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☆CHARTBOMB PART2 2013年11月 (第137回)by ビるぼーず

・このコーナーは、あめりかん☆ぱい佐藤直人が当店のお客様と一緒に、毎月1回飲みながら最新ビルボード・チャートを見てあーだこーだ語るコーナーです。参加されているメンバーは大雨でも地震で電車が止まってもやって来る熱心な方々。私は彼らを「びるぼ〜ず」と命名させていただきました。
この「びるぼ〜ず」ですが、2009年12月にしゃかりのチアキさんに「ビるぼーず」と命名していただきましたので改名しちゃいました。
・今月も最新チャートを、懐かしい音楽を、酒とともに語り合おう!

【最新号はこちらのページです】
佐藤−ポール・マッカートニーの話、聞かせて。
田中−東京3日間で2日目だけ曲目をちょっと変えたんですよね。ジョンの曲もやってました。
山本−ジョージの曲もやってたね。「Something」。
田中−「Something」は前回、11年前もやってました。ウクレレで。
佐藤−2002年か。その前が初来日でその前が中止になった。
田中−ビートルズじゃないポールは3回目です。
佐藤−俺は東京ドームで見た。ポール・マッカートニー&ウィングス初来日公演。すごいよね、71歳。
田中−71も感動でしたが、その2日前のボズ・スキャッグスも69でした。その間の水曜日は落語を聞きにいった。「My Valentine」の時に後ろにビデオが流れていたんですけど、ナタリー・ポートマンとジョニー・デップが出ているんです。
山本−『NEW』のアルバムでもアビー・ロード・スタジオでジョニー・デップが出ていたPVがあった。(「クイーニー・アイ」他にこのビデオにはメリル・ストリープ、ケイト・モス、ジュード・ロウなどが出演。)
田中−行ったの最終日なんですけど、最終日だからおまけで何かもう1曲やらないかと期待したんですが、それはなかったんですが、キョードー東京から、これ皆さんで振ってくださいって、入場の時にペンライト配られたんです。説明書きに「ネタバレで申し訳ありません」って書いてありました。「アンコールの「イエスタデイ」でこれを振ってください」って。これに対するポールのコメントは何もありませんでしたが。
山本−相撲に懸賞だした。
佐藤−3回出したんだよね。『NEW』で。個人名では出せないからね、大相撲の懸賞は。だからアルバム名で。さて、11月30日付です。第1位が8週連続第1位のロード「Royals」。
玉村−えっ!もう8週なの!年間1位?
山本−1位の得点としてはあまり高くないような。
佐藤−TOP10には入らないかな。カニエ・ウエストの「Gold Digger」(2005/9/17から10週連続1位で年間6位)とかデスティニーズ・チャイルドの「Independent Women Part 1」(2000/11/18から11週連続1位で、2001年年間10位)みたいにね。第2位がエミネム・フィーチャリング・リアーナの「The Monster」。
森井−リアーナとのコンビは?
佐藤−「Love The Way You Lie」(2012年1位)以来。
山本−この曲も1位になりそうな雰囲気ありますね。
佐藤−3位に初登場して、その後落ちずに先週、今週と2位。エミネムはアルバムが初登場1位の週に79万ぐらい売れてここ5年間では...あれ?書いてないな。テイラー・スウィフトの『Red』が120万、2番目が110万、レディ・ガガの『Born This Way』で、3番目がテイラーの『Fearless』。これも100万を超えていたような。4番目がジャスティン・ティンバーレイクの『The 20/20 Experience』の96万。これ発売第1週のセールス・ランキング。5番目がリル・ウェインの『Tha Carter IV』で6番目がエミネム。
森井−これだけセールスが落ちてきている中での数字だから立派です。
佐藤−先週エミネムのアルバム『The Marshall Mathers LP 2』が初登場した時、全アルバムの合計枚数の14%をエミネム1枚で占めて、さらにその週の2位から32位までのアルバム・セールスの合計に匹敵したって。極端だね。
山本−ストリーミングの時代になっちゃったからね。
佐藤−第3位が来年全米ツアーをやるマイリー・サイラスの「Wrecking Ball」。
森井−粘ってますね。
佐藤−4位が5位からまた上がったアヴィーチーの「Wake Me Up!」。これ6週目の4位だよね。リック・ディーズのTOP40ではずっと1位です。
山本−上位3曲が固まってたからね。
佐藤−10位がピットブル・フィーチャリング・ケシャの「Timber」。『Global Warming: Meltdown』に入っています。『Meltdown』というEPが出ていて、それに入っているんだけど、このEPを『Global Warming』にくっつけて出しなおした。そのため前に出ていた『Global Warming』は廃盤になりました。そして11位が切ない歌、パッセンジャーの「Let Her Go」。去年のアルバムです。ソロ・プロジェクトです。15位が「Blurred Lines」ロビン・シック・フィーチャリング・T.I.+ファーレル。さあ、年間1位か?今年はHOT100の週数とかTOP10の週数とか、それだけだととても「Harlem Shake」なんて年間TOP10にも入らないと思うけど、1位の週に1億(通常は1000万に満たない)という巨大なストリーミングのポイントがあったからね、この曲には。
山本−1位と2位の差が3.5倍という週が2週あった。
佐藤−その時の2位が1位から落ちた「Thrift Shop」だからね。いかにその時の「Harlem Shake」のポイントが巨大化していたか。これをちゃんと年間チャート集計にも評価するかどうか。
田中−じゃあここで大西さんにつなぎましょう。
佐藤−17位がザ・ネイバフッドの「Sweater Weather」。
山本−これもロック・チャートで夏ぐらいに1位だったのが今ごろ上がってきた。
佐藤−そして20位がなんと64週目のチャートイン、イマジン・ドラゴンズの「Radioactive」。
森井−記録更新ですかね。
佐藤−HOT100チャートイン記録の76週に行く?まだ20位だもんね。76週のジェイソン・ムラーズ「I'm Yours」も落ちてきてからの20位台が長かったような気がする。23位も先週35位に下がったと思ったらまた上がってきたエイウォルネイションの「Sail」。これも63週目。最高位17位をつけたのが56週目。最高位更新スロー記録を持っています。
山本−今週この曲赤丸をつけているけど、「Radioactive」を抜くかもしれない。赤丸の数で。
田中−赤丸の数を気にしているの、世界で山本さんだけだと思います。
山本−「Radioactive」が1位で「Sail」が2位。まだ5個ぐらい差がある。
森井−年間チャート発表の時期になるとまた赤丸が付いたりしますからね。
佐藤−さあ、25位がリエントリー、ボン・ジョヴィの「Livin' On A Prayer」。これWEBで最高位25位になっていたけどここでは1位に直しました。NBAのバスケットボールのボストン・セルティックスというチームのファンが、でもみんなカメラの位置を知っていてそっち見てるんだよね、この曲が休憩の間にかかって、この曲で踊りまくって、エアギター、エアヴォーカルで、階段をステージのように使って降りていって、周りの観客もまきこんで、それでこのビデオが受けたらしくて、1週間に550万ストリームスを稼いで25位に再登場。
田中−曲と何の関係もないじゃないですか。
佐藤−バウアーと一緒だよ。
山本−それも2009年のビデオ。
森井−それが今頃になって。
田中−それだったら横浜スタジアムの5回裏の踊りだって可能性がある。
佐藤−これからこのパターン、いっくらでも出てくるよ。でも翌週はチャートから消えちゃうんだけどね。グリーと一緒で2週と持たない。オリジナルが使われていれば、入っちゃうシステムだからね、曲とビデオの内容が関係なくても。カニエ・ウエストだって8年前の曲を使って個人が作ったビデオが受けて、16位だっけ?1週チャートインしたよね。
山本−YouTubeを見る方は、曲は関係ないですよ。
森井−日本人だって可能性がある。
山本−でも発売されてなければ入りようがない。バッドフィンガー(「Baby Blue」)は入らなかったけど、バッドフィンガーはその曲が聞きたくてデジタルで買っているのに、ボン・ジョヴィは別にこの曲が聞きたくてビデオを見てるわけではないのに、こっちがチャートに入る。
佐藤−そう。だからチャートにリンクされるようなこのシステムでいいのかってことだよね。この前もマイケル・ジャクソンの「Thriller」が1週だけ40位にはいったけど、あれはハロウィンでストリーミングで稼いだからね。
山本−あれは、マイケルが見たくて見ているんだからいいけど。
森井−オリジナルのアーティストが作ったビデオしかカウントしないって変えないと。
山本−ビルボードが変えるかもしれないけれどね。
佐藤−YouTubeのミュージック・アワードでビデオ・オブ・ザ・イヤーが少女時代だったけど、チャートには全然影響しなかったねえ。
山本−韓国人のパワーを感じた。すごいね。
佐藤−26位がラナ・デル・レイ&セドリック・ジェルヴェの「Summertime Sadness」。このバージョンは『Now 48』に入っている。ラナ・デル・レイのアルバムはリミックスじゃない単独のバージョン。先週はCMAの影響でカントリー・アーティストの作品がアルバムでもシングルでも急上昇していた。先々週76位で先週一気に32位まであがって今週51位のテイラー・スウィフトの「Red」は、CMAでやったサム・ブッシュとアリソン・クラウスとヴィンス・ギルとでやったライブ・バージョンがその週のこの曲のダウンロードの60%を占めて一気に上がったのに、クレジットにはこの3人の名前はなかった。エアプレイとか他の要素を足すと50%超えなかったということか。
玉村−40位の「Hallelujah」(マシュー・シューラー)って何ですか。
山本−『The Voice』(シーズン5)です。まだ優勝したわけじゃないけど。
佐藤−レナード・コーエンの作品。k.d.ラングも歌ったっけ。(2010年最高位61位。ヴァンクーヴァー・オリンピックの開会式で歌ったライブ・バージョン)
山本−有名な曲なんだけど、オリジナルはチャートに入っていない。
佐藤−10週連続でダウンロードでシングルを発売しているジャスティン・ビーバーの初登場順位がどんどん下がっているんですが、今週は「All Bad」が50位に初登場です。
田中−実験失敗ですか。
山本−ダウンロードで得点を稼ごうっていうのは無理なんだよね。
佐藤−毎週発表して、ほしい人が買った後はもう誰もいないんだから順位は下がっちゃうよね。もう次の曲が出てくるんだから。それでいいのかねえ。
山本−アルバム出すでしょ。
佐藤−グレイテスト・ヒッツだったりして。2枚組で1枚はこれまでのヒット曲。もう1枚が今回の10曲。アルバム・チャートは第1位がレディ・ガガの『ARTPOP』。エミネムが2位に落ちて、3位に『NOW 48』が初登場。ビートルズの『On Air: Live At The BBC Volume 2』は7位に初登場。
山本−低いよねえ。
玉村−アーティストに勢いがないから。
佐藤−ビートルズの『Live At The BBC』(最高位3位)も34位にリエントリーしてきた。
山本−1位になってほしかった。
佐藤−どうだろうねえ。37000枚だっけ。ライブだし新曲があるわけじゃないし。
山本−ネタがないからね。
佐藤−前にも話したけど、『Anthology』を出した時に、シングルの「Free As A Bird」がね、12/30付で初登場10位だったんだよ。これって、12/21までの1週間の集計なんだけど、10万枚売れたんだよ、シングルが。これをあと2週間ずらして発売すれば同じ枚数なら初登場1位だった。つまり一番売れる時期をはずして発売すれば、いくら売れない時期とはいえ、ビートルズの久々のシングルならそれこそ話題が1点に集中してうれたのではないか。
玉村−1位獲れると思っていたから、あえてしなかった。
佐藤−アルバムは12/9付で初登場1位だった。俺だったら、1位の曲をもう1曲増やしたいという方で確率の高い方法を選んだね。
田中−ポールの『NEW』はオリコンで1位だった。
佐藤−アメリカでは初登場(が最高位で)3位だった。
玉村−アルバム・チャートのセールス枚数はダウンロードも入れてですか。
佐藤−もちろん。でもダウンロードはすでに前年比マイナスだからね。
山本−ストリーミング。金払うのはオンデマンド。ストリーミングは金払わない。オンデマンドのチャートにはビデオも含まれているんですよ。
田中−ビルボードでカウントされるのは有料だろうが無料だろうがいいんですか。
山本−有料の方が10倍ぐらい点がもらえる。だからYouTubeを加えるべきじゃないのに。
佐藤−世の中に流れている曲を集計してチャートにするっていう点では当たっているんだけどね。これ50位以上のポイントがあれば再登場できるっていう一線がなければ毎週毎週もっと多くの曲、それも昔の曲が登場しては消えるの繰り返しになっているんだろうね。日本のチャートだったら「恋するフォーチュンクッキー」をいろんな人がこの曲で踊っているビデオがあって、たくさん再生されているんだから、このポイントをチャートに入れればかなり上位を長く続けていることになったんだろうね。じゃあ、アーカイブ。今週は1976年11月27日付です。100位は47位からダウン、オズモンズの「I Can't Live A Dream」。
森井−オズモンズとしての人気はだいぶ下がっていた時期でした。
佐藤−この後オズモンズとしてのヒットってあったっけ。(最後のチャートヒットでした。)
田中−「Soldier Of Love」(89年2位)までいっちゃうんですか。
佐藤−ダニー・オズモンドのね。(この後、マリー・オズモンドで最高位39位が1曲、ダニー&マリーで最高位38位を2曲ヒット。)
山本−70年代は湯川さんの番組ではオズモンド・ブラザーズって紹介されてた。
田中−カルピスのコマーシャルは。
森井−ジミー・オズモンド。
佐藤−「ちっちゃな恋人」っていう日本語で歌った歌が日本でヒットした。以前『僕たちの洋楽ヒット』に入れました。
山本−「Crazy Horse」(72年14位)ぐらいから日本ではオズモンズになったような気がする。これとは別に、当時の日本盤のシングルは半分ぐらいアルバム・バージョンだった。
佐藤−それは、シングル・バージョンがあるのに日本盤のシングルはアルバム・バージョンだったっていう意味ですね。
山本−そういう時代があった。
佐藤−98位が59位からダウン、「Mr. Melody」ナタリー・コール。東京音楽祭(第5回)でこの曲で優勝。97位が64位からダウン、「Still The One」オーリアンズ。これも大好きだね。96位が48位からダウン、グラディス・ナイト&ピップスの「So Sad The Song」。
森井−邦題が「哀しみのしずく」。プロデューサーがバラードの帝王のマイケル・マッサー。
佐藤−94位が先週と変わらず、ドクター・フックの「A Little Bit More」。
森井−「あの娘はたったの16才」(「Only Sixteen」)に続く大ヒット・ナンバー。最高位は11位でしたけど彼ら屈指の名バラードです。
佐藤−93位が38位から大きくダウン、「A Dose Of Rock And Roll」リンゴ・スター。
森井−邦題が「ロックは恋の特効薬」。アメリカではアトランティック、イギリスと日本ではポリドールから発売されました。この時プロモ来日しました。
玉村−前から(プロデューサーは)アリフ・マーディンがやってるの?
森井−アトランティックだったから。
佐藤−90位初登場、「Sixteen Reasons」ラヴァーン&シャーリー。
森井−人気TVドラマの「ラヴァーン&シャーリー」役のペニー・マーシャルとシンディ・ウィリアムスが"ラヴァーン&シャーリー"として出した。曲はコニー・スティヴンスの60年代の大ヒット曲(60年3位)です。
佐藤−その割にはヒットしなかったんだね。(最高位65位)
森井−ちなみにこのTVドラマの主題歌はシンディ・グレコの「Making Our Dreams Come True」、邦題「夢は駆け足でやってくる」で、こちらはTOP40ヒット(最高位25位)でした。
佐藤−89位は変わらず、クール&ザ・ギャングの「Open Sesame (Part 1)」(「開けゴマ」)。この後『Saturday Night Fever』のサウンドトラックにも収録されます。88位が91位からアップ、ファンキー・キングスの「Slow Dancing」。
森井−イーグルスに曲を提供しているジャック・テンプチンが書いた曲で、後にジョニー・リヴァースがカバーしてヒット(77年10位)しました。
佐藤−へえ〜。♪スローダンシン スェイントゥーザミュージック がカッコの中に入っている、あれ?
森井−そうです。あの時はアドリシ・ブラザーズの「Slow Dancin' Don't Turn Me On」(77年20位)があったからカッコをつけたんでしょう。
佐藤−ああ、なるほど。パフィー・アミユミと一緒ですね。(日本のパフィーがアメリカでPuffyとしてデビューしようとしたら、パフ・ダディからその名前は使ってはいけないと使用を差し止められて、Puffy AmiYumiとしてデビューした。)そして93位から上がって87位が「9,999,999 Tears」ディッキー・リー。
森井−歌うとわかりやすいですよ。♪ナインミリオン ナインハンドレッド...
佐藤−「999万9999粒の涙」。
森井−「粒」はいらない。60年代はダンスヒットが何曲かあって、70年代はカントリー・シンガー。作者のラジー・ベイリーは80年代初頭にかけてカントリー・シンガーとして活躍します。
佐藤−86位は88位からアップ、キーン・ブラザーズの「Sherry」。
森井−キーン・ブラザーズは日本の方が人気が高いです。
玉村−これ、キーンだ。キーンてこの頃からやっているんだ。
森井−10歳か12歳ぐらいでした。デヴィッド・フォスター・プロデュースです。
佐藤−85位は初登場、「If Not You」ドクター・フック。これはヒットしなかったなあ。(最高位55位)
森井−邦題が「我が愛、それは君」。カントリーの方ではTOP40に入っている(77年26位)。
山本−なんで知ってるの?
佐藤−森井君だから。
森井−カントリーでは彼ら最大のヒットです。
佐藤−84位は86位からアップ、「Peter Gunn」デオダート。
森井−TVシリーズのテーマソングでヘンリー・マンシーニの作品です。
山本−オリジナル誰でしたっけ。
佐藤−デュアン・エディ?(60年27位)
森井−それは80年代にアート・オブ・ノイズと共演したカバーです。(86年50位)(レイ・アンソニーで59年第8位を記録。)
佐藤−オリジナルはヘンリー・マンシーニでいいのでは。83位は95位からアップ、「Blinded By The Light」マンフレッド・マンズ・アース・バンド。
森井−「光に目もくらみ」。オリジナルはブルース・スプリングスティーン。
山本−No.1ヒットだね。
佐藤−これこそシングル・バージョンじゃないと。アルバムは確か8分とか9分とかじゃなかったっけ。80位が変わらず、クリフ・リチャードの「Devil Woman」。最高位は6位。クリフ・リチャードはオリジナル・アルバムに、サントラ、ライブ、ベストを入れて通算100枚目のアルバムが発売されます。
森井−この時はロケット・レーベルなのでエルトン・ジョンが全面的にバックアップしていますね。
佐藤−ニール・セダカに続いてクリフ・リチャードも!78位が初登場、「Weekend In New England」バリー・マニロウ。
森井−「ニューイングランドの週末」。シングルの時はなぜか「恋のウイークエンド」に変わって、今はまた元の邦題に戻っています。
佐藤−シングルとしては「恋のウイークエンド」なんだろうなあ。76位は87位からアップ、「Torn Between Two Lovers」メアリー・マッグレガー。「過ぎし日の想い出」。
森井−ピーター、ポール&マリーのピーター・ヤーロウが作・プロデュースに参加。
佐藤−この曲の大ヒット(最高位1位)でこの人の人生は狂ってしまいました。穏やかに夫と農場で暮らしていたのにこの曲がヒットすればするほど家にいる時間が減っていって、遂には夫と離婚してしまうんです。でもアメリカでのヒット曲は80年までにあと5曲。その中での一番のヒットは「Good Friend」の39位でした。彼女はこの曲で夫との生活が破綻してしまったのでこの曲が好きではないみたいです。
森井−いつか彼女のCDを日本で出したいと思っているんですけどね。
佐藤−じゃあその時は日本でヒットした「SAYONARA」を入れてください。『銀河鉄道999』の映画でした。あと「Good Friend」も。そして73位が85位からアップ、「What Can I Say」ボズ・スキャッグス。
山本−アルバム『Silk Degrees』の1曲目でしたよね。
田中−この曲はライブではやりませんでした。
佐藤−邦題は「何て言えばいいんだろう」。71位が初登場、「Ain't Nothing Like A Real Thing」ダニー&マリー・オズモンド。
森井−アシュフォード&シンプソンが書いた名曲ですね。
佐藤−マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルで60年代にヒット(68年8位)。69位は79位からアップ、「Ob-La-Di, Ob-La-Da」ザ・ビートルズ。
森井−『White Album』ですが、『Rock 'N' Roll Music』から「Got To Get You Into My Life」の次のシングルという形で出しました。
田中−ポールの日本公演でも26曲目にやりました。
佐藤−なんでTOP40にも入らなかったんだろう(最高位49位)。67位は77位からアップ、「It Keeps You Runnin'」ドゥービー・ブラザーズ。
森井−先にヒットさせたのがカーリー・サイモン(76年46位)でカーリーの邦題が「孤独な天使」。ドゥービー・ブラザーズの方はオリジナルのままでした。
佐藤−65位は90位からアップ、「Walk This Way」エアロスミス。
森井−最初の邦題が「お説教」でした。
佐藤−その邦題、いつ消えたんでしょう。63位が82位からアップ、「This Song」ジョージ・ハリスン。
森井−「My Sweet Lord」の盗作騒動のあとにこの曲は違うんだという内容で出されました。
佐藤−歌詞が「これは盗作じゃない」って歌ってんの。最高位は25位。この曲シングルで買って、思わず自分で日本語に訳しちゃったよ。愛も恋も歌っていないシングルでこれだけヒットした。 62位が73位からアップ、「Flight '76」ウォルター・マーフィー・バンド。
森井−「運命76」に続く曲で、リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」をディスコ風にアレンジしています。
佐藤−60位が76位からアップ、「Whispering/Cherchez La Femme/Se Si Bon」ドクター・バザーズ・オリジナル・サバンナ・バンド。一発屋。3曲のメドレーですか。
山本−40年代の曲ですよね。
佐藤−55位は67位からアップ、「I Like Dreamin'」ケニー・ノーラン(最高位3位)。これはいい曲だった。
森井−「夢のバラード」。フランキー・ヴァリの「瞳の面影」の作者で、TOP40ヒットではもう1曲「愛の泉」(「Love's Grown Deep」)(最高位20位)があります。
山本−「レディ・マーマレード」(ラベル)もこの人の曲だよね。
佐藤−そうでした。54位は66位からアップ、「Enjoy Yourself」ジャクソンズ。
森井−「僕はゴキゲン」。
佐藤−ジャクソン5からジャクソンズになって初めてのヒット。最高位は6位。52位は65位からアップ、「Car Wash」ローズ・ロイス。No.1ヒット。この曲のプロデューサーでソングライターでもあるノーマン・ホィットフィールドがこのグループの女性歌手はなんて下手なんだって言ったというのを昔ラジオで聴きました。51位は変わらず、「Did You Boogie」フラッシュ・キャデラック&ザ・コンチネンタル・キッズ。
森井−「愛しのブギー」。
佐藤−ウルフマン・ジャックが出てくる。48位が78位からアップ、「Saturday Nite」アース、ウィンド&ファイア。47位が初登場、「Lost Without Your Love」ブレッド。「愛のかけら」。
森井−一時的に再結成したときのシングル。
佐藤−この後TOP40には入らなかったけど「Hookded On You」という曲もよかったなあ。アメリカに行った時にこの2曲をシングルのA面B面で売っていたのを見つけて、買いました。当時ヒット曲2曲を7インチ・シングルのA面B面に入れて売るというのがかなりありましたね。ポール・ニコラスの「Heaven On The 7th Floor」(77年6位)を7インチで買った時もB面は「On The Strip」(78年67位)だった。45位が初登場、「Somebody To Love」クイーン。「愛にすべてを」。
森井−初登場一番人気です。
佐藤−そして44位が41位からダウン、「Lowdown」ボズ・スキャッグス。
田中−ステージは1曲目に「JoJo」をやって、「JoJo」から始まったぞって思ったら、その次から最新アルバム『Memphis』からブルースを5、6曲やって、うまいからいいんだけど、ああって思って、そこで「Miss Sun」をやって、あと「Lowdown」と「Lido Shuffle」。私が期待したボズ・スキャッグスはこの4曲だけでした。お約束で「We're All Alone」はやりましたけど。
佐藤−ブルース中心のステージだったんだ。39位は37位からダウン、「She's Gone」ホール&オーツ。
森井−「追憶のメロディ」。RCAで「Sara Smile」(76年4位)が大ヒットした後に、(前に所属していて74年に最高位60位だった)この曲をアトランティックが再び売り出した。(最高位7位)
佐藤−38位が42位からアップ、「Jeans On」デヴィッド・ダンダス。
森井−名曲だ。ブルータス・ジーンズのコマーシャルに使われた曲です。
佐藤−36位は34位からダウン、「A Fifth Of Beethoven」ウォルター・マーフィー&ザ・ビッグ・アップル・バンド。
森井−「運命 '76」。企画の勝利ってとこですね。
山本−『Saturday Night Fever』にも入ってましたよね。
佐藤−34位は27位からダウン、「Play That Funky Music」ワイルド・チェリー。
山本−今日うちの女房がサンダーのライヴにいっているんですよ。サンダーがこの曲をカバーしているんです。でもファンでもこの曲を知らない人もたくさんいるらしいです。
佐藤−33位は24位からダウン、「I Only Want To Be With You」ベイ・シティ・ローラーズ。「二人だけのデート」。
森井−オリジナルはダスティ・スプリングフィールド(64年12位)で、サマンサ・フォックスでもヒット(89年31位)しましたね。
玉村−いいこと言いますね。大好きなサム。
佐藤−29位は33位からアップ、「Hello Old Friend」エリック・クラプトン。
田中−2月に来ます。
佐藤−28位は32位からアップ、エレクトリック・ライト・オーケストラの「Livin' Thing」。
森井−邦題は「オーロラの救世主」。
佐藤−どこが。27位は31位からアップ、シルヴァーズの「Hot Line」。
森井−「ふたりのホットライン」。兄弟グループですね。9人ぐらい。
佐藤−26位は17位からダウン、「(Don't Fear) The Reaper」ブルー・オイスター・カルト。
山本−ハロウィンのベスト10に入ってましたね。
森井−邦題は「死神」ですからね。
佐藤−25位は16位からダウン、「If You Leave Me Now」シカゴ。
森井−「愛ある別れ」。初のNo.1ヒット。
玉村−今回はいいチャートですね。シカゴが入っていて、キーンも入っている。キーンにいたジェイソン・シェフがシカゴに入った。あとジェイソン・シェフはボズ・スキャッグスに曲を書いたこともある。「Heart Of Mine」。
佐藤−すごいねえ、この時まだ12歳でしょ。23位は13位からダウン、「Fernando」アバ。
森井−「悲しきフェルナンド」。
佐藤−来年再結成するかもしれない。「Waterloo」のヒットから40年を記念して何かやりたいって。22位が29位からアップ、「After The Lovin'」エンゲルベルト・フンパーディンク。これは俺、大好きだよ。
山本−ビートルズにとっては疫病神みたいな。ビートルズのUKでの連続No.1記録を寸断した人。エンゲルベルト・フンパーディンクの「Last Waltz」が1位で、「Strawberry Fields Forever」が1位になれなかった。(ポリドールから出た盤を除いて、63年の「From Me To You」から67年「Yellow Submarine/Eleanor Rigby」まで11曲連続第1位でした。この曲は「Penny Lane/Strawberry Fields Forever」として発売されて最高位2位でした。その後もビートルズは69年「The Ballad Of John And Yoko」まで6曲の1位を記録しています。)
森井−「After The Lovin'」はイージー・リスニングで1位ですが、カントリーでも40位を記録しました。
佐藤−21位は23位からアップ、「Love Me」イヴォンヌ・エリマン。
森井−作者はバリーとロビンのギブ兄弟で、『ジーザス・クライスト・スーパースター』のヒット(「I Don 't Know How To Love Him」71年28位)がありますが、歌手としては初のTOP40ヒットです。
佐藤−20位は25位からアップ、「Stand Tall」バートン・カミングス。
森井−「愛の絆」。ゲス・フー解散後初のヒットです。
佐藤−19位が「Sorry Seems To Be The Hardest Word」エルトン・ジョン。28位からアップ。
森井−「悲しみのバラード」。
佐藤−『Blue Moves』からのヒットでした。18位は20位からアップ、「I Never Cry」。
森井−「俺は泣かない」。
玉村−アリス・クーパーって(80年代に)ヒットありますよね。
森井−「Clones (We're All)」「これが俺たちさ」(80年40位)。
佐藤−「Poison」(89年7位)。バラードが3曲、とてもいい曲がありますから。「I Never Cry」(77年12位)と「You And Me」(77年9位)、「How You Gonna See Me Now」(78年12位)。是非聴いてください。17位が19位からアップ、「The Best Disco In Town (Medley)」リッチー・ファミリー。
森井−「ディスコは恋の合言葉」。
佐藤−7インチシングル(日本盤)はA面とB面に分けて収録されていました(A面がパート1で3:18、B面がパート2で4:02)。22位から上がって16位が「You Make Me Feel Like Dancing」レオ・セイヤー。「恋の魔法使い」(最高位1位)。
玉村−そのタイトルはよくあるんですか。
森井−ドナ・サマー(「Love Is In Control (Finger On The Trigger)」(82年10位)。
佐藤−15位は10位からダウン、ピーター・フランプトンの「Do You Feel」。
山本−「紫の夜明け」。
佐藤−アルバム・バージョンは長いよ。14位は18位からアップ、「You Don't Have To Be A Star (To Be In My Show)」マリリン・マックーとビリー・デイヴィス・ジュニア。
森井−「星空の二人」。フィフス・ディメンションのメイン・ヴォーカルだった二人です。
山本−ホイットニーの「Saving All My Love For You」はこの人たちのカバーだった。(78年のアルバム『Marilyn & Billy』に収録)
佐藤−第10位が「Nadia's Theme (The Young & The Restless)」バリー・デ・ヴォーゾン&ペリー・ボトキン・ジュニア。11位からアップ。
森井−「妖精コマネチのテーマ」。元は映画『動物と子供たちの詩』のために書かれて、TVドラマ『ヤング・アンド・レストレス』に使われて、1976年モントリオール・オリンピックでコマネチの演技の時に使われた。
佐藤−第9位が「More Than A Feeling」ボストン。12位からアップ。ニュー・アルバム出ます。
森井−「宇宙の彼方へ」。
佐藤−第8位がワンアップ、「Beth」キッス。
森井−初のTOP10ヒット。ピーター・クリスがヴォーカルです。
佐藤−第7位は8位からアップ、「Just To Be Close To You」コモドアーズ、第6位が5位からダウン、リック・ディーズの「Disco Duck」。
玉村−リック・ディーズって、あの(DJの)リック・ディーズ?
佐藤−そうです。第5位が6位からアップ、「The Rubberband Man」スピナーズ。この後2位までいくけど日本では全然ヒットしなかった。第4位は変わらず、「Muskrat Love」キャプテン&テニール。第3位も変わらず、「Love So Right」ビー・ジーズ。
森井−「偽りの愛」。
佐藤−私が全米チャートを聴き始めた頃です。第2位も変わらず、「The Wreck Of The Edmund Fitzgerald」ゴードン・ライトフット。
森井−「エドモンド・フィッツジェラルド号の難破」。6分近いストーリー・ソングです。
佐藤−そして第1位はこの時3週目の第1位で、77年の年間第1位となるロッド・スチュワート「Tonight's The Night (Gonna Be Alright)」。
森井−「今夜きめよう」。
佐藤−当時は11月第1週から翌年10月最終週までが年間チャートの集計期間だったので、76年の年末まで1位を続けたこの曲が77年の年間1位に輝きました。
森井−当時放送禁止にした局もありました。
佐藤−最後のフランス語の女性のささやきがひっかかった。当時はここをカットして発売するクリーン・バージョンがなかった。
森井−最近はここをカットしたバージョンが出回っている。
山本−それはまずいな。
佐藤−そういえばジョエル・ホィットバーン(レコード・リサーチ)は来年キャッシュボックスのTOP POP SINGLESを出すよ。1952年から1996年まで。
森井−昔はキャッシュボックスの知名度は高かったですよね。ライナー・ノーツもキャッシュボックスで1位とか書かれていた。 (2013/11/23 東京・新橋「魚金二号店」にて) ☆『全米TOP40 THE 80'S』(原盤ディスクジョッキー:ケイシー・ケイスン ラジオ日本毎週土曜日17:55−21:00[不定期]) ☆『全米TOP40 THE 80'S DELUXE EDITION』(解説:矢口清治 ラジオ日本毎週日曜日22:00−23:00)