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☆CHARTBOMB PART2 2014年4月 (第142回)by ビるぼーず

・このコーナーは、あめりかん☆ぱい佐藤直人が当店のお客様と一緒に、毎月1回飲みながら最新ビルボード・チャートを見てあーだこーだ語るコーナーです。参加されているメンバーは大雨でも地震で電車が止まってもやって来る熱心な方々。私は彼らを「びるぼ〜ず」と命名させていただきました。
この「びるぼ〜ず」ですが、2009年12月にしゃかりのチアキさんに「ビるぼーず」と命名していただきましたので改名しちゃいました。
・今月も最新チャートを、懐かしい音楽を、酒とともに語り合おう!

こちらのコーナーは当分の間お休みとなりました。長い間ご愛読いただきありがとうございました。

【バックナンバー】
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佐藤−5/3付ビルボードHOT100チャート。第1位がファーレル・ウィリアムスの「Happy」。9週連続第1位です。早くも年間1位の呼び声高い。
渡邉−まだわからないです。
山本−来週も1位で10週は間違いない。
渡邉−1位から落ちた瞬間すとーんと下がっていくと、「Lose Yourself」みたいに...
佐藤−50セントの「Candy Shop」も9週1位だけど登場週数はその割には少なかった。(23週、ファーレルは今週16週目。)
山本−6つのラジオ・チャートで1位になった。記録だと。
佐藤−クロスオーバー・ヒットになったということね。アダルト・コンテンポラリーとかね。
大西−それは1年前くらいの曲が流れている。
佐藤−あと、クリスマスの時期はチャートがクリスマス・ソングで覆われてしまう。
竹野−昔日本でエアチェックできる番組が少なかった時代にアダルト・コンテポラリーの曲を流しているFM番組があって、一生懸命エアチェックしていたのを思い出す。
森井−『ファンタジー・ポップス』ですね。その当時とは違うんですね。ポップやロックの曲が80年代になってどんどんアダルト・コンテンポラリーに入ってくるようになって、混在しすぎて90年代の頭に2つ(アダルトTOP40チャートの誕生)に分けた。
佐藤−ロックのチャートもそのころ2つに分かれたね。
大西−ヘリテイジ・ロック・チャートはなくなった。
佐藤−それは1年前ぐらいのことね。
小貫−今、ロックのチャート多すぎます。そんなにわけなくてもいいのに。
山本−問題です。R&Bとポップ・チャート、それとアダルト・コンテンポラリーで「Happy」は1位になっています。R&Bで11週1位ですが、この3つのチャートですべて1位をとっていて、どれかのチャートで10週以上を記録したのは4曲しかないんです。あと3曲は?
森井−「I Will Always Love You」(ホイットニー・ヒューストン)。
山本−ピンポンです。あと1曲は60年代。あと1曲は「I’ll Make Love To You」(ボーイズ・トゥ・メン)です。「I Will Always Love You」はポップで14週、R&B11週、ACで5週。「I’ll Make Love To You」はポップで14、R&B9、AC3週。もう1曲はHOT100で5週1位、R&Bで10週、ACで5週1位でした。男性ソロでもう亡くなっています。
森井−レイ・チャールズ。「I Can’t Stop Loving You」。
山本−あたり〜。
大西−「Happy」はなんでストリーミングで上がったんですか。
山本−各国でいろいろな人が真似して作っているから。
佐藤−じゃあ、私からもクイズ。ファーレル・ウィリアムスは男性ソロ・アーティストとしてHOT100で合計26週目の1位ですが、スティーヴィー・ワンダーとエミネムと25週で並んでいたのを抜いてしまいました。1位獲得週数では、男性ソロ・アーティストで歴代単独6位です。オール・アーティストの1位は79週でマライア・キャリーですが。では上位5人を当ててください、男性ソロ・アーティストです。
山本−ポール・マッカートニー。
佐藤−30週で第4位です。
山本−アッシャー。
佐藤−47週で歴代1位です。
渡邉−マイケル・ジャクソンは?
佐藤−37週。第2位。あと3位と5位。3位は34週、5位は28週。5位の人はファーレル的な。フィーチャリングでも稼いだ。3位の人は年間1位がある。50セントでもジョージ・マイケルでもありません。エイコン?リュダクリス?すごいのが出てきな。違います。
渡邉−エルトン・ジョン。
佐藤−正解。歴代3位です。もう一人は去年も1位獲っている、フィーチャリングで。大ヒント出すよ。年間1位です、いや2位か。
山本−T.I.。
佐藤−正解。要は「Blurred Lines」が12週1位でファーレルもT.I.もこれに参加していて稼いだってことだね。
渡邉−まだいます?
佐藤−もう出てきたよ。クリス・ブラウンはまだ刑務所だよ。
渡邉−入ったんだ。
佐藤−デヴィッド・キャシディも何回目かで入ったよ。
山本−ジャスティン・ビーバーはどうなった?
佐藤−この前、日本にいたんだよ。コンサートでもプロモでもなく遊びに来ていた。あとはHOT100では先週まで1位から7位が変わらなかった。3週間1位から7位が同じという初の記録でした。先週と同じ順位という記録では1位から14位までが先週と変わらなかったというのが記録です。コモドアーズの「Three Times A Lady」が1位の週。78年。
竹野−ちなみにその時の14位は?
佐藤−アトランタ・リズム・セクションの「I’m Not Gonna Let It Bother Me Tonight」。
竹野−その頃が一番よく聴いていた頃だ。
佐藤−上が膠着状態になるのはストリーミングの影響ですか。
大西−ストリーミングでは「Radioactive」がまだ20位にいる。上がるときはポーンと上がるときがあるけど、なかなか落ちないですよね。
佐藤−そうそう、YouTubeの1位は「Let It Go」なんだけど、デミ・ロヴァートなんだ。イディナ・メンゼルはTOP25には入っていない。ストリーミング・ソングス・チャートでは、デミ・ロヴァートは25位。
大西−それでいうとPSYは最近YouTube入っていないんですよ。でもストリーミングでは8位とか。YouTubeは結構(ストリーミング・チャートの構成)比率を占めると思うんですがねえ。
佐藤−さて、第2位が「All Of Me」、ジョン・レジェンド。これ、弱い1位の週の点数なんだけどね。1位が強すぎて5週連続2位です。初めてのTOP10ヒット。第3位が「Talk Dirty」、ジェイソン・デルーロ・フィーチャリング・2チェインズ。4位が「Dark Horse」、ケイティ・ペリー・フィーチャリング・ジューシーJ。これは1位4週、2位4週、3位4週なんだよ。1位から落ちたあとの話なんだけど。これ年間結構上かも。
大西−(年間チャートの集計で)そろそろ「Happy」に抜かれたかもしれない。
山本−まだ集計していない。
佐藤−この人たち、ビルボードの人?今の時点でポイントの話しているよ。どこで発表されてるの?毎週のポイント。第5位が「Let It Go」イディナ・メンゼル。5週目の5位です。
渡邉−今週から日本の映画館ではシングアロングが始まった。




大西−明日歌ってきます。子供が行くっていうんで、たまたまシングアロングの回だった。
佐藤−松たか子バージョンですか。日本盤の通常盤はMay Jで、デラックス・バージョンにさらに松たか子が入っている。
渡邉−アメリカ盤でいうところの、May Jはデミ・ロヴァート。
大西−エアプレイはだめなんですよね。
佐藤−そう。そうポイントの2%とか5%しか稼げてない。ほとんどダウンロードとストリーミングのポイントで5位にいる。なんでラジオでかけてくれないんだろうね。
山本−プロモ盤とか配ったりしないんですかね。
渡邉−この人、ブロードウェイに出てたじゃないですか。そういう人って他にいるんですか。
佐藤−トニー賞っていうのがある。1947年からスタートだったかな。このトニー賞の俳優部門、この俳優部門じゃなければバーブラ・ストライサンドとかバリー・マニロウとかも獲っているんだけど、俳優部門、主演、助演の男性、女性、この4部門のどれかを受賞した人でHOT100でTOP10に入ったのはイディナ・メンゼルが初めて。96年『Rent』はノミネートに入った。『Wicked』で2004年に主演女優賞を獲っている。TOP10じゃなければこれまでもあるけど。
竹野−『アメリカン・アイドル』なんか見てると、サイモンが「お前はミュージカルの歌い方をしている、心が無い。」ってさんざんアダム・ランバートなんかひどく言われていた。ミュージカルやってたからね。60年代にジュリー・アンドリュースがヒット・チャートに入らなかったのは、それで、それからミュージカル俳優の歌はヒットチャート向きじゃないって烙印を押されたっていうのを聞いています。
山本−これは映画だからあまり違和感がないんじゃない。
竹野−映画がなくて普通にシングルで出していたらだめじゃないの。シングアロングでヒットチャートに入ったのはある?
佐藤−アルバムならミッチ・ミラーとかね。『Frozen』もカラオケ・アルバムが出ている。
大西−TOP20に入っています。(今週アルバム・チャートで17位初登場)渡邉さんがこの曲、最初にすごい、いいって言っていて、でもミュージカル的だから上へは行かないんじゃないかって思ってました。これはよく当てました。映画じゃなければ普通は絶対売れないですよ。
渡邉−映画のワン・シーンがものすごいインパクトがあったから。
山本−俺は1回聴いただけで、いけるのではないかと思いました。
佐藤−アルバム『Frozen』は11週目の1位で、アニメ・サントラでは『The Lion King』を抜いて歴代最長1位になりました。今週は25万9000枚でこのアルバムとしては週間売り上げが過去最高で合計230万枚の売り上げになった。
大西−イースター効果。
佐藤−11週目の1位だけど、6週連続で1位なんだよね。アルバムがいっぱい出ている時期に連続1位はお見事。まあ、先週はファーレルの『GIRL』が2位で29000枚のセールスということでアルバム・チャート2位のセールスの史上最低記録を更新したということもあったけど。じゃあ、その前の週間セールス2位の史上最低記録(91年5月以降)は何だったか知ってる?わからないよね。フー・ファイターズの『Wasting Light』だって。では、『Frozen』11週1位にちなんで、サウンドトラックで11週以上の1位はこれを入れて15枚あります。1956年のアルバム・チャートができてから今週までで。じゃあ残り14枚を当ててください。
渡邉−『Titanic』はそうですね。
佐藤−98年で16週1位。オリジナル・ブロード・キャストは入っていません。サウンドトラックだけです。
大西−『The Bodyguard』。
佐藤−20週。92年。
森井−『South Pacific』。
佐藤−31週1位。58年。歴代2位です。
渡邉−『Purple Rain』。
佐藤−24週。84年。歴代3位。『Sound Of Music』も『Flashdance』も『Footloose』も入っていません。『8 Miles』も入っていません。
森井−『Saturday Night Fever』。
佐藤−正解。78年。24週で歴代3位タイ。
渡邉−『Grease』。
佐藤−12週。78年。あと80年代が2枚あるよ。
山本−『Dirty Dancing』。
佐藤−18週。87年。もう1枚は85年、11週1位。TVサウンドトラックです。
森井−『Miami Vice』。
佐藤−正解。あとは60年代ばかりです。
大西−『West Side Story』。
佐藤−正解。歴代1位。62年。54週。この「年」は初めて1位になった年という意味ね。
山本−ビートルズありますか?『A Hard Day’s Night』。
佐藤−正解。64年、14週。
小貫−エルヴィスはないんですか。
竹野−『Blue Hawaii』。
佐藤−正解。61年、20週。あと14週1位が2枚と12週1位が1枚です。
竹野−ヘンリー・マンシーニだよね。
佐藤−おう!ヘンリー・マンシーニの何?
竹野−『ティファニーで朝食を』。
佐藤−正解。『Breakfast At Tiffany’s』、62年、12週1位。あとは14週。61年と65年。
山本−『Exodus』。
佐藤−正解!!61年。
竹野−『Mary Poppins』かな。
佐藤−正解!さすが、みなさん、全部出ましたね。60年代にサントラがいっぱい売れてたというのはシングルと関係なくアルバムが売れていたということだったね。
竹野−サントラとは関係ないカバー・バージョンもよく売れた。パット・ブーンとか。
森井−フェランテ&タイシャーとか。
佐藤−9位。11位から上がってTOP10に入ったのが、「Loyal」。クリス・ブラウン・フィーチャリング・リル・ウェイン&フレンチ・モンタナ・オア・トゥー・ショート・オア・タイガ。
大西−今度はタイガが入った。ビデオ・バージョンらしい。
佐藤−それにしてもソングライターの数がすごい。一体どこを担当したのか。サンプリングだな。全部で16人クレジットされている。
渡邉−「Loyal」という曲を手に入れようとおもったら3曲手に入れなければならない。
大西−本来はそうです。
佐藤−16位の「Hey Brother」、アヴィーチーですが、歌っているのはブルーグラス・シンガーなので、カントリー・ステーションでもかかっている。アリソン・クラウスとユニオン・ステーションにも所属していたことがある。
森井−ダン・ティミンスキー。『オー・ブラザー! O Brother, Where Art Thou?』の主題歌を歌っていたのも彼です。
佐藤−ブルーグラス・アルバム・チャートでソロ・アルバムが1位になっている。18位が先々週56位、先週37位からアップ、イギー・アゼリア・フィーチャリング・チャーリーXCXの「Fancy」。
大西−白人の女性ラッパーで、ラップ・チャート1位。白人女性ラッパーのラップ・チャート1位は史上初じゃないかな。
佐藤−チャーリーXCXも白人女性ラッパーだよ。
山本−オーストラリアらしい。
大西−「Happy」の次の1位、前回は「La La La」とか言って全然ならなかったんだけど、「Fancy」こそなって欲しいなと。
佐藤−アーカイブです。今日は1982年4月24日付。100位が94位からダウン、ロッド・スチュワートの「Tonight I’m Yours」。そして99位が89位からダウン、J.ガイルズ・バンドの「Centerfold」。
森井−「堕ちた天使」。
佐藤−昔あこがれていたあの娘が雑誌の真ん中の見開きページに裸で載っていたっていう歌。教室の机の上にのってピーター・ウルフが歌っていて、あとは制服を着た女の子?、人?がピーター・ウルフを囲んで円になって踊っている。97位が87位からダウン、シューティング・スターの「Hollywood」。
森井−エルトン・ジョンのプロデューサーのガス・ダッジョンに気に入られてデビューした。
佐藤−96位が61位からダウン、ザ・ボーイズ・バンドの「Please Don’t Stop Me Baby」。
森井−メンバーの一人が、オーク・リッジ・ボーイズのウィリアム・ゴールデンの息子のラスティ・ゴールデン。
佐藤−95位が53位からダウン、ラップ・グループ、シュガーヒル・ギャングの「Apache」。
竹野−「Apache」って60年代初めの...
森井−ヨルゲン・イングマン(61年2位)をサンプリングしています。
大西−シュガーヒル・ギャングの「Rapper’s Delight」は12インチ・シングルのみの初のヒット(80年36位)。
渡邉−抑えとかなかいかん。
佐藤−92位が変わらず、「Sing A Simple Song」、ウエスト・ストリート・モブ。さっきのシュガーヒル・ギャングと同じシュガー・ヒル・レーベルだ。
森井−シュガー・ヒル・レーベルを設立したシルヴィア・ロビンソンの息子のジョーイ・ロビンソンがいたグループです。
佐藤−89位は37位からダウン、「Take Off」、ボブ&ダグ・マッケンジー。
森井−最高ですね、コメディ・デュオ。ゲスト・ヴォーカルがラッシュのゲディ・リー。同じカナダということで。
佐藤−ここら辺はTOP40からいきなりここまで下がってくる。87位は35位からダウン、「Pop Goes The Movies Part 1」ミーコ。
森井−CD化が待望されますね。映画音楽なんちゃってメドレー。
佐藤−86位は29位からダウン、エア・サプライの「Sweet Dreams」。最高位5位が多い(TOP10ヒット8曲中、3曲連続を含む4曲が最高位5位)。82位初登場ジョン・クーガーの「Hurst So Good」(「青春の傷あと」)、81位初登場パティ・オースチンの「Baby Come To Me」。最初のヒットでこれはすぐにチャートから消えてしまう。まだジェームズ・イングラムの名前が入っていない。78位変わらず、ジーン・コットンの「If I Could Get You」。
森井−これもCD化が望まれます。ベストにも入っていない。
佐藤−うちではジーン・コットンのサイン入りCDを売っています。直接本人から買いました。77位は84位からアップ、ガンマの「Right The First Time」。
渡邉−ロニー・モントローズだ。最高ですよ。モントローズの後に作ったバンドです。サミー・ヘイガーはいません。
森井−ソングライターとして参加しているミッチェル・フルームはプロデューサーとして有名です。クラウデッド・ハウス、バングルズ、ポール・マッカートニー、シェリル・クロウとか。ちなみに女性遍歴も華やかでスザンヌ・ヴェガと離婚した後、今はヴォンダ・シェパードと結婚しています。
佐藤−76位は86位から上がって、「Friends In Love」、ディオンヌ・ワーウィック・アンド・ジョニー・マティス。あまり大きなヒットにはなりませんでした。(最高位38位)
森井−AOR系ですね。ソングライターがジェイ・グレイドン、ビル・チャンプリン、デヴィッド・フォスター。
佐藤−75位が変わらず、「Juke Box Hero」フォリナー。
森井−『4』から4曲目のシングルです。ロバート・ジョン・マット・ラングのプロデュース。
大西−この★印や☆印は翌週も順位が保たれるというルールでしたよね。だからいびつなチャートになっていた。
佐藤−そう、★と☆の基準はその週によってけっこう変わっていたけど。
森井−まあ、★より☆の方が勢いがあるということで。
佐藤−前週★がついていたのに、順位がダウンしたのが...
森井−スティクスの「Mr. Roboto」。
佐藤−それもそうだったか。(83年4/23付で3位★印で、翌週4位へダウン)最初はクライマックス・ブルース・バンドの「Couldn’t Get It Right」だよ。(当時は★印だけで、77年5/21付で3位で★印付。翌週7位へダウン)当時、大騒ぎだったんだから。全米TOP40でも。翌週のラジオを聞いていて3位より下に登場して大ショックを受けたのを覚えている。史上初。これはあり得ない。聴いてる方もやってる方もあり得ない。一体、な、何が起きたんだって。この翌週も順位が保証される★は信じられないのかって。
大西−わっはっはっはっはっはっはっはっはっは...
佐藤−日本盤のシングル買っちゃったもん。買わなきゃいけないと思って。
大西−そのせいで。
佐藤−61位が69位からアップ、ウェイロン&ウィリーの「Just To Satisfy You」。
森井−ウェイロン・ジェニングスとウィリー・ネルソンですね。
大西−当時何歳ぐらいだったんですか。
森井−40超えたぐらい。(ウェイロン=44歳、ウィリー=48歳)
竹野−『忍冬(スイカズラ)』に出たころ(80年)だろ、あの映画に。
佐藤−『Honeysuckle Rose』って言ってくれよ。
竹野−ここでは逆なのね。
森井−『忍冬の花のように』。
佐藤−「On The Road Again」がヒットした。
森井−ちなみに作者の一人のドン・ボウマンはコメディアンとしても有名で、『アメリカン・カントリー・カウントダウン』の初代ホストでもありました。1973年からやってます。2005年からはキックス・ブルックスが担当しています。
佐藤−56位は64位からアップ、ダイアナ・ロスの「Work That Body」。
竹野−フィットネス・ブームの時か。
森井−ジェーン・フォンダの影響で、これもヒットしました。
佐藤−52位は59位からアップ、「When He Shines」、シーナ・イーストン。
森井−「眩しすぎる貴方」。
渡邉−あるんだ、邦題。
佐藤−「あなた」は禿げていた。48位は49位からアップ、「Tainted Love」、ソフト・セル。15週目のチャートイン。これから43週までチャートインし続けます。46位は54位からアップ、「Wake Up Little Susie」、サイモン&ガーファンクル。
森井−セントラル・パーク・コンサートからのシングルです。
竹野−この年、来てるよな、日本に。
森井−後楽園(球場)で見ました。さだまさしが近くにいた。他の人の話だと谷村新司もいたとか。
佐藤−43位は52位からアップ、「It’s Gonna Take A Miracle」。最高位は10位。
森井−「ミラクル・ラヴ」。プロデューサーは、フィラデルフィア・サウンドのトム・ベル。オリジナルはロイヤレッツ(65年41位)です。
佐藤−42位は47位からアップ、「Man On Your Mind」、リトル・リバー・バンド。
森井−邦題は「心変わり」。アルバム『光ある時を』からの第3弾シングル。これを最後に、ヴォーカルのグレン・シャロックは一旦脱退します。
佐藤−俺、見に行ったよ、リトル・リバー・バンド。渋谷公会堂に。妹と見に行った。2人で。妹が化粧して遅れた。高校生のくせに。それで1曲目の「Happy Anniversary」が聴けなかった。
森井−俺も見にたかったなあ。
佐藤−40位は45位からアップ、「If I Had My Wish Tonight」、デヴィッド・ラズレー。
森井−AOR系の人ですね。邦題は「風のファルセット」。
渡邉−邦題がある!
森井−ソングライターがランディ・グッドラムとデイヴ・ロギンス。
佐藤−よく出したねえ、日本のレコード会社は。
渡邉−今もそれぐらいやれよ。
佐藤−38位は46位からアップ、森井君の好きなダン・フォーゲルバーグの「Run For The Roses」。
森井−『イノセント・エイジ』から4曲目のシングルです。邦題は「バラに向かって走れ」。
佐藤−「バラに向かって走れ」、日常生活ではバラに向かって走ることはないなあ。
森井−これはケンタッキー・ダービーについて書いた曲なんです。競走馬が優勝すると馬にバラが贈られる。
佐藤−そうか、馬に「バラに向かって走れ」と言っているんだ。
竹野−「明日に向かって撃て」をイメージしちゃうけど。
佐藤−35位は24位からダウン、「Pac-Man Fever」、バックナー&ガルシア。
渡邉−この前、どちらか死にませんでしたっけ。
佐藤−そうだった?(2011年11月ゲーリー・ガルシア死去)34位は14位からダウン、クインシー・ジョーンズ・フィーチャリング・ジェームズ・イングラムの「One Hundred Ways」。いい曲だ。ところでこの3年後にUSAフォー・アフリカがあるんだけど、ソロとっているんだよね、ジェームズ・イングラムは。あと誰だっけ?ソロはすごいよ、この程度のヒット曲で起用されたんだから。
森井−クインシーが、俺が入れると言ったら入れるんだって感じで。
佐藤−あとが、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン。
森井−スティーヴィー・ワンダー。
山本−レイ・チャールズ。
佐藤−その中にジェームズ・イングラム。
森井−しかも2回も歌っているし。
大西−一応、「Baby Come To Me」で1位はとっている。
佐藤−でも武道館に来た時、見に行きました。クインシー・ジョーンズの公演で、パティ・オースチンとか一緒に来ていた。クインシー・ジョーンズがこの前(2013年7月)来たのが30何年振り(32年)で、それがその時のコンサートだった。81年ぐらい?「愛のコリーダ」の大ヒットで来た。
竹野−クインシー・ジョーンズって『鬼警部アイアンサイド』のイメージが強くて。
佐藤−♪ジャッチャチャッチャ チャッチャー、ウィークエンダーだ。新聞によりますと...
渡邉−こそこそ見てました。
佐藤−再現ビデオ。
竹野−映画音楽の世界ではとんでもないすごい人なんだよ。
佐藤−81年のコンサートは2回目の脳腫瘍の手術をした後の復活コンサートだった。31位は33位からアップ、「Genius Of Love」、トム・トム・クラブ。
渡邉−この曲は、マライアの「Fantasy」。(サンプリングされた)
森井−邦題は「悪魔のラブソング」。
佐藤−30位は31位からアップ、「Mama Used To Say」、ジュニア!好きだったな、これ。♪ママユーストゥセイ ってなんで歌わないの。
大西−いやいや。
佐藤−この年代知らないんだよなあ、玉村君だったら♪ママユーストゥセイって歌ったかもしれない。
森井−玉村さんとライオネル・リッチーのコンサートで会いました。
大西−1曲目が「Just For You」で、感動してたって。
森井−普通の人は、「なんだこれは」なんだけど。
佐藤−25位が変わらず、「Baby Makes Her Blue Jeans Talk」、ドクター・フック。
森井−最後のTOP40ヒット。邦題が「ブルー・ジーンズ・エンジェル」。ビデオはセクシーな女の子が出てくる。
佐藤−「エンジェル」なんだ。22位は28位からアップ、レイ・パーカー・ジュニアの「The Other Woman」。
森井−ソロになってからの最初のヒット。最近レイディオを再結成して、ビルボード・ライブに来ますよ。
佐藤−この頃、新宿厚生年金ホールで見た。20位は23位からアップ、「I’ve Never Been To Me」、シャーリーン。「愛はかげろうのように」。
渡邉−なんでモータウンなんだろう。
佐藤−この頃は、モータウンも白人アーティストを売り出そうとしていたことがあった。
森井−この曲は77年に97位まで行ったんだけど全然ヒットしなくて、同じころにメアリー・マグレガーがこの曲を歌って、こっちは「幸せはかげろうのように」という邦題だったんだけど、イージー・リスニング・チャートでしかヒットしなかった。シャーリーンも1回引退したんだけど、あるディスクジョッキーがかけたら火がついてヒットした。
渡邉−小さい時に雅夢の曲と一緒かなって思ってました。「愛はかげろう」。
佐藤−こっちは「愛はかげろうのように」だ。19位は変わらず、「Goin’ Down」、グレッグ・ギドリー。
森井−これもAORでは人気の高い曲です。邦題が「ラスト・タイム・ラブ」。
佐藤−18位も変わらず、「Nobody Said It Was Easy」、ル・ルー。
森井−邦題は「光を求めて」。ルイジアナ州出身のロックバンドです。
佐藤−ルイジアナズ・ル・ルーという時代もあった。17位は22位からアップ、ビートルズの「The Beatles Movie Medley」。この曲だけはCD化されていない。昔ファンクラブでは配られたらしい。13位からアップ、9位がポール・デイヴィスの「’65 Love Affair」。
森井−邦題は「恋人たちのメモリー」。
佐藤−「I Go Crazy」の時のイメージとは違う。日本ではこの人は田中康夫が『なんとなくクリスタル』で「I Go Crazy」を使って...
森井−それだから日本盤が出たっていうのもあるでしょうけど。
佐藤−サウンドトラックでこれを使って初めて日本でポール・デイヴィスが紹介された。ふざけんじゃない!アルバムのジャケットも全然違うじゃないか。これは怒ったね。
渡邉−この部分はちゃんと書きましょうね。
佐藤−ふざけんじゃない!第6位は21位からアップ、登場3週目で第6位です。「Ebony & Ivory」、ポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダー。
渡邉−今の世界にこの曲を流したらどうですか。
佐藤−第5位は6位からアップ、「Don’t Talk To Strangers」、リック・スプリングフィールド。第4位は変わらず、「Freeze-Frame」、J.ガイルズ・バンド。第3位も変わらずで「Chariots Of Fire」、ヴァンゲリス。
森井−アルバムでは「Chariots Of Fire」という別の曲が入っている。
佐藤−サウンドトラック『Chariots Of Fire』(『炎のランナー』) ではこの曲は「Titles」というタイトルになっている。
森井−「Chariots Of Fire」は翌々週22週目で第1位になる。それまでの記録のニック・ギルダーとロバート・ジョンの記録を抜いた。
佐藤−1位になるスロー記録を更新しました。それまでは21週目で1位になったニック・ギルダー「Hot Child In The City」(78年)とロバート・ジョンの「Sad Eyes」(79年)が記録でした。第2位が「We Got The Beat」、先週と変わらずで、ゴーゴーズ。第1位も先週と変わらず、6週連続第1位で「I Love Rock N’ Roll」、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツでした。

(2014/4/26 東京・練馬「沖縄料理 ゆんたく」にて)
☆『全米TOP40 THE 80’S』(原盤ディスクジョッキー:ケイシー・ケイスン ラジオ日本毎週土曜日17:55−21:00[不定期])
☆『全米TOP40 THE 80’S DELUXE EDITION』(解説:矢口清治 ラジオ日本毎週日曜日22:00−23:00)