レザー別シューケアガイド
「そもそも靴の革底をお手入れする必要があるのでしょうか?」とお思いの方もいるかと思います。 もちろん“靴底のお手入れの必要は全く無い”と“絶対”という事はありません。 レザーソールをお手入れすることでメリットがあるので、「最低限のお手入れ」をおすすめしています。 そのメリットというのは、①レザーソールがすり減りにくくなる ②靴底が柔らかくなり足にフィットする ということです。 履き心地だけでなく、靴が長持ちするのであれば、お手入れする価値は充分あるかと思います。 お手入れは大きく分けて3つの工程に分かれます。
このページで使用しているシューケアアイテムです。
M.MOWBRAY
リムーバークロス
400
M.MOWBRAY
ステインリムーバー 300ml
2,000
M.MOWBRAY
ソールモイスチャライザー
1,500
R&D
ペネトレィトブラシ
400
革から汚れだけではなく、古い乳化性クリーム・油性ワックスを取り去るのがクリーナーの役目。 液体やジェル、クリームなど種類が多様で、その効果も製品によりかなり変わります。 どれを選ぶにしても、軽くさっと拭く程度で十分効果は発揮されます。間違ってもゴシゴシ強くこすらないようにしましょう。
レザーソールに必要な栄養を補給アイテムです。化粧品に例えると化粧水など基礎化粧品にあたります。 一般的に靴の革底に保革剤として使われているのがミンクオイルです。 皮革に浸透し潤いや柔軟性を与え、さらに防水性が増すということで広く使われています。 一見鉄壁に見えるミンクオイルにも若干すべりやすくなるという欠点があります。。 ソールモイスチャライザーをおすすめする理由は、その「ミンクオイルの滑りやすさ」がないという点です。 そしてソールモイスチャライザーはレザーソールの利点である通気性を損なわないので、雨の多い日本にはもってこいの商品です。
①レザーソールがすり減りにくくなる
②靴底が柔らかくなり足にフィットする
皮革には常に適度な潤いが必要でです。乾燥した皮革は革切れ(皮革の繊維のすり切れ)を起こします。 冬場の寒い時期、乾燥した肌は赤切れや傷付きやすくなるのと同様、乾燥が進んだ靴の革底は「傷付きやすい」=「すり減るのが早い」と言うことになります。