南の島の伝統治療薬「ノニ」の不思議な力は、6千年にわたり愛されてきました。
 
インドネシアなどの太平洋の島々の伝承薬として「ノニ」は大切にされてきました。

ノニ(学名Morinda citrifolia)は日本名ヤエヤマアオキといい、もともとはインドネシア原産の植物です。約6千年前頃から、食用や薬用、染色などに利用されていましたが、2千年前頃から太平洋諸島にも広がり、やはり伝承薬として、飢餓時の代用食として尊重されるようになりました。
インドネシアには約100種類ほどの亜種がありますが、現在でも「ノニ」は政府公認の「ジャムゥ」という伝統治療薬として愛され続けています。

 
みかんの4~5倍のビタミンCをはじめとする豊富な栄養成分。

薬のない時代に、ノニは多くの人を助けてきました。みかんの4~5倍のビタミンCをはじめ、蛋白質・炭水化物・ビタミン・ミネラル類が豊富かつバランスよく配合されていることに加え、ノニの特徴成分である「スコポレチン」も多く含まれ、人が本来の姿に戻ろうとするのをサポートしてくれます。
ノニは栄養バランスが崩れ、不健康になりがちな現代人にとっても、おおいに役立つ果実だといえるでしょう。

 
独特のニオイの元、「中鎖脂肪酸」こそが、パワーの秘密。

「ノニは身体にいいことは多くの人が知っているけど、あの独特のニオイがダメ」という人は多いと思われます。ノニの果実特有のチーズや銀杏にも似たニオイの元は、カプロン酸やなどの中鎖脂肪酸で、これこそがノニの健康パワーのかもしれないのです。
中鎖脂肪酸については、現在、医薬品や食品業界で盛んに研究が行われて、健康にとって欠かせないさまざまなパワーを持っていることが確認されています。
皮肉なことですが、あのニオイがあってこそ、ノニの力が発揮できるのです。