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☆CHARTBOMB PART2 2014年1月 (第139回)by ビるぼーず

・このコーナーは、あめりかん☆ぱい佐藤直人が当店のお客様と一緒に、毎月1回飲みながら最新ビルボード・チャートを見てあーだこーだ語るコーナーです。参加されているメンバーは大雨でも地震で電車が止まってもやって来る熱心な方々。私は彼らを「びるぼ〜ず」と命名させていただきました。
この「びるぼ〜ず」ですが、2009年12月にしゃかりのチアキさんに「ビるぼーず」と命名していただきましたので改名しちゃいました。
・今月も最新チャートを、懐かしい音楽を、酒とともに語り合おう!

【最新号はこちらのページです】
佐藤−2/1付です。第1位が「Timber」、ピットブル・フィーチャリング・ケシャ。ケシャ、3曲目の1位だそうですけど、ピットブルは2曲目。「Give Me Everything」(2011年)。
山本−来週1位が入れ替わる。
大西−ほぼ間違いないでしょう。
佐藤−この曲、3部門(エアプレイ、デジタル・セールス、ストリーミング)で1位じゃないからね。
大西−それが2週続いている。
佐藤−来週1位候補のケイティ・ペリー「Dark Horse」が2位です。下の方でうろうろしていたのに、急に上がってきたね。登場18週目。
大西−最初は「Unconditionally」をプッシュしていたんだけど、こちらの方がいろいろ反応がいいということで、切り替えたみたいです。
佐藤−フィーチャリングのジューシーJはスリー・シックス・マフィアのメンバー。
山本−最近の傾向で、アルバム出すと、(アルバム収録曲が)みんなストリーミングで入っちゃうから...
大西−ストリーミングだけじゃないですけれどね、デジタルもありますから。デジタルのチャートには入らないけど、HOT100では加算される。
佐藤−第3位は2位からダウン、ワンリパブリックの「Counting Stars」。
大西−残念です。
森井−残念。
玉村−なんで残念なの?
大西−第3弾シングルでこれだけ頑張った。
佐藤−31週目。大ヒット曲「Apologize」(2007年)も2位だった。そしてこれもここまでよく来たというのが第4位のア・グレート・ビッグ・ワールド&クリスティーナ・アギレラの「Say Something」。
大西−これもいい曲。これはエアプレイがまだ伸びているので全く(1位になる)可能性がないわけじゃない。
佐藤−第5位がエミネム・フィーチャリング・リアーナの「The Monster」。リアーナはこの曲で通算51週間の1位を記録して、ボーイズ・トゥー・メンを抜いて1位獲得週数で単独3位になった。ボーイズ・トゥー・メンは4曲で50週だったけど。上はマライア・キャリーとビートルズしかいない。2位のビートルズまであと8週です。第9位がワン・ダイレクションの「Story Of My Life」。今日本でTV−CMでさかんにかかっている。最高位6位で一度TOP10から落ちてまたここまで戻ってきました。そして第11位がアヴィーチーの「Wake Me Up」。これも長い。ダンス・ソングス・チャートで20週目の第1位です。そういえば、さきほどのケイティ・ペリーは、「Dark Horse」が14曲目のエアプレイ・チャートでTOP10入りなんだって。まあ、このチャートは90年の12月からスタートだからそんなに歴史があるわけじゃないけれど、女性アーティストでは歴代5位タイ、ビヨンセと並んで5位タイだそうです。で、その上が15曲でジャネットとピンク。そして2位、1位が22曲と23曲なんだけど誰でしょう。
山本−マライアが1位。
佐藤−正解。じゃあ2位は?
山本−リアーナ。
佐藤−そう。もう1位になっちゃうよね、この記録もリアーナが。
山本−12位のビヨンセ・フィーチャリング・ジェイZの「Drunk In Love」なんですけど、最近「Drunk」がつく曲が多いと思いません?
大西−おととしぐらいからカントリーは「Drink」ばっかり。
山本−55年の1月1日から調べたんですよ。「Drink」の曲。
佐藤−タイトルに「Drink」とかその活用形が入る曲。
山本−それが思ったほどないんです。
森井−カントリーは昔から多かった。「Beer」と「Tear」をひっかけたりとか。
山本−実はNo.1は1曲だけ。ラップです。一覧表を作ってきましたからお配りします。34曲しかないんです。もし、「Drunk In Love」がTOP10に入ったら3曲目。もう1曲はリアーナの「Cheers (Drink To That)」(2011年7位)。最初は65年で、60年代が3曲、70年代が3曲、80年代が1曲、90年代が3曲。2000年代が10曲で2010年代まだ4年しかたっていないけど14曲もある。1位は、2007年の「Buy U A Drank (Shawty Snappin')」Tペイン・フィーチャリング・ヤング・ジョックでした。
佐藤−忘れてる。
森井−やっぱりカントリーが多い。80年代にジョン・アンダーソンの「Let Somebody Else Drive」(84年10位=カントリー・チャート)という曲がヒットして、飲んだら他の人に運転させろ、っていう歌まで出てきた。
佐藤−運転代行業者のテーマソングにしてあげたい。17位のアロー・ブラック「The Man」は急に上がってきた。79位→24位→17位。登場4週目。
大西−アヴィーチーの「Wake Me Up」のヴォーカルです。
佐藤−前のアルバムもうちでは人気だったけどね。プロデューサーもしている。
大西−ソングライターにエルトン・ジョンとバーニー・トウピンが入っている。(「Your Song」をサンプリング)
佐藤−あとはどうでしょう?
山本−えっ!もう?
佐藤−このページ、31位までで。あっ、ファーレルの「Happy」。98位→56位→今週25位。ヨーロッパで1位です、ずっと。映画だよね。(『Despicable Me 2』邦題:怪盗グルーのミニオン危機一発)そして、26位がイディナ・メンツェル「Let It Go」。
大西−『Frozen』ですね。(サウンドトラック『アナと雪の女王』)
佐藤−28位が初登場でシャキーラ・フィーチャリング・リアーナの「Can't Remember To Forget You」。シャキーラのアルバムは4月ごろ出るそうです。「Happy」のプロモーション・ビデオは24時間らしいね。つなぎ合わせだけど。イマジン・ドラゴンズ、遂にTOP40落ちた(今週41位)だけど、73週目。あと3週でHOT100チャートイン週数記録の76週(ジェイソン・ムラーズ「I'm Yours」)に並ぶ。
大西−グラミー獲ったら上がると思うんですけど。
佐藤−「Sail」(エイウォルネイション)は厳しいか。今週は47位(72週目)。それにしてもHOT100の歴史の中で登場週数70週以上は3曲しかない。ザック・ブラウン・バンドの「Sweet Annie」が54位にいますが、カントリー・エアプレイ・チャートでこの曲は彼らにとって10曲目の1位となりました。2012年を除いて、2008年から2014年まで毎年1位を出しています。
山本−来ないかねえ。
森井−日本盤のCDが出ていない
大西−65位の「Paranoid」(Ty Dolla Sign Featuring B.o.B)ですが、このタイ・ダラー・サインという人はレイクサイドの人の子供みたいですね。
森井−「Fantastic Voyage」(81年55位)。
玉村−クーリオがサンプリングした。(「Fantastic Voyage」94年3位)
佐藤−カバー?
大西−ほとんど新しいからカバーというか...
森井−ワイルド・チェリーの「Play That Funky Music」(76年1位とヴァニラ・アイスのバージョン(91年4位)とか、チャイ・ライツの「Have You Seen Her」(71年3位)とMCハマー(90年4位)とか。
佐藤−そのパターンなだらカバーだ。
森井−カバーなんだけど、メインはラップ。
佐藤−そうだね。ラップ・バージョンだね。
山本−「I Shot The Sheriff」(エリック・クラプトン、74年1位)もありましたね。ラップの方は誰だっけ。
大西−ウォーレンG。(97年20位)
山本−パフ・ダディ(&フェイス・エヴァンス・フィーチャリング112「I'll Be Missing You」97年1位)とポリス(「Every Breath You Take」83年1位)は?
大西―あれはカバーじゃなくてサンプリングですね。やはりタイトルが違うと。タイトルは重要です。
佐藤−パフ・ダディの方は、ノトーリアスBIGの追悼ソングだったからそういうタイトルにせざるを得なかった。でもノトーリアスBIGの奥さんのフェイス・エヴァンスとこの曲のあと、 できちゃったという噂も流れた。(もっともノトーリアスBIGの方も亡くなる前にリル・キムとできていたが)
大西−わっはっは。
佐藤−あと99位にヒルソング・ユナイテッド「Oceans (Where Feet May Fail)」、これは珍しい。クリスチャンでは9週連続1位。アルバムはこれまでいっぱい出ています。このグループは教会だから、いろいろなグループがあって、出せばある程度のセールスが見込まれるのでアルバムは売れるんだけど、シングルがHOT100によく入ったな。
玉村−82位の「Royal」ですが、アーティスト名が、Chris Brown Featuring Lil Wayne & French Montana Or & Too $hort となっているけど、この「& Or」は?
大西−これは珍しい。これはね、何が違うかっていうと、ここに「&」を入れないと、「リル・ウェイン&フレンチ・モンタナ」と「トゥー・ショート」のどちらかがフィーチャリングされていると間違われる。リル・ウェインは両方に入っているから、「& Or」になっている。アメリカらしい。イースト・コースト・バージョンとウエスト・コースト・バージョンがあって、イースト・コーストには、トゥー・ショートが入っていて、ウエスト・コーストにはフレンチ・モンタナが入っている。
佐藤−このケースは初めてだね。
山本−フレンチ・モンタナ・オアっていう人かと思った。
佐藤−フレンチ・モンタナ・ジュニアのミスプリントか。
大西−「& Too $hort」にしないと、クリス・ブラウンとリル・ウェイン&フレンチ・モンタナ、あるいはクリス・ブラウンとトゥー・ショートとも読み取れてしまうのでトゥー・ショートの前にも「&」が必要になる。デジタルは2:1ぐらいでフレンチ・モンタナ・バージョンが売れている。
佐藤−さて、アルバム・チャートですが、第1位はブルース・スプリングスティーンの『High Hopes』が初登場で1位になったんですが、アメリカで11枚目、UKでは10枚目の1位だそうです。ここでクイズ。UKからいこうか。UKチャートでアルバム1位=10枚は、ブルース・スプリングスティーンとU2とローリング・ストーンズ。9枚が、アバとデヴィッド・ボウイとマイケル・ジャクソンとクイーンだそうですが、11枚以上が4人います。誰でしょうか。歴代1位は15枚。これはわかるだろう、イギリスだから。
山本−ビートルズ。
佐藤−正解。第2位は12枚。女性です。80年代。
玉村−マドンナ。
佐藤−正解。第3位タイは11枚で男性ソロが2人。クリフ・リチャードもエルトン・ジョンも違います。一人はエルヴィス・プレスリーです。もう一人はイギリスならではのアーティスト。80年代以降。シェイキン・スティーヴンスではありません。正解はロビー・ウィリアムスです。去年も1位になったと思う。では、アメリカ。11枚の1位は歴代3位です。4位が10枚でエルヴィス・プレスリー。では上2人は誰?1位は19枚。これはわかるよね。そう、ビートルズ。では歴代2位の13枚のNo.1アルバムを持っているアーティストは?えっ、みんな知っている。じゃあみんなで言いましょう。ジェイZ!意外にもR.ケリーとのコラボが2位だったんだよね。それで、ブルース・スプリングスティーンだけど、『The River』(80年)で初めてアルバムが1位になってから、80年代、90年代、2000年代、10年代とそれぞれの年代で1位のアルバムを記録してます。2010年代までの4ディケードではこの記録はブルース・スプリングスティーンただ一人だけ。
山本−おお!バーブラは?
佐藤−バーブラ・ストライサンドは、60年代から00年代まで5ディケードで1位を記録しているので、もし2010年代で1位が出れば、6ディケード連続というとてつもない記録をつくることになる。すでに5ディケードでもとてつもない記録だけどね。2000年代までの5ディケードでの1位はもちろん彼女だけ。タイミングが重要だね。今マライア・キャリーがニュー・アルバムの発売時期を探っている。たしか去年の1位のセールス最低記録は7月か8月か夏に出たような気がする。4-5万枚で。あとは、ビートルズのチャート登場50周年。64年の1月18日付で「I Want To Hold Your Hand」が45位に初登場。翌週3位に上がった。そしてその1/25付の69位に「She Loves You」が初登場。この2曲が64年の年間1位と2位。では、1982年1月30日付です。
森井−(89位からダウン、)100位「Falling In Love」バランス。「Breaking Away」に続くヒットでバラードです。バランスとの共同プロデュースのトニー・ボンジョヴィは名前からもわかるとおり、ジョン・ボン・ジョヴィの親戚です。いとこらしいです。ジョンが有名になった後、訴訟を起こしたそうです。
佐藤−99位は91位からダウン、スティーヴ・ミラー・バンドの「Heart Like A Wheel」。
森井−邦題は「ハートは燃えている」。アルバム『愛の神話』からのファースト・シングルです。
大西−同名異曲でヒューマン・リーグ。(90年32位)
山本−私はリンダ・ロンシュタットの「Heart Like A Wheel」です。
佐藤−98位は83位からダウン、ローリング・ストーンズの「Start Me Up」。来日します。
森井−最高位は2位です。
大西−82年以降は2位なんて見たことがない。
佐藤−そうだね。5位が最高だったね。「Harlem Shuffle」(86年)と「Mixed Emotions」(89年)。
玉村−あと「State Of Shock」。(ジャクソンズ、84年3位)
森井−クレジットされていない。(ミック・ジャガーがヴォーカルで参加している。)
佐藤−96位が初登場でT.G.シェパード「Only One You」。
森井−ちなみに彼が最初に契約したレーベルはメロディランドというモータウンが設立したカントリー・レーベルです。この前の年に「I Loved 'Em Every One」(81年37位)でTOP40に入りました。この時はすでにワーナー/カーブに移籍しています。
大西−84年にヒットありましたよね。
森井−クリント・イーストウッドと一緒にやった「Make My Day」(84年62位)。
玉村−♪メイクマイデイ
大西−それとは違う。
佐藤−95位は(最高位)62位からダウン「Every Home Should Have One」パティ・オースティン。
森井−この時は最初のチャートインで、(「Baby Come To Me」が)No.1になった後、またチャートインしました。(83年69位)
佐藤−94位が初登場、タイムの「Cool」。
玉村−この頃から(プロデューサー名、ソングライター名が)「Not Listed」になっている。
佐藤−93位が55位からダウン、ドン・マクリーンの「Castles In The Air」。
森井−これはセルフカバーですね。もともとデビュー・アルバム(『Tapestry』71年発売)に入れていた曲をリメイクして、ラリー・バトラーがプロデュース。最初は「Vincent」のB面(72年)でした。その時は「空中楼閣」という邦題でしたが、82年の時は「風のラブソング」という邦題でした。
佐藤−91位は58位からダウン、ルルの「If I Were You」。
森井−この前に「思い出のかけら」(「I Could Never Miss You」81年18位、11年ぶりのチャートイン)で久々にヒットして、その次の曲です。日本のアルファ・レコードがアメリカに進出して彼女を売り出した。失敗でしたね。
佐藤−その当時、ヒットチャートからちょっと遠ざかっていたアーティストを売り出したんだよね。
森井−バートン・カミングスとか、ビリー・ヴェラ&ビーターズとか。1-2年で終わりました。
佐藤−91位が66位からダウン、チリワックの「My Girl」。
森井−70年代から活動していたのですが、これが初のTOP40ヒットです。
佐藤−87位は42位からダウン、「Steal The Night」スティーヴィー・ウッズ。しばらくCD化されなかった。86位が初登場、「Don't Let Him Know」プリズム。
森井−作者がブライアン・アダムスとジム・バランス。唯一のTOP40ヒットです。
佐藤−84位が初登場で、「Take Off」、ボブ&ダグ・マッケンジー。
森井−コメディ・デュオですね。同じカナダのラッシュのゲディ・リーがゲスト・ヴォーカルです。
佐藤−82位が84位からアップ、「Seasons Of Gold」、ギディア・パーク・フィーチャリング・エイドリアン・ベイカー。
森井−フォー・シーズンズの物真似メドレーです。フランキー・ヴァリのコンサート、見に行きました。良かったですよ。79歳とは思えない。
佐藤−79位初登場、「We Got The Beat」、ゴーゴーズ。アルバムは年間2位でした。
山本−日本だと、「泡いっぱいの恋」とカプリングで出た。
佐藤−「泡いっぱいの恋」がヒットした時は契約してなかったんだろうね。78位は88位からアップ、「867-5309/Jenny」、トミー・テュトーン。最高位4位で年間16位の大ヒットでした。
森井−佐藤さんの思い出の曲ですね。
佐藤−えっ?何で知ってるの?この1年前にツアーでホームステイした時の家に、この年一人でまた行ったんだけど、そこのクリスっていう旦那がこの曲好きで、車の中でこれ歌ってた。歌いながら「ハラキリ」とか「ゲイシャ」とか勝手に合いの手を入れて、一緒に乗っていた奥さんのブレンダを喜ばせていたっけ。77位が87位からアップ、「Genius Of Love」トム・トム・クラブ。
森井−トーキング・ヘッズの派生バンド。邦題は「悪魔のラブソング」。
山本−マライアだね。「Fantasy」だっけ。
佐藤−私はトム・トム・クラブのLP買っちゃいました。「おしゃべり魔女」っていう曲も日本でヒットした。73位が「Tainted Love」ソフト・セル。HOT100=43週、最高位8位で年間11位。
森井−「汚れなき愛」。下の方で週数を稼いだ。
佐藤−落ちてきて、90位以下で10週以上とどまった。
山本−今だったら、足きりで消えている。
佐藤−そうだよね。その通りだよ。72位は79位からアップ、「It's My Party」、デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキン。
森井−「涙のバースデイ・パーティ」。レスリー・ゴアのカバーです。
玉村−UKでNo.1。
佐藤−69位が34位からダウン、「More Than Just The Two Of Us」、スニーカー。AORだね。
森井−「思い出のスニーカー」。
佐藤−68位が75位からアップ、この時点ですでに8週目、ヴァンゲリスの「Chariots Of Fire」。最高位1位、年間は「Tainted Love」の下の12位でした。ゆっくり上がっていって、当時1位になるのに最も時間がかかった曲じゃなかったっけ。現在の記録は33週目に1位になった「Macarena」(ロス・デル・リオ)じゃない?
森井−「炎のランナー」。ニック・ギルダーの「Hot Child In The City」とロバート・ジョンの「Sad Eyes」の記録を抜いて22週目で1位になりました。
山本−是非この映画を見てほしい。
佐藤−63位は69位からアップ、「Perhaps Love」、プラシド・ドミンゴ&ジョン・デンヴァー。
森井−邦題が「たぶん、愛」。プラシド・ドミンゴ唯一のチャートヒット。
佐藤−邦題そのまんまだなあ。あと、シルヴィ・ヴァルタンともチャートに入ったよね。
森井−シルヴィ・ヴァルタンとジョン・デンヴァーですね。(「Love Again」84年85位、ジョン・デンヴァー最後のチャート・ヒット。)
佐藤−55位は61位からアップ、「Tonight Tonight」ビル・チャンプリン。デヴィッド・フォスター・プロデュース。
森井−作者が、フォスターとレイ・ケネディとビル・チャンプリンというAOR好きにはたまらない。
佐藤−44位は41位からダウン、「Our Lips Are Sealed」ゴーゴーズ、「泡いっぱいの恋」。最高位20位で年間63位。42位は27位からダウン、「Why Do Fools Fall In Love」、ダイアナ・ロス。オリジナルは、フランキー・ライモン(56年TOP100で7位)。
山本−ダイアナ・ロスは当時この曲を聴いて、歌手をめざした。
森井−ダイアナ・ロスのRCA移籍第1弾。
佐藤−40位は28位からダウン、「Don't Stop Believin'」、ジャーニー。グリーの最初のヒット曲。38位は45位からアップ、「Pac-Man Fever」、バックナー&ガルシア。最高位は9位でした。
森井−ちなみに、81年に「WKRP In Cincinnati」というTVドラマのヒット(最高位65位)を放ったスティーヴ・カーライルがバックコーラスに参加しています。
佐藤−本当によく知ってるね。何も見ないでよくここまで話せるね。すごい!35位が38位からアップ、「Sea Of Love」、デル・シャノン。出た!
森井−トム・ペティのプロデュースで復活した60年代の大スターです。オリジナルはフィル・フィリップス。(59年2位)
佐藤−そして、ハニードリッパーズ(85年3位)。34位は37位からアップ、「All Our Tomorrow」、エディー・シュワルツ。
森井−彼はソングライターとして、パット・ベネターの「強気で愛して」(「Hit Me With Your Best Shot」(80年9位)とかポール・キャラックの「涙に別れを」(「Don't Shed A Tear」88年9位)などを書いています。
佐藤−33位は36位からアップ、「Working For A Weekend」、ラヴァーボーイ。最高位29位で年間96位に入りました。
森井−「それ行け!ウィークエンド」。
佐藤−31位は日本では「カサブランカ」の大ヒットで知られるバーディ・ヒギンス「Key Largo」が35位からアップ。最高位8位なのに年間17位の大ヒットでした。
森井−この曲を歌ったことで、昔の恋人が戻ってきて結婚した。
佐藤−へえ〜、あなた、職業何?30位は33位からアップ、「Love In The First Degree」、アラバマ。この曲は好きだなあ。
森井−ちなみにこのアルバムのからのファースト・シングルの「Old Flame」という曲もいい曲です。HOT100には入らなかった。101位ぐらい。
佐藤−101位ぐらいっていうのがいいねえ。28位は24位からダウン、ニール・ダイアモンドの「Yesterday's Songs」。MCA、コロムビアと来て、72歳にしてキャピトル・レコードへ移籍。現在73歳で今年移籍第1弾のアルバムを出すそうです。26位が25位からダウン、「Young Turks」、ロッド・スチュワート。「燃えろ青春」。25位が30位からアップ、ケニー・ロジャースの「Through The Years」。
森井−ライオネル・リッチーがプロデュースしたアルバム『愛ある限り』(『Share Your Love』)から第4弾のシングルです。
佐藤−年をとった夫婦の何かの記念日に流してあげたい曲です。大好きです。最高位13位、年間99位。
玉村−かっこいい。
佐藤−かっこいいか。23位は前週と変わらず、ビリー・ジョエルの「She's Got Away」。
森井−『Cold Spring Harbor』に入っている曲ですが、この曲は『Songs In The Attic』からのライブ・バージョンです。
佐藤−「さよならハリウッド」(「Say Goodbye To Hollywood」)に続くカットでした。21位は29位からアップ、ジャーニーの「Open Arms」。
森井−最初は「翼を広げて」という邦題がついていて、シングルになった時にカッコ書きになって、そのうち消えちゃった。
山本−シングル・カットした時にどういう邦題だったかを重視してほしい。
佐藤−そういう記録は大切だよ。19位は18位からアップ、日本にやってきます、ビーチ・ボーイズの「Come Go With Me」。
玉村−これはやらない。
佐藤−やらないんだ。
森井−この曲は、78年の『M.I.U. Album』に入っていたんですが、81年に出た『Ten Years Of Harmony』というベスト盤にも収録されて、そこからのシングル・カットです。
佐藤−16位は17位からアップ、はい、どうぞ!
森井−アルバム『The Innocent Age』からの第3弾シングルです。邦題は「バンドリーダーの贈り物」。彼の父親にささげた曲です。
佐藤−そして彼が死んだとき、森井君は一晩中泣きました。飛行機嫌いでもあったようです。16位はダン・フォーゲルバーグの「Leader Of The Band」。14位は16位からアップ、ローリング・ストーンズの「Waiting On A Friend」。全米TOP40で当時、「Waiting For」じゃなくていいのかというコメントを聞いたことがある。11位は12位からアップ、「Comin' In And Out Of Your Life」バーブラ・ストライサンド。
森井−邦題が「愛のラストシーン」。アンドリュー・ロイド・ウェーバーがプロデューサーです。
佐藤−10位が11位からアップ、「Hooked On Classics」、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ。私はこれをピアノで弾けます。シングル・バージョンですが。9位は10位からアップ、「The Sweetest Thing」、ジュース・ニュートン。
森井−「甘い出来事」。シングル・バージョンはストリングスが入っていてポップ・バージョンになっています。アルバムではスティール・ギター。
佐藤−第6位が変わらず、「Leather And Lace」、スティーヴィー・ニックス・ウィズ・ドン・ヘンリー。
森井−この曲はカントリーのウェイロン・ジェニングスとジェシー・コルターのためにスティーヴィー・ニックスが書いたものです。
佐藤−第5位も前週と変わらず、クォーターフラッシュの「Harden My Heart」。けっこう今でも人気あります。
森井−邦題は「ミスティー・ハート」。
佐藤−第4位は1位からダウン、1982年年間1位の「Physical」、オリビア・ニュートンジョン。第3位は前週と変わらず、「Centerfold」、Jガイルズ・バンド。こちらは最高位1位で年間5位。そして、2位はこの週が連続10週目の2位となった「Waiting For A Girl Like You」、フォリナー。年間は10週2位の割には低くて19位でした。そして第1位は4位からアップ、「I Can't Gor For That」、ダリル・ホール&ジョン・オーツ。
森井−「Physical」の前の1位が97位の「Private Eyes」なんです。中1曲はさんで、ホール&オーツが1位を記録しました。
佐藤−最高位2位の2位獲得週数最長記録となったフォリナーでしたが、10週連続2位はもう1曲あります。ミッシー・エリオットの「Work It」(2002年)でしたが、その時の1位は何だったでしょう。(正解は12週連続1位だったエミネムの「Lose Yourself」でした。)
(2014/1/25 東京・新橋「魚金本店」にて)

☆『全米TOP40 THE 80'S』(原盤ディスクジョッキー:ケイシー・ケイスン ラジオ日本毎週土曜日18:00−20:00)
☆『全米TOP40 THE 80'S DELUXE EDITION』(解説:矢口清治 ラジオ日本毎週日曜日22:00−23:00)