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☆CHARTBOMB PART2 2013年7月 (第133回)by ビるぼーず

・このコーナーは、あめりかん☆ぱい佐藤直人が当店のお客様と一緒に、毎月1回飲みながら最新ビルボード・チャートを見てあーだこーだ語るコーナーです。参加されているメンバーは大雨でも地震で電車が止まってもやって来る熱心な方々。私は彼らを「びるぼ〜ず」と命名させていただきました。
この「びるぼ〜ず」ですが、2009年12月にしゃかりのチアキさんに「ビるぼーず」と命名していただきましたので改名しちゃいました。
・今月も最新チャートを、懐かしい音楽を、酒とともに語り合おう!

【最新号はこちらのページです】
佐藤直人−これから雷が落ちて大雨が降るかもしれない天気模様の中、明日フジロックにバウアーを見に行く大西さん。
大西宏明−はい、行ってきます。これだけは見ておかないと思いまして。
佐藤−またご報告をお願いします。8/3付ビルボードHOT100。第1位が7週連続の第1位となったロビン・シック・フィーチャリング・T.I.+ファーレルの「Blurred Lines」。
小貫昌夫−今年一番(長い1位)は何でしたっけ。
佐藤−これです。6週が2曲。「Thrift Shop」(マックルモア&ライアン・ルイス・フィーチャリング・ワンズ)と「Locked Out Of Heaven」(ブルーノ・マーズ)。
大西−バウアー(「Harlem Shake」)とこれと...微妙ですねえ〜。
佐藤−年間2位の話だと思いますが、ロビン・シックはまだ落ちないよ。先週で2位と1.76倍の差とか。
大西−来週、ワン・ダイレクション(「Best Song Ever」)が来るでしょ。でも(ワン・ダイレクションの)セールス落ちてるからねえ。
佐藤−仮にそれが初登場1位としても翌週は落ちてまたこれが1位に返り咲く。
大西−そうですね。3日でYouTubeが3000万だったかな。そのうちアメリカ国内がどのくらいいるかわかりませんが。ロビン・シックは10週(1位)は行くんじゃないですかねえ。それ以外あまり強いのが見当たらない。
佐藤−ロビン・シックの勢いが落ちた頃、イマジン・ドラゴンズ(「Radioactive」)が保っていれば...
大西−まさかの...登場1年以上たってから1位。
佐藤−期待したいねえ。第2位はマイリー・サイラスの「We Can't Stop」。マイリー・サイラスはまだ1位がありません。「Party In The U.S.A.」とこの曲の2位が最高。
大西−安売りとかやっても1位に届かないかも。
佐藤−ストリーミングではすでにこの曲が1位だから他のプラスの要素がないとね。
八亀弘和−今でもコンスタントにヒットを出しているんですか。
大西−いや、これが久しぶり。
佐藤−ビルボードのインターネット投票でいろいろな部門があったけれどカムバック賞の1位がマイリー・サイラスだった。
大西−今の時期にやるから。6月にやっていればダフト・パンクだった。「Get Lucky」が12年ぶりのヒット。
佐藤−第3位がイマジン・ドラゴンズの「Radioactive」。登場47週目で43週目に記録した最高位3位を再び付けています。年間5位以内にはいるかな。下がる時も急には下がらないでしょう。
小貫−上2曲と差があるんですか。
佐藤−1位と2位がめちゃくちゃ差がある。
大西−だからそう簡単には1位にならない。今でもエアプレイが上がっている。
小貫−じゃあ最高位更新の可能性がある。いいじゃないですか。
佐藤−47週でさらに最高位更新を狙うなんて、山本昌か?
小貫−最初のシングル「It's Time」(最高位15位、登場週数=47週)よりも上に行くとは思わなかった。
大西−「Radioactive」の方はロック・(エアプレイ)チャートで21週1位ですか。新記録ですね。
佐藤−ロック・ソングス・チャート自体が2009年スタートなんだけど、フー・ファイターズの「Rope」の20週1位を抜いちゃった。ロック・チャートは(昨年10月からロック・ソングス・チャートとロック・エアプレイ・チャートに分離、ともにそれまでの記録、週数を継続して発表されている。)第4位が5週連続2位のあと下がった「Get Lucky」ダフト・パンク・フィーチャリング・ファーレル・ウィリアムス。第5位がブルーノ・マーズの「Treasure」。
小貫−ビデオが90年代前半のダンスっぽい映像なんです。
佐藤−上が強いからねえ、どこまで行くか。第6位が「Can't Hold Us」マックルモア&ライアン・ルイス・フィーチャリング・レイ・ダルトン。
玉村裕之−これいい曲ですね。
佐藤−ラップ・ソングス・チャートでずっと1位です。1/19に「Thrift Shop」が1位になって4/27まで15週間1位。5/4からはこの曲が1位で今週まで14週連続1位。シングル・チャートで1アーティストで29週間1位を独占ていうのは、他にあったかな?ラップ・チャートでT.I.が20週連続1位を2回やっている。ブラック・アイド・ピーズがHOT100で「Boom Boom Pow」と「I Gotta Feeling」で2009年に26週連続で1位になっている。1曲の最長はあれかなあ。アダルト・コンテンポラリーの...
小貫−28週ですか。
佐藤−アンクル・クラッカー・フィーチャリング・ドビー・グレイの「Drift Away」(2003−2004年、28週1位、そのうち23週が連続1位)。そして第7位がフロリダ・ジョージア・ライン・フィーチャリング・ネリーの「Cruise」。
小貫−ダウンロードが400万と書かれています。
佐藤−500万を超えているらしい。カントリーで500万を超えているのは他に「Need You Now」(レディ・アンテベラム)と「Love Story」(テイラー・スウィフト)だけ。カントリ・ソングス・チャートで21週目の第1位。これはカントリー・チャートの歴代1位週数のタイ記録。(8/24付で24週1位継続中) 1944年からのカントリー・チャート、当時はジュークボックスとかベスト・セラーズとか分かれていたけど、それらすべての記録を含めて1位タイ。4曲目の21週1位です。
小貫−カントリー・エアプレイ・チャートではこの曲で「ネリー」は入っているんですか。
佐藤−どうなのかなあ。入っているんじゃないかなあ。(失礼しました。入っていません。1/19の4位を最後にこの曲は消えています。その時もネリーはフィーチャリングされていませんでした。)ダウンロードはネリーが入っていない方が売れている。第8位がジェイZ・フィーチャリング・ジャスティン・ティンバーレイクの「Holy Grail」。先週と変わらず。
小貫−正式に"ハイフン"が取れたらしいですね。ジェイZは。
佐藤−本当だ。"Jay-Z"じゃなくて"Jay Z"になっている。
小貫−このアルバムからです。大事ですよ。
玉村−エクセルで集計してたら変わっちゃいますよ。
佐藤−ダリル・ホール&ジョン・オーツみたいだ。ジェイZは先週HOT100に7曲同時初登場で歴代4番目の記録を作りましたが、歴代1位は誰でしょう。
大西−デヴイッド・クック。
佐藤−正解。11曲。7曲同時初登場はジェイZの他に2回あってこれは2回ともグリーでした。あと8曲と10曲が一人ずつ。
玉村−テイラー・スウィフト。10曲。
佐藤−正解。8曲の方はラッパーです。ヒント。HOT100に登場した曲数の第1位がグリーですが、206でしたっけ。この人は第2位です!
大西−リル・ウェイン。
佐藤−正解!第9位がアナ・ケンドリックの「Cups (Pitch Perfect's When I'm Gone)」。これも登場30週目で9位上昇中です。この曲はほとんどアカペラで1分ちょっとのサウンドトラック・バージョンが最初にチャートに入ったんだけど、それにストリングスをつけて長いバージョンに変えたらチャートを上昇し始めた。
大西−TOP10なら短いバージョンなら記録だったと思いますが残念ですね。
佐藤−短いバージョンの時はタイトルに「(Pitch Perfect's When I'm Gone)」がついていない。
大西−ヒットしたバージョンは、といったら新しいバージョンになっちゃうから記録にはならないですね。
佐藤−じゃあ、もうひとつクイズ。アナ・ケンドリックって女優さんなんです。この人、アカデミー賞とトニー賞の女優部門でともにノミネートの経験があって歌ってはTOP10ヒットを出した。このパターンの女優さんがあと1人います。というか2人しかいないんだ。もう一人は誰でしょう。ちなみに、ベット・ミドラーとダイアナ・ロスはアカデミー賞で女優部門で受賞していて、トニー賞にもノミネートされたんだけどこちらは女優部門じゃなかった。あともう一人は誰か。でもこの人はすごい人です。
八亀−バーブラ・ストライサンド。
佐藤−正解!
大西−バーブラ・ストライサンドはトニー賞受賞した時、アルバム出してました?(トニー賞受賞が62年。アルバム『The Barbra Streisand Album』がチャートインしたのが63年4月13日) アナ・ケンドリックはもともと女優でその後に歌がヒットしたから、誰以来かな。
玉村−エディー・マーフィーみたいな。
大西−そうそう、そんな感じ。
八亀−バーナデット・ピーターズとか。
佐藤−「Gee Whiz」(80年31位)か。
玉村−ブルース・ウィリス。ドン・ジョンソン。
佐藤−実はもう一人いる。だけどこの人はその曲に参加して歌っているのにアーティスト名にクレジットされていない。でもトニー賞にもアカデミー賞にもノミネートされたことがある女優さんでその曲は最高位5位を記録した。誰でしょう。
玉村−クレジットされてないって"ディオンヌ&フレンズ"の"フレンズ"みたいなもの?最近ですか?
佐藤−私はあまり知らなかったけど。1978年です。クレジットされていないのでこの記録には入らない。わからないよね。映画は『グリース』です。曲は「Summer Nights」。ストッカード・チャニングという女優さんがバックコーラスで入っていました。第10位がジャスティン・ティバーレイクの「Mirrors」。11位が「Same Love」マックルモア&ライアン・ルイス・フィーチャリング・マリー・ランバート。MTVのビデオ・ミュージック・アワードが8月の終わりに発表されるけど、今年から新設された部門に社会的なメッセージを含んだ曲が対象の部門があるんだけど、その中にこの曲が入っていました。これは連邦法で婚姻関係は男女間のみとはしないというのが認められて、それで上昇に勢いがついた。同性愛を差別するなみたいな歌だよね。マックルモアのおじいさんと2人のおじさんが同性愛者だったとか。
大西−でもその人たちはバイだった?
佐藤−そうじゃなければ彼は生まれてないでしょ。デビューから3曲連続でフィーチャリング・アーティストが違う。
玉村−史上初だ。
大西−20位のロッコ(・フィーチャリング・フューチャー&リック・ロス「U.O.E.N.O.」)ですが、プロデューサーとソングライターの欄がいまだに"Not Listed"になっている。15週もたってまだわからないのか。
玉村−いよいよ"ノット・リステッド"というソングライターが登場した。
佐藤−じゃあ、曲名も「Untitled」にすればいいのに。名前を出せない人が作っている?さて下の方では?「Thrift Shop」がまだ24位にいます。それも28位から上がっている。登場42週目。
小貫−エイウォルネーション「Sail」は?
佐藤−最高位30位で46週目。今週36位から34位に上がって赤丸付。ただ初登場は2011年で20週間は今年の年間チャート集計第1週目より前に記録しているからすべてが含まれるわけじゃないけど、なかなか上がりもしないが下がりもしない。年間何位だろう。
大西−今の時点で60位か70位にはいってるんじゃないですか。
佐藤−ええ、そうなの?
小貫−ここから「Radioactive」と同じ道を...
佐藤−最高位更新するのはこっちのが簡単なような気がする。(8/17付で登場48週目にして最高位27位を記録。最高位更新のスロー記録を更新しました。)それから先週88位から今週35位に上がったこの曲は何でしょう。フィナティックスの「Don't Drop That Thun Thun"」。ドント・ドロップ・ザット・サン・サン。「サン・サン」て何だ。「サン・サン」という単語はHOT100の曲名では知らないぞ。
大西−久しぶりのバカっぽいラップでいいですねえ。バカ・ラップです。
玉村−マライア・キャリー(「#Beautiful」)は普通にあがって普通に下がったね。(今週37位)
大西−最高位15位。アルバムからのファースト・シングルでは一番低い順位ですか?
佐藤−あのお、80位か90位ぐらいで終わった曲ってファースト・シングルじゃなかったっけ。(「Through The Rain」03年81位。アルバム『Charmbracelet』)
大西−そうです。もうこれで終わりかと思った。
小貫−ジャスティン(・ティンバーレイク)、また新曲(「Take Back The Night」先週47位初登場、今週39位)が入ってますけど、9月にまたアルバム出すんですよね。これだけヒットしているのに、なんかもったいない。
佐藤−『The 20/20 Experience』の続編が出る。
八亀−今年一番売れているアルバムなんですよね。
大西−唯一の100万枚。
佐藤−去年一番売れたアルバムは一昨年でたアデルの『21』だったね。売れないよ。さあアルバム・チャート。1位は先週と変わらずジェイZの『Magna Carta Holy Grail』。
大西−ジェイZはサムソンと組んで...。RIAAでは200万枚になっている。5ドルのアプリを買って、無料でダウンロードできる。
佐藤−100万人限定なんだよ。アルバム発売日の4日前にそれをやった。
大西−それを除けばまだ100万にもなっていないはずなんだけど。
八亀−シングルチャートですけど、80位のデミ・ロヴァートの「Made In The USA」って何かのメッセージ・ソングなんですか。("Our love was made in the USA"と歌ってました。)
佐藤−「In The USA」か。何とか「In The USA」って曲は他に何がありますか。
玉村・大西−「R.O.C.K. In The U.S.A.」(ジョン・クーガー・メレンキャンプ、86年2位)。
佐藤−そこから行く。大抵は「Born In The U.S.A.」(ブルース・スプリングスティーン、85年9位)じゃない。あと「Party In The U.S.A.」マイリー・サイラス(09年2位)。
大西−「Banned In The U.S.A.」(ルーク・フィーチャリング・2ライヴ・クルー、90年20位)。
佐藤−2ライヴ・クルーだっけ。「Born In The U.S.A.」のパロディね。
八亀−「High School U.S.A.」(トミー・ファセンダ、59年28位)みたいな...
佐藤−随分昔の曲だね。"U.S.A."だけにしちゃうと限りなく出てきそう。
八亀−この前、グリーのフィン(コリー・モンティス)が亡くなったじゃないですか。チャートファンとか洋楽ファンだけじゃなくて、僕の周りの人でも結構ショックを受けている人が多くて、フェイスブックとかブログとかで取り上げていて、そういう人が死んだのは久しぶりじゃないのかな。しかもチャート的にはオールタイムNo.1(グリーとしてのHOT100ヒット曲数)だし。
大西−主要キャストだから結構歌っていると思います。
八亀−『グリー』ってすごく影響がありますよね。知り合いの娘さんは、これ見てミュージカル女優目指してアメリカ行っちゃったし、『グリー』がきっかけで洋楽好きになりましたっていう人も結構いるんじゃないかって。
佐藤−俺は"グリー効果"って呼んでいたけど、グリーで取り上げられてそれがきっかけでオリジナルの曲もダウンロードされて、ジャーニーみたいにベスト盤が売れたり、オリジナルを知るきっかけになっているよね。ファンの「We Are Young」もそう。
大西−初めてまだヒットしていない曲を扱ったんですよね。
八亀−「Don't Stop Believin'」(09年4位)なんか第二のアメリカ国歌みたいになっていて...
佐藤−本当?
八亀−アメリカ行った時、ジャーニーの曲はこれしかかからなかったり、バーに行くと、これがかかると客が総立ちになってもりあがったり。若い世代と上の人との交流ができたりとか。
佐藤−ダウンロードのおかげで、しばらく印税が途絶えていた人たちにもグリーのおかげで多額の印税が発生したとか。
大西−でも死んだ後チャートに入ってこなかったですね。
佐藤−多すぎて50位を超えるポイントまで到達しなかったんだろうね。
玉村−チャートと関係ないんですが、ノーランズのメンバーも死んじゃいました。バーナデット。リード・ヴォーカルでした。コリーンは「夏は16才」だけリード・ヴォーカル。この原題は「Chemistry」ですが。全然関係ない。
佐藤−『僕たちの洋楽ヒット モア・デラックス』に「夏は16才」が入ってるんだよ。
大西−このあいだ、死んでからチャートに入った人いましたね。
佐藤−「Clouds」(ザック・ソビーク、26位=6/8付)。いろいろな人が参加したトリビュート・ビデオが出来てたね。じゃあアーカイヴ。1987年7月25日付。俺はこの頃何をやっていただろう。
玉村−その頃誰と付き合っていたかを思い出せばわかる。
佐藤−もう結婚していたよ。上の娘がちょうど生まれた月だ。第1位が...
玉村−えっ!1位からやるの?
大西−このあいだは下からやってた。100位が「Nothin」 とか。
玉村・大西−♪ナッシン...
佐藤―わかった、わかった、下からやります。この方たち上の方には興味がないからね。いつも最後に時間がなくなっちゃうから。
大西−今日は時間がたっぷりありますから、1位からやりましょう。最初ぱーっと飛ばしましょう。


佐藤−じゃあ、1位から10位までで言いたいことある人って違うでしょ。第1位はハートの「Alone」。ハート、「These Dreams」に続く2曲目の1位ですね。第2位はボブ・シーガーの「Shakedown」。
八亀−本人は大嫌いらしいです。ライブではやらないし、ベスト盤にも入れたくない。
佐藤−第3位がU2の「I Still Haven't Found What I'm Looking For」。第4位が「I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me)」。ホイットニー・ヒューストン。ここまで全部No.1ソング。この曲、上の娘が生まれた週の1位で、その週のHOT100ヒットを選んで90分のカセットテープを作ったよ。
玉村−それをあげたの?
佐藤−いや、おれが持っている。下の娘が生まれた時も作った。
大西−下から入れたんですか?
佐藤−上から。第5位が「I Want Your Sex」ジョージ・マイケル。6位が「Rhythm Is Gonna Get You」グロリア・エステファン&マイアミ・サウンド・マシン。第7位が「Something So Strong」クラウデッド・ハウス。第8位が「Heart And Soul」Tパウ。この時代は7インチのシングル盤が発売されていたからね。よく渋谷のタワーで買ってたよ。
大西−この時は全部7インチが出てますね。
小貫−この時はどの形態で発売されているか、書いてないんですね。
大西−カセット・シングルはあったんだけど全然少なかった。
小貫−カセット・シングルの最初ってどのくらいからなんですか。
大西−85、6年からあったんだけど、カセット・シングルのみの曲がチャートに入るようになったのが89年。
佐藤−カセット・シングルなんて、その後すぐCDシングルの時代になっちゃったから、今から考えると貴重だね。
八亀−あめりかん☆ぱいは一生懸命やってましたよね。
大西−ありがたかった。まだ持ってますか。
佐藤−HOT100で集めたからね。もちろん、持っているよ。
小貫−私はカセット・シングルが終わりの頃にちょっと買いました。ディクシー・チックスとかボー・ディーンズとか。
佐藤−第9位が「Don't Disturb This Groove」ザ・システム。10位が「Point Of No Return」エクスポゼでした。さて20位まででは?11位が「Funkytown」スード・エコー。
八亀−あのう、映画でタイトルが思い出せないんですけど、あっ、この話あまりふくらまないんで、いいです。
佐藤−いや、いいよ、聞かせて。
八亀−刑事もので世代感を出すために、携帯の着メロが上の人がシカゴで、下は「ファンキータウン」なんですけど、どう考えたても80年に聴いた人じゃなくて、87年に聴いた人なんです。だからスード・エコーを聴いて着メロにした。
玉村−シカゴは曲は?
八亀−70年代のシカゴ。
大西−「ファンキータウン」はこの後に2008年にチップマンクスで入りました。(最高位86位)
佐藤−13位がナイロンズの「Kiss Him Goodbye」。オリジナルはもっと長いタイトルだった。
八亀−スティームで「Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye」(69年1位)。
佐藤−16位がロビー・ネヴィルの「Wot's It To Ya」。ロビー・ネヴィルはこの後あまりヒットがなかったような。
大西−いや、あります。ええと、このあいだ思い出せなくて、また思い出せない。えーと、「Just Like You」(91年25位)。
玉村−あー、その「Just Like You」か。
佐藤−そうか。90年代はプロデューサーとかソングライターで活躍していたんじゃない。
八亀−もともと裏方出身ですよね。
佐藤−松田聖子がアメリカでセカンド・デビューの時のアルバムはロビー・ネヴィルが11曲中7曲ぐらい曲を提供していた。プロデューサーもやっている。全然ヒットしなかったけど。第17位が「The Pleasure Principle」ジャネット・ジャクソン。この曲が最高位14位で、この曲で連続TOP10記録が途絶えた。(86年「What Have You Done For Me Lately」4位から87年「Let's Wait Awhile」2位まで連続5曲。(ハーブ・アルパート「Diamonds」(87年5位)はチャートでクレジットされていないのでカウントしない。)そしてこの曲の後の「Miss You Much」(89年1位)から93年1位の「That's The Way Love Goes」まで9曲連続でTOP10入りを記録した。)
玉村−あっ、外、雷鳴っている。
佐藤−あっ、降りだしたね。隅田川(花火大会)どうなっただろう。21位が「Only In My Dreams」デビー・ギブソン。デビュー曲です。この時16歳ですけど、この曲は14の時に作りました。そして22位が「Don't Mean Nothing」リチャード・マークス。こちらもデビュー曲。(デビー・ギブソンはデビューから4曲連続、リチャード・マークスは7曲連続でTOP4入り)
小貫−リチャード・マークスは相変わらずヴァーティカル・ホライズンのプロデューサーをやっていて、新曲聴きましたけど私好みで。
佐藤−23位がウィスパーズの「Rock Steady」。
玉村・大西−♪ステエディ〜、ステエディロッキンオーナイロン〜
佐藤−両手を横に振り始めた。34位が「Can't We Try」ダン・ヒル(デュエット・ウィズ・ヴォンダ・シェパード)。"アリー・マクビール"のテーマソング(「Searchin' My Soul」)がヒットしたヴォンダ・シェパードです。この時に、昔こんな曲もヒットしてましたってこの曲が紹介される。
大西−邦題は何でしたっけ。
佐藤−知りません。調べておきます。(「とまどい」です)第41位が「Give To Live」サミー・ヘイガー。
大西−これがカラオケに入ってないんだよね。♪ガットゥ、ガットゥ、ギブトゥリ!!わっはっはっは。
佐藤−47位がジェニファー・ラッシュ(デュエット・ウィズ・エルトン・ジョン)の「Flames Of Paradise」。エルトン・ジョンは「Home Again」という曲がアダルト・コンテンポラリー・チャートに入って9月にはニュー・アルバムが発売されます。30枚目のスタジオ・アルバムです。ACチャートではチャートイン曲数でダントツの1位です。ACチャートでエルトンとともにNo.1が15曲あるもう一組のアーティストは誰でしょう。61年7月にアダルト・コンテンポラリー・チャートはスタートしています。フィル・コリンズではありません。70年代に活躍しました。ニール・ダイアモンドではありません。デュオです。
八亀−カーペンターズ。
佐藤−正解!さて、54位が「Diamonds」ハーブ・アルパート。書いてありませんがヴォーカルはジャネット・ジャクソンです。55位がジェリービーンの「Who Found Who」。書いてありませんがヴォーカルはエリッサ・フィロリオです。ところで家でも曲聴いて踊ってんですか。
大西−いやいやいやいや、踊らない。
佐藤−じゃあ、どこで踊ってんの?
大西−ここで。カラオケでも踊らない。ここだけ。
佐藤−俺たち貴重な体験をしているんだね。すごいもの見てるんだ。69位にグレン・メデイロスの「Nothing's Gonna Change My Love For You」が入っているので思い出したんだけど、この曲は確か湯川さんが日本語詞を書いてグレン・メデイロス本人が日本語で歌っているバージョンを発売したと思うけど、歌詞の中に日本語の単語だけじゃなくてフレーズが出てくるヒット曲って何があったっけ。100には入っていないけどクイーンの「手をとりあって」みたいな。
大西−ナイル・ロジャーズの「Let's Go Out Tonight」(85年88位)(「今夜どっかいこうぜ」「遊ぼうよ今夜」)
小貫−「Mr. Roboto」(スティクス、83年3位、「ドモアリガット、ミスター ロボット」など)。
大西−ミッシー・エリオットの「Get Ur Freak On」(01年7位、「これからみんなでメチャクチャ踊って騒ごう騒ごう」)。
佐藤−テイスト・オブ・ハニーの「Sukiyaki」(81年3位)で最後に「さよなら」って言っている。
八亀−カルチャー・クラブで「The War Song」(84年17位)で「戦争反対」って歌ってます。「Move Away」(86年12位)も。
佐藤−なるほど、出てくるね。さて98位がヨーロッパの「Rock The Night」。
玉村・大西−♪ロッ、ロックザナイ〜、オウ、オウ、オウ〜、オウ、ロックザナイ〜
小貫−ところでバカダンスの頂点の曲といったら何ですか。
大西−それはもう、スティーヴィーBの「I Wanna Be The One」(89年32位)ですね。あともう1曲ありましたが...
佐藤−バウアーじゃないんだ。じゃあそんなわけで本日の飲みながら食べながらのアメリカのヒットチャートを語る会を終わります。
(2013/7/27 東京・新橋「魚金2号店」にて)
次回は8/24「魚金・本店」で開催します。

☆『全米TOP40 THE 80'S』(原盤ディスクジョッキー:ケイシー・ケイスン ラジオ日本毎週土曜日17:55−21:00[不定期])
☆『全米TOP40 THE 80'S DELUXE EDITION』(解説:矢口清治 ラジオ日本毎週日曜日22:00−23:00)
☆NHKラジオ第1「懐かしのポップストップ10」解説:森井嘉浩 20:05〜21:30 放送予定日: 8/22(木)、23(金)、9/20(金)、27(金)