイル(Pile)素材とは】
パイル織、またはパイル編で作られた生地のこと。添毛織物、輪奈織とも呼ばれ、 特徴輪奈や毛羽と呼ばれる加工を施した織物を指します。
織る際に、縦糸と横糸に加え、針金と共にパイルを作るための糸を織り込むのが特徴。針金を抜き取った後の処理方法で様々な布地が作られます。
なお、パイル地とは特徴を表わす語であり、使う繊維によって様々な布が作られます。


【バインダーとは】
二つ折りにした衿で、身生地をはさみ込んで、表側からミシンで縫いつける衿を指します。
身生地に重なった衿とステッチがアクセントになっています。


【バケッタ製法】
栗の木などから取れるタンニンを用いて、時間をかけてゆっくりとなめす方法です。かなり時間がかかるためコストがかかりますが、地球にやさしいエコな製法です。
しかも天然の牛脚油を使用しているので牛革と相性も抜群で革製品の良さを引き出す「究極に天然素材に拘った製法」と言えます。

【バケッタレザー】
イタリアのトスカーナ地方の古くからの技法です。
アルプス地方で育ったステアをゆっくりと時間をかけてなめす方法だそうであまりにも効率が悪い為、伝承する人がいなくなったそうです。
そこで革作りの学校で先生をやっていたバダラッシー氏が復活させたそうです。
大きな特徴は使い込むうちに色が濃くなり、自分だけの風合いを楽しめます。


【パッカリング (puckering)】
パッカリングとは 縫製の時にできる縫い縮みやシワのことを言います。
縫った時にミシン目にできる縫い縮みやひきつれによる歪みのことを指します。
最近は、スソ口などをあえてパッカリングさせて、中古感覚に仕上げるなどポジティブに利用する方法としても知られます。


【バックサテン(back satin)とは】
裏朱子織のことを指します。裏が経朱子で表が緯朱子の生地にビロードなどで模様を施しているのが特徴で、裏側の地合いが光沢のある風合いになっています。
裏目が朱子目になっているのでなめらかなふくらみもあり、表側と裏側で生地の表情が全く違うのが特徴です。


【抜染(ばっせん)】
捺染(なつせん)法の一つです。いったん無地染めにした布や糸の一部分に抜色剤を含む糊(のり)を印捺し、蒸気処理で脱色します。
脱色と同時に他の色を染めることもあります。
ぬきぞめとも言います。


【バルカ・ポケット(barca pocket)とは】
バルカポケットとは、ジャケットの胸ポケットが斜めに傾斜してカーブを描いている仕様で、上着を着用した時に胸板にフィットする高度な技術のポケットの事を指します。
barca[バルカ]とは、イタリア語で小さな船、ボート、一家、家庭の意味だそうです。舟底型ともいわれる所以です。


【パナマハット(Panama hat)とは】
パナマハット又はパナマ帽(ぱなまぼう、Panama hat)はパナマソウ又はトキヤ草とも呼ばれる、Carldovica palamataの葉を細く裂いた紐で作られる、夏用のつば付の帽子を指します。
「パナマ帽」の名の由来ははっきりしていませんが、パナマ運河の建築を手がけた男性たちが日差しから頭皮を守るために被っていたことから、パナマハットと呼ばれることになったという説が有名です。
主にエクアドルで生産されているモノが主流になっており、「1834年にセオドア・ルーズヴェルトがパナマ運河を訪問したときから一般に広まった」とされています。


【ハンドフレーム製法】
専用の手編み機 によって作るもので、完全な手編みよりも精度が高く編み目が均一にきれいに仕上げられております。
尚且つ、手編みに近い風合いを出している熟練した技術を要する製法です。


【 ビエラ (viyella) 】
元々は、英国ウイリアム・ホーリンズ商会の商標で、綿糸とウールの梳毛糸で織られた薄手の綾織りを指します。
軽く起毛されており、柔らかな風合いとドレープ製があり、紳士用のシャツに見受けられます。現在これに似たウールや綿の起毛の薄手綾織りもビエラと称されます。


【ピケ(pique)】
浮出織ともいい、経(たて)または緯(よこ)二重の組織で、接結点によって布面に横方向の畝(うね)または菱(ひし)形、その他の模様を表した厚地の織物を指します。
縦方向に畝のあるベッドフォード・コード(Bedford cord)のことをピケと呼びます。
素材は絹、毛、木綿、合繊などが使われ、非常に厚地でじょうぶな生地(きじ)であることから、夏帽子、婦人服、椅子(いす)カバー、シャツ地などに使用されます。


【ヒッコリーストライプ】
ワークウエアに使用される代表的なストライプ素材です。元々はワークウェアに付着する汚れを目立たなくするために考えられた模様です。
白地と紺地のストライプで、開発当初はレイルロードワーカーが着るワークウエアに主に使用されていました。厚手の綾織りで、カバーオールジャケットなどのトップスや、ペインターパンツなどのボトムス、さらにはキャップなどにも使用されます。
大きさに種類があり、極細のものはピンヒッコリーと言います。


【ピンストライプ (pinstripe)】
ピンで引っかいたように細い線のストライプ柄です。生地をよく見てみると点線のようになっています。

ペンシルストライプ 鉛筆で書いたように比較的くっきりした線 ピンストライプより太めです。

チョークストライプ 洋裁のチャコ(チョーク)で書いたよう線の輪郭がぼんやりした線です。

ただ最近ではあまり明確な区分けはされてないようです。

【羽根(ハネ)レースステイ】
紐靴において甲部分にある左右からの覆い。甲革の上部に左右に分かれた部分(羽根と呼ぶ)があり、これを紐で結ぶことで靴を足にフィットさせます。次のような分類があります。
○内羽根式(バルモラル)
羽根が甲部と一体化しているもの。冠婚葬祭等のフォーマルな場には、内羽根式の方が適するとされています。
●外羽根式「ブラッチャー(ブルーチャー)」
羽根が甲部の上に被せるように縫われたもの。舌革は甲革と一体の物や羽根の下で繋ぎ合わされている物等があります。


【Bulky knit(バルキーニット)とは】
バルキーは「かさばった、大きい」という意味で、太い糸で編まれたざっくりとした編み目に厚手のセーターの総称です。
代表的なものにフィッシャーマンズ・セーター(北欧、特にスコットランドやアイルランドなどの海岸、小島に住む漁師=フィッシャーマンが防寒を兼ねた仕事着として愛用した厚手のセーター)があります。 
専門的にはコース・ゲージ・セーター(目の粗いセーターの意味)とも言います。
一般的にインチ8本(8ゲージ)以下の密度をもつセーターを指します。
さらに8〜6本タイプをセミバルキー、5本以下をバルキーと区別してよぶこともあります。

【ハンドフレーム製法】
専用の手編み機 によって作るもので、完全な手編みよりも精度が高く編み目が均一にきれいに仕上げられております。
尚且つ、手編みに近い風合いを出している熟練した技術を要する製法です。

【ホースクロス(馬布)ばふ】
その名の通り馬の鞍の下に敷く平織組織の布をに由来しています。
馬の背と鞍の間に挟まれるこの布は馬の背に直接あたるため、打ち込みが強く、ハリとコシがある強度に優れた特性としなやかでキメの細かい繊細さが求められます。
その両面を兼ね備えた特性がある機能的な生地です。

【Pitti UOMO(ピィッティ ウオモ)とは】
ヨーロッパ最大級のメンズファッション展示会で、イタリアで年2回開催されています。ピッティウオモはスポーツウェアからフォーマルまで、メンズファッションアイテムが全て見られる展示会です。
近年では【HAVERSACK】 も出展しており、ヨーロッパ各国のセレクトショップでの取り扱いも徐々に増えて来ており、ワールドワイドな活躍が見受けられます。
その中でもこのマウンテンパーカーはかなり反響があったようです。

【FILL POWER(フィルパワー)とは】
ここ数年、数多くのメーカーがダウンの品質を表示するために、「FILL POWER」を使用していますが、最初にその表示を打ち出したのが、【P.H design(ピーエイチデザイン)】と言われています。
「FILL POWER」は1オンス(28g)のダウンが自然に膨らんだ状態をインチで計測する方法です。800立法インチ膨らめば800フィルパワーと呼び、数値が高いほど上質なダウンと言えます。
その中でも【P.H design】の一部で800FP(フィルパワー)のダウンジャケットがありますが、それが現在正式な機器の測定による世界最高数値とされています。
「ROL」でセレクトしている【P.H design】のダウンコレクションは700FP(フィルパワー)になっております。
アメリカ・カナダを含む北米大陸基準とイギリスを含む欧州圏の基準では違いがみられ、例えば、アメリカ基準(PATAGONIA,NORTH FACE等のダウン商品)は800〜850FPで表示されたものが、ヨーロッパ圏では、700FPと表示されていることからも、【P.H design】の800FPという表示は驚異的と言えます。

【ピケ(pique)】
浮出織ともいい、経(たて)または緯(よこ)二重の組織で、接結点によって布面に横方向の畝(うね)または菱(ひし)形、その他の模様を表した厚地の織物を指します。
縦方向に畝のあるベッドフォード・コード(Bedford cord)のことをピケと呼びます。
素材は絹、毛、木綿、合繊などが使われ、非常に厚地でじょうぶな生地(きじ)であることから、夏帽子、婦人服、椅子(いす)カバー、シャツ地などに使用されます。

【ピークドラペル(Peaked Lapel)】
「剣先衿」や「剣襟」という意味で下衿の衿先部分がとがった形で上衿にぴったりくっついた、いわゆる角度が0度の状態のタイプです。
ピークドラペルのスーツは体を細身に見せてくれる視覚効果があるとも言われます。
その他の襟のデザインノッチドラペル

【PVC (ポリビニールクロライド)とは】
PVCはポリ塩化ビニールという素材の事で、プラスチックの一つです。塩ビとも呼ばれています。
フィギュアだけでなく、ホースやパイプ、衣料など日常生活の色々な部分で使用されている素材です。
ポリ塩化ビニールは熱を加える事で軟化し、形状を変える事ができます。
また、専用の接着剤等を使用することで簡単に接着することもできます。
全般的物性(強度、電気絶縁性、難燃性、耐候性、耐薬品性など)に優れると言われます。

【Pittard(ピッタード)社】
ピッタード社は、1926年創業の老舗のタンナー( 皮革職人)ファクトリーです。
「Nike」や野球のバッティングクラブ「Franklin(フランクリン)」やライディングギアブランドの 「JOE ROCKET(ジョーロケット)」、トレッキングシューズブランドの「MERRELL(メレル)」等の実用的なスポーツブランドから世界各国のセレクトショップの別注まで幅広くレザーを提供しています。

【比翼とフライフロント】
ボタンを見えないようにする為の仕様の事で、ジャケット、コート、パンツ、シャツ等に多く使われています。
シャツではフライフロントとも呼ぶそうです。

【ビブラム(VIBRAM)社,ビブラムソール(VIBRAM SOLE)とは】
ビブラムとは、イタリアのビブラム社製のゴム底、ビブラム・ソールのこと。ソールの定番スタイルとして世界各国で愛用されています。
ビブラムは、ビムラム社が作る登山靴、スキー靴、チロリアン・シューズ(チロル地方で用いるチロル風の靴の意味。軽登山用)などのヘビーデューティな靴によく使われている独特のソールを指します。山地や岩場、濡れた路面などの地形で、高いグリップ力を発揮し、長時間歩き続けることを前提に作られているので、程よい弾力性があり、疲れにくいのが特徴です。
ビブラム・ソールは世界的に広まり、現在では各社が各種の合成ゴム底の靴を生産しています。またラグ・ソール(凹凸のはっきりした丈夫なゴム底)、タンク・ソール、キャタピラー・ソール、ラギッド・ソールとも呼ばれています。

【 フィッシュテールとは】
フィッシュテールとは、バックスタイルが魚の尾の様に見える為に付けられた軍用のフィールド・ コートのディテールの通称

【Felt(フェルト)】
平面の布帛(ふはく)のようにつくられたシート状の繊維品指します。
これには織(おり)フェルトと圧縮フェルトがあります。
織フェルトは、紡毛織物に織り上げたものを縮絨(しゅくじゅう)機にかけて織り目がみえなくなる程度まで
強く縮絨したものを指します。「引張り強さ」や「摩耗強さ」が大きいので、製紙機械・紡績機械などの部分品、玉突き台に張るビリヤード・クロスbilliard clothや硬球テニス・ボールの表面裂(ぎれ)などに使われます。

圧縮フェルトは、毛繊維(羊毛などの獣毛)を薄く積み重ねて、これに熱とアルカリとを加えて圧搾しながらもむことにより、毛繊維の縮絨性だけで互いに絡み合わせて布帛状にしたものです。
引張りや摩擦に抵抗する力はきわめて弱く、保温力・弾力性に富みんでいる為、帽子・履き物・敷物や保温材、 防音材、パッキングなど弾力性を利用するものに使われます


【ブークレーニット(Boukle Knit)とは】
「ブークレー」とはフランス語で「輪になった」という意味を指し、ふわふわした凹凸のある生地の表情が特徴です。
【袋縫い】
袋縫いとは 生地の表地と裏地を縫い合わせる時に、反物の耳の部分を縫い合わせて仕上げたもので、仕上がり時に生地のミミの縫い目が見えないのが特徴です。
【PLY (プライヤーン)】
糸を何本か撚り合わせた時の糸の強さもしくは糸自体を指します。
数字が大きくなるほど強く撚ってあると言えます。
太さや本数の数値とも言われています。

  【フラットシーマ(4本針ステッチ)とは】
縫い合わせる生地を重ねずに縫製し、生地の表面も裏面もフラットな縫い目で、生地が膨らむことなく平らな状態の仕様が特徴です。
手間と時間を要する高度な技法で、縫い目をしっかりと補強し耐久性に優れ、着心地も抜群に良い為、デリケートなベビー肌着にやサーフィンで着用するラッシュガード等にも採用されいます。
4本針ステッチとも呼ばれる事もあります。
  【BROWN'S BEACH(ブラウンズビーチ)】と【ごま塩(駒塩)】
ブラウンズビーチは1901年、アメリカ マサチューセッツ州で設立されたブランドです。
当時、過酷な条件下で働くシーマン、ハンター、ランバージャック、ワーカーに愛用され、その評判は東海岸から全米に広がりました。
独自のマテリアルである「ビーチクロス」はコットンとウールの混合生地で出来ており 不規則な色ムラ、凹凸のついた表情から通称「ごま塩」と呼ばれている事でも知られます。この風合いを「ごま塩 (駒塩)」と呼びます。
このような防寒、耐久性に優れ、セーターのように柔らかい素材は、当時大変重宝されたが60年代の終わりに化学繊維の勢いに負け、消滅しました。現在では希少価値の高いヴィンテージウェアの代名詞となり、数多くのブランドがレプリカ製品を作り続けてきたが、遂に半世紀を経て実名ブランドのブラウンズビーチが完全復刻・完全復活となって話題になりました。


  【フランネル (flannel)とは】
紡毛糸で平織りまたは綾織りにし、布面をやや毛羽立たせた柔らかな毛織物です。
梳毛糸(そもうし)・綿糸などを使ったものもあります。
フラノ、フランネルは同じもののように使われることがありますが、実はフランネルのほうが広い意味で、経糸(たていと)緯糸(よこいと)ともに紡毛糸を用いた平織りまたは綾織りの織物です。
一般に柔らかくて軽い、布表面に起毛感のある素材で、 シャツやパジャマ、子供服などに主に使用され、肌に直接触れる洋服が多いことから生地の風合いの良さが特徴です。
ネルやフラノとも言い、ネルは略語で、フラノはフランネルより厚手のモノを指します。


【フラノ】
フランネル(flannel)の一種で、厚手の毛織物を指します。厚地で打ち込みのしっかりしており、主にコート等の重衣料に用いられます。
フランネルといわれる素材の中で、厚地で打ち込みのしっかりしたもので、洋服地に使用されるものを特にフラノと呼んでいます。

その他にもっと高級感のあるサキソニーという生地もあります。
【サキソニー】
フランネル同様に生地を縮ませますが、フランネルより縮ませ具合を大きくさせ、より緻密にし、生地表面の毛羽立ちを抑えた生地で、フラノよりしっかりした質感です。

【プリーツ(pleat)とは】
プリーツとは、ひだや折り目のことを指します。
布を立体的に装飾したり、  衣服に運動量をつける為に布を折り畳んだ状態を言います。 また、畳んで出来たひだを指します。
折り山が途中で消えるものはダーツ(dart)、  折り目のあいまいなものはタック(tuck)と言います。

プリーツの形状の種類は以下の様なモノが挙げられます。

アコーディオン・プリーツ
楽器のアコーディオンの蛇腹(じゃばら)に似た細かく立体的に折りたたまれたプリーツを指します。

. ボックス・プリーツ
ボックスが箱、プリーツがヒダ・折り目の意味で、箱ヒダのことを指します。

アクションプリーツ
動作(アクション)を楽に行えるようにするためのプリーツを指します。

【BRISBANE MOSS(ブリスベンモス)社とは】
1858年英国にて創業しました。以来、現在でも150年前の製法を用いて織布から剪毛・染色までを行っています。
バブアーやコーディング等のカントリーウェアだけでなく、バーバリーブローサム、ヴィヴィアンウェストウッド、アレキサンダーマックィーン等の英国デザイナーブランド迄幅広く使用している超一流ファブリックブランドです。

【BRITISH MILLERAIN(ブリティッシュミラレーン)社とオイルコーティングコットン(オイルクロス)】
BRITISH MILLERAIN社は1880年にイギリスのヨークシャー地方にて創業した老舗ファブリックメーカーで、 『バブアー (Barbour) 』など、数多くのイギリス老舗ブランドに生地を供給している事で知られます。
オイルクロス(オイルコーティングコットン)とは合成ワックスを使用し、べたつかず撥水性が高く、イギリスと同様に雨の多い日本での使用にも適した素材と言えます。着込む毎に年を重ねたような独特の風合いは、着る人によって様々な使用感になるのが特徴で、何よりも経年変化が楽しめる素材です。

【PRIMALOFT】eco とは
ニューヨークからミラノまで、一流のファッションブランドが人気の高い高性能アウターに中綿PrimaLoftを採用しています。【PrimaLoft(プリマロフト)】は、他の中綿ブランドでは得られないレベルの快適さと柔軟さを実現します。
従来の中綿では、暖かさとボリューム感は切り離せないものでした。しかし、PrimaLoftを採用したアウターは「機能性とデザイン性の融合」という価値観に重点を置き、スマートな デザインと同時に暖かさも提供できるのです。
【主な特徴】
・速乾性に優れています。
・通気性に優れています。
・リサイクルファイバーを使用
・防水性に優れています。
軽量で圧縮が可能です。(コンパクトに畳んで携帯できます)
保温性に優れています 。


【ブロード (broad)】
英国では「ポプリン」と呼ばれ、シャツ地の代表とされる素材です。色は白が基本。糸の太さが細くなればなるほど柔らかな手触りになります。布面に細かい横畝のある織物で、シルケット加工したものはシルクに近い光沢と質感があります。平織りで、綿100%またはポリエステルと綿の混紡のものが一般的とされます。
他にシャツに使用される生地でドビー【オックス】等があります

【Hair Sheep Skin(ヘアシープスキン)羊革】
へアシープはアフリカやインドなどを原産地とする、主に食肉用・採乳用に家畜化された直毛の原種に 近い羊です。ウールシープより上質な革として知られています。
強度に優れているにも拘わらず、柔らかく肌に馴染みやすいフィット感が特徴で、軽量で薄くキメが細かい 質感は抜群の高級感があります。


【baker pants(ベイカーパンツ)とは】
ベイカーパンツとは、フロント、バッグともアウトポケットになっているのが特徴で、特にバックポケットにはフラップが付いるパンツやジーンズのことを言います。
ベイカーの意味は、ベイカリーのパン屋さんではなかろうか?と言われているが定かではありません。
ベーカーパンツとも呼び、ベイカーで有名なのは、ロンドンのシャーロックホームズが住んでいたとされる「ベーカー街 Baker Street 」です。

【ペグトップ(peg top)とは】
ペグトップとは英語で「西洋梨やいちじくの形をしたコマ」の意味します。
ファッション用語としては、腰まわりにゆとりをもたせ、ヒップから裾へ向けて先細りにさせたシルエットのスカートやパンツを指します。


【Pecos Boots(ペコスブーツ)とは】
参考までに簡単にペコスブーツについて説明します。
ペコスブーツはレッドウイングの登録商標になってるようです。ブーツマン達は他のペコス(レッドウイング社)と区別する為ローパーペコスなどと呼びます。
実際に馬に乗る時(人)はつま先が細く、ヒールが高い(足具に入れ易い)カウボーイペコス(ウエスタンペコス)と呼ばれるモノを履きます。使用用途を考えれば、容易に区別出来る事と思います。ローパーペコスは馬に乗らない時(作業用)のブーツで、カウボーイペコスは馬に乗る時のブーツです。
他社のモノを呼ぶ時、厳密には、ペコスタイプ、などと云わなければならないのかも知れませんね。

【ベジタブルタンニンなめしとは】
昔から使用されている樹木エキスを使って、革質を安定させる方法です。
その方法は植物に含まれているタンニンと、革に含まれるコラーゲンを結合させて、革の繊維組織を安定させるのです。主に栗の木などから取れるタンニンを用いて、薬品を使わず時間をかけてゆっくりとなめす方法です。

【ベトジャン(ベトナムジャンバー)とは】
スカジャンは終戦後に占領軍のお土産や記念品として発祥したものです。
つまり40年代後半からの歴史ですが、ベトジャンはスカジャンの歴史の中でベトナム戦争(60〜75年終戦)の時のに作られたもの、SAIGON、HANOIなどベトナムの地名や地図や部隊が
モチーフになったスカジャンの事です。

【ヘム(hem)】
衣服や布地のへりや縁(ふち)の事です。特にスカートやパンツなどの裾の折り上げを言います。

【Herringbone(ヘリンボーン)とは】
ヘリンボーン( herringbone )は「 ニシン ( herring )の骨( bone )」の意味を持つ 生地 で、 生地のストライプの見た目がニシンの骨に似ていることから名付け られたと言われています。
日本では、杉綾 ( すぎあや )と言われ、これも 杉の葉に似ている事から名付け られています。
ツイード のジャケットなどでも有名Fですが、ジーンズの世界ではワークウエアに採用 される素材として知られています。
ヘリンボーンストライプと 呼ばれる事もあります。


【VENTILE(ベンタイル)とは】
綿素材でありながら超高密度に織り上げたことで耐水性と防水性を実現した綿100%の双糸(単糸を2本撚り合わせた糸)使いの織物です。
元々、イギリス空軍のパイロットの為に開発したとされるベンタイル(Ventile)は、自然な風合いと通気性を保ちながら、耐水性、防風性、保温性を与えた高機能な生地です。
イギリス国防省、極地探検隊、ヒマラヤ登山隊などでも使用されている事でも知られます。

【ベンチレーション】
衣服内温度と湿度を快適に保つための換気機能をベンチレーションと言います。
スキーウェア等のアウトドアのジャケットでは、ジャケットなら脇下、パンツなら腿のサイドに装着されている事が多く見受けられます。
一般的に、ファスナーによって開閉が自由にできるタイプが主流で、暑くなってきたらそこを開放して、熱を衣服外に放出するというしくみです。快適性には必要不可欠な機能と言えます。ジャケットやコートの脇下の通気口等もベンチレーションの機能があります。


【ベンツ,ベント(vents)】
ベンツとはジャケットの裾の切れ込みのことです。

【サイドベンツ,ベント(side vents)】
元は、乗馬しやすいように考案されたもので、両脇に切れ込みが入り座ったときのシルエットはきれいです。
シングル2B&3Bのブリティッシュやイタリアンスタイルなどに多いディテールです。【センターベンツ,ベント(center vents)】
ジャケットの背中心(背の縫い目)に1本切れ込みが入るディテール。
また上部に90度の布地留めのあるフック(ベンツ)はアイビーやアメリカントラッドに多く採用されている。
シングルには全て使われるが、通常ダブルにはセンターベントは使われない。

【ノーベンツ,ベント(no vents)】
ノーベンツとは、ジャケットの裾に切れ込みが無いこと。
フォーマルなどは、切れ込みなしのノーベンツが基本になる。


【ホーンボタン(本水牛釦)】
ホーンボタン(本水牛釦)は、バッファローの角を加工したもので、ベージュや茶が主で、年数を経ても頑丈で変色しないため、現在では高級ボタンの代名詞として知られております。

【ホールガーメント(Hallgarment)】
一着まるごとの状態で、編み機から直接、立体的に編成され、ニット本来の手触りと軽さを引き立て一本の糸から一着の服をまるごと「編んでつくる」ことが可能になりました。
この技術、技法で編んだニットを「ホールガーメント」と呼んでいます。

▼ホールガーメントの特性
・つなぎ目によるゴワつきが無く綺麗なシルエット
・ソフトで軽い抜群の着心地と伸縮性に富んだフィット感
・最小限の糸しか使用しない省資源型のニット

【white goose down(ホワイト・グース・ダウン)】
ホワイトグースダウンとは、白いがちょうの胸のワタ毛を指します。かさ高性や保温性・耐久性をはじめ、吸湿・発散性に優れていることから、高品質な羽毛として広く知られております。

【poplin(ポプリン)とは】
ポプリンは、横糸の方向に細い畝が走っており、柔らかな手触りの平織物の事を指します。
ブロードクロスよりは畝が太めの形状です。元来は絹と毛の交織物だったが、近年では綿織物が多く、毛、絹、合繊のポリエステルなどでも
作られております。
綿ポプリンでは縦は40番手、横は30〜40番手を使うのが多く、縦の密度が横の密度の2倍近くまで打ち込んでいるところは、ブロードクロスと同じです。
ポプリンの語源はフランスの地名で「Popeline」からきたもので、用途はかなり幅広く使われており、洋服のジャケット、スカート、トップスなど、身の回り
のエプロン、カーテン、テーブルクロス等、様々です。


【ポリッシュ(polish)】
「つや・光沢」との意味から、靴クリームのこともいいます。

【本切羽】
本開きとも呼び、袖口のボタンが実際に開閉できるという仕立てになります。
主にオーダーのスーツなどで用いられていましたが、最近ではこの作りも増えてきました。袖をたくしあげたり、ボタンをちょっと外してみたりと色々な着こなしが楽しめるのも良いですね。

【ボンディング加工(bonding)とは】
ボンディングを英語で書くと【bonding】というスペルになります。
つまり、【bond + ing】 です。
つまり、ボンディング加工は、ボンドで接着しているという意味になります。
主に表地と裏地を接着剤で張り合わせてある衣類のことを言います。

【ま〜も】

【margom社とは】
イタリアのアウトソールメーカーです。
DSQUARED2(ディースクエアード)のシューズのソールにも採用される等、その上質で機能的な作りは、世界16カ国で取り扱われていることでも広く知られています。

【mackinaw(マッキーノコート)】
マッキーノコートは森林作業員用のコートのことを指します。
ちなみに "mackinaw" は発音記号で考えると 「マッキノー(マッキノウ)」あるいは「マキノー」 あたりのほうが発音が近そうですが、どちらかというと日本語では「マッキーノ」と表記されることが多いようです。
マッキーノの意味については諸説あり、『太番手の綾織の厚地生地を圧縮して作ったメルトン生地の名前(一説にはフィルソン社が開発)』したとも言われています。
マッキーノコートのデザインにはいろいろあるようですが、典型的なマッキーノコートはダブルブレスのショールカラー(ヘチマ襟)仕様で、ベルトが付くこともあります。
生地は分厚いウール地で、マッキーノ・クロスという生地もあります。チェック柄が基本の様です。
軍服としても採用されておりこの場合は生地はコットンが主のようです。

【Mud Guard(マッドガード)とは】
マッドガード(Mud Guard)とは「泥除け」の意味で、クレープソールの周りにゴムを巻きつけた独特の仕様の靴のことを指します。
このディティールの靴は、スティーブ・マックィーンが愛用していたことで有名です。
映画『ブリット』の中で履いていたのもマッドガードのシューズと言われています。
(ブランドははっきりとは分かりません。)

【MULTI HIGHDENSITY KNIT PU FILM LAMINATION(マルチハイディティニーピーユーフィルムラミネーション)とは】
高密度に編み立てられたポリエステルニットに耐久撥水をかけ、さらに透湿度の高い防水ポリウレタンフィルムをラミネートし、ニットの特徴であるストレッチ性と透湿防水の機能性を併せ持つ高機能ニット素材です。

【ミニ(裏毛)】
「裏毛」は、一般的には、いわゆる「トレーナー地」とか「スウェット」と呼ばれている生地を総称しています。
表生地は天竺、裏はパイル(ループ)になっていて、編みながら表と裏をつなぎ合わせている、複雑で高度な技術を用いて編まれた生地です。
一般的には表の天竺には30番手の糸を、裏のループ(パイル)には10番手の太い糸を使用します。
これを30/10(さんまるとおばん)裏毛といいます。
裏のループを10番ではなく、もっと細い糸でループの間隔を空かせると「ガーゼ裏毛」、 ループを小さくして編み上げると「ミニ裏毛」 5番などのもっと太い糸を使い、ループを大きくすると「鬼裏毛」となります。
天竺ベースなので布端が丸くなるのが特徴ですが、厚手で伸縮率も安定しているため、天竺に比べると幾分かは扱いやすいです。

【見返し】
前身頃の衿ぐり・袖ぐり・袖口など切り替えた裏側にあたる、共地または別布をいう。

【Milano Rib( ミラノリブ)】
ゴム編み と袋編みを組み合わせた編地を指します。
2列の針を用いた編み機で、2つの針床の針を順番にまわし編みをして、筒状の編地にする。両面が同じ編み目になり、 蜂巣織 (ワッフル)様の細かな矩形の畝が顕れます。
伸縮性が少なく、ジャージーにしてはしっかりし、本縫いによる縫製に適している。ジャケットやシャツ、ドレスなどアウターのアイテムに適しています。


【MIL SPEC(ミルスペック)】
ミルスペックとは、アメリカ国防総省が制定した、アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達規格を指します。正式には「A United States Defense Standard」と言います。
その内容はミサイル部品からコーヒーメーカーまで多岐に渡り、国防総省の調達する品目の規格・仕様を規定しています。
軍隊が使用する物資を意図した規格のため、屋外での利用 (そのため防水・防塵性能などが重視される) や苛酷な環境 (非常な高温・低温、高い重力加速度等) を考慮しています。民生用と比較するとかなり性能過剰な部分も見られるが、中にはその部分をセールスポイントとしてアピールする製品も多数あります。


【メローロック(縫製)仕上げ】
布の端っこをロックミシンで仕上げる方法です。
この仕上げをメーローロック仕上げと言います。

【メルトン(Melton)とは】
紡毛(ぼうもう)織物の一種です。平織または綾織にし,表面を縮充させ,短く毛刈りして仕上げているのが特徴です。
柔軟で保温性に富み,やや厚地です。黒,紺,霜降りなどが多く見られ、コートやシャツジャケット等に使用されます。

【 モールスキン (moleskin) 】
直訳するともぐらの毛皮を意味します。暗灰色で光沢がある風合いで、また、それに似せた厚手の綿織物をさします。皮やウールに似せた厚手のコットン生地です。

【Modal(モダール)とは】
原料となるのは、木などのパルプ、竹、草等の植物が主になっている繊維で、特徴として「絹(シルク)」のように薄くて軽く、 引っ張りに強い(ただし、引っかけには注意)、肌触りが良いという事が挙げられます。
洋服などの洗濯表示には「モダール」ではなく 「指定外植物性繊維」と書かれたり「レーヨン」と表記される場合もあります。
しかし、厳密にいえばモダールは「レーヨン」とは違います。 レーヨンは水濡れに弱い素材で、水洗い不可の場合がありますが、モダールは植物性なので水洗いに耐えられます。

【Mohair(モヘア)とは】
中央アジアにいるアンゴラヤギの毛の事を指します。
現在では、トルコや南アフリカ共和国が主産地で、モヘアは羊毛繊維より太くて長く、純白で絹様の美しい光沢があります。
また羊毛にみられる捲縮(けんしゅく)やスケールはほとんどないため、単独で紡績することは困難で、一般に羊毛と混用されます。
一方、手ざわりは非常に滑らかで、強さも大で折り曲げにも反発するため、用途として、高級な夏服地のほか、高級な添毛(てんもう)織物として椅子(いす)張地などに使われています。

【モンキーブーツ】
イギリス海軍の水兵がマストに登る際に履いていて、その姿が「サル=モンキー」に似ていることから名づけられたと言われます。
アメリカでは電線などの工事をする人が履いていたことでモンキーブーツと言う説もあります。
レースアップブーツの中でもレースを通す穴がたくさん付いていてフィット感の高いものです。

【や〜よ】

【USMC HUNTING CAMOFLAGE (ユーエスエムシーハンティングカモフラージュ)】
「USMC HUNTING CAMOFLAGE」は、U.S.M.C.( U. S. Marine Corps/ アメリカ海兵隊)で使用されていた、正式名称「フロッグ・スキンカモフラージュ」は、「Duck Hunter Camo(ダックハンターカモ)」とも呼ばれます。 1942年にアメリカ軍初のカモフラージュ・パターンとして採用されるも、ごく短い期間で姿を消してしまうこのフロッグ・スキンカモフラージュ。
後にハンティングウェアとして流行し、ダックハンターカモと呼ばれるようになります。
その異色の経歴を持つだけの魅力をこのパターンには感じますね。


  【ユニバーサル(UNIVERSAL)社とは】
アメリカの老舗ジッパーメーカーです。
米国のホイットコム・ジャクソン氏が発案し、靴紐を結ぶ不便さを解消しようと、チェーンがスライダーによって交互にかみ合う物を考案し他の始まりとされています。
その後、弁護士ルイス・ウォーカーが着目し「ユニバーサル・ファスナー社」を設立しました。
1913年に米国 ギデオン・サンドバックが改良して、一般的には彼がファスナーの発明者と言われています。
より小さく軽い物に改良し、「ホックレス・ファスナー(Hookless Fastener)」と名付けたのが始まりとされます。
その後、1946年に日本の「YKK」が商標登録して、現在では日本で復刻され生産されているモノがほとんどです。

【(三子)撚杢「よりもく」(ポーラー,ポーラル)】
正しくはポーラルと言い、さらりとした涼感のある夏服地で気孔性に富んだ織物を云います。 3本からなる強撚梳毛糸を平織りにし、通気性を持たせています。
ポーラーには二本子による薄手の物もありますが、 本来は3本撚(ポーラー撚)を使用している気孔がある織物を指します。
(三子)撚杢(みこよりもく)とは、色の異なる三本の糸を丹念に撚り上げて丈夫で色彩豊かな一本の糸に仕上げる技法です。
独特の奥深い豊かな色彩が生地の魅力をたたえ、生地に必要な丈夫さも兼ね備えることができます。
三子撚杢の、独特の凹凸感が生地に柔らかで深みのある表情を生み出し、しっとりとしながら、ざっくりとした生地がとても味わい深く魅力的です。
霜降りのような独特の風合いが特徴です。


【ら〜ろ】

【ライクラ(Lycra)とは】
ライクラは1959年に米国デュポン社で開発され、日本では1964年東レ・デュポンが生産販売を開始しました。
ポリウレタン弾性繊維「ライクラ」はクモの糸のように細く、ゴム糸のように伸び縮みする化学繊維で、さまざまな天然繊維や合成繊維と交編・交織され、従来にない優れた伸縮性をもつストレッチ素材を生み出してきました。( 一般にはポリウレタンという名称が使われています。 )
ライクラ素材は女性下着(ファンデーション)や水着をはじめ、スキーウェアなどの各種競技ウェアの機能性を飛躍的に高めるとともに、肌着・靴下・アンダーウェアなどにも使われ、自由・快適・豊かな衣生活に広く役立っており、ファッション界では大きな革命をもたらした高機能素材です。
そのしなやかな伸び、しなやかに戻る「伸縮性」は身体の自由な動きを実現し、無理なしめつけや、ゆるみを防ぐ「フィット性」は快適な着心地の良さを提供します。ライクラは世界中で供給されているストレッチ素材です。
【特徴】
1.肌ざわりの良さ
2.伸縮性
3.動き易さ
4.シワになりにくい
5.型くずれしない
6.耐塩素性


【ラップドネップ裏毛】
ブツブツと ネップ のある糸に細番手の糸を巻きつけて杢にした糸を 裏毛 に編み立てた素材です。
杢の綺麗な色合いとネップ糸独自の生地感がポイントです。


【ラマヤーナ 32ゲージ天竺 とは】
【cuely(カーリー)】が、ブランド立上げ当初より使い続けている【curly】オリジナルのファブリックです。
インドの有名な綿花スピン(SUVIN)100%で作られた、しなやかでシルキータッチの糸です。スピンとは、VINCENT(シーアイランドコットン)とSUJATAをクロスリードした名品で、現在ではインドの南部 「TAMIL NADU」州のみで栽培されており、Mr.Apswamiが唯一作り続けられる貴重な綿花です。
極細の糸を編む機械を使って編み立て目を詰める事で適度なハリ感があり、透け感を抑え、洗濯を繰り返しても型崩れが起こり難い様にした天竺素材です。また、節の少ない超長綿を使用している為、発色が良く色褪せ難いのも特徴です。しっとりと肌に馴染む抜群の着心地が病みつきになりそうです。

【Rubber Bonding Canvas (ラバーボンディングクキャンバス)】
コットンキャンバスにゴムを挟んで防水性を高めた『ポキット』のキャンバスの代名詞とも言える素材です。英国ではハンティングなどの商品に使用される事でも知られます。

【LAVENHAM(ラベンハム/ラヴェンハム)】
【HAVERSACK】とのコラボレーションによるコレクションになっておりますので、簡単にブランドの説明をしておきます。
1969年、ロンドン北東部サフォーク州LAVENHAM(ラベンハム)で設立しました。社名はその美しい村の名に因んでいます。
創設者のミセス・エリオット(Mrs.Elliot)が1969年に発案したホースプランケットは、1972年に多くの乗馬愛好家の要望でタイヤモンド・キルティングジャケットの誕生につながり、現在では新素材やスタイルを増やし、ブランドのアイコンにもなっています。
近年では、A.P.C.やグッチなど著名ブランドのキルティングも手掛け、現在LAVENHAMの乗馬用ブランケットは英国王室とベルギー王室でも使用されていおります。

【LAMPO(ランポ)ファスナーとは】
LAMPOファスナーは、イタリアのLanfranchi社のファスナーブランドです。
このファスナーメーカーは、実に120年の歴史を持ち、Dolce&Gabbana、ARMANIを始め、DIESEL、Prada、Balenciagaといった欧州の名だたる歴史あるハイブランドの多くに採用され、独自のシェアと地位を築き上げてきました。
イタリアの職人気質を色濃く受け継いで来た稀有なメーカーとして知られ、他社ファスナーメーカーとの違い大きな違いは、産業用ファスナーにはあまり興味を示さず、ファスナーというパーツそのものの美しさと優美さを徹底的に追求し、美しい服の為だけにファスナーを作り続けて来たという点です。
そして、クライアントの創り出すものに合わせた 完全なオーダーメイド という点も見逃せません。


【rip-stop(リップストップ)とは】
リップストップとは、裂け止めの意味でコットン/ナイロン素材の服に碁盤の目状(格子状)にナイロンの繊維を縫い込み、万が一生地が裂けてもそれ以上の進行を防ぐ素材の仕上げを指します。ちなみに、ripは裂けるという意味です。

【リモンタ(LIMONTA)】社
フェリージやダニエル&ボブ、オロビアンコなどで世界各国でも知られるイタリア【リモンタ(LIMONTA)】社のナイロン。
リモンタ社は1893年、イタリア北部ロンバルディア州、ヨーロッパで最も繊維生産地として伝統のあるコモに程近いコスタ・マズナーガにて創業しました。
同社はナイロンばかりでなく、メゾンブランドであるエルメスやルイ・ヴィトン、プラダ等に向けた服地や靴のアッパー素材等も供給しています。
ファッションに限らず、家具やアメニティなどに用いられるジャカード生地等、バラエティーに富んだライフスタイル全般の上質なファブリックを生産しています。
特にリモンタ社のナイロンは、イタリアならではのカラーリングの素晴らしさと一目でわかる上質な艶感にあります。
最高級の上質なナイロンであるがゆえの高い耐久性を誇り、凡庸な皮革以上の光沢感と風合いを兼ね備えています。


【riri(リリー)社】とは
スイスのジッパーを専門に作っている会社です。細部までしっかりと作られたジッパーは、多種に渡りそのジッパーの存在感は高級感を感じさせます。
昨今では、様々なブランドに供給し続け世界各国で認知されている高品質のジッパー、ファスナーブランドです。

【リンクス(Links)】
パール編、ガーター編みとも呼びます。
両頭針を使い、ダブルシリンダーで編み、1コースごと表目と裏目が交互に出る編み方です。
よこ方向よりもタテ方向の伸縮性が大きく、セーターによく使われます。

【硫化染め(Sulfurdye)】
アミノフェノールなどの芳香族化合物を硫黄、または硫黄と硫化ナトリウムなどで加熱、溶解して作られる化学染料を使用して染める方法です。 
藍染などと同様に、染液から出したあと 空気に触れて酸化して発色する性質を持っています。 
藍染等が、染色に時間がかかること、色落ちが激しいことに対応してこの染料に変りましたが、反応染が一般的になってからは一部の製品に限定されているようです。 
生地の無地染、消防袢天、作業袢天、日本手拭、帆前掛けなどが現在でも染められています。

【Red Brick Sole(レッドブリックソール)とは】
通称レンガソールとも言われます。【WALK-OVER】の代名詞とも言える、合成ゴムを使用したくすんだ赤色のソールを指します。軽さがあり、歩き易さが一番の特徴です。

【leno weave(レノ ウェーブ)とは】
搦み織り(からみおり)、捩り織り(もじりおり)とも言います。
地糸と、もじり糸の2本のたて糸が、1本のよこ糸からみあって組織された織物です。
紗織(しゃおり)絽織(ろおり)があり、
1.紗織 は全面がからみ織になったもので、比較的隙間の多い織物となります。
篩絹(ふるいぎぬ)蚊帳(かや)、カーテンなどかこれにあたります。
2.絽織 は2本のたて糸が3本(または5本、7本)のよこ糸と平織にした後、からみ織にしてこれを繰り返したもので、夏羽織、シャツ地、ドレス地に 使われます。

【ロイヤルオックスフォード】
ロイヤルオックスフォード(通称ロイヤルオックス)です。
よく耳にするオックスフォードがカジュアル向けなのに対してロイヤルオックスはビジネススーツにも着用できるドレッシーさを備えている素材です。
ロイヤルオックスの定義は難しく、オックスフォードに比べると細番手の糸を使っています。だいたい80番手双糸あるいは100番手双糸以上の糸番手を使ったものをロイヤルオックスと呼んでいます。
触った感じはオックスフォードよりも柔らかく光沢があります。
生地を見ると菱形というか籠目模様のような織りが肉眼でもわかります。
その点ロイヤルオックスは通気性と吸湿性がいいため素肌に着ても快適です。
とくに白色は汗をかいても汗染みが目立ちにくいのが最大の魅力です。
・その他のオックスフォードの種類はこちら


【60/40クロス(ロクヨンクロス)とは】
独特で上品な光沢と心地良い質感を持つ60/40クロスは横糸にコットン、縦糸にナイロンを配し、その比率を60対40(正確には58%対42%)で編み込まれた布地ですが、その比率は「60対40の黄金比」と呼ばれていました。
この絶妙の配合が現代のハイテク新素材にも負けない、機能性と着心地の良さを持っているのです。
例えば外気の湿度が雨や雪などで高いコンディションでは、コットンである横糸が湿気を吸収して膨らみ、ナイロンの縦糸を圧縮して、適度な防水機能と防風効果を発揮します。
乾燥時にはコットンが収縮し適度に衣服内の湿度を放出するため、常に快適な衣服内環境が形成されます。
優れているのは湿度調整機能だけではなく、コットン100%より軽く、ゴワつかないので着心地はソフトで、ナイロン100%よりも摩擦や引き裂きに対して優れた耐久性を持ちます。新素材のようにコーティングが剥げたり、目詰まりすることなどもありません。
そして現在でも「60/40」は、約40年間米国にて生産され続けています。


【わ〜を】

【ワイズ】
指の付け根の幅を表します。A(狭い) B→C→D→E→EE(広い)
他にM(ミディアムで目安としてD位を指します)や F(イギリスのブランドにありますが、大体EE位を指します)などの表記があります。
●例えば「RED WING」社の代理店商品ですと、Eワイズのみなのでそれと比べると指の付け根の幅がこのモデルは狭くなっていると言う事になります。

以上、参考までにご覧下さい。改めて、PCで調べるよりも手間がかからない筈です。。
   
   
   
   
 
 

   

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